台 風-1



2020.7.12-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012511771000.html
中国 長江流域など広範囲で大雨 死者・行方不明者141人

  中国では長江流域など広い範囲で大雨が続き、各地で川の氾濫などの被害が出て死者、行方不明者は141人に上っています。習近平国家主席は、各地の政府などに対して、12日、重要指示を出し全力で救援活動などにあたるよう求めました。
  国営の中国中央テレビなどによりますと長江流域など広い範囲で大雨が続き、江西省や湖北省など各地で川の氾濫や土砂崩れなどの被害が相次いでいます。
  12日正午までの死者、行方不明者は141人、避難した人は、延べ224万人に上っているほか、建物が倒壊するなどの被害は、2万8000棟となっています。
  
また212の河川などで警戒水位を超えていて、江西省にある中国最大の淡水湖で、観測史上、最も高い水位になったということです。
  湖北省武漢では川沿いの遊歩道が水につかっていて、作業員たちが土のうを積む作業にあたっていました。
  そして、長江の中流にある世界最大級のダム、三峡ダムは下流地域での増水を抑えるため放水量を減らす措置を取っているということです。
  習近平国家主席は、各地の政府などに対して、12日、重要指示を出し、全力で救援活動などにあたるよう求めました。
  気象当局は今月16日まで雨が降り続ける地域があるとして警戒を呼びかけています。


2020.6.9-西日本新聞-https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624762/
九州で豪雨の死者が62人に 72時間雨量は27地点で観測史上最大

  九州全域に甚大な被害をもたらした豪雨で、熊本県は9日、新たに4人の死亡を確認したと発表した。大分県でも1人の死亡を確認、死者は九州で計62人となった。週末にかけても広範囲で再び大雨となる恐れがある。これまでの雨で地盤が緩んでおり、気象庁は土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒を呼び掛けている。 
   これまでに死亡が確認された人は熊本県球磨村19人▽人吉市18人▽芦北町10人▽八代市6人▽山鹿市2人▽津奈木町1人▽福岡県大牟田市2人▽大分県由布市1人▽住所不明3人。1人が心肺停止、16人が行方不明となっている。
   大分県によると、死亡が確認されたのは由布市湯布院町湯平の渡辺登志美さん(81)。8日未明、娘の由美さん(51)とその夫の知己さん(54)、孫の健太さん(28)と車で避難中に川に流されたとみられ、同日午後1時ごろ、遺体で発見された。3人は依然として行方が分かっておらず、県警や消防が捜索を続けている。
   県内では9日午後1時現在、日田市の上津江、天瀬両町で10世帯19人が孤立。同市中津江村でも土砂崩れによる孤立が続いているが、停電や通信障害で連絡がとれず、詳しい状況は分かっていない。
   熊本県では同日午前10時現在、八代市や球磨村など1市3町2村の23地区833世帯が孤立に近い状態が続く。避難者は同日午後1時現在、少なくとも493世帯2055人。
   気象庁によると、9日午後の1時間雨量は最大で、長崎県諫早市66ミリ▽宮崎県えびの市46ミリ▽佐賀県嬉野市42・5ミリ▽熊本県宇城市38・5ミリ-など。九州151地点で観測した3日以降の72時間雨量は、27地点で観測史上最大を更新し、最も多かったのは大分県日田市椿ケ鼻の862ミリだった。鹿児島県鹿屋市では2日夜からの雨量が千ミリを超えている。
   西日本新聞のまとめによると、九州7県で床上・床下浸水が計5521件発生。福岡県は4846件で久留米、大牟田両市に被害が集中している。河川の氾濫は91カ所に上った。
   10日にかけての1時間予想雨量は多いところで、福岡、佐賀、長崎、大分県60ミリ▽熊本、宮崎、鹿児島県50ミリ-の見通し。


2020.7.7-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200706/k10012498141000.html
九州豪雨 熊本中心に56人死亡 1人心肺停止 11人不明 捜索続く

