台風-1


2024.11.13-産経新聞-demenuニュース-https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/weathernews/nation/weathernews-http_weathernews.jp_s_topics_202411_130015_
3つの台風が存在 台風25号は週末から北上か 24号は25号の後追い発達

  11月13日(水)3時現在は台風23号(トラジー)、台風24号(マンニィ)、台風25号(ウサギ)の3つの台風が同時に存在しています。

  強い勢力となった台風25号はしばらく西に進んだ後、北へ進路を変える可能性があり、沖縄方面では注意が必要です。24号も発達しながら25号の後を追うように進む可能性があります。
台風25号はフィリピン付近で進路を北に
  ▼台風25号 11月13日(水)3時 ・・・  中心位置   フィリピンの東 ・・・ 大きさ階級  // ・・・ 強さ階級   強い ・・・ 移動     西北西 30 km/h ・・・  中心気圧   975 hPa ・・・ 最大風速   35 m/s (中心付近) ・・・ 最大瞬間風速 50 m/s

  台風25号は発達して今朝3時に強い勢力となりました。今後も発達しながら西寄りに進み、フィリピン・ルソン島の北へと進む予想となっています。その後は速度を落としながら北寄りに進路を変えて、週末以降には沖縄に近づく可能性があります。
  ただ、週末以降の予報円が非常に大きくなっていて、まだ進路に不確実性があることを示しています。
  この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。
  これらを比較すると、フィリピン・ルソン島の北東に達したあとは予想が二分されていて、南シナ海を西進するコースと沖縄付近を東進するコースの真っ二つに割れています。また、この図ではわかりにくいものの、東進するコースでも進むスピードにばらつきが大きい状況です。
  台湾や沖縄の周辺で複雑な動きをすることも考えられますので、今後の情報に注意をしてください
台風24号は非常に強い勢力でフィリピンに近づく
  ▼台風24号 11月13日(水)3時 ・・・ 中心位置   マリアナ諸島 ・・・ 大きさ階級  // ・・・ 強さ階級   // ・・・ 移動     西南西 20 km/h ・・・ 中心気圧   1002 hPa ・・・ 最大風速   20 m/s (中心付近) ・・・ 最大瞬間風速 30 m/s
  台風24号は台風25号の後を追うように西に進んで、明日14日(木)以降は急速に発達するとみられます。16日(土)には非常に強い勢力へと発達し、週明けにかけてはフィリピンに近づく見込みです。フィリピンのルソン島付近まで達した後の進路は不確実性が大きく、こちらの進路からも目が離せません。
台風23号は南シナ海で熱帯低気圧へ変わる見込み
  ▼台風23号 11月13日(水)3時 ・・・ 中心位置   南シナ海 ・・・ 大きさ階級  // ・・・ 強さ階級   // ・・・ 移動     北西 10 km/h ・・・ 中心気圧   992 hPa ・・・ 最大風速   23 m/s (中心付近) ・・・ 最大瞬間風速 35 m/s
  台風23号はフィリピンに上陸して大雨を降らせた後、南シナ海に進んでいます。今後は弱まりながら西進を続け、海南島の近くで熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風の名前
  北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
  台風22号の名前「インシン(Yinxing/银杏)」は中国が提案した名称で、木の名前(イチョウ)からとられています。
  台風23号の名前「トラジー(Toraji/도라지)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、桔梗のことをさす朝鮮語からとられています。
  台風24号の名前「マンニィ(Man-yi/萬宜)」は香港が提案した名称で、現在は貯水池となっている海峡の名前からとられています。
  台風25号の名前「ウサギ(Usagi)」は日本が提案した名称で、うさぎ座・兎が由来です。


2024.10.26-TBS NEWS DIG.-https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1513290?display=1
【台風21号】最大瞬間風速60メートル “非常に強い”勢力で31日(木)以降に沖縄に接近か【台風情報・台風の進路予想と今後の雨風シミュレーション・26日午後7時半更新】

