新型コロナウイルス-1~2月


NHK 特設サイト-https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/?utm_int=detail_contents_news-link_001
新型肺炎:コロナウイルス
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)


2020.2.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012307931000.html
大阪 感染確認の女性が勤務する病院 外来診療など中止

大阪府は新型コロナウイルスへの感染が28日確認された40代の女性が、東大阪市の病院で非常勤で働いていたことを明らかにし、この病院は院内の感染を防ぐため、29日から外来患者の診療などを中止することを決めました。
  大阪府によりますと、女性が勤務していたのは東大阪市にある「医療法人清和会ながはら病院」です。
  女性は、今月19日にのどの痛みやせきの症状が出て、別の医療機関を受診しましたが、一時、症状が回復したため21日に、ながはら病院で非常勤の看護助手として勤務したということです。
  病院によりますと、女性は入院患者の入浴の介助や食事の配膳などを行っていた可能性があるということで、29日から当面、外来患者の診療や通所介護サービスを中止し、入院患者との面会も禁止する措置を取りました。
  また、女性が勤務していた病棟の職員や入院患者49人の健康観察を行っているということです。
  また、同じく感染が確認された女性の未就学の子どもは、21日に病院内の託児室に預けられていたということで、同じ日に託児室を利用した子ども12人と担当職員4人についても健康観察を行っているということです。
  ながはら病院は、「ふだん通院していて、不安があるかたは、電話をいただければ可能な範囲で対応したい」としています。


2020.2.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012307361000.html
WHO 世界的な危険性「非常に高い」に引き上げ

WHO=世界保健機関は感染が広がる新型コロナウイルスについて、世界的な危険性の評価を「高い」から「非常に高い」に引き上げ、感染の拡大に歯止めがかからない状況を防ぐために、各国に一層の対策を強く求めました。
  WHOは新型コロナウイルスの感染が広がるなか、先月23日から危険性の評価を公表していて、中国は「非常に高い」、世界的には「高い」としてきました。
  これについてテドロス事務局長は28日の記者会見で、「ここ数日間、世界中で感染の拡大が広がり続けていることを懸念している。状況を注視しており、危険性の評価を世界的に『非常に高い』に引き上げた」と述べました。
  危険性の評価は「低い」から「非常に高い」の4段階にわかれていて、「非常に高い」は最も危険だとする評価です。
    これに関してWHOで健康危機を担当するライアン氏は世界的な大流行を意味する「パンデミック」にどのくらい近づいているのかという質問に対し、「病気を封じ込めようとしている段階での『パンデミック』の宣言は有益ではない。『パンデミック』はすべての市民がウイルスにさらされるおそれのある状況を指す」と述べました。
  そのうえで、危険性評価の引き上げについて、「人々を怖がらせるためではなく、各国に理解を促すためのものだ」と述べて、感染拡大への強い危機感と共に、各国の意識を高めるねらいがあると説明しました。
  さらに「感染は世界各地に迫りつつあり、各国が対策を実施し、市民を守る義務を負っていることを訴えたい」と述べたうえで、まだ最悪の事態を避けられる可能性は残されているとして、感染の拡大に歯止めがかからない状況を防ぐために、各国に一層の対策を強く求めました。
  またWHOでは各国のなかで、中国以外で死者の数が最も多くなっているイランに疫学者や臨床医などのチームを派遣することを明らかにしました。


2020.2.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012308061000.html
感染確認の3人 同じ大阪のコンサートに参加 客は100人程度

大阪府は29日、緊急の記者会見を開き、高知県で新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された女性と、これまでに感染が確認されていた大阪府の男性ら2人の合わせて3人が、いずれも2月15日に大阪市内のライブハウスで行われたコンサートに参加していたと発表しました。会場にはおよそ100人がいたとみられ、大阪府は発熱などの症状があれば相談するよう呼びかけています。
  大阪府によりますと、29日新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された高知市の30代の看護師の女性が、2月15日の夜に大阪 都島区の「大阪京橋ライブハウスArc」で行われたコンサートに参加していたということです。
  会場には客など100人程度がいたとみられ、25日に札幌市で感染が確認された大阪府の40代の男性と、27日に感染が確認された大阪市の40代の男性の2人も、コンサートの関係者として加わっていたことが判明したということです。
  男性2人は翌日の16日に同じ会場で行われた別のコンサートにも参加していたということです。
  高知市の女性は、2月13日にかぜのような症状が出て、その後、医療機関を受診していましたが、コンサート当日にバスで大阪市を訪れ、午後5時半ごろから午後10時ごろまで会場に滞在したということで、この間、マスクを着けていなかったということです。
  一方、会場のライブハウスは保健所の指示に沿ってすでに消毒が完了しているということです。
  大阪府は15日と16日のコンサートに参加した人に対し、発熱や肺炎の症状があれば新型コロナ受診相談センターなどに相談するよう呼びかけています。
  大阪府の吉村知事は、記者会見で、「ライブハウスは非常に密閉された空間で、多くの人が近い距離にいた状況だ。参加した人は、健康面に留意して、症状が出たらすみやかに相談してほしい」と述べました。


2020.2.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012307731000.html
韓国 新型コロナウイルスの感染者2931人に

韓国政府は29日午前、新型コロナウイルスの感染者が28日から594人増え、2931人になったと発表しました。
  感染者のうち、3分の2以上は、新興宗教団体の教会で集団感染があった南部のテグ(大邱)に集中しています。また、死亡した人は3人増えて、16人となりました。
  死者の中には、入院ができず待機している間に死亡した人もいるほか、死亡後に感染が確認された人もいるということで、感染が急速に拡大する中、どのように治療や検査を進めていくかが課題となっています。
  また、韓国外務省によりますと、国内での感染者が増加したことを受けて、およそ70の国と地域が韓国からの入国を制限したり、入国のための手続きを強化したりしているということです。


2020.2.28-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012305601000.html
新型コロナウイルス 中国の死者2788人 感染者7万8824人に

中国では新型コロナウイルスに感染して死亡した人が27日、新たに44人増え、死者の数は2788人となりました。中国の新たな感染者の数は減ってきていますが、今後、企業活動が本格的に再開されれば、再び感染が拡大するおそれがあるとして警戒が続いています。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会によりますと、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、湖北省を中心に27日、新たに44人増え、中国での死者は2788人となりました。
  また、中国での感染者の数は、新たに327人増えて、合わせて7万8824人となりました。
  中国の新たな感染者の数はこのところ減ってきているほか、中国メディアは、症状が回復して退院した人が27日、1日で3622人となり初めて3000人を上回ったと伝えています。
  一方、共産党系のメディア「環球時報」は、中国の多くの地域で企業が活動を再開できておらず、今後、企業活動が本格的に再開されれば、再び感染が拡大するおそれがあると指摘しています。
  また、世界各地で感染者が増える中、海外から中国に入ってくる人が感染を拡大させる可能性もあるとして、感染防止の対策を徹底するよう警戒を呼びかけています。


2020.2.28-SANSPO COM-https://www.sanspo.com/geino/news/20200228/sot20022805020005-n1.html
体内でウイルス増殖か “再陽性”の大阪ガイド女性、感染の可能性低く

新型コロナウイルスの感染が1月に確認され、治療後の検査で陰性となり退院した大阪市の40代女性ガイドが、26日の検査で再び陽性になったことを受け、厚生労働省は27日、国立感染症研究所の研究者を大阪に派遣して調査する方針を決めた。大阪府の吉村洋文知事も同研究所に派遣を要請した。再度陽性になったケースは国内初。
   大阪府は、再感染の可能性と、体に残っていたウイルスが再び増えた可能性があり、どちらかはっきりしないとした。
   山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は、女性が外出しておらず再感染の可能性は低いとした上で、「ウイルス検査時、サンプルを採取するのどにはウイルスがいなくて、肺などにわずかに残っていた。それが活動を活発化させて、ぶり返したのではないか」と指摘した。
   女性は1月29日に感染が判明し、治療を受けて2月1日に退院。退院時と6日に検査を受けて陰性と判定され自宅で静養していたが、19日に喉の違和感や胸の痛みを訴え、26日の検査で再び陽性となった。


2020.2.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/life/news/200228/lif2002280063-n1.html
新型肺炎、イタリア北部州知事も「隔離」 欧州経済への影響懸念

 【パリ=三井美奈】イタリア政府は27日、新型コロナウイルスの感染者は650人に達し、死者は計17人になったと発表した。感染者は2日間で倍増した。イタリア経由とみられる感染は近隣国に急速に広がり、欧州経済への打撃になるとの懸念が出ている。
   イタリアの感染は北部ロンバルディア州が最も深刻で、感染者は400人を超えた。州都ミラノのオペラ劇場「スカラ座」は公演を中止。州内のバーやナイトクラブは午後6時以降、夜間営業が禁止された。
   現地に住む日本人女性(29)は「買いだめする人が多く、スーパーの棚から肉や卵、トイレットペーパーが消えた。みんな外出を避け、飲食店はガラガラです」と話す。
   同州で対策の指揮を執っていたフォンタナ知事は26日、フェイスブックの動画で「側近職員が感染した。私は現時点で陰性だが、2週間の隔離生活に入る」と宣言した。
   イタリアは欧州で対応が最も早かった国の一つだった。1月末、ローマで中国人観光客の感染が確認されると、政府はただちに非常事態を宣言。同州では今月21日に、最近の中国渡航歴がない人への感染が初めて発表された後、近隣自治体の住民の移動が原則禁止された。それでも歯止めがかからず、この人物の感染源もナゾのままだ。
   ロンバルディアは国内総生産(GDP)の2割を担う最大の産業州。調査機関「プロメテイア」は27日、今年1~3月期の伊GDPは2期連続のマイナス成長となり、景気後退に陥る可能性があると指摘した。
   欧州のサプライチェーン(供給網)への不安も広がる。自動車システム部品の大手「MTA」は、同州工場の停止を発表した。欧州自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)や仏ルノー、独BMWなどの生産に影響が出る可能性がある。

   ドイツ産業連盟(BDI)は今週、中国での感染拡大で、自動車や薬品など独企業約5千社が供給や販売で打撃を受けたと発表した。中国に代わる調達先を探す中、欧州での感染拡大が追い打ちをかける。伊元首相のジェンティローニ欧州委員(経済担当)はウイルス感染をめぐり、「経済的影響は確実に出る。欧州としての取り組みが必要」と訴えた。
   欧州ではフランスやスイス、ドイツ、オーストリアなどで、イタリア経由みられる感染確認が相次いでいる。


2020.2.27-Yahoo!!Japan ニュース-https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-51654314-bbc-int
新型ウイルス、イタリアで感染急増 24時間で80人増

感染が拡大する新型コロナウイルスをめぐり、国際社会が致命的なアウトブレイク(大流行)を封じ込めようと対策を講じる中、イタリア当局は26日、同国内の新型コロナウイルスの感染者数が80人増え、400人に跳ね上がったと発表した。
  イタリアは欧州での新型ウイルス感染の中心地となっており、感染者数が過去24時間で25%急増した。
イタリアの状況は
  新型ウイルスの影響を最も受けているのは、ミラノがあるロンバルディア州やヴェネチアがあるヴェネト州といった、工業が盛んな同国北部の複数地域。同国のアウトブレイクによる死者は12人に上っている。
  イタリア政府は市民を安心させようと努めており、感染の拡大を防ぐための措置を講じていると強調した。学校や大学、映画館は閉鎖され、複数の公共イベントが中止された。
  アウトブレイクの中心地にある11の町は封鎖されている。この地域には、あわせて約5万5000人が暮らしている。
  アウトブレイクによって、イタリアの景気が低迷するかもしれないとの不安が上がっている。ミラノで取材するBBCのマーク・ロウェン記者は、こうした不安は、市内のカフェにひと気がなく、多くのホテルがキャンセルされている状況を受けてのものだと指摘する。
  ステラ・キリヤキデス欧州委員(保健衛生担当)は、ローマでのイタリアの保健相との会談のあと、記者団に対し、「これは、懸念される状況ではあるが、我々はパニックに屈してはならない」と述べた。
  「このウイルスについては、とりわけその発生源や広がり方について、依然として多くの不明な点がある」
  複数の欧州諸国では、イタリアと接点のある新たな感染が確認されている。また、世界保健機関(WHO)は26日、新型ウイルスが発生した中国国外で、感染がより急速に拡大していると、初めて述べた。
  世界中では、これまでに約40カ国で8万人以上の感染が確認されている。その大半は、昨年12月に新型ウイルスが発生した中国国内で確認されている。
  新型ウイルスによる呼吸器疾患「COVID-19」での死者は、2700人以上に上っている。
他の欧州諸国、それ以外の地域は? 
  過去2日間では、オーストリア、クロアチア、ギリシャ、ノルウェー、スイス、ジョージア、北マケドニアがそれぞれ、初の感染者が確認されたと発表した。その多くは、イタリアへの渡航歴があるという。
  スペイン、フランス、ドイツでは、さらなる感染が確認された。アイルランドは、ラグビー欧州6カ国対抗戦シックス・ネーションズの、ダブリンで3月7日と8日に開催予定だったイタリア戦について、延期を発表した。
  13人の感染が報告されているイギリスでは、インフルエンザに似た症状の人も新型ウイルス検査の対象に含まれ、検査の実施件数が増加している。
  欧州以外では、アルジェリア、ブラジル、パキスタンもそれぞれ、初の感染が確認されたと発表。ブラジルでの症例は、新型ウイルスが中南米に到達したことを示している。
  中東での感染の主なホットスポットとなっているイランでは先週、合わせて19人が死亡し、139人の感染が報告された。イラン政府は26日、地域的流行への不安の声をよそに、同国内のいかなる市や町も封鎖する計画はないと述べた。
  イラン当局は、アウトブレイクの中心となっているコムへ行かないよう、人々に求めている。一方で、毎年数百人のイスラム教シーア派の巡礼者が訪れる、同市内の聖堂は閉鎖されていない。
  中国国外で最大規模の集団感染が起きている韓国は26日、これまでに1200人以上が感染し、12人が死亡したと発表した。
<解説>パンデミックは避けられないものではない――フィリッパ・ロクスビー、BBCニュース健康記者
  新型コロナウイルスのアウトブレイクの中心が、中国から世界のほかの地域へと移動している。特に、欧州へと。一見、悪い知らせのように思えるが、ポジティブな部分もある。1日あたりの新たな症例数が減少していることから、中国は、新型ウイルスを鎮圧しているようだ。
  これは、国民に自宅にとどまるよう求め、大規模な集会を中止し、移動を制限するといった、新型ウイルスを封じ込めるための取り組みが効果を発揮していることを示している。
  感染の封じ込めは依然として可能であり、世界的流行(パンデミック)は避けられなくはない、というのがWHO側のメッセージだ。この見方は、アウトブレイク対応に過剰反応することへの社会的、および経済的コストについて政府が警告しているイギリスでも共通している。
  公共の安全を守ることが優先事項だ。しかし、バランスのとれた責任あるやり方で対処することもまた、重要だ。


2020.2.25-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200225/k10012300831000.html
韓国 感染者977人に ムン大統領 感染者集中の南部訪問

韓国では新型コロナウイルスの感染者が970人を超え、死者の数は10人になりました。ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、感染者が集中している南部のテグ(大邱)を訪問し、感染の拡大に歯止めをかけるため対応に全力をあげると強調しました。
  韓国のムン・ジェイン大統領は25日午後、新型コロナウイルスの感染者が集中している南部のテグを訪問し、現地の病院などで報告を受けました。
  そして、地元の市長らと対応を協議し「今週中に感染者の増加傾向に明確な転換点を作り出さなければならない」と述べ、感染の拡大に歯止めをかけるため、対応に全力をあげると強調しました。
  韓国ではテグにある新興宗教団体の教会で集団感染が起きて、感染が急速に拡大したとみられており、韓国政府は信者の名簿を入手して、全員を調査する方針を示していますが、集団感染が起きた詳しい経緯は明らかになっていません。
  一方で韓国政府は25日午後、新型コロナウイルスの感染者が25日午前の時点から、さらに84人増えて977人となり、死者は10人になったと発表しました。
  また、航空会社の大韓航空は客室乗務員1人が、新型コロナウイルスに感染していたと明らかにし、詳しい状況を確認しているとしています。


2020.2.25-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012306471000.html
和歌山で70代男性が死亡 新型ウイルス

和歌山県内で新型コロナウイルスに感染して治療を受けていた70代の男性が28日、死亡しました。
  県によりますと70代の男性は発熱などの症状が出て、医師や患者への感染が相次いだ湯浅町の済生会有田病院に今月6日、入院しました。
  13日になって新型コロナウイルスへの感染が確認されたため別の病院に転院し、症状が重いことから人工呼吸器をつけて治療を受けていました。
  県によりますと男性は、22日と24日に行ったウイルス検査で陰性になっていましたが、肺炎の症状が改善せず26日に容体が急変して、28日昼過ぎに死亡したということです。死因は新型コロナウイルスによる肺炎などとなっています。
  和歌山県内で、新型コロナウイルスに感染した人が死亡したのは初めてで、仁坂知事は「人命が失われたことを深刻に受け止め、引き続き県として対策を進めたい」と述べました。
  新型コロナウイルスの感染が確認され国内で死亡したのはクルーズ船の乗客以外では5人となりました。


2020.2.24-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55996710U0A220C2I00000/
新型肺炎、イタリアで感染急増 一部自治体は封鎖

【ジュネーブ=細川倫太郎】イタリアで新型コロナウイルスの感染者が急増している。23日までに150人を超え、欧州では最多で中国以外では韓国に次ぐ規模になっている。コンテ首相は北部の11の自治体を封鎖したほか、「水の都」として知られるベネチアのカーニバルは中止に追い込まれた。詳しい感染経路は不明で、市民生活や経済への脅威になっている。
  「感染が一気に拡大したことに驚いた」。コンテ首相は23日、感染者が数日内にさらに増える可能性があると警鐘を鳴らした上で、ウイルスの封じ込めに「あらゆる手段を講じる」と述べた。感染はミラノがあるロンバルディアやベネトなど北部の州に集中している。
  伊政府は感染者が出ている両州の11の自治体を封鎖し、対象となる住民約5万人の出入りを禁止することを決めた。警察や軍を派遣して検問を設けるなど、厳戒態勢を敷いている。両州は24日からすべての学校を休校にする。ロンバルディアは映画館や博物館の閉鎖も決め、ミラノの名門歌劇場「スカラ座」も当面公演をとりやめる。
  イタリア北部は自動車やファッション産業などが集中し、伊経済の成長エンジンとなっている。伊政府は2020年の経済成長率を0.6%と予測するが、グアルティエリ経済・財務相は「新型コロナウイルスの影響が広がれば、下方修正する可能性がある」と話す。

イベントの中止や延期も相次ぐ。ベネト州は23日、世界三大カーニバルの一つ「ベネチア・カーニバル」を前倒しで終了した。25日に閉幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で継続は困難と判断した。中世から続くカーニバルには世界各国から数百万人の観光客が集まって、人々は仮装して街を歩く。イベントの中止で、ホテルや飲食店などの損失も大きくなりそうだ。
  23日はイタリアのサッカー1部リーグ(セリエA)もインテル・ミラノ―サンプドリアなど4試合が延期となった。サンプドリアには日本代表の吉田麻也選手が所属している。イタリアサッカー連盟は新型コロナウイルスに関する特別チームを設置した。
  イタリアでは21日にロンバルディア州で38歳の男性が感染していることが確認された。その後、わずか数日で感染が急速に広がった。感染経路が確認できない「市中感染」が広がっているとの見方も強まっている。


2020.2.24-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200224/k10012298931000.html
コロナウイルス 韓国で161人の新たな感染者 死者は7人に

韓国では、新型コロナウイルスの感染者が新たに160人余り増え763人となり、死者も7人となるなど、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています
。韓国政府は24日午前、新型コロナウイルスの感染者がさらに161人増え合わせて763人になったほか、死亡した人は2人増えて7人になったと発表しました。
 新たに確認された感染者数が100人を超えるのはこれで4日連続で、新たな感染者のうち129人が南部テグ(大邱)にある教会の関係者となっています。
  韓国政府は、テグとその周辺を「特別管理地域」に指定するなどして、この地域での対応に力を入れていますが、感染の拡大に歯止めがかからず、「感染の広がりが速い点を考慮し全国的な拡散の可能性も念頭に置いて、対応を強化していく」と危機感を強めています。
  また、カン・ギョンファ(康京和)外相は23日、訪問先のスイス・ジュネーブで、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長と会談して韓国側の状況や対応を説明し、感染の封じ込めに向け国際社会との協力を強化していくことで一致しました。


