核 問題-1



2023.03.29-CNN co.jp-https://www.cnn.co.jp/usa/35201842.html
米、ロシアへの核情報提供を停止 新START履行停止に対抗

  (CNN) 米国防総省高官と国家安全保障会議(NSC)の報道官は28日、ロシアが米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止し、同条約のもとで行われてきた核戦力に関する情報の提供を打ち切ったことを受け、米国も対抗措置として情報提供を行わないと明らかにした。

  ロシアの核情報提供の停止は同国のプーチン大統領が新STARTの履行を一時停止したことを受けた措置。新STARTは二大核保有国である米ロの間で結ばれている、核兵器に関連した唯一の二国間協定だ。米国はロシアの新START履行停止を強く非難し、NSCの報道官は「法的に無効」と断じた
  米国防総省のプラム次官補(宇宙政策担当)は「我々は昨日、ロシアとさらにやり取りし、6カ月ごとの情報交換の期限が月末に迫っていると念押しした」と説明。これに対しロシアは情報を提供するつもりはないと応じたという。プラム氏は「そのため、外交上の対抗措置として米国も情報を提供しない」と述べた。
  同氏はまた「ロシアの無責任な行為への対応と、責任ある核保有国の行動と我々が確信するものを引き続き示すことのバランスを取ろうとしている」と述べた。NSCの報道官は、対抗措置として情報提供を停止するという決定は「ロシアに条約の再履行を促すための正当な措置」だと説明した。
  報道官はまた「戦略的安定のため、米国は引き続き自国の核戦力のレベルと態勢に関する透明性を促進する」と述べた。



2022.11.19-毎日新聞-https://mainichi.jp/articles/20221119/k00/00m/030/015000c
北朝鮮、18日発射はICBM「火星17」 金氏「核には核で」対抗-【ソウル渋江千春】

  北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の試験発射を現地指導したと報じた。18日に発射され、北海道・渡島大島の西方約200キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したICBM級ミサイルを指すとみられる。同通信は「日本海の公海上の予定された水域に正確に着弾した」としている。

  金氏は「敵たちが核攻撃手段を頻繁に引き入れ、引き続き脅威を加えるなら、我が党と政府は断固として、核には核で正面対決には正面対決で応える」と強調。核戦力などで同盟国の日本や韓国を防衛する「拡大抑止」の強化で北朝鮮の核・ミサイル開発に対応する米国を強くけん制した。また、連携を強化する日米韓3カ国に、今後もミサイル発射などで対抗していく方針を示した。
  同通信によると、「火星17」は平壌国際空港から発射され、最高高度6040・9キロまで上昇、999・2キロを1時間8分55秒かけて飛行した。兵器体系の信頼性と世界最強の戦略兵器としての戦闘性能が検証されたとしている。
  金氏は「我々の核戦力が、いかなる核の脅威も抑止できる最強の能力を確保したことを再度確認した」と発射の成功を評価。朝鮮半島周辺の「危険千万な情勢」が、「圧倒的な核抑止力向上の実質的な加速化を求めている」として、今後も核・ミサイル開発の強化を続ける考えを示した
  米国や韓国を名指しして「敵の侵略戦争演習に超強硬報復の意思をしっかり示すべきだ。米帝国主義者が『拡大抑止力の提供強化』と戦争演習に執着し、軍事的虚勢を張れば張るほど、我々の軍事的対応はさらに攻撃的に変わる」と述べ、今後も米韓両国が合同軍事演習や合同訓練を行った場合は、ミサイル発射などで応酬する姿勢を鮮明にした。【ソウル渋江千春】







このTopに戻る






2019年7月~2022年10月までのニュースです
2022年11月~のニュースです
monomousu   もの申す
最近のニュース
TOPにもどる
ここは、2022年11月~のニュースです