スポーツ関連-1


2024.07.26-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240726-KJ6IVRLDHFK2ZGCBL35BJU2ZWU/
大谷翔平が日米通算250号本塁打を達成 ナ・リーグトップの今季31発目放つ

  米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)25日、ロサンゼルスで行われたジャイアンツ戦の八回に4試合ぶりの本塁打となる31号ソロを放ち、日米通算250本塁打を記録した。

  2023年に日本選手初の本塁打王に輝いた大谷は13日にメジャー通算200本塁打を放ち、21日には4年連続30本塁打に到達。ナショナル・リーグの本塁打王争いでもトップに立っている。
  13年に入団したプロ野球日本ハムでは5年間で48本塁打。18年にメジャー移籍し、7年目で202本塁打を放った。(共同)


2024.07.22-Yahoo!! Japan-https://news.yahoo.co.jp/articles/cf000fd4562affb7644af3499533571c9935c208
【速報】大谷翔平選手が超特大“場外”ホームランで今季30号到達 4年連続30本塁打達成

  メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手日本時間22日早朝、吉田正尚が所属するレッドソックス戦に1番DHで先発出場し、右中間スタンド看板を超え、通路でワンバウンドして場外に消える超特大の30号ホームランを放った。

   大谷選手あ5回裏、5対2とリードした場面で迎えた第三打席で、打った瞬間にスタンドインを確信する、超特大の今季30号ソロホームランをたたき込んだ。打球は右中間スタンドの屋根に当たって場外に消えた。 これで4年連続30本塁打を達成し、日米通算250号まであと1本に迫った


2024.07.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240719-ALFOU7EE4JNB7IYA2UV2NSRFGM/?outputType=theme_paris2024
自覚の欠如が招いた「出場辞退」 宮田笙子の飲酒、喫煙問題、体操女子に打撃
(小川寛太)

  パリ五輪開幕を1週間後に控えた中、日の丸を背負うはずのアスリートに残念な事態が起きた。体操女子日本代表に選ばれていた宮田笙子選手=順天堂大=の飲酒および喫煙問題による出場辞退は、体操女子で1964年東京五輪以来、60年ぶりのメダル獲得を目指す日本に大打撃となる。日本オリンピック委員会(JOC)の派遣規定や日本体操協会の行動規範などに違反し、代表選手としての自覚を欠いた行動と言わざるを得ず、「出場辞退」という判断も致し方なかった。

  東京五輪後に世代交代が進んだ日本代表で、宮田にかけられた期待は大きかった。2022年からNHK杯を3連覇し、同年の世界選手権では平均台で銅メダルを獲得。全員が10代の今回の代表メンバーでも主将を務めるなど女子日本代表の中心を担ってきた
  協会側は、重圧などを飲酒や喫煙の理由の1つとして挙げた。藤田会長は「選手のサポート体制が不十分であったために、結果としてこの事象が起こってしまった」と言及。選手1人の問題とせず、協会全体として取り組む姿勢を見せた。
  事態はスポーツ界全体へも波及する。2021年の東京五輪後は、汚職・談合事件などの影響もあって国内の五輪熱は冷え込んだ。パリの舞台は、選手が活躍する姿を多くの国民に見せることで、五輪に吹く逆風を変えられる機会にもなりえたが、いきなりつまずく形となった。
  女子の日本代表は、28日に予選を迎える。五輪本番は1人を欠いた残りの4人で戦わざるを得ず、不測の事態に残された選手のショックも大きいだろう。影響が最小限になるためのケアなど、十分な配慮も重要になってくる。(小川寛太)

  パリ五輪開幕を1週間後に控えた中、日の丸を背負うはずのアスリートに残念な事態が起きた。体操女子日本代表に選ばれていた宮田笙子選手=順天堂大=の飲酒および喫煙問題による出場辞退は、体操女子で1964年東京五輪以来、60年ぶりのメダル獲得を目指す日本に大打撃となる。日本オリンピック委員会(JOC)派遣規定や日本体操協会の行動規範などに違反し、代表選手としての自覚を欠いた行動と言わざるを得ず、「出場辞退」という判断も致し方なかった