2020.2.23-産経新聞 THE SANKEI NEWS -
新型肺炎「ウイルスに二面性、正体見えず」大安研の奥野理事長
(1)
新型コロナウイルスの感染が広がる中、西日本の公衆衛生研究の中核機関である大阪健康安全基盤研究所(大阪市)の奥野良信理事長(73)が産経新聞のインタビューに応じた。奥野氏は新型コロナウイルスに関し、現時点で爆発的な感染力はみられなくても特殊な環境で拡散し、高齢者は重症化するとして「二面性があり、正体が見えない。不思議な感染症だ」と語った。
   日本でも新型コロナウイルスの感染者が死亡し、事態は深刻化している。奥野氏は「国内(感染者の)発生の前後で別のフェーズ(局面)になった。パンデミック(世界的流行)に入りつつある」と指摘した。
   感染症の特徴は、病原性(症状を引き起こす性質)と感染力に表れる。新型コロナウイルスの病原性はインフルエンザウイルスと同様、高齢者のほか心臓病や糖尿病など持病がある人で重症化しやすいことだ。
   奥野氏は2002~03年に流行し、世界で770人超の死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)と比べ「病原性は弱い」とみる。その上で「若い人は感染してもウイルスが増殖する間に免疫力がついて排除できるが、高齢者らは免疫力が低く、肺炎になる」と説明した。
「性質と症状が分からぬことが怖い」
   一方、現時点でインフルエンザウイルスやSARSウイルスと異なるのは、感染力という。
   「インフルエンザウイルスの感染力なら週単位で市中の数万人に一気に蔓延(まんえん)する。今回もそうかと思ったが、クルーズ船など特殊な環境でスポット的に確認されているのが不思議だ」
(2)
国内で初めて感染が確認されたのが、1月末。当初は1~2週間で感染力を見極められると考えていた。しかし中国からの観光客が多い大阪や京都で爆発的な感染拡大は起きていない。
   奥野氏は「市中で広がった場合の感染力はそれほど強くないかもしれない」と推測する一方、「ウイルスの性質と症状がよく分かっていないことが一番怖い」と語る。
   同研究所によると、平成21年に新型インフルエンザが流行した際は感染疑いのある人が急増し、一定時間を要する全国の衛生研究所の遺伝子検査がストップした。その後は、短時間で行える医師の臨床診断に切り替わった。
   奥野氏は、今後の新型コロナウイルスの感染拡大を見据え「患者が多くなりすぎると、病院で受診も入院もできなくなる。危惧するのは『医療の崩壊』だ」と懸念を示す。そうした事態を招かないために、どういった対策が必要か。
「乾燥対策も重要」
   「感染するとすれば人が長時間、狭い場所にいること。(行政がイベントを中止するなどして)多くの人が接触する機会を作らないのは当然だ」
   国民の対処法として「人ごみに行かない。人との接触がなければうつらない」と強調し、せきをする際も手ではなく、腕全体で口元を覆うべきだとした。
   せきで出たたんや唾液に含まれるウイルスは数日間残るとされ、飛沫(ひまつ)がついた机などをアルコールで拭くことも有効という。
(3)
乾燥対策も重要だ。奥野氏は「寒いと体の抵抗力が落ち、気道粘膜も乾燥して感染しやすい」と注意を喚起し、帰宅後の手洗いとうがい、日頃のマスク着用を呼びかけた。うがいとマスクは口腔(こうくう)内の湿度を高める効果が期待できる。
   7月開幕の東京五輪への影響が見通せない中、奥野氏の言葉にも緊張感がにじむ。「現在の研究所が(平成29年4月に)発足して初めてのアウトブレーク(集団感染)だ。職員全員が強い気持ちで臨んでいる」と力を込めた。(井上浩平、佐藤祐介)

(◇ おくの・よしのぶ 昭和21年、大阪府生まれ。48年に大阪大学医学部を卒業し、52年に同大学院医学研究科を修了。医学博士。大阪健康安全基盤研究所の前身である大阪府立公衆衛生研究所でウイルス課長や感染症部長を歴任し、平成29年4月から現職。)


2020.2.23-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012297741000.html
名古屋高速 料金所事務員が新型コロナ感染 6料金所を閉鎖

名古屋高速道路で料金所の業務をしている会社の事務員が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触した可能性があるスタッフ52人が自宅待機になったため、名古屋高速道路公社は、人手が足りなくなったとして23日朝までに6か所の料金所を閉鎖しました。閉鎖は来月上旬まで続く見通しです。

濃厚接触の可能性52人
名古屋高速道路公社によりますと、22日に感染が確認されたのは名古屋高速道路で料金所の業務を行う会社の60代の男性事務員で、容体は安定し、担当業務が料金所のスタッフの送迎などのため高速道路の利用者とは接触していないということです。
  感染確認を受けて名古屋高速道路公社は、男性と濃厚接触した可能性がある料金所のスタッフなど52人を自宅待機にしました。
6料金所を閉鎖
これに伴い人手が不足したため、名古屋高速道路公社は東海線と万場線の6か所の料金所を22日から23日朝にかけて閉鎖し、23日午前9時からは最後の6か所目となる東海市の「東海新宝入り口」を閉鎖しました。
  1日当たりの交通量から影響が少ない料金所を選んだということで、閉鎖は来月上旬まで続く見通しです。
  名古屋高速道路公社は、事務員と濃厚接触した可能性があるスタッフが東海線と万場線の料金所に勤務していたことから、事務員が出勤した今月16日以降、この2つの路線の料金所で一般レーンを利用した人に対し、発熱などの体調不良があれば保健所などに相談するよう呼びかけています。


2020.2.23-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012298131000.html
新型コロナ感染 50代女性は小学校の給食配膳員 北海道 江別

22日、新型コロナウイルスに感染したと確認された北海道江別市に住む50代の女性について、江別市は市内の小学校に勤務するの配膳員だと明らかにしました。学校では保健所の指導のもと校内を消毒したうえで、25日から通常どおり授業を行うことにしています。
  北海道は22日、江別市内に住む50代のパート従業員の女性について、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
  これを受けて江別市は23日、記者会見を開き、この女性が市内の小学校に勤務する給食の配膳員だと明らかにしました。
  市によりますと、この配膳員は学校の外で調理され、あらかじめ容器に分けられた給食を受け取り、教室の入り口まで運ぶ作業などを担当していました。調理は担当しておらず、給食を運ぶ作業の際は白衣とマスク、手袋を着用していたということです。
  市と道によりますと、今月13日にのどの痛みを感じたあと14日まで勤務しましたが、せきに加えて37度台の発熱があった15日からは出勤していないということです。
  市はこの配膳員の同僚2人について、濃厚接触者として今月28日まで勤務を見合わせるよう指示し、経過を観察することにしています。
  一方、配膳員が児童や教諭とは接触する機会はほとんどなく、同僚以外にこの小学校に濃厚接触者はいないとしています。
  感染を受けて、学校では保健所の指導のもとに24日にかけて2回、校内を消毒し、25日からは通常どおり授業を行うとしています。
  江別市の三好昇市長は「教育の現場でも、手洗いなど予防に関して準備していかなければならないと改めて思った」と話していました。


2020.2.23-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012298351000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
新型コロナ クルーズ船乗客 3人目の死亡 80代男性

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船でウイルスに感染し、医療機関に搬送された80歳代の男性が死亡しました。クルーズ船の乗客・乗員の死亡は3人目です。横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、これまでに乗客・乗員合わせて634人の感染が確認され、今月20日には、80代の男女2人が死亡していました。


2020.2.23-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012297631000.html
新型ウイルス 封鎖から1か月 先行きの見えない街 中国 武漢

  新型コロナウイルスの感染が広がっている中国で状況が最も深刻な湖北省武漢では、事実上、街が封鎖される措置がとられてから23日で1か月になります。住民は外出を厳しく制限されるなど不自由な生活が続き、先行きへの不安が広がっています。
  中国の保健当局によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、これまでに7万6000人を超え、死亡した人は2345人に上っています。
  これまでに2万人余りが症状が回復して退院した一方、状況が最も深刻な湖北省では依然として2500人近くが重体となっています。
  湖北省武漢では感染拡大を抑え込むため、空港や駅、高速道路などが閉鎖され、事実上、街が封鎖される措置がとられてから23日で1か月になります。
  住民は外出を厳しく制限され、不自由な生活を強いられているほか、一部の食料品は手に入りづらく、価格も高騰しているということです。
  中国のほかの地域では新型コロナウイルスの影響で停滞していた企業活動が徐々に再開する動きも出ていますが、湖北省では企業活動の再開が来月11日まで延期され、住民の間では不自由な生活に加え仕事もできないことから、先行きへの不安が広がっています。
感染患者は退院後も14日間隔離
湖北省武漢の当局は、新型コロナウイルスに感染した患者について、22日から、症状が回復して退院したあとも14日間、当局が指定した場所に隔離して経過を観察すると発表しました。
  中国では四川省成都で、新型コロナウイルスの感染者が、退院したあと自宅で隔離されていましたが、10日後に再びウイルスの陽性反応が出たケースがあったため、対策を徹底するねらいがあるとみられます。
まん延抑えられた可能性も 中国研究機関
中国で感染が広がる新型コロナウイルスをめぐって、中国の研究機関がウイルスの遺伝情報を解析した結果、感染源は湖北省武漢にある海鮮市場ではないとしたうえで、先月初めのウイルスの拡散時期に幅広く注意喚起が行われていれば、世界的なウイルスのまん延は抑えられた可能性があると指摘しています。
  これは、中国・雲南省にある政府系の研究機関、「中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園」が、中国の大学などとの共同研究の結果としてホームページ上で公表したものです。
  それによりますと、この研究機関などが12の国に拡散した93の新型コロナウイルスの遺伝情報について解析したところ、当初、感染源であるとされた湖北省武漢の海鮮市場で見つかったウイルスはほかの場所から入ってきたもので、それが市場の外に急速に拡散していったことが分かったということです。
  さらに、患者の発病時期などから類推しても、海鮮市場がウイルスの発生源ではないと証明づけられるとしています。
  また、研究では、これまでに、去年12月8日と先月6日の2度にわたってウイルスが幅広く拡散した時期があったということです。
  このうち、12月8日の拡散時期から判断すると、ウイルスは12月初めか、早ければ11月下旬には、すでにヒトからヒトへの感染が始まっていた可能性があると指摘しています。
  また、先月6日の拡散時期に幅広く注意喚起が行われていれば、先月中旬以降の世界的なウイルスのまん延は抑えられた可能性があると指摘しています。
「団地から出ることができなくなった」
  武漢に住む人たちは、感染拡大を防ぐため、当局の規制で行動が制限され、不自由な生活を強いられています。
  このうち、武漢中心部のマンションに50代の両親と暮らす30歳の女性は外出について、「3、4日前から突然厳しくなり、団地から出ることができなくなった。すべての団地から外に出ることができなくなった」と話しています。
  通常、交通量が多い自宅の前を通る片側4車線の道路も通行する車などはほとんどなく、「3、4日前、自宅から数百メートル離れたスーパーに父と行ったが、警察が巡回していて道には誰もいなかった」と話していました。
  団地の中には食品などを扱う商店があり、21日、店の様子を見たところ、卵などはあったものの、店内の棚には商品がほとんどなく、「在庫がとても少なく、インスタントラーメンなどはなくなっていた」と話していました。
  団地内では徹底した消毒が行われているということで、「団地では以前より多く、エレベーターは2時間に1度消毒している。団地内の道路、ゴミ箱、植え込みなども消毒している」と話していました。
  現在、食料などは団地の住民でまとめて購入するよう規制されていますが、女性は数日前にスーパーに行き、食料を買いだめしたということで、自宅の冷蔵庫の中は白菜などの野菜で埋まっている状態です。
  ただ、女性は、「野菜や肉、コメ、油といった基本的な食品は足りているが、質や価格は以前と比べることはできない。今、買い物は住民がまとめて注文する方式だが、買えるのは野菜や肉などだけで、調味料などは買うことができない」と、自由に食材などを買うことができない状態が続いていると話していました。
  女性は会社に行けない状況が続き、先行きに不安があるということで、「早くよくなってほしい。3月になり、新たな感染者や死者が大幅に減って、湖北省の制限も徐々に解除してほしい」と話していました。
「仕事ができず、給料も受けとれない」
  武漢中心部の団地に暮らす30代の男性は、NHKの電話インタビューで、不自由な生活が強いられている状況を語りました。
  この中で男性は、「先月23日に封鎖が始まった当初は、外出して買い物をすることもできた。しかし、最近は団地ごとに厳格な封鎖が行われるようになり、団地の外には基本的に外出できなくなった」と話していました。
  また、買い物については、「ネットスーパーで買うことはできるが、かなり前もって予約しないといけないし、配送にも時間がかかる。人脈を頼って野菜や生活用品のまとめ買いをする人もいる」と話していました。
  男性が22日、団地の内部で撮影した写真には、米や野菜などの食料の配送を呼びかける貼り紙も見られます。男性は武漢市内で食品関連の仕事をしていますが、失業するのではないか心配しているということで、「武漢の封鎖以降、仕事ができなくなり、給料も受け取れなくなった。復職できる希望もなくなった」と話していました。
  そして、「企業活動の再開が決まったとしても、多くの人たちが武漢に戻ってこないことが懸念される。どの業種も再開しても利益が得られず、大量のリストラが生まれるだろうし、倒産するところもあるだろう」と話していました。
「医療従事者や施設が確実に不足」
  中国版ツイッター、ウェイボー上では、湖北省武漢の人などが十分な治療を受けられていないと窮状を訴える声が相次いで投稿されています。
  このうち、80代の親族の男性が新型コロナウイルスに感染して重篤な状態となり、重症患者を受け入れる重点病院に転院させることを希望しているという女性が、22日、NHKの電話インタビューに応じました。
  女性は、「親族が転院できるように病院に連絡を取り続けているが、今のところ解決する方法はなく、医療従事者や施設が確実に不足している。高齢の親族の命をなんとかして救いたい。それだけが願いです」と訴えていました。
  一方、ウェイボー上では、武漢では新型コロナウイルスの感染者だけではなく、別の持病などを抱える人も病院で適切な治療を受けることができなくなっていると訴える声も相次いでいます。
  この中には、重い糖尿病を抱えた人が適切な治療を受けるために各地の病院に問い合わせたものの、入院できる病院がなく、人工透析もできないため、危険な状態になっているなどと助けを求める人もいました。
学校再開できず オンライン教育ニーズ高まる
  新型コロナウイルスの感染が広がっている中国では、各地で学校再開のめどが立たない中、インターネットを通じて生徒に授業を行うオンライン教育のニーズが高まっています。
  このうち、中国各地でオンライン教育を手がける「精鋭教育集団」は、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢の小中学生などに対して、無料でオンライン授業を受けられるサービスを今月1日から始め、これまでに延べ10万人近くが利用したということです。
  このうち、ライブの授業では、教師たちが専用のアプリで現地の生徒たちとつないで数学や国語などの授業を行い、生徒から質問もできるようになっています。
  一方、受験を控えた中高生などの間では、教師と生徒が1対1で行う有料の授業にも人気が高まっているということです。
  武漢に住む高校1年生の鄭遠儀さんは、学校が再開しない中、週に1回ずつ数学と英語のオンライン授業を受けていて、「成績が落ちたり、勉強についていけなくなるのが心配です。先生は自分に合わせた問題を教えてくれるので、勉強の効率は高まると思います」と話していました。
  鄭さんは1か月以上外出していないということで、「友人が感染していないか心配です。早く街を出歩いたり、学校に戻って同級生と会いたいです」と話していました。
  「精鋭教育集団」の張煕CEOは、「受験を控えた中高生は試験が延期されるのかどうかもわからず、非常に焦りを募らせています。オンライン教育は感染拡大が続く中でもあらゆる学生が学習を進められ、学生や家族にとって大きな後押しになると思います」と話していました。
  中国では旧正月の「春節」の休みのあとも各地で学校の再開を延期する動きが相次ぎ、いつ再開できるのか、めどが立たない状態が続いています。
  中国政府は今月17日から全国の小中学生を対象に、授業の動画や教材を閲覧できるサイトを開設したほか、各地の地元政府などがオンライン授業の取り組みを進めていますが、使いづらく、十分に学習の効果が上がらないといった指摘も出ています。


2020.2.23-NHK NEWS WEB-http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3912350.html
武漢封鎖”から1か月、中国本土の死者2442人に

日韓での感染拡大を受け、アメリカの国務省は22日、日本と韓国への渡航警戒レベルについて4段階の中のレベル2、「注意の強化」に引き上げました。一方、中国本土では死者が2442人となり、感染者は7万7000人に迫っています。
  武漢市は、退院した患者も指定の場所で14日間隔離して経過観察すると発表しました。四川省で陰性と診断され退院した患者が再検査で陽性となったことを受けた措置とみられます。
  こうした中、武漢では飛行機や列車の運行を停止するいわゆる“封鎖措置”が始められてから23日で1か月が経ちました。誰も居ない建物の門には、先月の旧正月「春節」の装飾がまだ残されています。
  一方、22日までに2人の死亡が確認されたイタリア北部では、複数の街で学校や企業が閉鎖されたほか、感染者と接触した人は検査結果が出るまで隔離されることになりました。
  各地での感染拡大を受け、IMF=国際通貨基金は22日、今年の世界経済の成長率の見通しを先月の予想から0.1ポイント低い3.2%に引き下げました。


2020.2.22-TBS NEWS-https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3911456.html
韓国で新型コロナ2人目の死者、感染者200人超に

新型コロナウイルスの感染者が急増している韓国で、新たに女性1人が死亡しました。新型コロナウイルスによる死者は韓国国内で2人目です。
   韓国政府によりますと、死亡したのは新型コロナウイルスの集団感染が発生した南東部・慶尚北道(キョンサンプクどう)の病院に入院していた50代の女性です。
   女性は21日、新型コロナウイルスに感染していることが分かり、午後4時ごろ、韓国南部・釜山(プサン)の病院に移送されましたが、およそ2時間後に死亡したということです。女性が入院していた病院では、19日に60代の男性が死亡していて、新型コロナウイルスによる韓国国内の死者は2人目です。
   韓国政府は21日、新たに100人の感染を発表。感染者は3日前の6倍以上となる204人に上り、感染が急速に広がっています。


2020.2.22-東京新聞 TOKYO WEB-https://www.tokyo-np.co.jp/.html
新型肺炎 10歳未満、初感染 埼玉と北海道

新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)が拡大する中、北海道は二十一日、中富良野(なかふらの)町に住む十歳未満と十代の小学生の兄弟が新型コロナウイルスに感染したと発表した。埼玉県も、県内在住の未就学男児の感染を明らかにした。国内で十歳未満の感染発覚は初めて。兄弟が通う小学校は同日午後の授業を中止し、約二百人を緊急下校させた。文部科学省は道教育委員会を通じて休校などの措置を要請。子どもへの感染拡大の可能性を見据え、学校や保育現場での防止策が課題となる。
  子ども三人に加え、神奈川や愛知、石川、熊本などでも計十二人の新たな感染が確認された。国内で報告された感染者数は合計で七百四十三人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では乗客の下船が続き、十九日から三日間で九百七十人が船を下りた。
  道などによると、兄弟は町立中富良野小に通学。十五日に弟が三七・七度の熱を出し、兄も十八日に三七・七度の熱が出たため、いずれも十九日に入院した。二人は二十一日に陽性と分かったが、回復に向かっている。直近の海外渡航歴はなく、道は行動歴や濃厚接触者を調査している。
  埼玉県の未就学児は、既に感染が確認された四十代の父親と、中国湖北省武漢市から政府のチャーター機で一月三十日に帰国した。重症化はしていない。父親から感染した可能性がある。
  北海道は二十一日、千歳市に住む小樽検疫所千歳空港検疫所支所の四十代女性検疫官の感染も発表した。状態は安定している。


2020.2.20-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012293421000.html
新型ウイルス クルーズ船 下船し入院中の日本人乗客2人死亡