  大型の台風21号26日午後6時現在、フィリピンの東の海上を西に進んでいます
  今後発達しながら西に進んだのち、28日頃にも進路を北寄りに変える見込みで、31日には沖縄の先島諸島の南海上に進むものとみられます勢力も“非常に強い”台風となる見込みです

  また、台風から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、秋雨前線が刺激されるなどして、離れた場所でも激しい雨が降る恐れがあります。今後の台風情報気象情報に注意してください。
  気象庁によりますと、大型の台風21号は26日午後6時現在、フィリピンの東を時速35キロで西に進んでいます。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から北東側750km以内と南西側500km以内が風速15メートル以上の強風域です。
  台風は29日午後3時には『強い台風』となる見込みで、中心気圧は960ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50メートルと予想されています。
その後もさらに発達し、30日午後3時には『非常に強い台風』となって先島諸島に近づく恐れがあります。中心気圧は945ヘクトパスカル、最大瞬間風速は60メートルとなる予想です。
過去に一度しかない11月の台風上陸
  11月1日以降の進路予想はまだ発表されていませんが、仮に東よりにルートをとった場合は沖縄本島にも接近する恐れがあります。
なお、11月に台風が上陸したのは、気象庁が統計を取り始めた1951年から1度だけです。(1990年11月30日午後2時ごろに、台風28号が和歌山県白浜町付近に上陸)もし日本列島に上陸ということがあれば『異例』ということになります。

  また台風から離れていても暖かく湿った空気が流れ込んで、激しい雨となる所もありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。


2024.10.25-TBS NEWS DIG-https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1510270
【台風情報】台風20号チャーミーゆっくり西へ 21号の卵も発生25日にも台風へ 現在地と予想進路(25日午前現在)

  大型の台風20号25日午前6時には南シナ海にあって、ゆっくりと西南西へ進んでいますまた台風20号の東のマリアナ諸島にも「台風の卵」があり、25日にも台風21号へと発達し、20号の後を追うように西へ進む予想です。(25日午前現在)


2024.10.02-NHKNEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241002/k10014598521000.html
アメリカ南部に上陸したハリケーン 被害拡大 死者160人超に

  9月26日、アメリカ南部に上陸したハリケーンの影響による被害が拡大し、亡くなった人の数は160人を超えました

  アメリカでは9月26日、ハリケーン「ヘリーン」が上陸し、南部のノースカロライナ州やジョージア州などで大規模な洪水や土砂崩れが相次ぎました。
  ハリケーンはその後、熱帯低気圧に変わりましたが、CNNテレビによりますと、亡くなった人の数は6つの州で合わせて160人を超え、行方不明者も出ているということです。
  また、アメリカ本土を襲ったハリケーンでは死者の数が過去50年間で2番目に多く、1800人以上が犠牲となった2005年の「カトリーナ」に次ぐ被害となっていて、ノースカロライナ州などでは依然として通行できない道路が数多くあり、必要な物資の配送が妨げられているということです。

  ノースカロライナ州で被害にあった男性は「恐ろしいです。何も残っていません。消防士からは自宅に戻れるまでには少なくとも6か月はかかると言われました」と話していました。
  バイデン大統領は被害状況を確認するため、10月2日以降、ノースカロライナ州やジョージア州などを視察することにしています。


2024.09.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240930-TB3GLCX5TFL6BIK4QN4E5TNFDY/
台風17号、東日本に影響恐れ 18号は暴風域伴い沖縄に

  台風17号は30日、小笠原諸島に最接近する見込み。北上して日本の東を進み、10月1日にかけて東日本に影響する恐れがある。一方、大型で非常に強い台風18号は台湾付近に進んだ後、3日にも暴風域を伴って沖縄に接近する見込み。気象庁は暴風や高波に警戒を呼びかけている

  気象庁によると、台風の影響で伊豆諸島では1日に大雨となる所がある。1日午前6時までの24時間予想降水量は多い所で伊豆諸島と小笠原諸島で100ミリ。
  18号の接近で沖縄では2~4日にかけて高波に、3日は暴風に警戒が必要だ。1日の予想最大風速(最大瞬間風速)は15メートル(25メートル)、2日は23メートル(35メートル)。波の高さは1日5メートル、2日6メートルでうねりを伴う。
  9月30日午前6時現在、台風17号は父島の南南西約220キロを時速約15キロで北へ進んだ。中心気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル


2024.09.25-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240925-AFIGUX7A3VOL7GLBDUQNF5TYTI/
台風16号が日本の南で発生 西から北向きに移動、27日には再び熱帯低気圧に変わる予想

  気象庁によると、25日正午の観測の結果、日本の南で、熱帯低気圧が台風16号に変わった。今後、西から北向きに移動し、27日には再び熱帯低気圧に変わる予想だ。

  気象庁によると、台風16号は25日正午現在、ゆっくりした速さで西北西へ進んだ。中心気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。中心の北東側330キロ以内と南西側280キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっている。


2024.09.22-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240922-A3OPFITZAFLMHFBIKIRLSHL5ZY/
ミャンマー、大雨の死者は384人に ベトナム上回る 不明89人、被災家屋は14万棟

  ミャンマー軍事政権21日夜、台風11号の影響による大雨での死者が384人、行方不明者は89人に上ったと発表した。台風が直撃して甚大な被害が発生したベトナムの死者約300人を上回った。

  軍事政権は被災した家屋が約14万棟に上るとも説明。国連人道問題調整室(OCHA)は推定約88万人が被災したと発表している。ミャンマーは2021年2月のクーデター以降内戦状態にあり、被災者は厳しい環境で取り残されているとみられる。
  首都ネピドーや北東部シャン州など広域で洪水や土砂災害が発生し、国営メディアは国軍による救援状況を連日報道。国内情勢への干渉を嫌う軍政だが、外国に異例の支援も求め、インドなどが応じた(共同)


2024.09.20-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240920-WGSJUZUNIJH7PNUKEEVZAQPY64/
台風14号が偏西風の影響で日本へUターン 22日には温帯低気圧に 中国・北陸地方横断

  気象庁によると、台風14号は20日午前9時時点で中国(華中)方面に進んでいたが、その後、進路を日本に向ける形でUターンして22日には温帯低気圧に変わり、日本海に達する見込みとなった。予想進路では中国地方や北陸地方を横断。最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートルが予想されている。同庁は秋頃に西から東に向けて吹く偏西風の影響を受けて、北西から東北東に進路を変えたと分析している。

  台風14号は15日午後9時の観測で、日本の南に位置するマリアナ諸島の熱帯低気圧が変わって発生。19日には沖縄本島付近を通過し、東シナ海を北西に進んで中国大陸に達した。


2024.09.17-NHK-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583291000.html
台風14号 18日に沖縄や奄美地方に最接近のおそれ 早めの備えを

  大型の台風14号は、発達しながら18日は沖縄県や鹿児島県の奄美地方に最も接近するおそれがあります。沖縄・奄美では次第に風や雨が強まる見込みで、最新の気象情報に注意し、早めの備えを進めてください

  気象庁によりますと、大型の台風14号は、17日午前9時には、フィリピンの東の海上を1時間に30キロの速さで北西に進んでいます。
  中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北東側600キロ以内と南西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
  台風は発達しながら北西に進み、18日、沖縄県や鹿児島県の奄美地方に最も接近するおそれがあります。
  このため沖縄・奄美では次第に風が強くなり、17日の最大風速は沖縄地方で15メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。
  18日はさらに風が強まり、沖縄・奄美で最大風速が20メートルと非常に強い風が吹く見込みで、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
  海上は19日にかけてうねりを伴って波が高く、18日は大しけとなる見込みです。
  雨も強まり、18日から19日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▽奄美地方で150ミリ、▽沖縄地方で100ミリと予想され、その後も雨の量は増える見込みです。
  気象庁は高波に警戒するとともに強風や高潮のほか、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています
  最新の気象情報に注意し、早めの備えを進めてください。


2024.09.10-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240910-ZUU6JUH5FZM2RHGFPN5NIQYUOQ/
台風13号が発生 週末に沖縄接近の可能性