  今回の記録的な大雨では、これまでに熊本県を中心に56人が死亡し、1人が心肺停止、11人が行方不明となっています。まだ被害が把握できていないところもあり、警察や消防、自衛隊などが引き続き捜索して確認を進めています。
  熊本県では、7日朝新たに、山鹿市で車が水没し中から80代の夫婦とみられる2人が助け出されましたが、まもなく死亡しました。また、これまでに、球磨村の渡地区で特別養護老人ホーム「千寿園」が、あふれた川の水につかり、14人が死亡しました。球磨村ではほかに3人が亡くなり、村内の死者は17人となっています。
  このほか人吉市で19人、芦北町で10人、八代市で3人、津奈木町で1人が死亡し、さらに豪雨で流されたとみられる1人が海で見つかりました。熊本県内で死亡した人は合わせて53人となっています。また、球磨村で1人が心肺停止となっています。行方不明になっているのは球磨村で6人、津奈木町で2人、芦北町で1人の合わせて9人です。
  このほか、九州では福岡県大牟田市で水につかった住宅の中で、高齢の女性が見つかり、その後、死亡が確認されたほか、新たに84歳の男性の死亡が確認されたということです。
  また、鹿児島県南さつま市で新聞配達をしていた、60代の男性が行方不明になっているほか、大分県日田市天瀬町の玖珠川沿いにある住宅に大量の水が入り込み、この家に住む70代の女性が流されたまま行方がわからなくなっています。
  九州以外では静岡県川根本町で6日、停電の復旧作業にあたっていた作業員が、大雨の影響で倒れた木の撤去中木に当たって死亡しました。
  今回の記録的な大雨では、まだ被害が把握できていないところもあり、警察や消防、自衛隊などが引き続き捜索して確認を進めています。
行方不明の7人の名前を明らかに
  熊本県は、行方が分からなくなっている人のうち、7人について名前などを明らかにしています。行方不明になっているのは、いずれも球磨村一勝地の▽愛甲泰治さん(81)▽愛甲和子さん(78)▽愛甲誓史さん(52)▽川口豊美さん(73)▽牛嶋滿子さん(78)・・・津奈木町福浜の▽丸橋ミチ子さん(83)▽丸橋貴孝さん(58)です。
国連事務総長「犠牲者の遺族と日本の人々に哀悼の意」
  国連のグテーレス事務総長は、熊本県で豪雨による川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、多くの死者が出ていることについて、6日、「深く悲しんでいる」とする声明を出しました。そのうえで「犠牲者の遺族と日本の人々に心から哀悼の意を示す」としています。


2020.7.6-朝日新聞 DIGITAL-https://www.asahi.com/articles/ASN763HSSN76TIPE002.html
熊本に再び激しい雨、捜索活動に制限 1912人が避難

  記録的な豪雨に見舞われた熊本県南部は6日朝、再び激しい雨となった。県によると、同日午前6時現在、19市町村の159カ所の避難所に385世帯1912人が避難。ライフラインにも影響が出ている。
  県によると、6日午前10時現在、死者は人吉市11人、芦北(あしきた)町9人、津奈木(つなぎ)町1人、球磨(くま)村1人、八代市1人。八代市は5日、ほかにも2人が死亡したと発表しており、確認された死者は計25人となった。

  特別養護老人ホーム千寿(せんじゅ)園」が水没した球磨村で15人、芦北町で1人が心肺停止。人吉市と芦北町、津奈木町、球磨村で計11人が行方不明になっている。
  広範囲が浸水した人吉市の球磨川流域では、6日早朝から警察や消防、自衛隊などが数十人態勢で捜索。県によると、他の被災地でも捜索活動は行われているが、悪天候のため防災ヘリによる活動が制限されているという。
  県によると、5日午前7時現在で8市町村の約120集落約2100世帯が、土砂崩れなどにより孤立した状態になっている。球磨村は全域が孤立状態で、うち8地区370世帯は電気、水道、電話が通じていないという。
  九州電力によると、6日午前10時現在、熊本県内の9市町村で約4640戸が停電。球磨村では、村内の94・3%にあたる2370戸が停電している。
(伊藤秀樹、松本江里加)