  東京五輪後に世代交代が進んだ日本代表で、宮田にかけられた期待は大きかった2022年からNHK杯を3連覇し、同年の世界選手権では平均台で銅メダルを獲得。全員が10代の今回の代表メンバーでも主将を務めるなど女子日本代表の中心を担ってきた
  協会側は、重圧などを飲酒や喫煙の理由の1つとして挙げた。藤田会長「選手のサポート体制が不十分であったために、結果としてこの事象が起こってしまった」と言及。選手1人の問題とせず、協会全体として取り組む姿勢を見せた

  事態はスポーツ界全体へも波及する。2021年の東京五輪後は、汚職・談合事件などの影響もあって国内の五輪熱は冷え込んだパリの舞台は、選手が活躍する姿を多くの国民に見せることで、五輪に吹く逆風を変えられる機会にもなりえたが、いきなりつまずく形となった
  女子の日本代表は、28日に予選を迎える。五輪本番は1人を欠いた残りの4人で戦わざるを得ず、不測の事態に残された選手のショックも大きいだろう。影響が最小限になるためのケアなど、十分な配慮も重要になってくる。(小川寛太)


2024.07.18-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240718-GR4SHRNSIRJS3PVB3YNN25R4Y4/
隣人をサンドバッグ扱いし、骨折30カ所 暴行死させた元ボクシング練習生の無慈悲な犯行
(倉持亮)

  サンドバッグのように扱われた被害者は肋骨(ろっこつ)を約30カ所も折られる苦痛の中で生涯を終えた-。アパートの隣人男性=当時(63)=に対する傷害致死罪や6件の暴行罪などに問われた元ボクシング練習生、A被告(34)の裁判員裁判で大阪地裁堺支部は6月、常習的な暴行を認定して懲役12年(求刑懲役14年)を言い渡した2人が知り合ったのは死のわずか1カ月半前。難癖ともいえる理由による金銭の要求と、「凶器」の拳による暴行が死ぬまで繰り返された