  気象庁によると、10日午後9時の観測で、マリアナ諸島の熱帯低気圧が台風13号に変わった。週末にかけて沖縄に接近する可能性がある。

  台風13号は10日午後9時現在、マリアナ諸島付近を時速約15キロで西北西へ進んだ。中心気圧は998ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル


2024.09.09-NHK-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014576971000.html
台風11号 猛烈な勢力で中国やベトナムなど直撃 45人が死亡

  猛烈な勢力で中国やベトナムなどを直撃した台風11号は、熱帯低気圧に変わりましたが各地で大きな被害を出し、これまでに合わせて45人が死亡しました。ベトナムの国立気象センターは、今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

  日本の気象庁によりますと、アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターが一時、最も強い階級の「スーパー台風」だと解析した台風11号は、8日に熱帯低気圧に変わりました。
  この台風と、それに伴う土砂崩れや洪水により、これまでに、・・・ベトナムで21人…フィリピンで20人…中国で4人が 死亡しました。
  7日に台風が上陸した首都ハノイでは、強風の影響で、至るところで屋根が吹き飛ばされたり、木が根元からなぎ倒されたりしていて、近くに住んでいる人たちなどが復旧作業に追われていました。
  ベトナムの国立気象センターは、今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけているほか、首都ハノイにある日本大使館も、渡航や滞在を予定している人たちに、二次災害に注意し安全確保に努めてほしいとしています。
フィリピン 20人死亡 26人行方不明
  フィリピンの災害対策当局は、9月2日にフィリピン北部のルソン島に上陸した台風11号が各地に大雨を降らせて、洪水や土砂崩れが発生した結果、これまでに20人の死亡が確認され、26人の行方がわからなくなっていると発表しています。


2024.09.02-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240901-7D2HBZ67PBIFBALWUA5L7EZNJU/
台風11号が発生 フィリピン東から北西、中国大陸へ

  気象庁1日夜、同日午後9時の観測により、フィリピンの東の熱帯低気圧が台風11号になったと発表した。

  中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。


2024.09.01-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240901-BUSVHSTJ4ZJWLGQ7BDQLMXAEJE/
台風10号、東海道沖で停滞 大雨警戒、新幹線など交通なお乱れ

  台風10号1日、紀伊半島沖から東海道沖へ進んでほとんど停滞した。今後、熱帯低気圧に変わる見通しだ。大気の状態が非常に不安定になり、東日本の太平洋側を中心に激しい雨が降っている所があるとして、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけている。

  交通機関は1日も乱れが続いた。東海道新幹線は三島―名古屋間が終日運休。東京―三島間は始発から当面見合わせ、名古屋―新大阪間は本数を減らして運行した。
  気象庁によると、東日本の太平洋側では、台風本体の雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、雷を伴った激しい雨の降っている所がある。これまでの大雨による地盤の緩みや河川の増水で土砂災害や洪水の危険度が高まっている。
  台風10号は1日午前6時現在、東海道沖でほとんど停滞した。中心気圧は998ヘクトパスカルで、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内が15メートル以上の強風域


2024.08.31-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240831-PF33B7HDLFKP5M5JNLMFR3DGQI/
1日にかけて関東甲信越や東海で線状降水帯発生の恐れ 気象庁が予測、台風10号

  台風10号は31日、紀伊半島沖を東寄りに進んだ。暖かく湿った空気の流れ込みも影響し、東海などで記録的大雨となった。気象庁は9月1日にかけて、関東甲信や東海で、線状降水帯が発生する恐れがあると予測。台風は2日にかけて熱帯低気圧に変わる見通しだが、大雨による土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に厳重警戒が必要だ。東海道新幹線など交通機関の乱れも続く

  これまでの総務省消防庁や自治体のまとめによると、愛知県蒲郡市の土砂崩れで3人、徳島県上板町の住宅下敷きで1人、佐賀県鹿島市で転倒した1人、福岡県築上町の増水した川で1人の計6人の死亡が確認された。
  東海道新幹線は三島―名古屋間が8月31日と9月1日、ともに終日運休。東京―三島間は8月31日、正午ごろから運転し終電を繰り上げた。9月1日も始発から当面、運転見合わせとなる。2日以降も運休や、長時間の見合わせが出る可能性がある。