2020.7.4-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/west/news/200704/wst2007040033-n1.html
迫る濁流、必死の避難 川には巨大石「ただごとではない」
(1)
  闇の中、荒れ狂う川からあふれ出した濁流が静かな日常をのみ込んだ3日から4日にかけて、熊本県南部で大きな被害をもたらした豪雨。住宅街には泥水や土砂が流れ込み、電気などのライフラインも一部断たれた。住民らは恐怖や不安に押しつぶされそうになりながら、力を合わせて懸命に避難した。
  球磨川の雨量は、3日深夜から4日未明にかけて急増。県内の広範囲で氾濫した。
  川沿いにある球磨村の集落は、波立つ濁流にのみ込まれた。14人が心肺停止で見つかった特別養護老人ホーム「千寿園(せんじゅえん)」では、ヘリコプターを使って救助活動が行われた。
  隣接する八代(やつしろ)市では、坂本町で複数の住民が孤立。祖父母らと4人で暮らす専門学校生、松村拓海さん(20)は4日早朝、家族全員で自宅2階に「垂直避難」し、難を逃れたが、濁流は階段の途中にまで迫ってきたといい、「死ぬかと思った」と振り返った。
  近くの橋が流された商店店主の男性(83)は「夜中に停電し、妻と自宅2階に逃げた。朝になると(1階の)商品は泥まみれで水浸しだった」という。「何もかも泥だらけ。何から手をつけたらいいのか」と言葉を失った。
  同市海士江(あまがえ)町の自営業男性(50)は高齢の両親と妹とともに車に乗り、近くの商業施設の立体駐車場に逃げた。「父親は介護が必要で体も弱く、新型コロナウイルスも怖いので避難所には行けなかった」と声を震わせた。
  球磨川でのラフティングツアーを開催するラフティングストーンズ(人吉市)の大石権太郎代表(50)は市の要請で、浸水した市街地にボートを出した。屋根に取り残された被災者らを救出。「こんな時だからこそ協力しようと思った。ほかのラフティング会社の多くはボートが流されたようだ」と話した。
   芦北(あしきた)町では、旅行業を営む佐藤圭吾さん(62)の自宅兼事務所の1階部分が水浸しになった。
(2)
  「午前3時ごろに(大雨の)緊急メールを受けたときは、まだ大丈夫だろうと思っていた」というが、4日明け方には周辺は冠水。近くの知り合いと同じボートに乗り、1人暮らしのお年寄りらの救出に向かった。
  「雨が上がって周辺の水は引いたが、電気や水道は使えず通信障害も起きている」と佐藤さん。「自宅の片づけもしないといけない」とこぼした。
  同町田川地区では大規模な土砂崩れが発生。民家が流失し、複数人と連絡が取れていない。現場では地域住民らが、不安そうな様子で捜索を見守った。
  土砂崩れで心肺停止状態の住民が見つかった津奈木(つなぎ)町では、自営業女性(60)が4日未明、自宅に隣接する川で巨大な岩が流されるのを目撃。「ただごとではない」と直感した。
  自宅は周囲より少し高い場所にあるため、被災は免れた。女性は「避難所に向かう高齢者が『新型コロナが怖い』と話していた。雨は上がったが気は抜けない」と語った。


2020.7.4-NHK NEWS WEB 鹿児島NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20200704/5050010872.html
九州南部引き続き厳重な警戒を

  活発な前線の影響で、熊本県や鹿児島県では記録的な大雨となり、各地で土砂災害が発生しているほか熊本県の球磨川では氾濫が発生しています。
  九州南部では、5日にかけても非常に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き厳重な警戒が必要です。
  気象台によりますと、九州付近に停滞していた活発な前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、4日未明から熊本県を中心に発達した積乱雲が連なる線状降水帯がかかり続けました。
  熊本県の芦北町付近や球磨村付近などでは、4日明け方から朝にかけて110ミリから120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は6回にわたって「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
  熊本県と鹿児島県には一時、大雨の特別警報が出されました。
  熊本県を流れる球磨川では、少なくとも7か所で氾濫が発生したほか、中流から下流を中心に、氾濫の可能性があるところもおよそ20か所に及んでいます
  現在、九州の全域で雨はほぼやんでいますが、九州南部では、5日にかけて再び大気が不安定になって、大雨となるおそれがあります。
  5日の夕方にかけての1時間には、鹿児島県で50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあるほか、熊本県で40ミリ、宮崎県で30ミリの激しい雨が降ると予想されています。
  熊本県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
  気象台は、土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。






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