  「暖房を思いっきりつけていた」。最終的に被害男性を死に至らしめた暴行は、ささいないらだちが発端だった。令和4年11月20日、「せんでもいいことをして挑発的。イライラした」という被告は、男性の部屋で暴行。男性は腹を抱えて痛がっていたが、「救急車を呼ぶと、警察に通報されるかもしれない」との理由で放置した。翌日、男性は遺体となって見つかった。
  被告は法廷で「全力の6~7割の力で5~6回、腹の周りを殴った」と当時の状況を説明したが、男性の肋骨は約30カ所も折れていた死因は折れた肋骨が肺に刺さって穴が開き、呼吸ができなくなったためだった。
  検察側の証人として出廷した医師は「交通事故や高所から落ちた以外で、ここまで肋骨が折れているのを見たことがない」と証言。受けた衝撃の大きさを強調した。
「拳が凶器」自覚なし
  2人が知り合ったのは同年10月ごろ。同じアパートで暮らしていたが、入り口でたまたま遭遇したという。翌日、2人はレンタカーを借りて和歌山県などへ出かけた。
  被告は仮免許しか持っていないため車を公道で運転できず、正式な免許を持つ男性に同乗を求めた形だった。レンタカー代は2人で折半した。
  ただ、その後も被告は何かにつけ男性に金銭を要求した。 「(被告宅の)テレビを傷つけた修理代2万5千円」「男性が滞納した家賃を巡り、アパートの管理会社と話をする手間賃5万円」
  難癖ともいえる根拠不明の金銭の要求が2人の間で繰り返された。男性の生活保護費から7万~8万円を受け取ったこともあったという。
  行動をともにする間、暴行も繰り返された。「レンタカー店で(無断で)オプションをつけようとした」「話しかけても返事をしなかった」-。細かな言動に腹を立てては、怒りを暴力に変えた。
  ただ、事件の半年以上前からボクシングジムに週3~4回のペースで通っていたという被告。プロテストも予定するほど打ち込んでいたが、法廷では男性が死に至った暴行について「パワーは6~7割程度」と開き直った。自らの拳が人を死に至らす凶器と化す自覚はまるでなかったようだ。
死後も遺族に金銭要求
  男性が死亡した後も金銭の要求は止まらなかった。遺体が見つかった当日、大切な家族を失ったばかりの男性の弟に対し、男性に請求していたレンタカー代などを払うよう催促したのだ。
  弁護人も被告人質問で「亡くなった日にすることではない」と指摘するほどの言動。被告は検察側に理由を問われると、「身内の弟に言うしかない」と正当化した
  検察側は論告で、一連の言動について「被害男性はサンドバッグのように扱われた末、すさまじい痛み、苦しみを感じながら人生を終えた」と厳しく非難し、懲役14年を求刑した。
  一方、被告は暴行自体は認めつつ、「死ぬような力ではなかった」と一部否認。弁護側は最終弁論で、被告には軽度の知的障害があり「行為の危険性を理解できなかった」として懲役8年程度が相当と訴えた。
  6月5日の判決公判。藤原美弥子裁判長は「根拠の乏しい理由で金銭を請求する中、男性のささいな言動にイライラし、常習的に暴行を加えた」と暴行と死亡との因果関係を認定。弁護側が主張した軽度知的障害の影響は「限定的」とし、懲役12年を言い渡した
  最終意見陳述で「一生、(男性を)亡くならせたことを背負って生きていかねばならない」と述べ、反省の言葉を述べていた被告。にもかかわらず、同月13日には判決を不服として控訴した。
(倉持亮)


2024.07017-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240717-OZDEJ7VSWRMT7PFCFZGJ6WJDHI/
「驚いた。迅速な解明に努めている」 A容疑者逮捕受け合流予定の独1部マインツが見解

  サッカーのドイツ1部リーグのマインツは17日、J1鹿島から加入したA容疑者(23)が不同意性交容疑で逮捕されたとの報道を受け、X(旧ツイッター)で「驚いた。情報が不足しているため、報道についてまだ評価やコメントができない。この問題をできるだけ迅速かつ包括的に解明するよう努めている」とつづった。
  マインツによると、2028年までの4年契約で21日から練習に合流する予定だった。(共同)


2024.07.17-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240717-FTGFNNPZKRC2LFSV5ZB625TOHA/
A容疑者、独1部リーグ・マインツへの移籍決定直後の逮捕 日本代表のホープ

  30代の女性に性的暴行を加えたとして、警視庁に不同意性交容疑で逮捕されたサッカー日本代表MFのA容疑者(23)は、7月3日にドイツ1部リーグ・マインツへの移籍が発表されたばかり。日本代表でも将来の活躍を期待されていたホープの逮捕は、今後の代表選考にも影響を与えそうだ。

  岡山県出身のA容疑者は鳥取・米子北高を経て、2019年に町田(当時J2)へ入団。23年には鹿島へ移籍した。主に攻守の要であるボランチとして、昨年はJ1の優秀選手賞にも選出された。
  今月3日には、マインツが獲得を発表。鹿島を通じて「これからヨーロッパで自分のプレーをしっかり示すとともに、試合に出て活躍し、日本を代表する選手になれるよう全力で頑張ります」とメッセージを寄せていた。
  日本代表には昨年11月、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で追加招集され、ミャンマー戦で初出場を果たした。今年開催されたアジアカップにも出場している。


2024.06.27-日刊スポーツ-https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406260000467.html
大谷翔平25号、驚異の2戦連続先頭打者ホームラン!球団新記録の10試合連続打点で4連勝/詳細