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船の乗客で、日本人の80代の男女2人が20日、死亡しました。クルーズ船の乗客・乗員で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めてです。
横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、これまでに乗客・乗員合わせて621人の感染が確認され、このうち28人が重症になっていました。
  感染が確認された人は医療機関に入院し治療を受けていましたが、いずれも日本人の乗客で、神奈川県に住む87歳の男性と都内に住む84歳の女性の合わせて2人が死亡しました。
  このうち神奈川県の87歳の男性は今月10日に発熱があり、翌日には呼吸も苦しくなったため船を下りて医療機関に入院しました。15日には呼吸状態が悪化して人工呼吸器を装着しましたが、19日、血圧が低下し呼吸状態も悪化し、20日死亡が確認されました。男性の死因は新型コロナウイルスによる感染症で、気管支ぜんそくなどの基礎疾患があったということです。
  厚生労働省によりますと新型コロナウイルスによる感染症が死亡の原因となったのは初めてだということです。
  また84歳の女性は今月5日ごろには発熱の症状があり、その後、12日に船を下りて入院し、息切れと食欲不振があったため酸素投与や抗菌薬の投与が始まりました。
  しかし呼吸状態が悪化し14日には酸素マスクを付けるようになりましたが、症状が改善せず、20日死亡が確認されました。女性の死因は肺炎で基礎疾患は無かったということです。
  クルーズ船の乗客・乗員で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めてです。
  厚生労働省は2人の発症時期などからウイルスに感染したのは客室での待機を求めた今月5日より前だった可能性が高いとみて、感染のいきさつを調べています。
  新型コロナウイルスに感染し国内で死亡した人は神奈川県の80代の女性を含めて3人となります。
84歳女性 症状出てから搬送まで数日
20日に死亡が確認された84歳の女性は、発熱や下痢の症状があり、今月6日には船内で医師の診察を受けていましたが、搬送されたのは12日になってからでした。
  これについて厚生労働省は「医療機関への搬送は昼夜問わず、優先順位を付けて行っていて、判断が不適切だったとは考えていない」としています。
乗船していた男性 「本当に気の毒」
  新型コロナウイルスに感染しクルーズ船から医療機関に搬送された80代の乗客2人が死亡したことについて、夫婦で乗船していた島根県の65歳の男性は「楽しいクルーズ旅行になるはずだったのに、こういう結果になってしまったのは本当に気の毒です。同じ船に乗っていた人たちは運命共同体のような存在だと思っていたので、亡くなったのはとても残念ですが、また同じことが起きないようにきょう亡くなった人のことを教訓にして、今後の対応を進めてほしいです」と話していました。
加藤厚労相「最善の医療を尽くした」
  加藤厚生労働大臣は20日午後の衆議院予算委員会で、「お亡くなりになった方へのご冥福とご遺族にお悔やみを申し上げたい。公式な発表は、ご遺族にご了解をいただいた時に厚生労働省として発表したい。2人は症状が出た段階で、それぞれ必要な医療機関に搬送し、医療機関では最善の医療を尽くしていただいたと考えている」と述べました。
専門家「リスク高い人への早期ケア重要」
  クルーズ船で新型コロナウイルスに感染した乗客2人が死亡したことについて、感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「大変残念だ。もともとの持病や高齢だということ、それに長期間船内に待機していたことなど、さまざまな要素が絡んでいる可能性があるため、現時点で断定的なことは言えない。高齢者など重症化のリスクが高い人たちに対して、早期にケアを行うことが今後も重要だ」と指摘しました。
  また東京医科大学の濱田篤郎教授は「新型コロナウイルスは、高齢者や持病のある人たちが重症化しやすいとされていて、亡くなった2人にも高齢であることや持病の影響があったのではないかと考えられる」と話しています。
  そのうえで、「特に高齢者の方は、できれば満員電車など人混みを避けたほうがよい。どうしても出なければならないときは、手洗いの徹底やマスクをつけるなどの対策を行うことが重要だ。かぜの症状が2日間続いた場合は、主治医に電話するか、保健所のコールセンターに連絡してほしい。今後、感染者が増えれば重症化する人も増えるので、適切な治療ができるよう医療体制の整備を早急に進めることが必要だ」と話しています。


2020.2,20-Gooニュース(共同通信)-https://news.goo.ne.jp
クルーズ船乗員の隔離、不十分 客室待機後も感染続く

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型肺炎の集団感染で、国立感染症研究所は19日、乗客の感染の多くは客室待機が始まる5日より前に起き、待機後も続いていたとの分析結果を発表した。感染は船内で行われたイベントなどを通じて広がったとみられる。一方、10日以降は乗員の発症が増加し「船の維持に必要な最低限の業務のため、一部の乗員が完全に隔離されなかった」としている。
   助言のため船に入った日本環境感染学会の桜井滋・岩手医大教授は「感染には2回の波があった」と指摘。「最初は乗客同士の交流だったがその後、乗員のサービスの提供で広がったと推定される」と話した。


2020.2.19-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200219/1000044288.html
クルーズ船 乗客の下船が始まる

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、船内に残っている乗客の下船が始まりました。厚生労働省によりますと、19日は乗客およそ500人が下船する見通しだということです。
  これまでに542人の感染が確認された、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内には、17日正午の時点で3100人の乗員と乗客が残っています。厚生労働省は全員にウイルス検査を実施し、結果が陰性で症状が見られない人は14日間の健康観察期間が終了する19日から、順次下船してもらうことを決めていました。
  船内に残っている乗客の下船が始まりました。午前11時前、NHKのカメラでとらえた映像では、スーツケースなど大きな荷物を両手に持った人たちが、クルーズ船を下りて船の脇を歩いていきました。夫婦や家族連れとみられる人たちもいて、下船したあとクルーズ船を振り返り、船に残っている人たちに手を振る姿も見られました。ふ頭の駐車場では、10台以上のバスが待機していて、船を下りた乗客はバスで主要な駅などに向かうことになっています。
  厚生労働省は、下船した人たちについて、自宅などで通常の生活を送ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしています。厚生労働省によりますと、19日の1日でおよそ500人の乗客が船を下りる見通しで、乗客の下船は21日ごろまでには終える見通しです。ただし、感染が確認された人と同じ部屋にいた場合は、検査結果が陰性でも感染した人が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらうことにしています。
  一方、乗員については、乗客の下船を優先して進めたあとで、クルーズ船の運航会社と協議し、希望者を下船させるなどの対応を検討するということです。


2020.2.19-岐阜新聞 Web-https://www.gifu-np.co.jp/news/20200219/20200219-216569.html
即位奉祝パレード取りやめ 新型肺炎懸念、県内行事中止相次ぐ

新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)拡大を受け、天皇陛下御即位県奉祝委員会は18日、岐阜市金町の市文化センターで23日に開催予定だった「天皇陛下の御即位をお祝いする県民のつどい」を中止すると発表した。
   皇居での一般参賀の取りやめと参加者の安全を考慮して決めた。別の日に行うかどうかは未定。つどいに合わせて予定していた奉祝パレードも中止する。
   同委員会の須賀敦士事務局長は「中止はやむを得ない。楽しみにしていた人たちの思いに応えたいが、善後策の検討もこれから。まずは(感染が)早く終息することを願う」と話した。
   同委員会では約400人の奉祝委員に招待状を送付したほか、一般市民につどいへの参加を呼び掛けるチラシ約1万枚を印刷し配布済み。約3千人が参加すると見込まれていたパレードで使うちょうちん2千個、旗3千本を用意していた。
FC岐阜はキックオフ式典
   サッカーJ3のFC岐阜は18日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、練習後のファンサービスや毎年恒例のキックオフパーティーの中止を決めた。
   FC岐阜は練習後に握手やサイン、写真撮影などのファンとの交流を実施しているが、当面の間、中止する。開幕の早いJ1、J2のクラブではファンサービスをすでに中止。3月7日に開幕するJ3のFC岐阜は17日まで宮崎キャンプを実施していたため、20日に再開する岐阜での練習を前に対応を決めた。ファンサービスの再開時期は未定。練習の見学はできるが、マスクの着用や手洗いなどを呼び掛けている。
   キックオフパーティーはスポンサー向けのイベントで、25日に岐阜市内のホテルで開かれる予定だった。


2020.2.19-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200219-OYO1T50003/
大阪府のイベント、中止・延期…新型肺炎

大阪府は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、府が主催するイベントを今後1か月間、原則として中止か延期にすることを決めた。
  対象は今月20日~3月20日までの1か月間で、府以外の団体と共催するイベントなどについては個別に判断するという。3月15日に予定していた、1970年大阪万博の開幕から50周年を記念した行事も開催の可否を検討する。学校の卒業式や入試などは予定通り実施する。
   吉村洋文知事は記者団に対し、「爆発的に感染が拡大することを想定した対策が重要。1か月間は特別な対応をお願いしたい」と話した。
  学校で生徒や教職員に新型コロナウイルスの感染が確認された場合を想定し、大阪府教育庁は府立学校や府内の市町村教育委員会に、対処法を連絡している。
   学校側は保健所や学校医と連携し、感染者の校内での行動を確認。接触者をリストアップしたり、児童・生徒や保護者らに情報提供したりする。必要に応じて接触者も出席停止などにする。


2020.2,18-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012290511000.html
中国 武漢の病院長が死亡 新型ウイルスに感染

中国の湖北省武漢市の保健当局によりますと、新型コロナウイルスの患者を受け入れていた武漢にある病院の院長が、ウイルスに感染して死亡しました。死亡したのは、武漢市にある「武昌病院」の51歳の院長で、新型コロナウイルスに感染して18日午前、死亡したということです。
  中国国内では、今月11日の時点で、1700人以上の医療スタッフが新型コロナウイルスに感染し、このうち6人が死亡していて、医療現場での感染防止が深刻な課題となっています。


2020.2.18-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012290251000.html
新型ウイルス 「大規模イベント開催は主催者判断」加藤厚労相

加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、「先日の専門家会議では、大規模なイベントについて中止が必要という意見はなかった。したがって、それぞれのイベントの主催者によって、適切にご判断いただくことになる」と述べました。そのうえで、加藤大臣は、「開催される場合は、かぜの症状がある方の参加を控えていただくとか、マスクの着用を奨励するとか、手や指を洗っていただくとかを徹底してもらえればと思う」と述べました。
「学校行事 一律中止求めず」萩生田文科相
萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、「卒業式などの学校行事については、一律に中止を求めることは今の段階で考えていない。実施する際には、『せきエチケット』などの基本的な感染対策はもとより、会場のこまめな換気を心がけるとともに、衣服による温度調節を促すことも含め、適切な環境づくりをお願いしたい」と述べました。


2020.2.18-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012290631000.html
新型ウイルス 新たに10代含む3人の感染確認 和歌山

和歌山県は、湯浅町の病院に勤務し、感染が確認されていた医師の10代の息子や60代の入院患者などあわせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。厚生労働省によりますと10代の感染が確認されたのは、国内で初めてです。
  和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、医師や入院患者などの新型コロナウイルスへの感染が相次いで確認され、県は病院関係者や感染が確認された人の濃厚接触者などの検査を進めています。
  18日の会見で、すでに感染が確認された医師の、10代の息子の感染が新たに確認されたと発表しました。発熱などの症状は出ていないということです。厚生労働省によりますと10代の感染が確認されたのは、国内で初めてです。
  仁坂知事は、10代の息子は今月14日、父親の医師の感染が確認されて以降、自主的に学校を休んでいると説明したうえで、学校に対して、ほかに症状が出ている人がいないか聞き取りを行う考えを示しました。
  このほか病院に入院していた60代の男性患者と、横浜港に停泊しているクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」に和歌山県からDMAT=災害派遣医療チームとして派遣されていた30代の看護師の男性の感染も確認されました。これで和歌山県で感染が確認されたのは12人になりました。
  このうち、60代の男性患者は、すでに感染が確認されている別の患者と同じ部屋に入院していたということで、仁坂知事は、院内感染の可能性が高いという認識を示しました。
  仁坂知事は、今後、済生会有田病院の関係者や患者、それに新たに感染が確認された人の濃厚接触者など、およそ350人の検査を行いたいとして、和歌山市などほかの自治体にも協力を要請し、検査を急ぐ考えを示しました。


2020.2.17-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200217/k10012289151000.html
アメリカのチャーター機の乗客 14人の感染確認

アメリカ国務省などによりますと、新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客などを帰国させるために手配したチャーター機に乗っているアメリカ人のうち14人について、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
  この14人は数日前に船内で検査を受け、チャーター機の出発前に新型コロナウイルスに感染しているという検査結果が出ていたということです。
  しかし国務省は、14人を機内で隔離することで、ほかの乗客への感染を防ぐことができると判断し、帰国させることにしたということです。
    防衛省によりますと、帰国を希望する人たちおよそ330人が自衛隊のバスで羽田空港に移動したあと、チャーター機に乗り込んでいました。


2020.2.16-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287711000.html
新型ウイルス 中国で新たに142人が死亡 死者1665人に

中国で感染拡大が続く新型のコロナウイルスをめぐって、中国の保健当局は、15日、新たに142人の死亡が確認され、中国での死者は1665人になったと発表しました。また、感染者の数は合わせて6万8500人となり、医療体制の拡充を急いでいます。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスによる死者の数が15日、湖北省を中心に新たに142人増えて中国での死者が1665人になったと発表しました。
  また、感染した人の数は「臨床診断」で判定された人を含めると、新たに2009人増えて、合わせて6万8500人となったということです。
  また、湖北省の保健当局は、湖北省では重体となっている人が1957人に上っているとしています。
  中国の保健当局は、湖北省の武漢では発症してから入院するまでにすでに症状が重くなっているケースが多いと明らかにし、臨時の医療施設を設置して軽症患者を受け入れるようにするとともに、重症患者が指定された重点病院で治療を受けやすくするため医療体制の拡充を急いでます。
  一方、中国メディアは15日、今月3日に開かれた共産党最高指導部の会議で習近平国家主席が述べたことばを紹介し、この中で習主席は先月7日の時点で、新型コロナウイルスへの対策をみずから指示していたと明らかにしました。
  中国メディアはこれまで、先月20日に習主席が対策を指示したと伝えていましたが、その時点では感染がすでに急速に拡大しており、早期に対策を指示していたと訴えることで対応の遅れへの批判をかわそうというねらいがあるとみられています。


2020.2.16-Gooニュース-産経新聞-https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif2002150054.html
【新型肺炎】カンボジア到着のクルーズ船乗客が感染 米国人女性、移動先のマレーシアで判明

【シンガポール=森浩】マレーシア保健省は15日、日本などが入港を拒否してカンボジアに到着したクルーズ船「ウエステルダム」を下船後、クアラルンプール空港に移動した米国人女性(83)が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。カンボジア政府は「感染者はいない」と判断して乗客らの下船を認めていた。一部の乗客は既にカンボジアを出国しており、感染拡大につながる恐れがある。
  マレーシア保健省によると、女性は空港到着時に体調を崩しており、検査を実施した結果、感染が確認された。夫も検査を受けたが陰性だった。
  ウエステルダムは船内に感染者がいる疑いがあったため、日本やフィリピン、米領グアムなどが受け入れを拒否。親中国的な態度を見せるカンボジアが入港を認め、14日に乗客の下船が始まった。15日までに乗員乗客計約2300人のうち、日本人4人を含む約1200人が下船した。
  カンボジアは体調不良を訴えた乗客約20人の陰性が確認できたため、上陸を認めていた。カンボジア保健省は15日深夜に声明を出し、下船の際は乗員乗客に対して世界保健機関(WHO)とも連携した独自の健康確認をしたと強調。マレーシア側に検査結果の再検討を要請したと明らかにした。


2020.2.16-CNN.co.jp-https://www.cnn.co.jp/world/35149455.html
新型肺炎、死者1669人に 欧州で初の死者

(CNN) 中国を中心に拡大している新型コロナウイルスによる感染症の死者が16日までに世界で1669人に達し、アジア以外で初めてフランスでも報告された。
  中国湖北省の保健当局が16日朝に発表したところによると、同省では15日、新たに139人が死亡し、死者の合計が1596人となった。
  同省当局によると、感染者は1800人以上増えて5万6249人に達した。
  中国国家衛生健康委員会の発表によると、中国本土全体で6万8500人の感染例が報告された。9500人近い患者が回復して退院したが、現地の病院は依然として多数の患者への対応に追われている。
  フランスで死亡したのは、湖北省から訪れていた中国人男性。1月16日に入国し、同25日からパリ市内の病院で厳格に隔離されていた。ビュザン保健相によると、男性は入院してから急激に容体が悪化し、数日前から重体に陥っていた。男性の娘も検査で感染が判明し、同じ病院で治療を受けていたが、近く退院する見通しだという。
  新型コロナウイルスへの感染が確認された患者は世界29カ国・地域で計6万9000人となり、これまでに1669人が死亡した。


2020.2.16-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287851000.html
クルーズ船 カナダの乗船者もチャーター機で帰国へ

アメリカ政府が、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船しているアメリカ人を帰国させる方針を示したのに続き、カナダ政府も、カナダ人を帰国させるため、チャーター機を手配すると発表しました。
  カナダ外務省は15日、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜港に停泊している「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船しているカナダ人を帰国させるため、日本にチャーター機を派遣すると発表しました。
  チャーター機をいつ派遣するかは明らかにしていませんが、チャーター機は日本からオンタリオ州にあるカナダ軍の基地に向かい、そこからさらにおよそ300キロ離れた施設に乗客たちを移動させたうえで、14日間、隔離するということです。
  また、症状が出ている人はチャーター機に搭乗できず、大使館の支援のもと日本で治療を受けるということです。
  今回の判断の理由について、カナダ政府は「乗客たちが直面している特異な状況、および日本の医療システムへの負担の軽減を考慮しての決断だ」と説明しています。
  東京にあるカナダ大使館は、「日本政府とクルーズ船の会社との最終調整ができ次第、チャーター機の出発日が決まることになる」としています。
  カナダ政府によりますと、今月初めの時点で、「ダイヤモンド・プリンセス」には、255人のカナダ人が乗船していて、このうち15人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたとしています。
  「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している外国人をめぐっては、すでにアメリカ政府がチャーター機を派遣する方針を決め、アメリカのチャーター機2機は、日本時間の16日夜にも羽田空港に到着する見通しです。


2020.2.16-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287581000.html
カンボジアに入港のクルーズ船 米国人女性が新型ウイルス感染

新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本などが入港を認めず、その後、カンボジアの港に入港したクルーズ船「ウエステルダム」の乗客だったアメリカ人1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
  感染が確認されたのは、「ウエステルダム」の乗客だった83歳のアメリカ人の女性で、女性はクルーズ船が入港したカンボジアのシアヌークビルで14日に船を下りたあと、マレーシアの首都クアラルンプールに移動した際、空港の検疫で感染が疑われ、検査の結果、感染が確認されたということです。容体は安定しているということです。
  カンボジアの保健当局はクルーズ船が港に着いたあと、体調を崩していた一部の乗客について検査を行い、感染者は確認されなかったとしていました。
  乗客・乗員2200人余りが乗っていた「ウエステルダム」は、感染した疑いのある乗客がいるとして日本などが入港を認めず、その後、カンボジア政府に受け入れられ、14日から乗客・乗員の下船が始まり、日本人の乗客4人はすでに船を下りたということです。
  船の運行会社によりますと、なお乗客236人と乗員700人余りが船内にいるということです。
カンボジア保健省「慎重に検査を行った」
カンボジア保健省は15日、声明を発表しました。この中で保健省は「感染が確認された人もそのほかの人も、下船する時には慎重に検査を行った。マレーシア当局に対し、検査の結果について再度確認するよう要請した」として、保健省としては適切に対応したとする認識を示しました。


2020.2.16-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55699130W0A210C2FF8000/
WHO事務局長「流行の予測不可能」 新型肺炎めぐり
ミュンヘン安保会議で

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日、独南部のミュンヘン安全保障会議で演説し、感染拡大が続く新型コロナウイルスについて「流行がどう広がるかを予測するのは不可能だ」と述べた。日本では感染源を追えない「市中感染」が広がっている可能性があるなど、各国で脅威が増している。

テドロス氏は感染事例の99%が中国に集中していると報告し、医療関係者らが死亡していることに懸念を表明した。一方、中国の国外では広範囲な感染は「まだ見られない」と指摘した。中国政府の対応によって、世界への感染拡大を遅らせることができているとの認識を示した。
  ウイルス対策の資金不足についても言及した。国際社会はテロ攻撃には何十億ドルも用意するが、「経済や政治にはるかに大きな打撃を与えるウイルスへの準備は少ない」と述べ、各国や企業に支援を呼びかけた。ウイルスや対策を巡って、根拠のない情報がSNS(交流サイト)などで拡散していることへの警鐘も鳴らした。米グーグルなどIT(情報技術)大手と連携して、誤情報の撲滅に努めているとした。
  テドロス氏はツイッターで同会議に出席している中国の王毅(ワン・イー)外相と会談したことも明らかにした。今後の対策などについて協議したとみられる。WHOや各国の専門家らで構成する国際調査チームは、中国で活動を始めた。WHOは具体的な地名を明かしていないが、チームは中国の3省を訪問する予定だ。中国当局と患者の状況や感染源などについて話し合い、さらなる感染の防止に向けた対策を探る。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012287121000.html
クルーズ船 米国人期限待たず帰国へ 他国の対応も注目

アメリカ政府は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のアメリカ人の乗客らを16日にも船から下ろし、チャーター機で帰国させることになりました。
  アメリカ大使館の発表によりますと、国務省は横浜港に停泊しているクルーズ船のアメリカ人の乗客らを帰国させるためチャーター機を手配しました。
  チャーター機は16日夕方に日本に到着するということで、準備が整いしだい乗客らを船から下ろし、帰国させる見通しです。
  クルーズ船の運航会社によりますと、およそ2600人の乗客のうちアメリカ人は416人と日本人に次いで2番目に多く、乗員も12人います。
  こうしたアメリカ人の中にも新型コロナウイルスへの感染が確認される中、早期に帰国できるようアメリカ政府に対応を求める声が高まっていました。
  日本政府はこれまで乗客や乗員に対し、最初の感染が確認されてから2週間となる19日まで船内で待機するよう求めていましたが、関係する国の中で初めてアメリカが期限を待たず国民を帰国させる措置に踏み切ったことで、今後、ほかの国の対応も注目されます。
米国人の乗員乗客へのメール “帰国後14日間は隔離”
アメリカ大使館は、クルーズ船にいるアメリカ人の乗客と乗員に宛てて15日メールを送り、帰国に向けた対応について説明したということです。
  それによりますと、16日の夜、アメリカ政府のチャーター機が日本に到着し、乗客らは船を下りたあと、バスに乗って飛行機まで移動します。
  そしてチャーター機に搭乗するまでの間、それぞれの体調を確認し、新型コロナウイルスに感染している兆候が見られた場合は日本にとどまって治療を受けることになるとしています。
  チャーター機は、アメリカ西部カリフォルニア州のトラビス空軍基地に到着したあと、一部の人はさらに南部テキサス州のラックランド空軍基地に向かうということです。
  ただ、乗客はアメリカに帰国したあとも検疫のため14日間隔離されなければならないとして、理解を求めています。
  メールでは「状況は動いている。感染の封じ込めに取り組んでいる船の運航会社と日本政府には深く感謝しているが、アメリカ政府は国民への責任を果たすとともに、日本の医療システムへの負担を減らすため、皆さんが船を下りてアメリカに帰国し、さらなるモニタリングを受けることを勧める」としたうえで「このチャーター機で帰国しない場合、一定の期間帰国できないだろう」とも伝えています。
  また、日本政府関係者によりますと、これまでの調整の結果、アメリカ人の乗客およそ400人のうち、ウイルス検査で陽性だった人を除く350人余りを帰国させる方向になったということです。
  具体的には、アメリカ政府が16日夜にもチャーター機2機を羽田空港に用意して、アメリカ人の乗客はクルーズ船からバスで空港に向かい、チャーター機に乗り込み、17日未明にも羽田空港を出発して、カリフォルニア州にあるアメリカ軍の基地に向かう方向で調整を進めているということです。
加藤厚労相「日米政府間で調整進んでいると承知」
加藤厚生労働大臣は「アメリカ政府からの要請に基づき、現在、ダイヤモンドプリンセスに乗っているアメリカ国民が下船して、アメリカのチャーター機を利用した出国を行うべく、日本国政府とアメリカ政府の間で調整が進んでいると承知している。アメリカ政府から船に搭乗しているアメリカ国籍の方々に、船にとどまりますか、それともこうしたオプションがあるからそれを使われますかという調査が行われていると聞いている」と述べました。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012287201000.html
クルーズ船 新たに67人感染確認 陰性の人は今後順次下船へ

