2019.3.18-産経新聞(正論)より
米国と戦えば中国は崩壊する 東京国際大学教授・村井友秀-(kopi-
米中対立の本質は超大国の地位を維持しようとする米国と、米国の地位に挑戦する中国の世界の覇権をめぐる争いである。今後、経済面で表面的に対立を糊塗(こと)することがあるとしても、文化と価値観が異なる米国と中国の間に信頼感は生まれない。 外交とは「棍棒(こんぼう)を持って静かに話す」ことであり、信頼感のない国家間の外交交渉の結果は戦争の結果に比例する。戦争に勝てない側が外交で勝つことはできない。










中国
2019年3月
中国問題  米国問題  世界の問題
  ポンペオ国務長官は著しく中国を批判している。新疆ウイグル自治区でのウイグル人弾圧:大量に強制収用され虐待や拷問により「中国化」が進められて
    いると、国際社会が問題視している。中国は宗教や民族の独自性を消そうとしている。「イラン」「南スーダン」「ニカラグア」のなまえも挙げ、
    「人権侵害と言う点で中国は比類なき行為に及んでいる・・・と批判した。驚かされるのは、ウイグル人の置かれた状況について、国際社会の認識と中国側
    の説明が、かけ離れているということだ。
  中国の取るべき対応は、批判をかわすことでも米国の移民政策に話を摩り替えることでもない。ウイグル人弾圧をやめ汚名返上することだ。そして、米政権
    に求めたいのは、人権問題を駆け引きに使わないということだ。通商、安保で中国側の譲歩があっても、ウイグル人弾圧の非を鳴らし続けなければならない。
    (2019.3.16)
中国問題  米国問題 世界の問題
  米国務省は13日、2018年版の国別人権報告書を公表した。中国政府少数民族ウイグル族イスラム教徒の大量収容を著しく強化している」とし、
    「80万人から200万人以上」が収容所に入れられている。「収容所では一部収容者への虐待、拷問、殺人が行われている」(2019.3.15)
中国は12日、少数民族ウイグル族らを強制的に収容しているとされる施設について「寄宿制の学校であり、虐待や自由の制限はしていない」と明言。
    国連人種差別撤廃委員会は昨年8月、テロ対策を名目にウイグル族ら100万人以上が強制的に収容されていると指摘。トルコ政府も2月、ウイグル族
    への同化政策を「人類の大きな恥」と非難した。然し、中国は中国最高人民検察院は活動報告で「暴力テロや民族分裂活動過激な宗教活動を断固打倒する」
    と言っている。 (2019.3.13)
インド問題 中国問題
  チベット仏教最高始動者ダライ・ラマ14世のインド亡命の契機となった「チベット動乱」(1959年3月10日発生)から60年経た10日、亡命チベット人が多く住む
    インドの首都ニューデリーで中国のチベット支配に抗議する大規模なデモがおこなわれた。(2019.3.11)
中国の第13期全国人民代表大会第2回会議で、チベット自治会分科会がチベット仏教最高指導者を非難。しかし、これは公的な場所で非難させ、中国共産党
     による統治を正当化させることと、多くの海外メディアの報道が明らかにしている。さらに海外メディアの「多くのチベット族ダライ・ラマを熱愛するのは
     なぜか?」との質問に対し、全人代の代表者らは「私の知る限り、熱愛している人はいない」と言っている。(2019.3.7)
中国の第13期全国人民代表大会第2回会議で、李克強首相少数民奥問題で「民族の団結・進歩に向けた教育を強化する」とともに、「キリスト教やイスラム教
     などを念頭に「宗教の中国化」を推し進める方針である。(2019.3.6)
  これは国際社会で問題視されている少数民族ウイグル族らの大量収容を正当化したものである。しかし、国連人種差別撤廃委員会は「新疆ウイグル族ら
     イスラム教徒100万人以上が再教育施設に強制的に収容されている」と決断している。キリスト教問題でも、中国化が進む。政府非公認の「地下協会」
     を強制閉鎖し、政府管理下の食おう開の普及を図っている。(2019.3.6)

このTopに戻る

monomousu   もの申す
最近のニュース
TOPにもどる