  <ホワイトソックス0-4ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇ギャランティードレートフィールド
  ドジャース大谷翔平投手「1番DH」で先発出場。第1打席で2試合連続の25号先頭打者ホームランを放った。球団新記録の10試合連続打点もマークした。 前日は24号先頭打者弾を放つなど、好調を維持している。

  第1打席から25号先頭打者本塁打、四球、三邪飛、四球。2打数1安打1本塁打2四球、1打点2得点だった。打率3割2分2厘。 ドジャースはストーンが完封勝利を飾り、4連勝した。


2024.06.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240619-NVSHP7PTLZKFBMX7FQAWV2LAHQ/
大谷翔平が4年連続20号 今季メジャー最長145メートルの特大弾

  米大リーグ、ドジャースの大谷翔平18日デンバーでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。六回の第3打席でスライダーをセンターバックスクリーンへ打ち込み、4年連続、5度目となる20号に達した。打球の速度113マイル(約181キロ)、角度は30度、飛距離は476フィート(約145メートル)で、今季メジャー最長の特大弾だった。

  先発左腕ゴンバーの投じた3球目、83マイル(約134キロ)のスライダーを完璧にとらえ、打球は中堅手のはるか上、見上げてフェンスまで下がるだけだった。大谷は打った瞬間、本塁打を確信、一瞬間を置いてからゆっくりと走り出し、三塁を回る前に両手を掲げて喜びを表した。これで、ア・リーグトップのオズナ(ブレーブス)に並んだ
  ベッツのけがで1番に入って2試合目。前日は5打数3安打1打点と、1番打者にふさわしい活躍で勝利を導いた。この日一回先頭の第1打席はフルカウントまで粘ったが、低めのスライダーを引っかけて二ゴロ。三回1死三塁での第2打席は初球のナックルカーブを引っ張ったが一ゴロ、三塁走者が生還して打点1。


2024.06.07-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240607-OKJ5Y52RM5IWPBSTVH4Q53HY3A/
「なぜゴルフだけ…」 接待三昧でクビの「コープこうべ」トップが挑んだ法廷闘争の結末
(西山瑞穂)

  170万人の組合員を抱える生活協同組合「コープこうべ」(神戸市)令和3年、取引先から多数のゴルフ接待を受けたなどとして、経営トップの組合長ら2人を解職する不祥事があった。当時広く報道されたが、その後、法廷闘争に発展。不祥事の公表で不当に名誉を傷つけられたとし、2人が逆に同生協を訴えたのだ。接待自体は認めた中で主張したのは、接待ルールの〝実態〟司法判断は揺れ、確定は今春までもつれ込んだ