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で67人の感染が新たに確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは合わせて285人となりました。
  厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で15日に検査結果が判明した217人のうち、67人の感染が確認されました。このうち症状がない人は38人だということです。
  今回感染が確認された人の中に、重症者はいないということです。
  これまでクルーズ船で延べ930人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて285人となりました。
  また、厚生労働省によりますと、これまでに感染が確認された人のうち11人が重症となっていて、集中治療室で治療を受けている人もいるということです。ほかにも感染が確認されていない1人が重症だということです。
  
感染が確認された285人のうち、日本人は半数近い137人で、そのほか、アメリカやオーストラリアなど合わせて20の国と地域の人たちの感染も確認されています。
  年齢別では20代が14人、30代が13人、40代が16人、50代が25人、60代が52人、70代が113人、80代が50人、90代が2人と、60代以上が7割を超えています。
  感染が確認された人たちは順次、医療機関に搬送されています。
陰性の人 今後順次下船へ
  船内に残っている乗客・乗員について、厚生労働省はウイルス検査の結果が陰性で健康状態などに問題がなければ、今月19日から順次下船してもらうことを決めました。
  厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内には、現在、乗客・乗員合わせておよそ3400人が残っていて、今月19日まで客室などに待機するよう求めています。
  厚生労働省は15日、乗客・乗員の今後の対応について具体的な方針を明らかにしました。
  それによりますと、感染した人と同じ部屋の人を除く乗客・乗員については、ウイルス検査を行い、陰性の場合、健康状態を確認したうえで再度検査を行わずに、19日以降順次下船してもらうということです。
  感染した人と同じ部屋で、検査の結果が陰性だった人については、感染した人が部屋を離れてから14日間、健康状態に問題がなければ下船してもらうということです。
乗客の発症ピークは7日 乗員は感染継続の可能性も
  厚生労働省は15日、外国メディア向けの説明会で、感染が確認された乗員乗客107人から発熱やせきなどの発症日を聞き取った結果、乗客の発症のピークは今月7日だったとする一方、乗員は7日以降、少しずつ発症する人が出ていて、感染が継続している可能性が否定できないことを明らかにしました。
  この中で厚生労働省の担当者は「7日以前にウイルスに感染し、 7日に発症した乗客が最も多かった。その後の新たな発症者は、特に今月10日以降は急激に少なくなっていて、検疫の効果が出ていると考えている」と述べました。
  一方で「乗員は7日以降、少しずつ発症者が出てきており、感染が継続している可能性は否定できない」としています。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012287101000.html
新型ウイルス 同僚医師も感染確認「院内感染の可能性」和歌山

医師の新型コロナウイルスへの感染が確認されていた和歌山県湯浅町にある総合病院で、新たに同僚の医師と入院中の患者の感染が確認されました。この医師の妻も感染が確認されたということです。県は病院内で感染が広がった可能性があるとして感染経路の解明を急いでいます。

和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、これまでに外科に勤務する男性医師と、一時入院していた農家の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたため、県は、肺炎の症状が出ていた同僚の医師や受診歴がある患者などの検査を進めていました。
  その結果、この病院に勤務する50代の外科医の男性とその50代の妻、それにこの病院に入院している60代の男性の合わせて3人の感染が新たに確認されました。
  3人はいずれも重症ではないということです。このほかの肺炎の症状があった患者や濃厚接触者などの検査結果は陰性だったということです。
  これで和歌山県で感染が確認されたのは5人になりました。
  新たに感染が確認された入院中の患者は病院3階の外科病棟に入院していたということで、県は病院内で感染が広がった可能性があるとして、感染経路の解明を急いでいます。
  県は、ほかに感染した人がいないか医師や看護師の検査を始めたほか、14日の時点で158人いる入院患者については、感染が確認された人と接触する機会が多かった患者を中心に検査することにしています。
  済生会有田病院は14日から感染防止のため外来の診察を停止し、これまでに病院を利用した患者や家族でせきなどの症状がある人は新たに設けた接触者外来を受診するよう呼びかけています。
和歌山県 仁坂知事「院内感染の可能性あると認識」
済生会有田病院で新たに同僚の医師と外科病棟に入院中の患者の感染が確認されたことについて和歌山県の仁坂知事は記者会見で、院内感染が起きている可能性があるという認識を示しました。
入院患者の男性 感染確認の外科医が診察
和歌山県によりますと、新たに感染が確認された60代の入院患者の男性は、先月28日と31日、済生会有田病院を受診し、今月8日、せきやけん怠感があり、外科病棟に入院したということです。
  このうち31日に診察した医師は13日に感染が確認された外科医で、当日に発熱の症状が出始めていたということです。
  病院ではこの外科医のほか、同僚の外科医も感染が確認されていて、同僚の外科医は今月4日に発熱やせきの症状が出始め、男性患者が入院していた今月8日と10日に出勤していたということです。
  2人の外科医と患者について、和歌山県の仁坂知事は15日の会見で、感染との因果関係は分からないとしたうえで、「濃厚接触があった可能性がある」と述べています。
  また、2人の外科医は今月4日と5日の少なくとも2日間、ともに出勤していて、いずれもこの時点で発熱の症状が出ていたいうことです。
  2人の外科医について仁坂知事は同じ外科医で、同僚にあたることから濃厚接触の関係にあったとしています。こうした状況を踏まえ、仁坂知事は院内感染が起きた可能性があるという認識を示しています。
済生会有田病院
   手術や検診も当面中止に勤務する医師などの感染が確認されたことを受けて、済生会有田病院は14日から外来の診察を停止し、手術や検診なども当面、取りやめることにしています。
  病院は手術や検診などを予約している患者への説明を順次始めていて、日程を延期するなど調整を進めているということです。
  薬がなくなった患者については、必要性が高いケースに限って追加の薬を処方しているということです。
  92歳の祖父が済生会有田病院で手術を受け、17日に検診を受ける予定だという和歌山県内の40歳の男性は「祖父は体調に問題はみられないが、検診が受けられないのはやはり心配です。主治医に診てもらえると祖父も安心するので、早く通常の状態に戻ってほしい」と話していました。
地元の人たちは…
地元の人たちからは心配する声や冷静に受け止める声が聞かれました。
  隣の有田川町にある最寄り駅で、患者や見舞いに訪れる人たちを毎日送迎していたという70代のタクシー運転手の男性は「乗客の8割が病院を利用する人なので、ほとんどいなくなり非常に困っています。多くの患者さんを乗せているので、もしかしたら自分も感染しているのではないかと思いとても不安です」と話していました。
  高校生は「地域のみんなが利用する病院で感染者が確認されたということで不安に思います。発表を受けてどう対策するか家族で話し合いました。除菌シートを持ち歩いて、マスクは絶対に外さないようにしています」と話していました。
  感染の確認が発表された13日に横浜から帰省してきたという20代の女性は「本当にびっくりしました。これから横浜に戻りますが、家族を残していくのが心配です」と話していました。
  一方、50代の男性は「地域のほかの病院などにも感染がひろがっていないかと警戒しています。不安ではありますが、そればかりでも前に進めないのでしっかり対策していくしかないと思っています」と冷静に受け止めていました。
イベントに影響も
周辺の自治体では多くの人が集まるイベントを中止する動きも出ています。
  湯浅町に隣接する有田市は毎年恒例の「健康フェア」が16日に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、主催する有田市は中止を決めました。
  イベントでは医師による講演会や骨密度の測定コーナーなどが設けられる予定でしたが、有田市は来場者の健康や安全面を第一に考えた結果、中止を決めたということです。
  予定されていた会場の有田市保健センターでは、歯の健康チェックで使うための薬品や綿棒、それに子どもたちに配るために用意されていたポップコーンなどの菓子が部屋に置かれたままになっていました。
  有田市保健センターの石井理恵さんは「去年の9月ごろからイベントの準備をしていたので残念です。落ち着いたら改めて開催を検討したいです」と話していました。
  このほか湯浅町やその周辺の自治体でも、婚活イベントやトークショーの中止が決まるなど影響が出ています。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012286611000.html
新型ウイルス感染 死亡の女性 症状が出る前に娘と面会

13日、新型コロナウイルスに感染した人としては、国内で初めて死亡が確認された神奈川県の80代の女性は、症状が出る前に娘と会っていたことが県の調査で分かりました。女性の娘は同じく感染が確認された都内のタクシー運転手の妻で、県は感染経路などの特定を進めています。
  神奈川県によりますと、県内に住む80代の女性は先月22日からけん怠感が出始め、今月1日に肺炎と診断されて医療機関に入院したあと、13日死亡しました。
  海外への渡航歴がないことなどから、当初、新型コロナウイルスへの感染の疑いは持たれず、ウイルス検査は亡くなる前日に実施され、死亡したあとに感染が確認されました。
  県のその後の調査で、女性は1人暮らしで、症状が出る前日の先月21日に県内で娘と会っていたということです。
  女性の娘は13日感染が確認された都内のタクシー運転手の妻で、面会に運転手が同席したかどうかは分かっていないということです。
  また女性はけん怠感を覚えてから亡くなるまでに3つの医療機関にかかっていて、最後に入院した際は個室で過ごしていたということです。
  県は、女性と義理の息子のタクシー運転手がいずれも感染していることから、都とも連携して感染経路の特定を進めるとともに、女性と濃厚接触した人の洗い出しを急ぐことにしています。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012286761000.html
新型ウイルス エジプトで初の感染者確認

エジプトの保健省は14日、エジプト国内で初めて、新型コロナウイルスに感染した人を確認したと発表しました。アフリカで感染が確認されたのは初めてです。
肺炎などの症状はみられないということです。感染が確認されたのは外国人だということですが、国籍や性別、感染が確認された経緯など詳細については明らかにしていません。
  エジプト政府は濃厚接触者とみられる人たちにすでに連絡をとっており、潜伏期間にあたる14日間は外部との接触を避けるよう要請したということです。


2020.2.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012287271000.html
新型ウイルス “入院まで時間かかり重症に”中国 武漢

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では死者の数が1500人を超えました。中国の保健当局は、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢では症状の重い患者の多くが入院するまでに時間がかかり、入院時にはすでに重症になっているケースが多いとして、医療体制の拡充を急ぐ考えを強調しました。中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスによる死者の数が14日、新たに湖北省を中心に143人増え、中国での死者は1523人になったと発表しました。
  感染者の数は「臨床診断」で判定された人を含めると合わせて6万6492人となり、このうち武漢の感染者は3万7914人に上っています。
  国家衛生健康委員会の担当者は15日の記者会見で、武漢では感染者全体のうち症状が重い患者が18%前後を占めているとしたうえで、発病してから入院するまでに長い時間がかかり、入院時にすでに重症になっているケースが多いという実態を明らかにしました。
  そのうえで、武漢では体育館や会議場などを転用した9つの臨時の病院が5600人以上の軽症患者を受け入れたことによって、重症患者が指定された重点病院で治療を受けやすくなってきているとして、こうした臨時病院を増やして医療体制の拡充を急ぐ考えを強調しました。


2020.2.14-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012284621000.html
新型ウイルス 国内で初の死者 神奈川の女性 ほかに3人感染確認

  神奈川県に住む80代の女性が新型コロナウイルスに感染し、13日、死亡したことがわかりました。国内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めてです。女性の義理の息子のタクシー運転手の男性も感染が確認され、厚生労働省は感染経路を調べています。

国内で初の死者 神奈川県の日本人女性(80代)
  生労働省によりますと、神奈川県に住む80代の日本人の女性は、先月22日に体調が悪くなり、今月1日、医療機関で肺炎と診断され、入院しました。
  そして12日、症状が悪化し、ウイルス検査を受け、13日、死亡しました。その後、検査の結果が出て、ウイルスに感染していたことが確認されました。女性が亡くなった詳しい原因は分かっていないということです。
  国内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めてです。女性は海外への渡航歴はなかったということで、厚生労働省は、感染経路などについて詳しく調べることにしています。
  13日夜、記者会見した神奈川県によりますと、女性は先月22日からけん怠感があり、28日に医療機関を受診して経過観察の指示を受け、今月1日に肺炎と診断を受けて別の医療機関に入院しました。
  6日には呼吸状態が悪化してさらに別の医療機関に転院していましたが、13日に死亡したということです。そのあと、前日に行った検査の結果が出て新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。
  女性は亡くなるまで3か所の医療機関を受診していましたが、ウイルス検査の実施が死亡する前日だったことについて、県の担当者は海外への渡航歴がなかったことなどが原因ではないかとしています。
  県は今後、感染経路や濃厚接触者の状況について、国とともに調査を急ぐことにしています。
感染確認 東京都のタクシー運転手の日本人男性(70代)
  死亡した神奈川県の女性の義理の息子で東京都内に住む70代のタクシー運転手の日本人男性も、13日、感染が確認されました。
  男性は先月29日に発熱の症状を訴えその後、検査を受けたところ、13日、感染が確認されたということです。男性は発症して以降、自宅で療養していて、勤務は行っていなかったということです。発症する前の14日以内に中国の湖北省や浙江省に滞在したことはなく、その間は外国人の客を乗せたこともないと話していたということで、厚生労働省が感染経路などを詳しく調べることにしています。
  
東京都によりますと、男性は、先月29日に発熱があり都内の医療機関を受診したあと自宅で療養していましたが、症状が改善しないため今月3日に同じ医療機関を受診したところ、肺炎と診断されたということです。その後、今月6日には別の医療機関を受診して、そのまま入院しているということです。
  男性は、発症する前の14日以内に中国・湖北省と浙江省への渡航歴がないほか、「外国人の客を乗せたこともない」と話しているということです。また、男性は、ふだんからマスクを着用して乗務していて、先月29日に発熱したあとはタクシーの営業は行っていないということです。男性は妻と2人暮らしだということで、東京都は感染した経路のほか、濃厚接触者などを調べています。
  東京都は13日、記者会見を開き、都民に対して、「手洗いの徹底などそれぞれができる感染症対策を行ってほしい」と呼びかけました。
感染確認 和歌山県の医師の日本人男性(50代)
  和歌山県の50代の日本人の男性医師も新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
  この男性医師は、先月31日に発熱やけん怠感などが出たあと、肺炎の症状がみられたため今月10日に入院し、13日、感染が確認されました。和歌山県によりますと男性は外科医で、発熱などの症状が出た後も今月3日から5日までは病院で診察を行うなど通常の勤務をしていましたが、6日以降は休み、自宅で療養していたということです。
  男性の勤務先の病院では新規の患者の受け入れは行わず、すでに入院している患者は、全員、検査を行ったうえで病院内にとどまってもらうとしています。
和歌山 感染確認の医師勤務する病院 同僚ら3人肺炎の症状訴え
  和歌山市に住む50代の男性医師が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、和歌山県は勤務先の病院で肺炎の症状を訴えている同僚の医師やこの病院で受診歴がある男性の合わせて3人の検査を進め、ウイルスへの感染がないか確認を急ぐことにしています。
  和歌山県によりますと13日、湯浅町の済生会有田病院に勤務する外科医で和歌山市に住む50代の男性が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
  発症前の14日間に中国への渡航歴はなく、中国から来た人との明らかな接触も確認できていないということで、県は発症前の行動を詳しく調べています。

  この医師は発熱などの症状が出た先月31日と今月3日から5日にかけて診察など通常の勤務をしていて、住まいがある和歌山市からは車で通勤していたということです。
  この病院では▽同僚の男性医師1人と▽受診歴がある男性2人が肺炎の症状を訴えていて、このうち受診歴がある高齢の男性1人は症状が重く、別の病院に入院しています。
  3人について県は検体を採取するなどして検査を進め、ウイルスに感染していないか確認を急ぐことにしています。
  県などでは医師の勤務先の済生会有田病院について、新規の患者の受け入れは行わずすでに入院している患者は全員、コロナウイルスの検査を行ったうえで病院内にとどまってもらう方針です。
  また、県は、この病院に通院していた人でこれまでに発熱やせきなどの症状が出た人は病院に設置する接触者外来を受診してほしいと呼びかけています。感染確認 千葉県の会社員の日本人男性(20代)
  千葉県では、県内に住む20代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
  葉県によりますと、この男性は、今月2日に37度台の熱が出たあと、熱が上がったため6日にかけて県内の2つの医療機関を相次いで受診しましたが、症状は改善せず、せきも出るようになったということです。
  さらに今月10日に別の医療機関を受診し、その際に肺炎を起こしていることが判明したため入院して抗菌薬などによる治療が行われましたが、症状は好転しませんでした。このため、13日昼すぎから新型コロナウイルスの検査が行われ、感染が確認されました。38度台の熱が続いていますが、重症ではないということです。
  発症する前の14日以内に海外への渡航歴はなく、肺炎患者との明確な接触も確認されていないということです。
  男性の妻や子ども、それに同僚に今のところ症状は出ていないということです。千葉県は感染経路などを詳しく調べています。
国内で感染確認 251人に
  国内で感染が確認されたのは、クルーズ船の218人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の人が20人の合わせて251人となりました。
専門家「ある程度 感染が広がっているおそれも」
  感染症に詳しい防衛医科大学校の加來浩器教授は、「誰から感染したかがたどれなくなる事態はある程度、予測されていることで、国内ですでにある程度、感染が広がっているおそれもある。今後、国は、医療態勢全体の見直しを検討していくだろう。新型コロナウイルスの患者が地域の診療所を受診する可能性もあるので、微熱がだらだらと続いて肺炎に至るといった、新型コロナウイルスの特徴的な症状についての情報をセミナーなどを通じて多くの医師と共有する必要がある。また、韓国で『MERS』の感染が拡大した際には市民の間で不安が広がったことで入院中の患者が、無断で別の医療機関を受診するといった、『ドクターショッピング』と呼ばれる行動がみられ、院内感染が広がるという問題も起きた。そうした事態にならないためにも一般の人たちは冷静に受け止めて対応してほしい」と話していました。


2020.2.14-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012284721000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
中国 新型ウイルス患者数6万人に迫る 習指導部湖北省幹部更迭

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、最も深刻な湖北省を中心に患者数が6万人に迫っています。習近平指導部は、湖北省の幹部を次々と更迭し、国民の批判をかわすとともに、各地の政府の幹部らに今が最も重要な時期だとして全力で感染拡大の抑え込みに当たるよう求めています。
  中国では、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が新たに254人増えて1367人となり、患者の数は6万人に迫っています。こうした中、習近平指導部は13日、感染拡大が最も深刻な湖北省のトップ蒋超良書記(62)と、武漢市のトップ、馬国強書記(56)の2人の解任を発表し、対策が十分ではなかったとして更迭したものとみられます。
  湖北省では今月11日にも、省の保健当局のトップとナンバー2の2人を解任しており、対応が不十分な責任者には厳しく対処する姿勢を示すことで、国民の批判や不満をかわすとともに、各地の政府や共産党の幹部に全力で予防対策にあたるよう迫るねらいがあるとみられます。
  一方、医師や医療物資が不足している湖北省には、これまでに全国各地の病院から2万人以上の医療関係者を派遣したほか、13日は軍の医療関係者1400人を新たに派遣し、国をあげて医療体制の拡充を図っています。しかし、今後、企業などが業務を再開するのに伴って人の移動が増える見通しで、中国は感染拡大を抑え込めるかどうかを左右する重要な時期を迎えています。


2020.2.13-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012284561000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
チャーター機第2便で帰国 宿泊施設滞在者 全員陰性

