アフリカの問題-1
2024.10.05-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20241005-SJEW5IK3W5KJLM6FUII5SRGBCY/
強姦90件の40歳の男に終身刑42回と禁錮791年の判決 南アフリカ高等裁判所
南アフリカで男が女児らへの強姦罪90件などで起訴され、
高等裁判所は4日、終身刑42回と禁錮791年6月の判決を言い渡した。地元メディアなどが報じた。検察の広報担当者は
「極めて重い刑だが、決して被害者の傷が癒えるわけではない」と指摘。
裁判官は
「この判決は女性や子供への犯罪を許さないという警告だ」と述べた。
男はA被告(40)。2012~21年、最大都市ヨハネスブルク近郊で強姦や性的暴行、誘拐を繰り返した。
被害者の大半が学校に通う子供で、事件当時9歳の女児も含まれていた。
警察によると、南アでは今年4~6月だけで9300件以上の強姦事件が発生している。
(共同)
2024.05.01-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240501-ZZLKHTWXIRITFIHFOYCQ6M72XY/
中国、アルゼンチン外相と会談 多国間枠組み重視で一致 「密接に協力したい」
英政府は
4月29日、亡命申請が認められず在留資格を持っていなかった男性1人をアフリカのルワンダに移送した。亡命希望者の第三国移送は初のケース。英メディアが報じた。25日に成立した不法移民の強制移送を可能とする新法とは別の枠組みで、任意の移送だった。
男性は29日に民間機で出国し、移住資金として英政府から3千ポンド(約59万円)を受け取った。
英政府によると、
新法による強制移送は7月ごろに開始する予定。
(共同)
2024.04.18-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240418-6AGOJ6MQGJOIPNHWEYQOO4JBWQ/
サハラ以南のアフリカ妊婦の死亡率 欧米の130倍に 国連人口基金が発表
国連人口基金(UNFPA)は17日、
2024年版「世界人口白書」を発表した。
妊娠や出産時の合併症による、サハラ砂漠以南のアフリカに暮らす女性の死亡率は、欧米諸国と比べて約130倍になると推計。
出産する場所が「生きるか死ぬかの分かれ目になっている」と地域格差の問題を訴えた。
今年の
白書は女性に焦点を当て「性と生殖に関する健康と権利」の不平等を分析。白書によると、
世界全体の妊婦の死亡率は00年と比較して20年には34%減少。15~19歳の少女の出産は00年以降に3分の1減った。過去約30年で「大幅な進展があった」とまとめた。
24年の
世界人口は81億1900万人で前年比7400万人増。最多3カ国はインドの14億4170万人、中国(香港、マカオ、台湾を除く)の14億2520万人、米国の3億4180万人。日本は1億2260万人の12位だった。
(共同)
2024.03.07-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240307-5BS722IVRNPPVBBQFDV5XINFCM/
武装集団が襲撃し50人を拉致 ナイジェリア、イスラム過激派か
ナイジェリア北東部で4日、武装集団が湖の周辺でまき集めをしていた住民を襲撃し、
50人を拉致した。ほとんどが女性。イスラム過激派の犯行とみられる。ロイター通信が6日報じた。
現場はチャドやカメルーンとの国境近くで、過激派組織「イスラム国」(IS)系のグループが活動する地域。逃亡した女性はロイターに、被害者はチャドに連行されたと話した。
ナイジェリア北東部ではIS系に加え、敵対関係にある過激派ボコ・ハラムもテロを続け、多数の住民が家を追われた。4日に拉致された人々は避難民キャンプで暮らしていた。
(共同)
2024.03.03-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240303-ZLXZR3MHYRL6RKIJWADNGS3O3I/
ブルキナファソで3つの村が襲撃され170人殺害 テロ頻発、過激派関与か
ロイター通信は3日、
西アフリカ・ブルキナファソ北部で3つの村が襲撃され、
計約170人が殺害されたと伝えた。襲撃は2月下旬で、地元検察が今月1日付の声明で明らかにした。
襲撃の背景は不明だが、イスラム過激派が関与した可能性がある。
ブルキナファソでは隣国のマリやニジェールと同様、国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」(IS)にそれぞれ忠誠を誓う勢力が活動。テロが頻発している。
(共同)
2024.03.02-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240302-AYRE2FXNVNMBPNHV37OJCHWFWM/
アフリカ連合トップ、イスラエル軍のガザ発砲を「大量殺りく」と非難
アフリカ連合(AU)のファキ委員長は1日付で、
パレスチナ自治区ガザで、群衆にイスラエル軍が発砲し100人超が死亡したとのガザ保健当局の発表を受け、「大量殺りく」として非難する声明を出した。
イスラエル側は、発砲は支援物質を積んだトラックに殺到する群衆を排除するための警告射撃で、
多数が死亡したのは群衆が折り重なって倒れたためだと主張。ファキ氏は国際機関による中立な捜査の必要性を訴えた。
アフリカには、イスラエルの対パレスチナ政策を自らが過去に欧州諸国から受けた植民地支配と重ね、パレスチナに同情的な国が多い。
(共同)