2024.08.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240829-UEZQPNNG6RIIDAHBBLBX7GVT5Y/
台風10号、四国本州縦断か 九州上陸、突風などで70人以上けが 避難者数3万人に

  台風10号は29日午前、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。午後にかけて九州を北寄りに進み、各地で大荒れの天気となった30日以降、東寄りに進んで四国や本州を縦断する恐れがある。九州、四国のほか、東海でも30日にかけて線状降水帯が発生する可能性がある速度が遅く影響が長引くとみられ、気象庁は暴風や大雨に厳重に警戒し、最新の情報を確認するよう求めている。

  鹿児島市の鹿児島港で60代男性が行方不明になったほか、竜巻とみられる突風などで、九州全域で計70人以上がけがをした。愛知県蒲郡市の家族5人が生き埋めとなった土砂崩れでは3人が死亡した。松村祥史防災担当相は29日時点の避難者数は九州を中心に約3万人に上ると明らかにした。
  気象庁によると、大分、宮崎、鹿児島で29日未明から朝、香川と徳島で同日午後に線状降水帯が発生した。台風本体による雨や風に加え、台風の影響で東海など太平洋側を中心に離れた地域でも暖かく湿った空気が流れ込んで断続的に雨が強まり、非常に激しい雨が降った所もあった。


2024.08.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240829-PIHFFPVI4JPOXADW6UK62WAONI/
勢力強めた台風10号、台風を流す気流が弱く「迷走」 前線への湿った風で大雨に
(市岡豊大)

  29日に鹿児島県へ上陸した台風10号は、〝迷走〟したことで勢力を「非常に強い」レベルへ一時強めた台風は列島の南から暖かく湿った風を大量に引き込み、前線とぶつかって各地で大雨に。台風を流す気流「指向流」が弱く、遅い速度で列島を東へ横断するため、総雨量が増える恐れもある。週明けにかけて影響の長期化に警戒が必要だ。

  台風10号は当初、東海から近畿地方付近への上陸が予想されたが、大きく西寄りへ進路を変えた。進路左側に発生していた「寒冷渦」と呼ばれる気流が要因。寒冷渦は高層を反時計回りに回り、台風を西側へ引き込んだとみられる
  台風10号の大きな特徴は進路に影響を与える指向流が極めて弱いことにある。移動速度は時速10キロ未満と「ゆっくり」で進路予想は困難だった
  本州南では海面水温が平年より1~2度高く、エネルギー源となる水蒸気が大量供給され、一時は史上最大規模での接近も予想された。
  さらに日本海から東北地方にかけて伸びる前線へ台風が引き込む暖かく湿った風が流れ込んだ。前線で積乱雲が発生し、本体から離れた東海などでも激しい雨が降った。
  代表的な指向流である偏西風は、現在、北海道付近にあり、台風から遠い。今後、台風東側で太平洋高気圧、西側では別の高気圧がそれぞれ発達する見込みで、2つの高気圧の縁を時計回りに吹く風が台風を動かすが、進路にどう影響するかは不透明だ。
  民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は「複雑な動きをする可能性もあるため、進路予報に一喜一憂せず、大雨に備えてほしい」としている。
(市岡豊大)


2024.08.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240829-HQGP4IW5BZM6BBYQV3MMHMLCDI/
台風10号、鹿児島に上陸 3県で線状降水帯 新幹線計画運休も

  非常に強い台風10号は29日午前8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。これまでに記録的な大雨となった地域では地盤が緩み、災害リスクが高まっている。土砂災害や低地の浸水、川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要だ。大分、宮崎、鹿児島3県で線状降水帯が発生した。