海外視察の「表」と「裏」
  「タイ視察の件ですが、エクセルベースでの提案をお願いします。表行程、裏行程。視察目的もお願いします」
  当時組合長と常務理事だった2人がタイに飛んだ海外視察。その行程を組む取引先の食品商社の社員に対し同生協の担当者が元年9月に送ったメールには「表」と「裏」という記載が登場する。
  返信に添付されていたのは、同じ3泊4日だが、中身は異なる2種類のスケジュール。「表」で工場視察が組まれている日の予定は、「裏」ではゴルフと観光と記されていた。2人は同生協の理事会には「表」の行程をもとにした出張を報告しつつ、実際には取引先とのゴルフを楽しんだ
  これだけではない。同生協側の調査で元組合長が27回、元常務理事が29回のゴルフ接待を受けたことが判明。1泊2日の視察の誘いに対し、「時間的に十分余裕がありませんので、視察なしで結構です」と伝えてゴルフだけを楽しんだり、自らゴルフ接待を要求したりしたこともあった。
  同生協は3年3月に2人を解職し、ホームページなどで「ゴルフの接待を受けているにもかかわらず、所定の手続きがなされていないことが判明しました」と解職理由を公表。これに対し、「手続き違反はしていない」と元組合長らが反発したのが訴訟の発端だ。
現組合長は〝甲子園接待〟
  同生協役員の服務内規は原則として接待を禁止「取引先等との『おつきあいの心得』」は、接待をしたり受けたりする際には、事前申請か事後報告が必要と定める。・・・2人はゴルフ接待を報告しておらず、出張の際に「接待なし」と虚偽報告をすることもあった。明らかにルール違反と思われるが、指摘したのは「無断接待はほかの役員も同じ」という点だ。
  具体例として告発したのは、現組合長への〝甲子園接待〟。取引先の手配で甲子園球場のロイヤルスイートでプロ野球阪神戦を観戦した際の写真を示し、「なぜゴルフだけがことさらに取り上げられるのか」と訴えた。
  昨年10月の1審神戸地裁判決「役員間で手続きが徹底されていたとは認められない」と指摘し、手続きを定めた「心得」の対象は職員だけで、役員には適用されないと判断。名誉毀損(きそん)を一部認め、同生協に計38万5千円の賠償を命じた。
  しかし、今年4月の2審大阪高裁判決では一転して、元組合長らが完全敗訴という結果に。理事会で繰り返し、ゴルフ接待の禁止が周知されていたことを重視し、「『心得』が適用されるか否かを問題にするまでもなく、内部的なルールに違反した」と結論付けた。元組合長らは上告せず、高裁判決が確定した。
するもされるもリスク
  民間同士での接待は法律で禁止されているわけではない。しかし、企業法務に詳しい木村圭二郎弁護士(大阪弁護士会)によると、「社会常識」を超える接待を禁止する企業は増えている。
  企業にとって役職員が過度な接待を受けることは、不適正な取引を誘発し、会社に損害を与えるリスクになる。こうした状況を防ぐため、過度な接待を持ち掛ける相手とは取引を切るという対応をとる企業もある。
  木村氏は「危機管理として、癒着が生じないようルールを定め、徹底することが重要だ」と強調。特に接待を要求する行為には懲戒処分も検討すべきだと指摘する。・・・「接待イコール悪ではない。適切にやっていけば、相手先と非常にいい関係を生み出せる機会だと認識しています」
  神戸地裁の裁判官に接待を受けることへの認識を問われ、こう答えた元組合長。自らが「適切」から足を踏み外した代償は大きかった(西山瑞穂)


2024.05.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240522-YLBG5RO5TFKRRJRAHBVZFJJSK4/
圧巻の走塁、大谷翔平が得点に絡む三盗、二盗の2盗塁 4打数2安打1打点

  米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は21日、ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場。4打数2安打、1打点2得点、2盗塁、1三振で、打率は3割5分6厘  相手先発は右腕フォート。初対決となった一回無死一塁の第1打席はフルカウントから膝元のスイーパーに空振り三振。2点を先行された四回先頭の第2打席は初球の真ん中、95マイル(約152キロ)のフォーシームを逆らわずにとらえ、左翼線二塁打。今季17本目。1死後、三盗を試み、昨季のゴールドグラブ賞捕手モレノの悪送球を誘って一気に本塁を陥れ、1点を返した今季12個目