先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機の第2便で帰国し、宿泊施設に滞在していた人たち199人のウイルス検査の結果が判明し、第1便の人たちと同じく全員が陰性で感染が確認されなかったことがわかりました。
  厚生労働省によりますと、先月30日に中国の湖北省 武漢から政府が用意したチャーター機の第2便で帰国した人のうち、ウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状もみられなかった199人は埼玉県和光市にある国の宿泊施設などに滞在してきました。
  そしてウイルスの潜伏期間とされる12.5日が過ぎた12日から改めてウイルス検査を受けた結果、13日、全員が陰性で、感染が確認されなかったことがわかりました。
  これにより13日夜以降、施設を出て、帰宅できる見通しです。
  厚生労働省は帰宅する人たちに対し、日常生活に特に制限は設けないとしています。
  第2便よりも1日早い第1便で帰国して宿泊施設に滞在していた人についても、12日、全員が陰性だったという結果が判明しています。
  また第3便と第4便で帰国し、宿泊施設に滞在している人たちについても順次、同じ検査が行われます。


2020.2.12-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281781000.html
新型ウイルス 中国 感染者4万4000人超え 死者1113人に

新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が4万4000人を超え、死亡した人も1113人となりました。WHO=世界保健機関は、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVID(コビッド)ー19」と名付けたと発表し、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスの感染が確認された患者の数が11日、新たに2015人増えて、4万4653人になったと発表しました。また死亡した人は、湖北省を中心に97人増え、中国での死者は合わせて1113人となりました。
  中国を中心に感染が拡大する中、WHOのテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVIDー19」と名付けたと発表しました。
  WHOでは、11日から始まった専門家の会合で、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
  こうした中、中国の保健当局の専門家チームでトップを務める鍾南山氏は11日、ロイター通信の取材に対し、感染拡大のピークについて、AI=人工知能を活用した予測などに基づき「今月中旬から下旬にかけてピークを迎える可能性がある」と指摘しました。
  その一方で、新型コロナウイルスの特徴について「これほど速く、短い期間に感染が広がるとは想像していなかった」と述べ、中国当局としても想定外の感染力だったことを示唆しました。


2020.2.12-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281811000.html
クルーズ船 新たに39人と検疫官1人感染確認 入院の4人重症

  新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに乗客・乗員39人と検疫官1人の感染が確認されました。また、11日までに感染が確認された人の中で、症状が重い人が4人いて、このうち2人が集中治療室で治療を受けているということです。
  厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに53人の検査を実施した結果、乗客29人と乗員10人の合わせて39人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
  この中には、10代の女性も含まれ、クルーズ船で10代の人の感染が確認されたのは初めてです。また、日本人は10人いるということです。
  これで感染が確認された乗客と乗員は合わせて174人となり、厚生労働省が順次、医療機関に搬送しています。
  さらに、船内で検疫を行っていた50代の男性検疫官1人も感染が確認されました。検疫官はクルーズ船が横浜港沖に停泊していた今月3日の夜から4日の夜にかけて、乗客から質問票を回収したり、体温を測定したりしていて、客室に立ち入ることもあったということです。
  検疫官は医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。
  厚生労働省によりますと当時、船内の検疫は今月3日がおよそ30人、4日はおよそ60人で行っていたということです。
  検疫官は船内での検疫のあと、今月5日から7日まで検疫所で通常勤務を行ったあと、9日に発熱し、10日、医療機関を受診してウイルス検査を受けたということです。
  また、11日までに感染が確認され搬送された人のうち、症状が重い人が4人いて、このうち、集中治療室に入っている人が2人、人工呼吸器を使うなど呼吸管理を行っている人が2人いるということです。
  重い症状の人のうち、3人は日本人で60代の男性が1人、70代の男性が2人いて、もう1人は外国籍の70代の男性だということです。
  さらに、体調が悪化してクルーズ船から搬送された外国籍の60代の男性も症状が重く、集中治療室で治療を受けていますが、ウイルスに感染しているかどうかはわかっていません。
  国内で感染が確認されたのはクルーズ船の174人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが16人の合わせて203人となりました。
乗客 薬届くも「いつまで持つか不安」
  「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に12日午後、電話で取材すると、持病の薬などは手元に届き始めたものの、船室で待機する時間が長引き、体調などに不安を感じていると話していました。
  小柳剛さん(72)は10日、高血圧などの持病の薬が届き、船内で薬剤師とやり取りができるようになったということです。
  小柳さんは「室内だけで過ごす日が長引き、だるさを感じてきています。あと10日近く、この生活が続くが、いつまで持つか不安です」と話していました。
  また、岡村吉雄さん(74)は、一緒に乗船する68歳の妻が11日の晩から発熱し、12日午前、医務室に連絡を入れたものの、午後になっても診察が受けられないということです。
  岡村さんは「医療チームが船内に入ってきているという話は聞いている。ただのかぜかもしれないが、コロナウイルスかもしれないと不安なので、早く診察に来てほしい」と話していました。
官房長官「全員検査は状況見極め判断」
  菅官房長官は、午後の記者会見で、集団感染が確認されているクルーズ船の乗客と乗員へのウイルス検査について、「今月18日までには1日1000件を超える検査能力を確保できる予定だ。現在、乗員・乗客の健康確保に最大限配慮しつつ、優先的に対応すべき人からウイルス検査を進めており、全員に検査を行うかどうかは、検査能力の確保の状況などを見極めながら判断していきたい」と述べました。
  また菅官房長官は、品薄状態にあるマスクについて、「生産・流通状況をきめ細かく把握しつつ、できるだけ早く品切れが緩和されるよう官民連携して取り組んでいきたい」と述べ、マスクが増産され、品薄が解消されるのは、来週以降になるという見通しを示しました。


2020.2.11-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281261000.html
新型ウイルス 中国 死者1000人超 習主席 対策進める姿勢強調

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、死亡した人が1000人を超えました。中国政府は「感染拡大の防止という人民の戦争を必ず勝ち抜く」と大々的に宣伝し、習近平国家主席が陣頭指揮をとって徹底した対策を進める姿勢を強調しました。
  中国の保健当局、国家衛生保健委員会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が10日、新たに108人増えて1016人になったと発表しました。1日で100人以上が死亡したのは初めてで、中国での死者は1000人を超えました。
  こうした中、国営の中国中央テレビは、習近平国家主席が10日、北京で患者の治療にあたっている病院などを視察したり、状況が最も深刻な湖北省武漢に派遣している政府の幹部らとテレビ会議を行ったりした様子を繰り返し伝えています。
  この中で習主席は「感染拡大の防止という人民の戦争を必ず勝ち抜く」と述べ、陣頭指揮をとって徹底した対策を進める姿勢を強調しました。習主席が感染対策の現場を訪れたのは初めてで、公の場に姿を見せたのは今月5日にカンボジアのフン・セン首相と会談した時以来、5日ぶりとなります。
  湖北省では武漢を中心に、10日も2000人以上の感染が新たに確認されたほか、症状が重い患者は6000人以上に上っています。武漢の当局は、発熱の症状を訴えた人が区をまたいで医療機関で診察を受けることを禁止するなど、人の移動による感染拡大の防止に向けた対策を一層強化しています。


2020.2.10-産経フオト 産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/photo/story/news/200210/sty2002100019-n1.html
新型肺炎、新たに65人感染 クルーズ船、拡大止まらず 国内の感染者160人超
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスの集団感染で、厚生労働省は10日、新たに検査結果が判明した103人のうち65人の感染が確認されたと発表した。厚労省は9日も6人の感染を発表。クルーズ船では検査した延べ439人のうち135人の感染が判明し、拡大が止まらない事態になっている。中国湖北省武漢市から帰国した邦人らを合わせると、国内で報告された感染者は161人となった。
   厚労省は、船内に待機する約3600人の乗客乗員全員に対し、下船する際のウイルス検査の実施を検討していると明らかにした。全員検査を実施する場合、結果を待ってからの下船になるとした。
   日本環境感染学会は拡大を防ぐために感染制御に詳しい医師や看護師の専門チームを11日にクルーズ船に派遣する。


2020.2.10-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html
クルーズ船での新たな感染確認は65人 厚労省

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。クルーズ船で感染が確認されたのは、合わせて135人となりました。
  厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施しています。
  その結果、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。
  このうち、10日午後7時の時点で4人を医療機関に搬送しその後も順次、搬送するということです。
  これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、135人となりました。
  クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。
厚生労働省は残るおよそ3600人の乗客と乗員について、今後も引き続き船内にとどまったうえで原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めることにしています。
  また、感染が確認された人と濃厚接触したり、発熱などの症状が見られたりする人については、順次、ウイルス検査を実施していくことにしています。
国内で感染が確認されたのは
▽クルーズ船の135人、
▽チャーター機の10人、
▽それ以外の観光客などが16人の合わせて161人
となっています。
乗員乗客全員への検査 現段階では難しい 官房長官
  菅官房長官は午後の記者会見で、クルーズ船で新たに60人余りの感染が確認されたことについて「検査を進める中で、陽性反応が出ていると報告を受けている。検査結果をきちんと整理のうえ、本人に伝えてから厚生労働省から公表される。今後はウイルス検査の処理能力などを踏まえつつ、引き続き、船内の乗員乗客の健康や不安の解消を最優先に対応していきたい」と述べました。
  そして乗員乗客全員への検査実施については、「現状においては厳しいものがある」と述べ、現段階では難しいという認識を示しました。


2020.2.10-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200210/ecb2002100637001-n1.htm
ダイヤモンド・プリンセス 全乗客の旅行代全額払い戻し

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の運航会社、プリンセス・クルーズは9日、新型コロナウイルスの集団感染が発生した今回のクルーズでの旅行代金を全乗客に全額払い戻し、無料にすると明らかにした。
同社は同日夜、船内の客室で待機する乗客にジャン・スワーツ社長のメッセージを配布。クルーズの旅行代金だけでなく、クルーズ前後の航空費やホテル宿泊費、送迎料金、オプションの寄港地での観光ツアーなども含め、今回の旅行で乗客が支払った全ての代金を全額を払い戻すとした。検疫下に置かれた待機期間中の費用も請求しないとしている。
  今回のクルーズは15泊16の日程で、旅行代金は25万円~138万2000円。同社長はメッセージで「異常な状況を考慮し、料金の全額を払い戻しさせていただきます」と表明した上で「みなさまが現在感じているストレスを少しでも緩和できるよう願っています」とした。
   同船は1月20日に横浜を出発し、22日に鹿児島に寄港した後、25日に香港に到着。さらにベトナムや台湾を巡り、2月1日に那覇に寄ってから、予定を繰り上げて3日夜に横浜港に着いた。


2020.2.10-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
新型ウイルス肺炎に関して- NHK

新型コロナウイルス クルーズ船 新たに6人の感染確認

2月10日 8時17分
新型ウイルス 中国で死者900人を超える
新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国湖北省の保健当局は、9日、新たに91人が死亡したと発表しました。
これで今回の感染拡大による中国国内の死者は合わせて903人となり、900人を超えました。

2月10日 8時16分
チャーター第1便帰国者 感染なければ12日にも施設退去の見通し
中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した人たちは政府が確保した施設などでの滞在が続いていますが、このうち第1便で帰国した人たちは11日改めてウイルス検査を受けて感染が確認されなければ、早ければ12日にも施設を出られる見通しです。
  新型コロナウイルスの感染が拡大している中国の湖北省武漢からは先月29日から4回にわたって合わせて763人がチャーター機で羽田に到着し、ウイルス検査の結果、感染が確認されなかった人たちは政府が確保した宿泊施設などに滞在しています。
  厚生労働省は今月6日、施設への滞在期間をWHO=世界保健機関が示したウイルスの潜伏期間に合わせて最長で12.5日としました。
  これを受けて第1便で帰国した人たちは11日改めてウイルス検査を受けて感染が確認されなかった場合、早ければ12日にも施設を出られる見通しです。
  その後、第2便以降で到着した人たちも同じように順次、検査を受けたうえで施設を出ることになる見通しだということです。

2月10日 8時13分
WHOシニアアドバイザー「封じ込めはこの数週間が鍵」
感染が広がる新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関でシニアアドバイザーを務める進藤奈邦子さんは、湖北省武漢で街が事実上封鎖されていることで感染の拡大が防げているとして、今後、感染を封じ込められるかはこの数週間が鍵だという考えを示しました。
  WHOで感染リスク管理部のシニアアドバイザーを務める進藤奈邦子さんは9日、スイスのジュネーブにある本部でNHKのインタビューに応じました。
  この中で進藤さんは、ウイルスの感染源について、「去年11月ごろに人間界に入ってきたらしいということは分かっているが、どのような動物から入ってきたのかは今のところ分かっていない」と述べました。
  そのうえで「呼吸器感染症のワクチンははしかや日本脳炎と違い、完全に病気を予防するものを作ることは非常に難しく、世界の知恵を集めて対応しなければならない」と述べ、今月11日からジュネーブで開かれる緊急会合で世界の専門家が集まって議論することに期待を示しました。
  また、最も状況が深刻な湖北省武漢で街が事実上封鎖されていることについて、「武漢での囲い込みによって、中国国外での発症例が減っていて効果はこの先もある程度は期待できる」と指摘したものの、今後、武漢以外の場所で感染が拡大する可能性は排除できず、感染を押さえ込めるかはこの数週間の対応が鍵だという考えを示しました。
  このほか、中国当局の対応について、2003年に流行した新型肺炎「SARS」が流行した際には医療従事者や病院内での感染が数多く報告されたものの、今回は医療現場での感染の制御が徹底されているとの見方を示しました。

2月10日 6時50分
中国 地方政府で立ち入りに厳しい措置 企業活動に影響懸念
中国では企業活動の再開を前に新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと地方政府レベルで厳しい措置をとるところもあって、このうち多くの日系企業が進出する江蘇省無錫では、湖北省など感染者が多いあわせて7つの省から来る人が市内に入ることを規制しています。
  無錫市政府の発表によりますと、市内に入ることが規制されるのは、湖北省のほか、浙江省、広東省、河南省、湖南省、安徽省、それに江西省のあわせて7つの省から来る人です。
  この7つの省以外からでも無錫市内に入る場合は、当局の許可が必要だということです。
  また、日本人を含めた外国人に対しても市内に戻るためには、当局が活動再開を許可した企業に所属していることが条件とされているうえに14日以内に湖北省など7つの省に行ったことがないことなどをあげています。
  無錫には、300社以上の日系企業が拠点を構えているとみられ、企業活動に大きな影響が出ることが懸念されます。

2月10日 5時49分
新型ウイルス 中国以外で27の国と地域で380人が感染
中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて380人となっています。
  中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、▽日本が、集団感染が確認されたクルーズ船の70人を含めて合わせて96人となっています。
  続いて、▽シンガポールが43人、▽香港が36人、▽タイが32人、▽韓国が27人、▽台湾が18人、▽マレーシアが17人、▽オーストラリアが15人、▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、▽アメリカが12人、▽フランスが11人、▽マカオが10人、▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、▽カナダが5人、▽イギリスが4人、▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、▽ロシアとスペインが2人、▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

2月10日 5時21分
中国 10日から企業活動再開 業務本格化には時間も
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、10日から企業の活動が再開され、感染拡大の抑え込みに向け重要な時期に入りましたが、企業の中には、交通機関の利用をさけて在宅勤務を続けるといった対策をとるところもあり、業務の本格的な再開にはまだ、時間がかかりそうです。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会などによりますと、中国で、新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数は9日までに812人となり、2003年に流行した新型肺炎「SARS」で世界全体で死亡した774人を上回りました。
  感染が確認された人も3万7198人にのぼっています。
  中国では今月2日に旧正月、春節の連休が終わったあとも、上海などで企業の活動再開が1週間延期されてきましたが、10日からは各地で再開される見通しです。
  感染拡大の抑え込みに向けて重要な時期に差しかかり、各地の駅などでは、消毒や、利用者一人一人の体温を測定するといった予防対策を行っています。
  ただ、交通手段が制限されていることなどから、帰省先から都市部に戻っていない人も多くいるとみられるほか、地域によっては戻った人に一定期間、自宅で待機するよう求めていて、企業の中には業務を行うための人手の確保が難しいところもあります。
  また、企業が策定した感染拡大の予防策を地元の衛生当局が承認しなければ事業所の再開が認められない地域もあります。
  このほか、地下鉄やバスなどの公共交通機関の利用によって従業員が感染するのを防ぐため、在宅勤務を継続したり、ラッシュを避けて勤務時間を短縮したりする企業もあり、本格的な業務の再開にはまだ、時間がかかりそうです。


2020.2.8-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277771000.html
新型ウイルス 警鐘鳴らし処分の医師死亡 中国政府一転して評価

新型コロナウイルスの感染拡大について、中国政府が公表する前に警鐘を鳴らし、警察から処分されていた病院の医師が、みずから感染し、7日亡くなったことを受けて、中国政府は哀悼の意を示し、一転して医師を評価する姿勢を見せるなど、国民の間で高まる批判への対応に追われています。
  新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が3万1000人を超え、死亡した人は636人に上っています。
  感染が始まった湖北省武漢で、政府が公表する前にSNSで警鐘を鳴らし、それを理由に警察から処分を受けていた医師も感染して7日亡くなりました。
  これをきっかけに、国民の間では中国政府の初期対応や情報公開の在り方をめぐって批判が一層高まっています。
  これに対し中国政府は7日、保健当局の記者会見で哀悼の意を表したほか、調査チームを派遣して全面的な調査を行うと発表するなど、一転して医師を評価する姿勢を見せ、国民の批判をかわしたいねらいもあるとみられます。
  また、中国政府は感染拡大を抑え込むため、もっとも深刻な湖北省の対策に重点を置き、臨時の病院を建設したり、全国から医療関係者を派遣したりしていますが、患者の急増に対応が追いついていません。
  中国のメディア「財新」によりますと、武漢に程近い鄂州では、医師や看護師が不足し、定年などで退職した元病院職員に復帰を求めているほか、随州では、防護服も足りず、レインコートを代用するよう呼びかけている病院もあるということで、厳しい状況が続いています。


2020.2.8-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275361000.html
新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計326人

中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて326人となっています。
  中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
  ▽日本が、集団感染が確認されたクルーズ船の61人を含めて合わせて86人となっています。


2020.2.8-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277901000.html
新型ウイルス 感染者3万人超 死者722人 中国保健当局

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が3万4000人に達し、死亡した人は700人を超えました。状況が最も深刻な湖北省では、重体となっている人が1000人を超えていて、中国政府は症状の重い患者に対する医療態勢の強化を急いでいます。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスの感染が確認された患者の数が7日、新たに3000人以上増え、3万4546人になったと発表しました。
  死亡した人は湖北省を中心に86人増え、中国での死者は合わせて722人となりました。
  また、状況が最も深刻な湖北省の保健当局によりますと、湖北省では重体となっている人が1007人いるということです。
  国営の中国中央テレビによりますと、湖北省の武漢では新型コロナウイルスに感染した患者を専門に治療するため、突貫工事で建設されていた2つ目の病院が、8日にも運用を始める予定で、最大で1500人の患者を受け入れることができるということです。
  ただ、湖北省の政府は急増する患者の対応に当たる医療従事者の不足に加え、防護服やマスク、症状の重い肺炎の患者に必要な酸素吸入のための医療物資なども不足しているとしています。
  中国政府は日本円で30億円余りを緊急に投入し、必要な機器などの購入を進める方針を明らかにしていて、症状の重い患者に対する医療態勢の強化を急いでいます。


2020.2.7-産経新聞 THE SANKEI NEWS -https://www.sankei.com/life/news/200207/lif2002070040-n1.html
「浮かぶ監獄」海外メディアがクルーズ船乗客の発信を紹介

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で確認された新型コロナウイルスの集団感染には海外メディアも高い関心を寄せている。
 「豪華なクルーズじゃない。まるで『浮かぶ監獄』だ」。仏国際ニュース専門テレビ局フランス24などは6日、乗客の英国人男性がSNSで発信した言葉を紹介した。
 英BBCも、乗客らのSNSへの投稿を基に、船内の様子を報じた。デッキに出る際は「マスクを着用し、他人との間隔を1メートルは空けてグループで集まってはならない」などのルールがあることや、「服は繰り返し着なくてはならず、下着はせっけんで手洗いしている」といった生活ぶりを伝えている。
 米CNNは「(船内では)地上よりも急速に感染が広がるとみられる」とする専門家の見解を紹介したほか、新婚旅行のためにクルーズ船に乗っていた米国人女性にも取材。女性は「安全とは感じられていない。すでに感染しているクルーズ船ではなく、消毒された安全な環境で隔離されるべきだ」とした上で、「トランプ大統領、助けて」と訴えた。


2020.2.6-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275631000.html
安倍首相“香港発の別のクルーズ船の外国人 入国拒否の措置”

安倍総理大臣は、6日夜開かれた新型コロナウイルスの対策本部で、乗客に感染の疑いが確認された別の香港発のクルーズ船が、近く日本に入港する予定だとしたうえで、乗船する外国人の入国を拒否する考えを明らかにしました。
  対策本部で、安倍総理大臣は「今般、船舶内で新型コロナウイルスの感染症を発症したおそれのある者が確認された、香港発のクルーズ船『ウエステルダム号』が、日本に入港する予定だ」と述べ、横浜港に停泊するクルーズ船とは別のクルーズ船が、日本への入港を予定していることを明らかにしました。
  そのうえで「先日も出入国管理法に基づき、一定の事由に該当する外国人の入国拒否を決めたが、『ウエステルダム号』に乗船している外国人についても特段の事情がないかぎり、その入国を拒否する措置を追加する」と述べました。
  そして、7日の午前0時から効力を発生させるとし、今後も同じようなケースが確認された場合には、同様の措置をとる考えを示しました。
  また、安倍総理大臣は、水際対策を今後も徹底するとともに国内の検査体制を強化し、感染拡大の防止に万全を期すよう各閣僚に指示しました。