  奄美を除く鹿児島県で発表されている台風の暴風、波浪、高潮の特別警報は29日も継続した。
  気象庁によると、大気の状態が非常に不安定となっている。九州だけでなく、台風本体から離れた西日本や東日本でも断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降っている。
  台風の影響で、九州新幹線と西九州新幹線、九州の全ての在来線が29日午後までに順次運転を取りやめ、山陽新幹線は広島―博多で29日午後以降に計画運休する。空の便は九州発着便の一部で欠航が決まった。
  台風10号は29日午前6時現在、鹿児島県薩摩川内市付近を時速15キロで北へ進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。


2024.08.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240828-AX3LIHTQQJOYZIZF7MYORYWGSY/
台風10号接近で鹿児島県に台風の暴風、波浪特別警報、薩摩地方には高潮特別警報

  気象庁は28日、非常に強い台風10号の接近に伴い奄美を除く鹿児島県に台風の暴風、波浪特別警報を発表、同県薩摩地方には高潮特別警報も出した。宮崎、鹿児島両県に大雨特別警報を出す可能性もある。台風は鹿児島県の屋久島の南を発達しながら北上。非常に強い勢力のまま、29日に九州に接近、その後、上陸するとみられる。九州各県と山口県や、香川を除く四国3県では線状降水帯が発生する恐れがある。愛知では土砂崩れが起き、5人が巻き込まれた

  台風は発達を続け、29日にかけて、宮崎、鹿児島では最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルと、住宅が倒壊する恐れもある。24時間雨量は多い所で600ミリと、記録的な大雨が予想される。台風の速度が遅く、同じ場所で暴風や大雨が続いて災害の危険性が高まる。鹿児島県三島村は村内全域に「緊急安全確保」を発令した。


2024.028-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240828-7I53JO2BIZA7NKHUSUSQ2YZEZU/
台風10号で鹿児島に暴風・波浪の「特別警報」 気象庁が発表

  気象庁28日、鹿児島県(奄美を除く)に台風10号による暴風と波浪の特別警報を出した。台風は非常に強い勢力のまま、29日にかけて九州南部に接近し、その後、九州に上陸する可能性がある。宮崎、鹿児島両県に大雨特別警報を出す可能性もあり、最大限の警戒を呼びかけている

  台風は鹿児島県の屋久島の南を発達しながら進んでおり、非常に強い勢力のまま、29日にかけて九州南部に接近するとみられる。その後に九州に上陸するもよう。九州各県と山口県や、香川を除く四国3県では線状降水帯が発生する恐れがある。台風は発達を続け、29日にかけて、宮崎、鹿児島両県では最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルになる恐れがある。こうした風の強さは一部の住宅が倒壊するほどだ。
  24時間雨量は多い所で600ミリ、記録的な大雨が予想される。台風の速度が遅いため、同じような場所で暴風や大雨が続くとみられ、災害の危険性が高まる。気象庁は、雨や風が強まる前に避難するなど早めの安全の確保を求めた。


2024.08.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240828-5H6KHEHTBBLM3E54DNIJV4SLQE/
台風10号で特別警報の可能性 宮崎、鹿児島で最大限警戒 明日にかけて九州接近

  非常に強い台風10号は28日、鹿児島県奄美市の北東を発達しながら進んだ気象庁は28日、宮崎県と鹿児島県に特別警報を出す可能性があると明らかにし、最大限の警戒を呼びかけた。台風は非常に強い勢力のまま、29日にかけて九州南部に接近し、その後、九州に上陸する可能性がある。

  気象庁によると、宮崎、鹿児島両県に大雨特別警報、鹿児島県に暴風、波浪、高潮の特別警報を出す可能性がある。雨や風が強まる前に早めの避難など安全を確保する必要があるとしている。


2024.08.27-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240827-A5FN72QHKVMRXPDJ3CDDJE6CR4/
台風10号、非常に強い勢力に発達 奄美で線上降水帯発生も 速度遅く、影響長引く恐れ

  台風10号は27日、非常に強い勢力に発達し、奄美の一部を暴風域に巻き込みながら西寄りに進んだ29日以降には北寄りに進路を変えて西日本に接近するとみられ、上陸する可能性もある。27日は東海など太平洋側の各地でも台風の影響で局地的に雨が強まり、同日朝には東海道新幹線が上りの東京―新大阪間、下りの東京―名古屋間で一時、運転を見合わせた。台風は速度が遅く、影響が長引く恐れがある