  3点を追う六回1死三塁での第3打席は3球目のチェンジアップを引っ張って右前タイムリー。フリーマンの三振時に今季13個目となる二盗に成功、スミスのタイムリー二塁打で生還して1点差に詰め寄った。4点差と離された八回1死走者なしの第4打席は、昨日先発して絶妙なバント安打を決めた3番手左腕マンティフライの内角カーブを降り抜いたが、打球は伸びず右飛。狙っていたのか、大谷は珍しく悔しがった。
  試合は終始ダイヤモンドバックスのペースで進み、3-7で敗れて5連勝はならなかった。 打者専念で圧倒的な打撃力を発揮している大谷には「三冠王」をはじめ、さまざまなタイトルの期待も膨らんでいるが、各球団が50試合前後を消化して打倒大谷に燃えるライバルたちが出現している。
  本塁打ではマルセル・オスーナ(ブレーブス)と激しい争いが繰り広げられており、現在は大谷の13本を追い抜く14本。打率はベッツ、フリーマンとのNVPトリオの真ん中を打つ2番が主とあって、相手投手も勝負せざるを得ず、3割5分台の高率キープにつながっている。ジュリクソン・プロファー(パドレス)、ウィリアム・コントレラス(ブルワーズ)らが追いかける展開だが、現時点では1分以上離している。打点は2番という打順もあって、なかなか増えていかず、34点にとどまる(その分、得点は3位)。1位のアレック・ボーム(フィリーズ)の44点に対して10点差をつけられている。


2024.04.26-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240426-MZI4TUOGTVIGHO6GBZMQ3DFE3E/
日大がガバナンス強化へ改革計画公表 アメフト部は新設、日大医学部では不正確認

  日本大26日アメリカンフットボール部の薬物事件を受け、ガバナンス(組織統治)体制の抜本的見直しなどを柱とする改善改革計画をホームページで公表した。

  改革計画によると、学長と理事長それぞれの職務権限や責任を規定して明確にする。不祥事などが発生した際の報告ルートは複線化。理事会の意思決定機関としての位置付けを強化するため、業務執行理事による定期報告の義務化を検討する。
  来年度以降に廃部になったアメフト部の新設を目指す方針も示した。また寮で元部員が違法薬物を保管していたことから、競技部の寮には寮監を常駐させるとした。
  また日大は、過去の不正の検証を進めていた特別調査委員会の報告書も公表した日大病院が、今年1月に77歳で亡くなった田中英寿元理事長だけでなく、当時の理事ら幹部数人についても個室料を請求していなかったことなど、医学部を舞台とした不正が複数件確認されたとした。


2024.04.02-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240402-OOZMQD4DRJO2ZEDVW5HMBEN2WY/
FIFA、北朝鮮に罰金約167万円 W杯アジア2次予選の日本戦「没収試合」で

  国際サッカー連盟(FIFA)2日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で中止となった北朝鮮―日本を没収試合とし、北朝鮮協会に1万スイスフラン(約167万円)の罰金を科したと発表した。

  試合は当初3月26日に開催予定だったが、北朝鮮側の要望で平壌での開催が中止となった日本協会は3月30日にFIFAから試合の扱いについての通知を受け、没収試合で日本の3―0の勝利が決まったと明らかにしていた。(共同)


2024.03.18-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240318-YL5QJ6GLUFL6LMVY62RRFP3Y4Y/
日本メディアは産経新聞だけが取材を許可されず 平壌開催のサッカー北朝鮮戦

  日本サッカー協会は18日までに、平壌の金日成競技場で26日に行われるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮戦について、北朝鮮側による取材の可否判断を報道関係者に通達し、日本メディアでは産経新聞だけが許可されなかった不許可の理由は示されなかった

  日本サッカー協会によると、平壌開催の北朝鮮戦には日本や米国、韓国の報道関係者28人が取材を申請。うち6人が許可されなかった。産経新聞社が発行するサンケイスポーツの取材申請は許可された。
  2011年11月に平壌で行われたブラジルW杯アジア3次予選の北朝鮮戦では、日本サッカー協会を通じ51人が取材申請したが、北朝鮮側は理由を明示しないまま、10人しか認めなかった。
  サッカーの北朝鮮戦をめぐっては、2月24日に平壌で予定されていた女子のパリ五輪最終予選第1戦の開催地が2月に入って流動的となり、21日に中立地のサウジアラビアでの開催が決定する紆余曲折があった。男子のW杯予選についても平壌で開催されるか不透明だったが、今月に入ってアジアサッカー連盟が職員を現地に派遣して視察した上で、開催可能と日本協会に通達していた。
  サッカー日本代表の海外遠征取材は通常、報道関係者が各自で航空券や宿泊場所を手配する。しかし今回の平壌遠征では、日本サッカー協会が報道関係者の北京-平壌間の往復航空券、平壌での宿泊地や移動手段などをまとめて手配し、遠征後に料金を請求することになっている。
  日本サッカー協会は18日、取材を許可された報道関係者を対象に異例の説明会を開き、北朝鮮渡航後は原則として外出禁止、認められた時間と場所以外の取材禁止などの徹底を求めた



