中国の孤立問題-1



2022.05.24-Yahoo!Japan(the Hankyoreh)-https://news.yahoo.co.jp/articles/5a8903f1181cf4eed4ff74589b2da251d9484ba6
韓国外相、IPEFに対する中国の反発に「新たな規範を尊重してほしい」

「韓米同盟を強化するといっても、韓中関係を等閑視するということではない」
   パク・チン外交部長官は23日、中国に対して「新たに形成されるインド太平洋の秩序と規範を尊重していきつつ、責任ある国家としての役割を果たしてくれることを期待している」と述べた。

  パク長官はこの日午後、ソウル外交部庁舎で行われた韓米首脳会談の結果ブリーフィングで、中国牽制に焦点を当てた韓米首脳会談後の韓中関係を問う質問にこのように答えつつ、「結局は韓国と中国の健康で成熟した関係を作るのに役立つと考える」と述べた。

  パク長官は「韓米同盟が強化されたといっても、韓中関係を等閑視するということではない。そして米国と中国の関係は、韓国にとっては『ゼロサムゲーム』ではない」と語った。続けて「中国がもしそのように懸念しているのなら、戦略的な意思疎通を通じて懸念を解消するとともに、相互に尊重しつつ今後の関係を発展させていくというコンセンサスを作ることが韓国外交の役割」と付け加えた。」
  韓国が参加することを決めたインド太平洋経済枠組み(IPEF)に関しても「中国が疎外感を感じたり、排斥されたりすることのないよう、地域の共生と共栄のために緊密に意思疎通していく」と述べた。
   パク長官の発言は、中国が表明した国際関係認識とは異なる。王毅外相は22日、中国-パキスタン外相会談後の記者会見で「IPEFが米国の地域経済覇権を守るための政治的な道具となって特定の国を意図的に排除するなら、その道は正しくない」と述べた。王外相は、米国のインド太平洋戦略の目的は中国包囲であり、アジア太平洋地域の国を米国の覇権の手先にしようとするものだとして、不快感をあらわにした。中国の官営メディアは、韓米首脳会談後の韓国の外交戦略の重大な変化は代価を支払うことになりうると報じている。
 パク長官は、今回の首脳会談で論議された韓米日3国の協力については、「北朝鮮の核とミサイルという安保の脅威に対応するために、そして経済安保という観点からも、韓米日の協力が重要であり、それは価値と規範にもとづいた協力になるだろう」と説明した。  米国のウェンディ・シャーマン国務副長官が近く訪韓し、韓米日3国次官級協議を行う予定だ。 クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )





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