内閣官房 HP-https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
新型コロナウイルス感染症の対応について

中国 死者 563 人 感染者 2018 人


2020.2.6-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274611000.html
新型ウイルス クルーズ船で新たに10人感染確認 厚労省

新型コロナウイルスに感染した香港の男性が乗っていたクルーズ船で、発熱などの症状がみられる人やその濃厚接触者などにウイルス検査が行われ、6日、新たに71人の結果が判明し、このうち乗客10人が感染していたことが確認されました。これまでにこの船で感染が確認されたのは、合わせて20人となりました。
  厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。
  6日、新たに71人分の結果が判明し、このうち男女10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
  10人は全員乗客で、年代は50代が1人、60代が4人、70代が5人となっています。
  また日本人は4人で、その他の人の国籍や出身地はアメリカとカナダが2人、ニュージーランドと台湾が1人となっています。
  感染が確認された10人全員が発熱などの症状がある人で症状がない人はいないということです。
  船は6日朝、横浜港に接岸し、厚生労働省は、新たに感染が確認された10人を神奈川県内の医療機関に搬送し、入院させることにしています。
  クルーズ船の乗員乗客ではこれまでに合わせて102人の検査結果が判明し、このうち感染が確認されたのは、5日の10人と合わせて20人となりました。
  厚生労働省は船内での検疫と、必要な人へのウイルス検査が続いているため、船内に残るおよそ3700人の乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として5日からの14日間、客室などで待機することを求めています。
  国内で感染が確認された人は45人となりました。
  厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。
新たな感染者 神奈川県内5か所に搬送
厚生労働省や神奈川県は、県内5か所の医療機関に搬送するための作業を進めていて、横浜港の大黒ふ頭では10人を県内5か所の指定医療機関に搬送するための作業が進められています。
  現場では県からの要請で災害派遣医療チーム「DMAT」も到着し、外から見えないよう周囲をブルーシートで覆いながら感染が確認された人たちが救急車に移されていました。
  これにより、5日に搬送した10人と合わせて、県内に8か所ある感染症の患者を受け入れる指定医療機関すべてで受け入れることになるということです。
  横浜市によりますと、このあと船内にとどまる人たちのための、食糧や物資の補給などが行われる見通しだということです。
  横浜市は要望があれば保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。
香港で下りた男性 乗船前からせきの症状
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、アメリカのクルーズ会社が運航している大型客船です。
  先月20日に横浜を出て、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、それに那覇を16日間でめぐり、横浜港に到着する予定でした。
  香港当局によりますと、このクルーズ船に乗っていた香港に住む80歳の男性が先月25日に香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
  男性は、乗船する前の19日からせきの症状があり、20日に横浜港から乗船し、22日に鹿児島を経て25日に香港で下船したということです。また、鹿児島では下船して、船の乗客を対象にしたバスツアーに参加していたということです。
  男性の感染確認を受け、厚生労働省は、今月3日から横浜港沖に停泊した船内で乗客と乗員全員に検疫を行い、発熱やせきなどの症状があり感染が疑われる人などにはウイルス検査を行っています。
  厚生労働省によりますと、船には当初、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗っていて、5日の時点でウイルスへの感染が確認され病院に搬送された人などを除く3699人が船内に残っていました。
  乗客のおよそ半数、1281人が日本人で、香港や台湾など合わせて56の国と地域の人がいたということです。
持病の薬を届ける家族の姿も
クルーズ船が接岸している大黒ふ頭には、乗船している家族を心配して訪れた人の姿もありました。
  神奈川県横須賀市に住む72歳の母親が、船内にとどまっているという女性は、「けさ、仕事に行く前に母親からSNSで連絡があり、部屋番号を言えば物の受け渡しができると聞いたので、持病の薬を持ってきました。薬は旅行の日程分と予備の分くらいしかなく、きのうの朝で切れてしまったと聞いています」と話していました。
  また、「母はクルーズ旅行が好きなのですが、まさかこの船に乗っているとは思いませんでした。部屋の掃除やバスタオルの交換がないなど不自由な部分はあるようですが、食事も出るようなので薬以外は心配していません。船内でそれなりに過ごしていてもらいたいです」と話していました。 
船内では依頼書配付 無料で医薬品提供とアナウンスも
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の30代男性がツイッター上に投稿した動画によりますと、5日午後7時ごろに船内アナウンスがあり、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることや、医薬品を無料で提供することなどが伝えられたということです。
  動画のなかでは、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で「現在、多くのお客さまからふだん服用されている薬に関してご相談をいただいております。つきまして、今晩、お客さまの客室にふだん服用されている医薬品の追加の依頼書を送ります。皆様が必要な薬の名前をご記入し、部屋の外に置いてください。無料で手配できるよう、調整します。皆様の医療品の手配を最優先事項として取り組ませていただいています」と伝えています。
  乗客の男性は、部屋に届けられた医薬品の依頼書の画像も投稿しています。
  それによりますと、これから14日間に必要な医薬品の名前、1回の服用量、1日に服用する回数、薬が必要な日数が記入できるようになっていて、24時間以内に医薬品が必要かどうかを尋ねる項目も設けられています。
医薬品を依頼した男性は
乗客の70代の男性によりますと、5日夜、必要な医薬品を依頼できる用紙が配られたということです。
  船内アナウンスで、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることが伝えられたということで、その後、午後10時になって乗員が男性の部屋を訪れて用紙を手渡し、必要事項を記入したあと部屋の外に置くよう伝えられたということです。
  男性は鼻や耳に持病があるということで、いつも服用している薬などを書いて各部屋の外にあるポストの上に置いたところ、けさには用紙がなくなっていたということです。
  男性は、「鼻と耳の薬はあと2日分しかなく、薬が切れると夜眠れなくなってしまうので困っている。用紙を提出したあと何も連絡がないので、いつ薬が届くのかわからず不安だ」と話していました。
客室にマスク配付へ
乗客の30代男性がツイッター上に投稿した内容によりますと、6日正午すぎに船内アナウンスがあり、客室にマスクを配ることなどが伝えられたということです。
  投稿された音声では、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で、「皆様のために本日マスクが搬入され、各客室にお配りすることができます。今しばらくお待ちください」と伝えています。
  また、5日から食事もルームサービスとなるなど乗客は原則、それぞれの客室にとどまるよう求められていますが、投稿された音声では「お客様のなかには、窓のない部屋、バルコニーのない部屋に滞在しており、息苦しい思いをされている方もいらっしゃるかと思います。少数のお客様に、グループで時間を決めたうえで順番に皆様に外の空気を吸っていただけないかということで、検疫当局の皆様から許可を得られるよう調整を進めております。今しばらくお待ちください」とも伝えていました。
  このほか、連絡手段として無料で開放されているインターネットの回線について、6日午前11時から改良作業を行っていると伝えていました。


202.2.5-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200205/mcb2002051127019-n1.htm
新型肺炎の死者500人に迫る 中国、感染者は2万4千人超に

【北京=三塚聖平】
中国国家衛生健康委員会は5日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が中国本土で2万4324人、うち死者は490人に上ったと発表した。現時点で感染が疑われる事例も2万3千人を超えており、湖北省を中心に感染拡大に歯止めがかかっていない。
  いずれも5日午前0時(日本時間同1時)時点。重症者は3219人で、既に回復して退院した人が892人となっている。感染者は前日から3887人増えており、1日あたりの増加数としては6日連続で最高を更新。感染拡大の勢いが弱まっていない現状が鮮明となっている。死者は新たに65人増えており、いずれも湖北省で確認されている。
  感染拡大が最も深刻な武漢市を含む湖北省当局は5日、感染者が4日に3156人、死者が65人増えたと発表した。中国当局の4日に発表によると、感染者の致死率は同日時点で中国本土で2・1%なのに対し、湖北省では3・1%に上る。武漢市では4・9%に達しているといい、治療態勢が整っていないことが死亡率を押し上げているとみられる。
  武漢では2日に新型肺炎患者の治療を専門に行うベッド数が約1千床の「火神山病院」が完成。5日にはそれとは別の専門病院が完成予定と伝えられている。
  一方、海外でも感染が拡大しており、中国本土以外ではこれまでにフィリピンと香港で計2人の死亡が確認されている。


202.2.4-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200204/k10012271531000.html
新型肺炎 中国の感染者数2万人超える 死者425人に

新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が2万人を超えたほか、死亡した人も425人に上っています。習近平指導部は3日、対応に問題があったことを初めて認め、感染拡大に伴って経済に悪影響が広がり、国民の不満が高まることに危機感を強めています。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は4日、新型のコロナウイルスに感染した患者の数が、3日の発表から新たに3235人増えて、2万438人になったと発表しました。
  また死亡した人も、感染拡大が最も深刻な湖北省で新たに64人増え、合せて425人となりました。湖北省では、重体の患者も576人に上っているということです。
  湖北省では3日、急きょ建設された専門の病院で患者の治療が始まり、およそ1000人の受け入れが可能となりましたが、1日で患者が新たに2000人以上増え、医療体制が追いつかない状況が続いています。
  中国では、2003年に新型肺炎「SARS」が流行した際に、政府の情報公開の遅れなどから感染の拡大につながり、国内外から批判を浴びましたが、今回も感染が拡大し続ける中で、経済や市民生活への影響が広がり、インターネット上では当局の対応の遅れを批判する声も相次いでいます。
  こうした中、3日、共産党の最高指導部、政治局常務委員会の会議が開かれ、「今回明るみに出た、対応の欠陥や至らなかった点を教訓とし、緊急対応の能力を高めなければならない」と一連の対応に問題があったことを初めて認めたうえで、国を挙げて対策にあたるよう指示しました。
  共産党の最高指導部が対応の不備を認めるのは異例で、習近平指導部は、感染拡大に伴って経済に悪影響が広がり、国民の不満が高まることに危機感を強めています。


202.2.2-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200202/k10012269431000.html
新型肺炎 フィリピンで中国人1人死亡 中国以外では初めて

フィリピン政府は、中国の湖北省武漢から訪れていた44歳の中国人の男性が新型のコロナウイルスによる肺炎で死亡したと発表しました。中国以外で新型コロナウイルスによる肺炎で死者が確認されたのは初めてです。
  フィリピン保健省によりますと、44歳の中国人の男性は、先月21日に、湖北省武漢から香港を経由して、フィリピンに入国し、中部のリゾート地、セブ島を訪れていたということです。
  男性は、入国から4日後にせきの症状を訴えて入院し、検査の結果、新型のコロナウイルスの感染が確認され、その後、重い肺炎の症状が出て、1日、死亡したということです。
  男性とともにセブ島を訪れていた38歳の中国人の女性も、先月30日に新型のコロナウイルスの感染が確認されていますが、容体は安定しているということです。
  WHO=世界保健機関によりますと、中国以外で新型コロナウイルスによる肺炎で死者が確認されたのは初めてです。
  今回の事態を受けて、フィリピンの大統領府は2日、香港、マカオを含む中国から訪れる人について、フィリピン国民と永住権を持つ人以外の入国を禁止する措置を発表しました。


2020.2.1-TBS NEWS -https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3894427.html
湖北省滞在の外国人、1日から入国拒否

新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、政府は直近で中国の湖北省に滞在歴のある外国人などは、当面、入国を拒否する方針を決めました。
 「特段の事情がないかぎり、入管法に基づいて、その入国を拒否」(安倍首相)
 政府は1月31日、国家安全保障会議を持ち回りで開き、日本への入国申請前の2週間以内に、湖北省に滞在歴のある外国人、または、湖北省の発行する中国旅券を持つ外国人について、当面、入国を拒否することを決めました。水際対策を徹底することにしています。こうした措置は2月1日午前0時に発効し、当面続く見通しです。


2020.2.1-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012268331000.html
新型肺炎 千葉の女性ガイド 3次感染の可能性も

新型コロナウイルスへの感染が確認された日本人のバス運転手と、同じツアーに同行していた、千葉県の女性ガイドが、31日、ウイルスに感染していることが確認されました。厚生労働省は女性がバスの運転手から感染し、国内でウイルスの3次感染が起きた可能性があるとみて調べています。
  厚生労働省によりますと、新たに感染が確認された3人のうち、千葉県に住む外国籍の20代の女性ガイドは、1月17日から22日まで中国・遼寧省大連から来た中国人旅行客が参加するツアーに同行していました。
  このツアーでは1月28日に新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性運転手が、バスを運転していました。
  女性は先月20日ごろからせきや鼻水の症状が出て、男性運転手との接触歴があったことからウイルス検査を受け、31日、感染が確認されました。
  女性はせきなどを発症する少なくとも2週間前は、海外の渡航歴が無く、武漢から来た人との接触もなかったとみられ、男性運転手からウイルスが感染した可能性があるということです。
  男性運転手は別のツアーで武漢から来た旅行客からウイルスに感染したとみられていて、厚生労働省は国内で3次感染が起きた可能性があるとみて、調べています。
  一方で、厚生労働省の会見に同席したWHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長の尾身茂さんは、「仮に3次感染が起きていたとしても、感染源ははっきりしていて追跡できている」として、感染が次々に広がっている状況ではないという見解を示しました。
  また、政府が用意したチャーター機の第2便で30日、武漢から帰国した30代と50代の日本人男性2人もウイルスへの感染が確認されました。

2人は帰国した際には発熱などの症状は見られませんでしたが、念のため、東京 新宿区の病院でウイルス検査を受けていました。
  チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは5人目で、症状の無い人の感染が確認されたのは4人目です。
  国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、17人となりました。
  厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めて欲しいと呼びかけています。


2020.1.31-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266971000.html
米国務省 最高レベルの「渡航中止」対象を中国全土に拡大

アメリカ国務省は、新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、渡航情報で最高レベルの「渡航中止」の対象を中国全土に広げ、中国訪問を控えるよう呼びかけています。
  アメリカ国務省は、30日、新型のコロナウイルスの感染拡大で、WHO=世界保健機関が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したのを受けて、中国への渡航情報を見直しました。
  これまで武漢がある湖北省を4段階の渡航情報のうち、最も危険であることを示す「渡航中止」にしていましたが、その対象を中国全土に広げ、中国訪問を控えるよう呼びかけています。
  また、中国に滞在しているアメリカ人に対しても、アメリカと中国を結ぶ航空便が減っていることなどから中国からの出国を検討するよう求めています。
  中国にある大使館や総領事館についても、緊急対応の担当以外の職員と家族に対し、帰国を認めるとしています。
  来月3日には、武漢に第2便のチャーター機を派遣して、希望するアメリカ国民を帰国させることを明らかにしました。
「渡航中止」の対象 中国以外に13か国
アメリカ国務省が4段階の渡航情報のうち最も危険であることを示す「渡航中止」の対象としている国は、現在、中国以外に13か国となっています。
  対象の国はアジアと中東では、北朝鮮、アフガニスタン、シリア、イエメン、イラン、イラクとなっています。またアフリカでは、リビア、ソマリア、ブルキナファソ、南スーダン、中央アフリカ、マリ、南米では、ベネズエラとなっています。
米の航空会社 中国路線を運航見合わせや本数減に
アメリカの主要な航空会社は、需要の落ち込みなどを理由に中国路線で運航を見合わせたり、本数を減らしたりする予定です。
  アメリカン航空は来月9日から3月27日まで、ロサンゼルスと北京、上海を結ぶ便の運航を見合わせることを決めました。また、デルタ航空は運航見合わせはしないものの、来月6日から4月30日まで、週に42便から21便程度に便数を減らして運航するとしています。さらにユナイテッド航空は来月1日から7日まで一部の便を欠航にするほか、来月8日からアメリカと北京、香港、そして上海を結ぶ路線で、1日12便あった直行便を、1日当たり4便に減らして運航するということです。
  アメリカ国務省は30日、中国全土に関する渡航情報を最高レベルの「渡航中止」に引き上げ、今後、さらに中国路線の便数が少なくなる可能性があります。


2020.1.31-朝日新聞 DEJITAL-https://www.asahi.com/articles/ASN1065TJN10UHBI01N.html
新型肺炎の隔離施設巡り住民と警察が衝突 中国福建省

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、中国福建省霞浦県で28日、感染者との濃厚接触者を滞在させる隔離施設の建設に反対する住民ら1千人超が道路を占拠し、警察と衝突した。住民らは警察車両に木材を投げつけるなどして抗議。警察が強制排除に乗り出し、住民数人を連行したという。香港メディアが伝えた。
 同県では2人の感染が確認され、26人の濃厚接触者の存在が判明。建設予定の施設は住民が暮らす地域から約1キロ離れているが、住民からは感染を心配する声が高まっていたという。
 中国では、新型肺炎の感染拡大を食い止められなかった当局への不満の声がネット上で拡散しており、習近平(シーチンピン)指導部も世論の動向を注視しているとみられる。(香港=益満雄一郎)


2020.1.31-Yahoo!!ニュース-https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200131-00000019-ann-int
新型コロナ感染者1万人迫る 経済影響はSARS以上か

  新型コロナウイルスの感染者の数は世界で1万人に迫る勢いです。経済への影響も指摘されています。
  中国政府の衛生当局は31日朝、死者が新たに43人増え、合わせて213人に上ると発表しました。中国本土の感染者は9692人に増え、世界全体での感染者は9800人を超えています。
  一方、経済面では野村インターナショナル香港によりますと、中国の今年1月から3月期のGDP(国内総生産)の成長率が前の月に比べて大幅に減速する見通しです。2003年にSARS重症急性呼吸器症候群)が猛威を振るった際には中国の成長率は2ポイント低下しましたが、それを上回る打撃になると予想されています。
  米国野村証券・雨宮愛知シニアアナリスト:「今回のコロナウイルスの世界的な蔓延(まんえん)を受けて、供給網の混乱ということから回復のタイミングが遅れていくということが想定されます」
  アメリカでは中国からの部品などの供給が滞ることで、貿易摩擦や世界経済の悪化で減速していた製造業の回復が遅れる可能性があるということです。


2020.1.30-niftyニュース  産経新聞 THE SANKEI NEWS -https://news.nifty.com/article/world/china/12274-545371/
新型肺炎、中国の感染者数が6000人突破

 【北京=三塚聖平】中国国営中央テレビ(電子版)によると、29日夕までに新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で6055人、死者は132人になった。2003年に世界で流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の中国本土における感染者は5327人で、29日までにこれを上回った。中国内外で感染拡大に歯止めがかかっていない。
   中国国家衛生健康委員会は29日、感染の疑い事例は9239人になったと発表。疑い事例は連日増加している。新型肺炎が最初に確認された武漢市を含む湖北省の衛生当局は29日、感染者数が計3554人、死者は125人になったと発表した。死者の大多数は湖北省に集中している。
   中国における感染症研究の第一人者である鍾南山氏は28日、新型肺炎の感染状況について「絶対的な予測は難しいが、1週間から10日前後でピークに達するはずだと思う」との見通しを国営新華社通信の取材に対して示した。
   新たな感染者の発生は世界各地でも続き、AP通信によると、アラブ首長国連邦(UAE)の保健・予防省は29日、中国の武漢から到着した家族4人の感染が確認されたと発表した。中東での感染確認は初めて。


2020.1.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263331000.html
武漢の邦人200人余帰国 5人が病院搬送 2人が肺炎と診断