  気象庁によると、奄美や西日本から東日本の太平洋側では今後、24時間に300ミリ以上の雨が予想される。奄美では27日夜から28日午後に線状降水帯が発生する恐れもある。最新の情報を確認し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒することが必要だ。奄美と西日本では、猛烈な風が吹く所がある見込みという。
  JR各社は、山陽新幹線が29~31日、東海道新幹線が30~31日、東海道・山陽新幹線が29~31日、九州新幹線が28日以降に全線や一部区間で計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があるとしている。
  27日午前には東海の岐阜、静岡、愛知、三重の4県で線状降水帯が発生する可能性がある。
  台風は27日午前9時現在、鹿児島県奄美市の東約130キロをゆっくりとした速さで西北西に進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径95キロ以内が風速25メートル以上の暴風域


2024.08.26-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240826-GEKXVRHFXRK2PNDF4WXJKENRRA/
台風10号が接近、近畿の在来線は29日以降に「計画運休」の可能性 JR西日本

  強い台風10号が日本列島へ接近していることに伴い、JR各社は計画運休などを実施する可能性があると発表している。台風の今後の進路などによっては、情報の内容に変更もありうる。

  26日午前11時半までの発表によると、東海道新幹線は28~29日に、山陽新幹線は28~30日に一定期間、全線もしくは一部区間で計画運休を実施したり、長時間にわたり運転を見合わせたりする恐れがあるとしている。
  JR西日本では29日以降に近畿エリアなどの在来線にも計画運休の可能性があるとした。また日本航空や全日空でも28~29日に一部の路線で運航に影響が生じる可能性を示している。


2024.08.22-ウエザ-ニュ-ス-https://weathernews.jp/s/topics/202408/210315/
台風10号(サンサン)発生 本州方面に北上の可能性 進路に注意

  8月22日(木)3時、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が台風10号(サンサン)になりました。台風の発生は今月6つめです

   ▼台風10号 8月22日(木)3時
    中心位置   マリアナ諸島
    大きさ階級  //
    強さ階級   //
    移動     西北西 ゆっくり
    中心気圧   1002 hPa
    最大風速   18 m/s (中心付近)
    最大瞬間風速 25 m/s

暴風域を伴って北上し、来週は日本に影響が出る可能性が高まっています。今後の進路・台風情報に注意してください


2024.08.20-ウエザーニュース-https://weathernews.jp/s/topics/202408/200195/
台風9号は熱帯低気圧に変わった後に北日本接近 強い雨を降らせる

  台風9号(ジョンダリ)は明日21日(水)に朝鮮半島に上陸し、熱帯低気圧に変わる見込みです。その後は日本海を進んで北日本に近づき、強い雨を降らせるおそれがあります

明後日の夜から雨が強まる
  台風9号は20日(火)15時の時点で、チェジュ島の南西の東シナ海を北へ進んでいます。明日の日中に朝鮮半島に上陸して熱帯低気圧に変わる見込みです。明日の夜から明後日22日(木)は東寄りに進む予想となっています。
  熱帯低気圧になっても非常に湿った空気を伴っていて、周辺では雨雲が発達する見込みです。活発な雨雲は明後日の午後になると北海道や東北に日本海側にかかり始め、夜には雨が強まるとみられます。
  明後日の夜から23日(金)にかけて断続的に強い雨が降り、大雨となるおそれがあるため早めの警戒が必要です。


2024.08.16-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240816-LELS2CY7CJJ6JI5HVSUON4NW4A/
台風7号接近で交通網に大きな影響 新幹線運休、空の便は650便が欠航

  非常に強い勢力で接近する台風7号の影響で、お盆シーズンの交通網に大きな影響が出ている。東海道新幹線は16日、東京―名古屋間で終日運休。航空機も羽田や成田発着便を中心に計650便が欠航となっている。