2023.12.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20231222-THF6GUUKPRNFDI55WC5JNCVUQY/
山本由伸がドジャース入り 12年契約465億円 大谷翔平と世界一へ共闘

  プロ野球オリックスからポスティングシステム米大リーグ入りを目指していた山本由伸投手(25)が21日(日本時間22日)、ナ・リーグ西地区のドジャースに入団することが決まった。米メディアによると12年契約で総額3億2500万ドル(約465億円)で、日本選手の米球界移籍時では最高額。これまでは田中将大(楽天)がヤンキースと結んだ7年1億5500万ドルだった。オリックスにはポスティング譲渡金として5060万ドル(約72億3500万円)が支払われる

  最速159キロの直球と鋭く落ちるスプリットを武器に、カーブ、スライダー、カットボールと多彩な変化球を自在に投げ分ける25歳の若き日本の右腕エースは、ドジャースでチームメートとなった大谷翔平(29)と並んで、今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉とされ、10球団以上が獲得に大きな関心を持っていた。面談などでヤンキース、メッツ、ドジャース、ジャイアンツ、フィリーズ、レッドソックス、ブルージェイズの7球団が候補に残り、最終的にはヤンキース、メッツ、ドジャースの3球団の争いとなっていた。
  ドジャースは投打二刀流の大谷翔平に続き、日本のトップエースを獲得した。ポストシーズンの常連ながら、ここ10年でワールドシリーズ制覇は1回のみというチームの弱みは先発投手陣の駒不足。補強が急務だった。大谷の右肘手術で24年シーズンは打者専念するため、山本の存在は弱点解消に直結する。3億ドル超という高額での成立は、大谷が結んだ7億ドルのうち97%を後払いとした契約が早速実を結んだ格好といえる


2023.12.15-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20231215-PNZ5QB22PBJG5OHKSD6MKOAT34/
(3=完)犬の名前は「デコピン」「素振り始めている」

  米大リーグのドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の大型契約を結んだ大谷翔平選手が14日(日本時間15日)、ロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムで入団記者会見に臨んだ。大谷選手が公式に報道陣に対応するのは、エンゼルス在籍時の8月9日以来約4カ月ぶりとなった。記者会見の詳報は以下の通り。

―MVP発表の時から、世界の人々が犬の名前が気になっている。ここで発表してくれないか
  「えー、『デコピン』というんですけど。こちらの人は発音が難しいので、元の名前はディコイというので、こちらの人に説明するときは呼びやすい『ディコイ』と説明しています」
―来年は打者に専念する。打者として開幕に間に合うか。デコピンの由来は
  「バッティングのほうは素振りのほうを始めているので、おおむね予定通りに、まず来ている、若干早いくらいできているので、十分に開幕には間に合うんじゃないかなとは思うので、スプリングトレーニングでしっかりゲームに入れる準備ができていれば開幕に十分間に合うんじゃないかなという感じはしますね。由来は、もともとディコイという名前があったので、それに近い感じで選びました」
―MLBで多くのことを成し遂げた。エンゼルスに入団したときとの気持ちの違い
  「全体的な気持ちは変わってない。常に挑戦したいなと思っていますし、ドジャースでお世話になると決めた後もそこに対してのチャレンジだと思っているので。ただ、来るということは去るチームもありますし、日本でいえばファイターズでしたし、今回はエンゼルスを去りましたけど、寂しさというのも心の中にあるのは事実かなと思います」
―ウォルターオーナーかフリードマン編成部長が退いた場合、オプトアウト(契約破棄)できるという条件があるが、それはどれくらい大事だったのか
  「さきほども言った通り、みんなが同じ方向を向いているというのが大事だと思っているので、ロサンゼルスドジャースに入団すると同時に、メインの二方と契約するという形ですし、そこがもし崩れるのであればこの契約自体も崩れることになる、そういう契約かなと思います」
―メジャーのファンについて知っていること
  「僕は入団してから知ることの方が勿論多いと思いますし、今のところメジャーリーグでプレーして、各球場もいってますけど、各チームのファンの方がこういう気質なんだなというのは感じますし。野球に対して熱狂的だなというか。エンゼルスタジアムもそうですけど、毎回、青いユニホームを着た方がいっぱい球場にいらっしゃるので、そういうのを見ると、ファンの方は熱があるなというのは感じています」