新型コロナウイルスの感染が拡大する中国・湖北省武漢から、200人余りの日本人を乗せた最初のチャーター機が29日羽田空港に到着しました。発熱やせきなどの症状を訴えた5人が病院に搬送され、東京都によりますとこのうち2人が肺炎と診断されたということです。
  中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者およそ650人全員を順次、帰国させることにしています。
  その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日の午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
  この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30代から50代の男女5人が都内の病院に搬送されました。
  そして検査の結果、40代と50代の男性2人が肺炎と診断されたということです。搬送された5人はいずれも入院し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けています。
  また症状の無かった人たちは東京 新宿区にある国立国際医療研究センターに向かい、ほかの患者と離れた場所でウイルス検査を受けました。
  厚生労働省は、症状のある人はそのまま入院し、症状の無い人は自宅に帰宅するか国が用意した宿泊施設に滞在するよう求めています。
  そして検査のあと、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。
荏原病院で受け入れた4人
  東京都は、チャーター機で武漢から帰国した日本人のうち、感染症治療のための専用の施設がある公社病院の荏原病院で4人を受け入れたことを発表しました。内訳は30代の男性、40代の男性、それに50代の男性と女性1人ずつの4人だということです。
  関係者によりますと、荏原病院で受け入れた4人のうち、少なくとも3人は37度台の発熱があるということです。また、このうちの50代の1人はせきや頭痛の症状も訴えているということです。このほか、50代の別の1人は現地でウイルス性肺炎と診断されたということですが、現在はせきの症状を訴えているということです。
  加藤厚生労働大臣は、記者団に対し「体調不良の4人の症状自体は、熱が少しある状況で、そんなに深刻なものではないと聞いている。検査の結果はできるだけ早く、少なくともきょう中、あるいは少し日を越える位までには答えを求めたい」と述べ、搬送された4人の検査結果は一両日中にも出る見通しを明らかにしました。
新たに駒込病院で受け入れ 計5人に
  東京都は、チャーター機で武漢から帰国した日本人のうち新たに50代の女性1人を感染症治療のための専用の施設がある都立駒込病院で受け入れたと発表しました。これで帰国した日本人のうち都内の病院で受け入れた人は合わせて5人になりました。
帰国者には3つの選択肢提示
  関係者によりますと、国は帰国した日本人に対し、東京 新宿区の国立国際医療研究センターでのウイルス検査の結果が出るまでの間の措置として、3つの選択肢を示して意向を確認しているということです。
  1つ目の選択肢は、東京やその近郊に住む人に対し、政府が用意したバスによって自宅の最寄り駅まで途中でどこかに立ち寄ることなく帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。
  2つ目は、家族や勤務先の車によって途中でどこかに立ち寄ることなく自宅に帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。
  3つ目は、政府が用意したバスによって国立国際医療研究センターから千葉県勝浦市内のホテルに移動し、ホテルの部屋で待機することとなっています。
小池都知事 帰国者の一時滞在用宿泊施設の確保を
東京都は29日午後、幹部職員を集めた危機管理対策会議を開き、小池知事は「都民に対するさまざまな対策を進めていくとともに、帰国者のための宿泊施設の確保の検討など、できるだけの対策を行っていく」と述べ、ホテルの業界団体などと連携して、帰国した人が一時的に滞在できる宿泊施設の確保を進める考えを示しました。
  また会議では、新型コロナウイルスについて、感染の予防や心配な症状があらわれたときの対応など、不安を感じている都民からの相談に応じるため、コールセンターを開設する準備を進めていることが報告されました。
  このほか、小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来月2日から7日までの日程で予定していたアメリカへの出張を延期することを明らかにしました。
厚労省 「健康フォローアップセンター」設置
厚生労働省は帰国者の健康状態を定期的に確認する「健康フォローアップセンター」を設置しました。
  センターでは、厚生労働省の職員がチャーター機で帰国した人たちの健康状態について、症状がある人は毎日、症状がない人は3日ごとに電話やメールで確認します。こうした健康フォローはおよそ2週間行います。
  また今後はチャーター機の帰国者だけでなく、武漢市やその周辺に滞在歴がある入国者についても、必要に応じて定期的に電話やメールなどで健康状態を確認する方向で検討を進めています。


2020.1.28-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261771000.html
新型肺炎を「指定感染症」に 閣議決定

新型のコロナウイルスによる肺炎について、政府は国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置をとることができる「指定感染症」にすることを閣議決定しました。
  中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は28日の閣議で、今回のウイルスによる肺炎について、国内での感染拡大を防ぐため、感染症法の「指定感染症」と、検疫法の「検疫感染症」に指定するための政令を決定しました。
  「指定感染症」は、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な措置をとることができます。
  具体的には、都道府県知事が患者に対して、感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。
  入院などでかかる医療費は公費で負担されます。
  また、「検疫感染症」は、空港や港などの検疫所で、法律に基づいて検査や診察を指示できるようになり、従わない場合は、罰則を科すことができます。
  政令の施行は来月7日ですが、それまでの間も入院の費用は公費で負担するということです。
  「指定感染症」への指定は、平成26年の中東呼吸器症候群「MERS」以来、5例目となります。
官房長官「感染拡大防止に万全期す」
  菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「指定感染症に指定することで感染が疑われる人に対する入院や検査の実施について、実効性を持たせることが可能となり、感染の拡大防止に向けた対策に万全を期すことができる」と述べました。


2020.1.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS -https://special.sankei.com/a/international/article/20200128/0003.html
新型肺炎、武漢は今…妊婦検診受けられず、嘔吐物放置の病院も

【北京=西見由章】中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は28日、中国本土だけで4000人、死者は100人を超えた。感染の拠点となった湖北省武漢市は外部との交通が遮断され、孤立した被災地の様相を呈している。武漢市民や在留邦人への電話取材などを通じて、世界的な感染拡大を引き起こした“震源地”の現状が浮かび上がってきた。
  「病院で妊婦検診が受けられなくなり、今は電話での問診だけです」。武漢市に住む妊婦の張さん(29)は産経新聞の取材に不安を隠さなかった。通っていた病院は現在、発熱患者だけを受け入れている。再び通院が認められるのは来月の出産直前だという。
  スーパーで日用品は買えるが、野菜が値上がりしており、張さんによると28日はハクサイが一つ40元(約630円)。野菜は価格が15~25%上昇しているとの証言もある。


2020.1.28-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261821000.html
新型肺炎 中国の患者4515人 死者は106人に

中国で新型のコロナウイルスに感染して死亡した人は100人を超えました。感染の拡大が続く中、北京市の保健当局はエイズの発症を防ぐために使われる薬を患者に投与する考えを示し、治療対策を急いでいます。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が27日の発表から、新たに26人増えて、106人になったと発表しました。
  また患者の数も1771人増え、4515人になりました。このうち、症状の重い人は976人に上っているということです。
  このほか、中国本土以外では、これまでに17の国と地域で65人の感染者が確認されています。
  こうした中、北京市の保健当局は市内の複数の病院でエイズウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を防ぐために使われる2種類の薬を肺炎の患者の状態に応じて投与する考えを示しました。
  この薬については、先週、中国の医師らがイギリスの医学誌に発表した論文で、SARSの患者の治療に効果があったと指摘していて、中国の保健当局は増え続ける患者に対する治療対策を急ぐとともに、研究機関とともに治療に有効な薬の開発を進めています。
  一方、中国ではWHO=世界保健機関のテドロス事務局長が27日から北京を訪れていて、中国政府と今後の対応などについて協議する予定です。
専門家「武漢以外で今週 患者がどれだけ増えるか」
  中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が100人を超えたことについて、専門家は今後の感染の広がりや封じ込めを考えるうえで、「まだ患者が少ない武漢以外の中国の都市で今週中に患者がどれだけ増えるかがカギになる」と指摘しました。
  中国の保健当局が、これまでに新型コロナウイルスに感染して106人が死亡し、患者の数も4500人を超えたと発表したことについて、海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「当初の予想以上に拡大していて、日本にいても影響が小さい感染症とは言えない状態になりつつある」としています。
  そのうえで、感染拡大はまだ武漢が中心だという見方を示し、「ウイルスの潜伏期間や武漢で交通規制が行われた時期から考えると、今週中に武漢以外の中国の都市でどれだけ患者が増えるかが、今後の感染の広がりや封じ込めを考えるうえでカギになる」と指摘しました。
  また、WHOなどがこれまでに死亡した人のほとんどに糖尿病など免疫を低下させる持病があったと報告していることについて「ウイルスへの感染が引き金となって免疫が異常に活性化する『サイトカインストーム』という症状が起きていたとみられるのが特徴的だ。基礎疾患のある人は体力が落ちていることも多く、深刻な状態になりやすい。ただ今後、感染が広がればウイルスが変異して毒性が上がるおそれもあるため健康な人でも警戒が必要だ」としています。


2020.1.27-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260511000.html
新型肺炎 中国の死者は81人に 海南省で80歳の女性死亡

中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、海南省の保健当局は、新たに80歳の女性1人が死亡したと発表しました。海南省で死者が確認されたのは初めてです。これで中国国内の死者は、合わせて81人となりました。


2020.1.27-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260121000.html?utm_int=detail_contents_news-related_003
新型肺炎 中国で死者80人 患者2744人に 中国保健当局

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者はさらに769人増えて、2744人になり、死亡した人は24人増えて80人となったと発表しました。中国政府は、旧正月の「春節」にあわせた大型連休を3日間延長するなど、国を挙げて感染拡大の防止に努めていますが、どこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が26日、新たに769人増え、患者の数は中国のほぼ全土で合わせて2744人になったと発表しました。患者のうち、症状の重い人は461人に上っているということです。また、死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な湖北省で24人増え、中国国内の死者は合わせて80人となりました。
  感染が拡大し続ける中、中国政府は、人が集まる機会を減らして感染の拡大を抑え込むため、今月24日から30日までとしていた、旧正月の「春節」にあわせた大型連休の期間を3日間延長して来月2日までとすると発表しました。また、中国国内の小中学校や大学、幼稚園についても休暇を延長するとしています。中国にある日本人学校についても休暇を延長するところが相次いでいます。
  さらに中国政府は、感染拡大防止のため、人の移動を制限する必要があるとして、旅行会社に要請して、国内の団体旅行に加え、きょうから海外への団体旅行を当面、中止にしたほか、各地で長距離バスを運休にするなどの対策をとっています。ただ、中国の保健当局は、「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる」と指摘していて、感染拡大をどこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。
13の国と地域で57人の感染確認
  中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに13の国と地域で57人の感染者が確認されています。

中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
▽タイと香港で8人、
▽マカオで6人、
▽アメリカで5人、
▽日本、オーストラリア、シンガポール、台湾、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、▽フランスで3人、
▽ベトナムで2人、
▽ネパールで1人となっていて、
13の国と地域で合わせて57人にのぼります。


2020.1.26-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259281000.html
新型肺炎の患者 世界で2000人超に 中国国内の死者56人

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者が688人増え1975人となったと発表し、死亡した人の数も15人増えて56人になるなど感染拡大が収まらない事態が浮き彫りとなっています。患者は中国本土以外の13の国と地域でも確認され、患者の数は世界中で2000人を超えました。
  中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が25日、688人増え、患者の数はチベット自治区を除く全国30の省や市などで1975人になったと発表しました。
  患者のうち症状の重い人は324人に上っているということです。
  また死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な武漢を含む湖北省で13人増えて52人になったほか、河北省と黒竜江省に加えて、上海と河南省でも25日、それぞれ1人確認され、中国国内の死者は合わせて56人となりました。
  患者は中国本土以外の13の国と地域で44人確認されていて、患者の数は世界中で2019人となり、2000人を超えました。
  感染が拡大し続ける中、中国共産党の最高指導部は25日、この問題をめぐる直属の対策チームを設け、湖北省など状況が深刻な地域に党の幹部を派遣するなど、対策に乗り出すことを決めました。
  また、感染者が急増する事態を受けて、中国の旅行会社は中国政府からの要請で、日本を含む海外への団体旅行を27日から当面中止することになりました。
  中国政府は感染拡大の防止は可能だと強調していましたが、患者の数は日を追うごとに増加し、感染拡大が収まらない事態が浮き彫りとなっています。
隣の鄂州「自家用車で外出」「人が集まる催し」禁止
  湖北省武漢の当局が、中心部では、許可された車以外の通行を禁止する中、武漢に隣接する鄂州も26日から同様の措置を取ると発表しました。
  地元当局はタクシー合わせて132台をすでに配備しているとし、市民の自家用車での外出を禁じた形です。
  さらに鄂州では、すべてのインターネットカフェやカラオケ店などの営業を禁止したほか、結婚式の延期を求めるなど、人が多く集まるイベントを開催しないよう通知しています。
上海 日本人学校 春節の連休を2週間延長
  上海にある日本人学校は旧正月の春節に合わせた連休を延長し、学校再開を来月17日まで2週間延期することになりました。
  上海にある日本人学校によりますと、学校の再開は当初、来月3日でしたが、上海市当局の指導を受けて延期を決めたということで、ホームページなどを通じて児童や生徒の家庭に通知しました。
  上海にある3つの日本人学校には小中高の児童や生徒合わせて2400人余りが通っています。
誕生日祝いも禁止の地域も
  中国各地の当局は、多くの人が集まる結婚式や葬儀などを控えるよう呼びかけています。
  上海は市内の葬儀場に対して、身近な家族以外が参列する告別式などを控えるよう通知を出し、遺族であっても発熱などの症状がある人は参列しないよう求めています。
  さらに葬儀場のスタッフのためにマスクや消毒液、体温計などを準備し、予防対策を徹底するよう呼びかけています。
  感染の拡大が深刻な湖北省では、結婚式や葬儀だけでなく、子どもの誕生日や引っ越し、商店の開店祝いといった集まりまで禁止する地域もあり、各地で警戒が強まっています。
台湾 中国からの入境を大幅制限
  台湾当局は26日、新型のコロナウイルスの感染が最も深刻な中国の湖北省に暮らす人が台湾に入ることを禁止すると発表しました。
  このほか、中国の湖北省以外から台湾を訪れる人についてもビジネスの目的を除いて渡航許可申請を当面受理せず、台湾の大学に通う中国人留学生も今後2週間は台湾に入れなくなるということです。


2020.1.26-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/world/20200125-OYT1T50270/
新型肺炎、無症状の感染者確認…「発熱なし」検査逃れ懸念

【上海=南部さやか】中国湖北省の武漢市を中心に海外に拡散する新型コロナウイルスによる肺炎で、発熱などの肺炎特有の症状を伴わない事例が出ている。出入国の際の体温検査だけでは感染を捕捉できない恐れがあるため、武漢市からの渡航というだけで制限的な措置を取る国・地域も現れている。
   中国の研究チームは24日、英医学誌ランセットに、広東省深センで無症状の感染者が見つかったとする報告を発表した。昨年末に武漢を旅行した家族の1人で、ほかの家族が肺炎を発症したことから検査を受け、感染が確認されたという。武漢大人民医院も、発熱などの症状を示さなかった感染者の事例を報告している。
   これまでに感染者が確認された国・地域の多くは、武漢からの直行便が就航していた。中国政府の資料によると、昨年12月22日から武漢市が封鎖措置を取るまでの1月23日までに、武漢の空港から日本を始め、米国やフランス、タイなど21か国・地域に計703便の直行便が就航していた。
   台湾当局は25日、航空会社などに、中国人旅行客の身分証をチェックし、居住地が湖北省となっていれば入境を拒否すると通知した。すでに5人の感染が確認されている香港の林鄭月娥りんていげつが行政長官は、25日に記者会見し、武漢との航空便、高速鉄道を無期限で停止する緊急措置を発表した。武漢市は23日から、市外に向かう航空便と列車の運行を全面停止しているが、武漢からの渡航を確実に遮断する狙いがあるとみられる。
   また、フィリピンの航空当局は、ウイルスの潜伏期間を考慮し、武漢から中部カリボ空港に到着した便の乗客約500人の送還を決めた。
   各政府が神経をとがらせる背景には、入国時の隔離などを恐れた検査逃れの懸念があるからだ。ある中国人女性は21日、発熱の症状を自覚しながら、解熱剤を服用して空港の体温検査を通過し、フランスに入国した。女性が自らのSNSに経緯を書き込んだことでネット上で批判が集まり、仏政府がウイルス検査を受けさせる騒ぎとなった。
   中国国内でも、武漢からの人の流れに警戒が強まる。大学の街として知られる武漢では、春節を前に多くの大学生らが帰省のために移動し、各地の感染拡大につながっているとの指摘もある。北京市当局は24日、市内に向けて通知を出し、感染が確認された地域から市内に戻った住民は、当局に登録するとともに、潜伏期間の目安となる14日間の自宅待機を呼びかけた。
   北京市など各地の地方政府は25日までに、ペスト流行など「特に重大な衛生安全事件」に対応するための「1級」態勢に入った。街の封鎖や集会の中止など強制措置が可能になる。


2020.1.25-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/life/news/200125/lif2001250046-n1.html
中国、27日から海外への団体旅行を一時停止 日本への観光に影響も 新型肺炎拡大

【北京=西見由章】新型コロナウイルスによる肺炎の発症者が拡大していることを受け、中国の旅行業界団体は25日、当局の指示に基づき27日から海外旅行を含む全ての団体旅行を一時停止すると発表した。航空券と宿泊を合わせた予約サービスも一時停止することで、国内外の個人旅行も一部制限する。
  中国国内での団体旅行は24日に一時停止された。24日から春節(旧正月)の大型連休が始まったばかりで、日本への観光客にも影響が出そうだ。 中国共産党機関紙、人民日報によると、25日夜までに新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は中国本土で1362人、死者は41人に上った。当局が原因不明の肺炎の発生を昨年末に公表してから1カ月足らずで1千人を超えた。
  中国ではチベット自治区を除く全ての省・自治区・直轄市で発症者が出た。習近平国家主席は25日、共産党最高幹部の会議で「感染の蔓延(まんえん)が加速する深刻な情勢」にあると指摘。同会議は武漢市などの封鎖を行う湖北省に「さらに厳格な措置」をとるよう求めた。
  これに関連し、米紙ウォールストリート・ジャーナルは25日、米政府が武漢在住の米国民や米外交官を退避させるためチャーター便を準備していると伝えた。


2020.1.25-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012258711000.html
新型肺炎 中国の死者は41人に 武漢中心部は乗用車通行禁止に

新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国では患者の数が1200人を超え、死亡した人も41人に上っています。こうした中、感染が最も深刻な湖北省・武漢の当局は感染拡大を防ぐためとして、市の中心部では許可された車以外、通行を禁止することを明らかにしました。
  中国では新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続け、中国の保健当局、国家衛生健康委員会は25日、患者の数が中国のほぼ全土にわたる全国29の省や市などで合わせて1287人になり、このうち症状の重い人が237人に上っていると発表しました。また、死亡した人は湖北省を中心に合わせて41人に上っています。
  一方、中国の国営メディアは、当初、新型のコロナウイルスの対応に当たっていた武漢の病院に勤務する62歳の医師が25日朝、死亡したと伝えましたが、地元の保健当局は、死亡した医師はすでに退職していると発表しました。
  感染が広がる中、武漢の当局は、さらなる拡大を防ぐためとして、26日午前0時から市の中心部では許可された車以外、通行を禁止することを明らかにしました。
  地元当局は、無料のタクシー合わせて6000台をすでに配備したとしていて、買い物などにはタクシーを利用するよう求め、市民の自家用車での外出を禁じた形です。
  また地元メディアによりますと、武漢だけでなく湖北省のほぼ全域でバスの運行を取りやめたり高速道路を封鎖したりするなど、人の動きを制限しています。
  一方、国営の中国中央テレビは中国各地から武漢に向けて医療専門家や軍の救援チームが続々と派遣される様子を伝えていて、国をあげて感染拡大の防止に躍起になっています。
2歳女児の感染も確認
  中国南部・広西チワン族自治区河池市の保健当局は25日、2歳の女の子が新型のコロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。女の子は武漢に住んでいて、1月21日から広西チワン族自治区を訪れたあと発熱などの症状が出たということで、病状については安定しているとしています。
武漢の病院 患者急増に対応追いつかず
  一部の中国メディアは、感染が最も深刻な湖北省武漢の病院で患者の急増に対応が追いついていない状況を伝えています。
  北京のメディア「財新」や「新京報」によりますと、武漢の病院では今月22日の時点で、発熱を訴える患者のために設けられた待合室はマスクを着けた大勢の市民であふれかえり、診察まで7時間以上も待たされる人が出ているほか、中には徹夜で待って翌日の午後にようやく診察を受けた患者もいたということです。
  また、ベッドの数が不足しているため、患者の中には症状が軽いとして薬を処方されるだけで帰宅させられる人もいたということです。
  このほか、病院の廊下に急きょ設けられた経過観察のための区画で点滴を受ける人もいて、病院内で感染が広がっているおそれがあると伝えています。
  一方で、医療従事者の負担も大きくなっていて、看護師の中には10数時間連続で働き「倒れそうだ」と漏らす人もいたということです。
  しかし、こうした状況は中国の国営テレビなど主要なメディアではほとんど伝えられず、中国政府が社会に不安が広がるのを防ごうとしていることが背景にあると見られます。
中国版“紅白歌合戦”でも肺炎特別企画 
  新年を旧暦で祝う中国では25日が元日で、大みそかにあたる24日夜、国営の中国中央テレビでは恒例の中国版“紅白歌合戦”が生放送されました。
  ことしの番組では、新型コロナウイルスの感染が広がる中、最前線で活動している医療従事者の様子が急きょ、特別企画で伝えられました。
  ステージ上の大型モニターに防護服を着た医師らが治療に当たる姿が映し出される中、キャスターたちは「私たちは絶対に勝つ。がんばろう武漢、がんばろう中国」などと呼びかけていました。


外務省 海外安全HP

中国における新型コロナウイルスの発生(一部地域の感染症危険レベルの引き上げ)


2020.1.24-毎日新聞-https://mainichi.jp/articles/20200124/k00/00m/030/061000c
中国、新型肺炎の死者26人に 厳戒下で春節 30億人移動の大型連休始まる

  中国当局は24日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が中国で26人になり、発症者は31の省・自治区・直轄市のうち29で確認されて計830人に上ったと発表した。感染はほぼ全土に広がり、最初に確認された湖北省武漢市以外でも死亡例が相次いだ。感染が急拡大する中、厳戒態勢下で春節(旧正月)の大型連休が24日に始まった。
  中国では30日までの連休中や前後に延べ約30億人が移動する見込みで、日本など海外への旅行客も700万人を超える見通しだ。既に日本を含むアジアや米国などで発症者が確認されており、人の移動に伴い増える恐れもある。(共同)


2020.1.24-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012258061000.html
武漢含む湖北省全体への渡航中止 外務省が勧告 新型肺炎で