  16日昼から東北・上越・山形の各新幹線で一部の列車が運休するほか、北陸新幹線は大幅な遅れや運休の可能性がある。東海道新幹線の名古屋―新大阪間は終日、「のぞみ」「ひかり」の運行を取りやめ、1時間当たり上下線それぞれ2本ほど各駅停車の「こだま」を運転。千葉県の内房線など在来線の運休も生じている。
  空の便も羽田、成田発着便に影響が出た。日航と全日空によると、国内線、国際線合わせて計約650便が欠航し、影響人員は約12万人に上る。
  各自治体は避難所を開設。千葉県では「そごう千葉店」などの商業施設やレジャー施設の休業も相次いでいる。


2024.08.12-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240812-NUQUCOPRUJKR3PQMI2D4EVJ4LQ/
台風6号は衰えて熱帯低気圧へ 「7号」近く発生か、進路に注意

  台風6号は12日、日本の東を北西に進んだ。日本に接近する前に勢力が衰え、13日には熱帯低気圧になる見込みだ。一方、日本の南にある熱帯低気圧が近く、台風7号になるとみられ、東日本や東北に接近する可能性もあるため、今後の進路に注意が必要だ。

  気象庁によると、台風6号は12日午後3時現在、日本の東の海上を時速約30キロで北西に進んだ。中心気圧は998ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。


2024.08.11-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240811-GBCLIQ7CAVJFDK4Y2X6E6VQN5E/
台風5号、異例の東北横断コース 列島から張り出す高気圧の「壁」に阻まれる

  台風5号は、東北の太平洋側から日本海側へ進み、台風の進路としては珍しいコースをたどりそうだ。原因は、台風の「壁」となる太平洋高気圧の存在で、今後、列島の東から北日本に張り出す見通し太平洋を北上してきた台風はそれ以上、進むのを阻まれ、東北を横断する予想となった。

  気象庁によると、高気圧は、上空から風が吹き下ろす下降気流の固まりで、覆われた地域では雲が発生しにくい。一方、台風は、風が反対向きの上昇気流で、海からの湿気をエネルギーに移動する。高気圧の場所に台風は進みにくく、高気圧は進路を決める「壁」のような役目となる。
  例年夏は太平洋高気圧が日本列島を覆う。台風は、高気圧の勢力下にない日本の南の海上などで発生。その後、高気圧の回りを沿うように北上し、九州や西日本に上陸することが多い。
  台風5号は東京・小笠原諸島の父島の南で発生し、日本の東を北上した。張り出す太平洋高気圧に押されるように、進路は西向きに変わった




2023.10.03-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231003/k10014213731000.html
台風14号 あさってにかけ 沖縄 先島諸島に接近のおそれ

  大型で非常に強い台風14号は、5日にかけて沖縄県の先島諸島に接近するおそれがあります。高波に警戒し、強風にも十分注意してください。

  気象庁の観測によりますと、大型で非常に強い台風14号は、3日午前6時には、沖縄の南の海上を1時間に10キロの速さで西北西に進んでいます。中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径165キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
  この時間、先島諸島は風速15メートル以上の強風域に入っていて、風が強まっています。台風は、5日にかけて先島諸島に接近するおそれがあり、先島諸島では非常に強い風が吹く見込みで、   3日の最大風速は、石垣島地方で20メートル与那国島地方と宮古島地方で18メートル、最大瞬間風速は、30メートルに達する見込みです。   4日の最大風速は、石垣島地方と与那国島地方で23メートル宮古島地方で20メートルで、最大瞬間風速は、35メートルと予想されています。海上ではうねりを伴って大しけとなる見込みで、   3日の波の高さは、石垣島地方で7メートル与那国島地方と宮古島地方で6メートル。   4日の波の高さは、石垣島地方と与那国島地方で8メートル宮古島地方で7メートルと予想されています。また、八重山地方では3日夜は、海岸や河口付近の低い土地で、高潮による浸水のおそれがあります。
  気象台は、高波に警戒するとともに、強風に十分注意し、高潮や落雷、突風、急な強い雨にも注意するよう呼びかけています。







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