2023.12.10-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20231210-HJUPXW534NNWPFJBPKMVUY4UUM/
大谷翔平がドジャース入り 北米プロスポーツ史上最高額の10年総額1015億円

  米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた投打二刀流スター、大谷翔平選手(29)が9日(日本時間10日)、ドジャースと契約を結ぶことが決まった。自身のインスタグラムで発表した。代理人の事務所によると、2024年シーズンからの10年契約で総額7億ドル(約1015億円)大リーグだけでなく、北米プロスポーツでも史上最高額となった。近く、入団会見が行われる。

  大谷はインスタグラムで、まず「ファンの皆さま、野球関係者の皆さま、決断に至るまで長くかかったことをおわびします。次のチームにドジャースを選ぶことに決めました」と報告。米大リーグで最初に在籍したエンゼルスに対しては、「特に浮き沈みの激しかった私を支えてくださったファンのサポートと声援は、私にとって世界でした。過ごした6年間は私の心に永遠に刻まれます」と感謝。新たにプレーするドジャースには「私は常にチームのために尽くし、常に自分が最高の状態になるため、全力を出し続けることを約束します。私の野球人生の最後の日までドジャースだけでなく、野球界のために努力し続けます」と活躍を誓った。そして最後に「文章では伝わらないこともありますので、後の会見で改めてお話したいと思います。どうもありがとうございます」と締めくくった。
  大谷にはドジャースのほかジャイアンツ、カブス、ブルージェイズ、ブレーブスが獲得に積極的で、エンゼルスも残留に動いた。水面下で面談や施設見学を実施するなど、激しい獲得競争が繰り広げられていた。
  メジャー6年目となった23年シーズン、大谷は開幕から投打でフル回転。7月にはダブルヘッダー第1試合で自身初の完封勝利を挙げた後、続く第2試合で2本塁打の離れ業を演じるなどし、史上初の2年連続「2桁勝利、2桁本塁打」を達成、44本塁打で日本選手初の本塁打王に輝いた
  しかし、右肘の故障で8月に投手としての出場を断念すると、9月には右脇腹痛で打者も離脱。シーズン終了を待たずに2度目の右肘手術を受けた。現在はリハビリ中で、24年シーズンは打者に専念するとみられる。
  ナ・リーグ西地区のドジャースは23年シーズン、100勝を挙げて地区優勝を果たしたものの、地区シリーズで敗れた。これまでワールドシリーズ制覇は7回を数え、ここ13シーズン連続でポストシーズンに進出。大谷はベッツ、フリーマンらとともに打線の中軸を担うことになりそうで、先発投手陣の再構築に成功すれば、4季ぶりの世界一も見えてくる。1995年から大リーグで活躍した野茂英雄投手が最初に所属した球団で、日本選手の対応にもたけている。






このTopに戻る





monomousu   もの申す
最近のニュース
ここは、2023年12月~ニュースです
TOPにもどる