中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいることを受けて外務省は24日夕方、中国に滞在している日本人を対象に出している「感染症危険情報」のうち湖北省全体の危険レベルを「3」に引き上げ、渡航の中止を勧告しました。
  中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいることを受けて外務省は24日夕方、中国に滞在していたり、滞在を予定していたりする日本人を対象に出している「感染症危険情報」のうち、武漢を含む湖北省全体の危険レベルを「3」に引き上げ、渡航の中止を勧告しました。
  茂木外務大臣は記者会見で「武漢市での感染は、ますます増えており、感染の地理的拡大が懸念される」と述べました。
  そのうえで外務省内に対策チームを立ち上げたことを明らかにし、「関係省庁や現地大使館と連携し、在留邦人の安全確保を第一に、政府一丸となって対応したい」と述べました。
  また、茂木大臣は在留届などにより、合わせて710人の日本人が武漢にいることが確認されているとして、「順次、安否確認をしているが、現地邦人に緊急の事態が生じたという情報には接していない。生活物資などの支援の要望があれば、すぐに対応できるよう緊密に連絡をとっていきたい」と述べました。
企業に出張禁止の動き
  渡航中止の勧告を受けて、武漢に販売と開発の拠点がある大手電子部品メーカーの日本電産と、武漢に事務所を構える通信大手のKDDIは全社員に対して湖北省への出張を禁止する通達を出すことを決めました。
  また、化学メーカーの「昭和電工」は全社員に対して湖北省への渡航を禁止する通達を出しました。湖北省に昭和電工の中国の拠点はないということですが、湖北省での顧客との商談のための出張を禁止するということです。
  物流会社の「近鉄エクスプレス」も24日夜、国内外のすべての社員に対し武漢への渡航を禁止する通知を出しました。
金融機関の対応
  外務省が渡航の中止を勧告したことを受けて金融機関も対応を強化しています。
  三菱UFJ銀行は、従業員に武漢への不要不急の出張をやめるよう促していましたが、24日付けで武漢がある湖北省への渡航を原則、中止するよう通達しました。
  また、武漢には銀行の支店がありますが、春節に合わせて休業し、日本人の従業員の多くは日本に帰国しているため、現地で特段の対応はとらないということです。
  みずほ銀行は、すでに武漢への出張を禁止していましたが、24日から対象を拡大し湖北省への出張を禁止しました。
  三井住友銀行は、23日から武漢や周辺地域への出張を原則禁止しています。


2020.1.24-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/amp/k10012257061000.html
新型ウイルス肺炎 中国で死者18人に 春節控え厳重警戒

中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者は湖北省の武漢を中心にほぼ全土に広がっていて、死亡した人の数は18人となりました。中国は24日から旧正月「春節」の大型連休に入り、人の移動が急増するなか、中国全土で感染の拡大を防ごうと厳重な警戒が続いています。
  中国の保健当局によりますと新型のコロナウイルスの感染が確認された肺炎の患者は最も深刻な湖北省の武漢を中心に、中国のほぼ全土にわたる25の省や市などで合わせて571人に上っています。

また北京に隣接する河北省の保健当局は省内に住む80歳の男性1人が死亡したことを明らかにし、すでに発表されている湖北省の17人と合わせると死亡した人の数は18人となりました。
  武漢では23日から現地を離れる航空便や鉄道の運行が停止されたほか、市内のバスや地下鉄などの公共交通機関が運休になり、街が事実上、封鎖された状態となっています。
  さらに湖北省では武漢以外にも複数の市で、バスや鉄道などの運行を停止する措置を取り対策を強化しています。
  中国では旧正月の「春節」を25日に控えて24日から一週間の連休に入り、多くの人が帰省などで移動するため、各地の駅や空港では乗客の体温検査を徹底するなど厳重な警戒が続いています。
  また多くの人が集まるイベントなどをとりやめる動きも相次いでいて、北京では代表的な観光地の「故宮」を当面、閉館にしたり、春節に合わせて行われる恒例の縁日も中止になっています。
  しかし春節で人の移動が急増する中、感染の拡大をどこまで抑え込むことができるかは不透明な情勢です。
米CDC 武漢への渡航 注意喚起 最高レベルに引き上げ中国で新型のコロナウイルスへの感染が拡大していることを受け、アメリカのCDC=疾病対策センターは23日、中国・湖北省の武漢への渡航に関する注意喚起のレベルを3段階のうち最も高いレベルに引き上げました。CDCは中国を訪れる人に対し、不要不急の武漢への旅行は避けるよう呼びかけています。
日本では関係閣僚会議で今後の対応を協議
中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎が相次いでいることを受けて、政府は24日午前、安倍総理大臣や加藤厚生労働大臣らが出席する関係閣僚会議を開いて、今後の対応を協議することにしています。


2020.1.23-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200123/k10012256471000.html
武漢 “交通機関の停止”の状況は 新型ウイルス肺炎

感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎。最も深刻な武漢は今どのような状況なのでしょうか。
武漢の様子を生中継 上海ネットメディア
  上海のネットメディア「澎湃」は、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大を受けて、公共交通機関の運行が停止された武漢の様子を生中継で伝えました。
  このうち、高速鉄道などが停車するターミナル、漢口駅で撮影された映像には、現地時間の23日午前10時に運行が停止される直前の様子が写されています。
  中国では24日から旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まりますが、中継では実家に帰省するため、鉄道を利用しようと大勢の人が押し寄せ、入り口に殺到する様子を伝えています。
  駅の入り口にはマスクを着けた武装警察が立っているほか、訪れた人たちが駅員に問い合わせたり、スマートフォンで連絡を取ったりしている様子が確認できます。
  その後、午前10時になると入り口に鉄柵が並べられ、駅は封鎖されました。
  重慶の実家に帰省する予定だった男性は「切符も買っているが、何の知らせも受けていない。重慶には戻れないので、ここで宿泊する場所を探して年越しするしかなさそうだ」と話しています。
地下鉄の駅は封鎖 商店街はシャッターおろす
  武漢市当局は日本時間の23日午前11時から現地を離れる航空便や鉄道などの運行を停止し武漢に住む男性がNHKに提供した映像からは市民の生活に大きな影響が出ていることが確認できます。
  武漢中心部の鉄道駅では、ふだん大勢の人が集まる入り口にほとんど人の姿が見られず、呼びかけのアナウンスでは「ウイルスへの感染経路を遮断するための措置だ」などと市民に理解を求めています。
  また、地下鉄の駅も封鎖され、近くの商店街ではほとんどの店が営業を取りやめてシャッターを下ろしています。武漢に戻れない学生も武漢市で暮らす
30代の日本男性によりますと23日、北京にある日本大使館からメールが届いたということです。
  内容は武漢市で移動制限が始まることを伝えるとともに、居場所を確認するもので、「武漢市在住」か「一時不在」、「帰国・転出済み」かを問うものだったということです。
  男性は10日ほど前に武漢を離れ、東南アジアを旅行中だということで、「一時不在」を選んで返信したということです。
  男性は武漢の大学に通っているということで、飛行機が飛ばなくなったニュースを聞いて、「早めに出国できてよかったなと思いますが、ニュースを聞くと意外と深刻だったのだなと、びっくりしました。春節休みが終わる来月中旬のタイミングで大学に戻ろうと考えていたんですけれど、今はまだ帰りの便の予約など一切検討できない状況です」と少し困った様子で話していました。
武漢 人口は約1100万人 交通や物流の要衝
  武漢は人口はおよそ1100万人、中国内陸部・湖北省の最大都市です。市内を中国最長の川、長江が流れているほか、中国の東西南北を結ぶ高速鉄道や高速道路が交差し、交通や物流の要衝となっています。
  武漢は中国有数の自動車産業やハイテク産業の集積地で、市内にある空港は中国各地のほか、日本をはじめ、アジアや欧米の都市とを結ぶ直行便が就航しています。


2020.1.22-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/photo/story/news/200122/sty2001220014-n1.html
新型肺炎、食用ネズミ感染源か 野生動物売買、対応に苦慮

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、中国の専門家チームは22日までに、市場で食用として売られていたタケネズミやアナグマなどの野生動物が感染源だった可能性が高いとの見方を示した。中国には野生動物を食べる「野味」の習慣があり、当局は対応に苦慮。野生動物や家禽の管理を強化し、感染拡大食い止めに必死だ。
   中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には、武漢市の海鮮市場にある野生動物の価格表とされる写真が出回っている。いずれも生きたままで、タケネズミ1匹85元(約1300円)、クジャク1羽500元、シカ1頭6千元だ。
   当初の発症者の多くは、この海鮮市場と接点があった。野生動物を介して感染が広がったとみられ、感染症研究の第一人者、鍾南山氏はタケネズミやアナグマの名を挙げた。(共同)


2020.1.22-JIJI.COM-https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012200215&g=int
「変異・拡散の可能性」 死者9人、感染440人に―新型肺炎で中国政府

【北京時事】中国国家衛生健康委員会の李斌副主任は22日午前(日本時間同)、新型のコロナウイルスによる肺炎について記者会見し、同日午前0時(同午前1時)時点の死者が前日までの6人から3人増え9人になり、感染が確認された患者は440人になったと明らかにした。李氏は「ウイルスが変異する可能性があり、さらに拡散するリスクがある」との見解を提示。一層の感染の拡大が避けられない情勢となっている。

死亡した9人は全員が新型肺炎の発生が最初に確認された武漢市のある湖北省で感染した。同委は「人から人に感染し、ある程度の広がりで伝染している」と指摘。24日からの春節(旧正月)連休に備え、駅、空港、商店街のような多くの人が集まる場所で換気や消毒、体温チェックを行うなどして拡散の抑制を図る方針だ。


2020.1.21-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54659720R20C20A1EA1000/
新型肺炎、中国の患者400人超に拡大 米国でも感染例

【北京=多部田俊輔、ニューヨーク=野村優子】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者数は22日までに計9人に増え、患者数は400人を超えた。感染者は中国以外にも広がっており、米疾病対策センター(CDC)は21日、ワシントン州シアトルで初の患者を確認したと発表した。感染者は今後、世界各地に拡大する可能性がある。
  中国の国家衛生健康委員会の李斌副主任は22日の記者会見で、死者数は計9人に増え、患者数は440人に増えたと発表した。李氏は「ウイルスは変異する可能性があり、疫病の発生状況はさらに拡大する危険がある」と指摘した。

中国本土以外にも拡大しており、21日には米国で初の患者が確認された。この患者は15日に中国から帰国した米国居住の30代男性で、武漢市も訪問していたという。帰国後に肺炎のような症状を発症し、保健当局に連絡して発覚した。
  CDCは17日からサンフランシスコ空港、ニューヨークのケネディ国際空港、ロサンゼルス空港を対象に検疫を開始していたが、米国初の患者発生を受けてアトランタ空港とシカゴ空港も対象に加えた。
  米国以外ではすでに日本と韓国、タイ、台湾で感染が確認されている。世界保健機関(WHO)の西太平洋地域事務局は21日、ツイッターで「新たな感染の報告例から、持続的な人から人への感染が起きている可能性がある」と指摘した。
  中国では春節(旧正月)による大型連休が24日から始まる。中国本土以外を訪れる中国人も多く、各国は自国での感染拡大を警戒している。WHOは22日、緊急会合を開く。新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するかどうかを検討するほか、感染拡大を防ぐ方策などを協議する予定だ。


2020.1.20-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200120/k10012251961000.html
新型ウイルス肺炎 韓国で初めて感染確認

中国の湖北省武漢を中心に感染が広がっている新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、韓国の保健当局は、19日入国した30代の武漢在住の中国籍の女性がこのウイルスに感染していたと発表しました。韓国で感染者が確認されたのはこれが初めてです。
  韓国の保健福祉省は、20日午後、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染者が初めて確認されたと発表しました。
  感染していたのは、武漢に住む30代の中国籍の女性で、19日、インチョン(仁川)空港から韓国に入国したということです。
  この女性は、18日から発熱や寒気などの症状を訴えていて、武漢の病院ではかぜと診断されていましたが、到着後にインチョンの病院で検査を受けたところ感染が確認されたということです。
  このため、保健当局では、感染の拡大を防ぐため旧正月の連休中対策を強化することにしていて、武漢を訪れる人たちには、野生動物との接触を避けることなど注意を呼びかけています。
  韓国では今月上旬、ソウル近郊の会社で働く、中国籍の30代の女性が、武漢に出張したあと、肺炎の症状を訴えたため検査を受けましたが、武漢を中心に感染が広がっている肺炎ではありませんでした。


2020.1.19-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200119/k10012250811000.html
中国 新型ウイルス肺炎患者62人に 武漢以外でも感染疑い

中国の湖北省武漢で、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が相次いでいる問題で、当局は感染した患者がさらに増え、62人になったと発表しました。一方、香港メディアは、上海や南部の広東省でも3人が感染した疑いがあると伝え、確認されれば、中国では武漢以外で初めてとなります。
  中国内陸部の湖北省武漢では、先月以降、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が相次いで確認されていて、地元の保健当局は19日未明、新たに17人の発症が確認され、感染した患者は62人になったと発表しました。
  このうち19人は症状が回復して退院しましたが、これまでに2人が死亡し、8人が重症だということです。
  中国では、今月24日から旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まり、人の移動が増えるため、武漢の空港や高速鉄道の駅では体温を測定する機器を設置して監視体制を強化しています。

一方、香港の英字新聞「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は、上海で1人、南部の広東省深センで2人の合わせて3人が感染した疑いがあり、治療を受けたと伝えました。
  感染が確認されれば、中国では武漢以外で初めてとなります。
  この肺炎をめぐっては、武漢に渡航した神奈川県に住む中国人の男性が日本に戻ってから感染が確認されたほか、タイでも武漢から観光で訪れた中国人女性2人の感染が確認され各国が感染の拡大を防ぐため警戒を強めています


2020.1.17-宮崎日日新聞-http://www.the-miyanichi.co.jp/news/Science/2020011701001587.php
再編議論対象440病院に 厚労省がリスト修正 

厚生労働省は17日、再編・統合の議論が必要として昨年9月に公表した424の公立・公的病院のリストを修正し、対象は約440病院になったと発表した。徳島県鳴門病院など1都6県の7病院を除外する一方、新たに約20病院を加えた。厚労省は除外分の病院名は公表したが、追加分については「混乱が広がらないようにするため」として所在する自治体や病院名を公表していない。

 診療実績データに基づき対象病院を判断したが、病院側の報告漏れや厚労省の集計ミスなどが判明し、修正した。担当者は記者会見で「ミスについては反省しなければならない」と述べた。


2020.1.16-gooニュース(産経新聞)-https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr2001160005.html
【無届け再生医療】投与の被験者集めたか 研究室で5人以上の細胞培養

大阪医科大学(大阪府高槻市)の元講師が在職中、再生医療に使う脂肪幹細胞を無許可で培養したとして再生医療安全性確保法違反容疑で逮捕された事件で、元講師の研究室で少なくとも5人以上から採取したとみられる脂肪幹細胞が見つかっていたことが15日、大阪府警への取材で分かった。府警は元講師が被験者を集め、動物実験の成果を人体で試そうとした疑いがあるとみて調べている。
  同日に逮捕されたのは、元講師で医師の伊井正明(52)=同府茨木市=と、共同研究先だった医療関連会社の元幹部、浜園俊郎(62)=横浜市西区=の両容疑者。
   逮捕容疑は共謀し、昨年3〜5月、知人のクリニック元院長(82)とその知人女性(47)から脂肪幹細胞を採取し、許可を受けていない同医大内の研究室で培養したとしている。同年4月には、培養が順調だった知人女性の細胞を女性自身に点滴投与したという。
  府警は同年9月に同法違反容疑で同医大などを捜索し、培養中の脂肪幹細胞や研究データが記録されたパソコンなど約600点を押収。伊井容疑者は逮捕容疑となった2人のほか、浜園容疑者自身や伊井容疑者の部下の助教(39)からも細胞を採取したとされているが、細胞のDNA型鑑定を進めたところ、ほかにも複数人の細胞が含まれていることが判明した。これらの細胞は人体に投与する目的で培養されていた可能性があり、府警は被験者の特定などを進めている。
  伊井容疑者は同細胞に薬剤を取り込むことで機能を強める独自手法を開発し、マウスに投与することで難病に治療効果があったとする研究などを発表。昨年5月には浜園容疑者が移った先の製薬会社と新たに共同研究を開始し、皮膚疾患の治療薬開発にむけた臨床試験の実施を目指していた。


2020.1.16-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/life/news/200116/lif2001160046-n1.html
新型肺炎、父から感染か 中国男性、武漢の実家滞在…濃厚接触

中国中部の湖北省武漢市で発症が相次ぐ原因不明のウイルス性肺炎が国内で初めて確認された問題で、感染した中国人男性の武漢に住む実家の父親も発症し、帰省していた男性が生活を共にするなど、濃厚接触していたことが16日、分かった。厚生労働省は人から人に感染した疑いが強まったとして、詳しい状況を調べている。
 感染したのは、武漢に滞在後、日本に帰国した神奈川県在住の30代男性。中国で検出されたものと同じ新型コロナウイルスが確認された。
 関係者によると、武漢市在住の父親も新型肺炎を発症。男性が帰国するまでの間、実家で父親と生活するなど濃厚接触していた。
 患者の多くは武漢市の海鮮市場の関係者とされるが、厚労省によると、男性は市場に立ち寄っていないと説明しているという。一方、男性の同居家族を含め国内で二次感染が疑われる患者は出ておらず、厚労省は「感染拡大の可能性は低い」とみている。


2020.1.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200115/k10012246331000.html
再生医療目的の細胞を許可なく培養した疑い 医師ら逮捕

大阪医科大学の元講師の医師らが再生医療を目的とした細胞を必要な許可を得ずに大学内で培養していたとして逮捕されました。大学の調査では培養した細胞を女性に投与していたことが分かっていて、警察は医師が研究成果を試そうとした可能性があると見て調べています。
  逮捕されたのは大阪医科大学の元講師で医師の伊井正明容疑者(52)と、研究を通じた知り合いで横浜市に住む製薬会社の元アルバイト ハマ園俊郎容疑者(62)です。
  警察によりますと2人は去年、必要な許可を受けていない大阪医科大学の施設内で、福岡県の男女2人からさまざまな組織の元になる「脂肪幹細胞」を採取し、培養したとして、再生医療安全性確保法違反の疑いが持たれています。
  大学の調査では細胞の培養後、女性に投与されたことが分かっていて、伊井医師は「アンチエイジングの目的で頼まれてやった」などと説明し、去年8月に大学を解雇されていました。
  警察の調べに対し伊井医師は容疑を認め、浜園容疑者は「許可を取っていると思った」などと供述し、容疑を否認しているということです。
  医師は再生医療の専門家で関係する技術の特許も取得していたということで、警察は自分の研究成果を試そうとした可能性があると見て詳しく調べています。


2020.1.11-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200111/k10012242321000.html
中国 武漢 原因不明の肺炎で61歳男性死亡 初の死者か

中国内陸部の湖北省武漢で先月以降、相次いで見つかっている原因不明の肺炎の患者について、地元当局は61歳の男性が死亡したと発表しました。この肺炎の患者で死者が出たのは初めてとみられます。
  中国内陸部の湖北省武漢では、先月以降、原因となる病原体が特定されていない肺炎の患者が相次いでいて、WHO=世界保健機関は、患者の症状などから、原因は新型のコロナウイルスの可能性が否定できないと指摘しています。
  これについて武漢の保健当局は11日、この肺炎の患者がこれまでに41人にのぼり、このうち61歳の男性が死亡したと発表しました。この肺炎の患者で死者が出たのは初めてとみられます。さらに7人が重症だとしています。
  武漢でこの肺炎の患者が最初に確認されたのは先月8日で、今月3日以降、新たな患者は発生していないほか、患者と接触があった人を含め、これまでに人から人への感染は確認されていないとしています。

地元当局は死亡した男性を含め、患者の多くが現地の海鮮卸売市場の関係者だったことから、この市場の営業を停止させるとともに、特に農産物を扱う市場について衛生管理を徹底させるなど対策を強化しているということです。
  厚生労働省は、武漢からの帰国者でせきや発熱などの症状がある場合は速やかに医療機関を受診し、渡航歴を申告するよう呼びかけています。


2020.1.4-Yahoo!!Japanニュース-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200104/k10012235021000.html
中国 武漢で原因不明の肺炎患者相次ぐ

中国内陸部の湖北省武漢で12月以降、原因不明のウイルス性肺炎の患者が相次いで見つかり、地元当局はこれまでに患者数が44人に達し、このうち11人が重症だと発表しました。感染源などは分かっておらず、中国政府が専門のチームを派遣して特定を急いでいます。
  中国内陸部の湖北省武漢では12月以降、発熱や呼吸困難といった症状を訴える患者が相次ぎ、専門家の調査で原因不明のウイルス性肺炎の患者だと分かりました。
  地元当局は3日、こうした患者の数がこれまでに44人に達し、このうち11人が重症だと発表しました。
  現在すべての患者が医療機関に隔離されて治療を受けているほか、患者らと濃厚接触した人についても経過観察が行われているということです。
  地元当局によりますと、患者の一部は地元の海鮮卸売市場の関係者だということで、現在、この市場は営業が停止されています。
  中国国内では2003年に感染が拡大した新型肺炎「SARS」が再び発生したのではないかと懸念する声が、インターネットなどで出回りましたが、地元当局は感染源や感染ルートは分かっていないとしていて、中国政府が専門のチームを現地に派遣して、特定を急いでいます。







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