サウジアラビア問題-1



2020.5.20-SankeiBiz-http://www.sankeibiz.jp/macro/news/200520/mcb2005200925015-n1.htm
国務省監察官の解任、対サウジ武器売却の調査を問題視か

  【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が国務省のリニック監察官を解任した問題で、トランプ氏は18日、解任はポンペオ国務長官の進言を受けて実施したものであると明らかにした。トランプ氏は国務省のほかにも省庁の監察官を相次いで解任しており、与野党から「政権監視に支障が生じる」などとして、懸念の声が上がっている。
  エンゲル下院外交委員長(民主党)は18日の声明で、リニック氏が解任された理由について、ポンペオ氏が議会の承認を経ず、サウジアラビアなどへの武器売却を決めた経緯を捜査していたことが問題視された可能性がある、との見方を明らかにした。

  ポンペオ氏は昨年5月、イランによる対サウジ攻撃を抑止するためとして、サウジなどに約80億ドル(約8615億円)規模の武器を売却すると表明した。
  しかし、共和、民主両党は、サウジ政府が関与した反体制派記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件など同国の人権抑圧を問題視し、上下両院が売却に反対する決議案を可決これに対しトランプ氏は拒否権を発動し、売却を実現させた経緯がある
  リニック氏の解任理由については、ポンペオ氏夫妻が部下の国務省職員らに犬の散歩やレストランの予約などの雑用を命じていた疑いについて調査していたことに、ポンペオ氏が報復したとも指摘されていた。
  これに対しポンペオ氏は米紙ワシントン・ポスト(19日付)に対し、リニック氏が一連の問題や疑惑に関し調査していたとは知らなかったと説明し、解任は「政治的報復ではない」と強調。同氏を解任したのは「国務省(の立場)を損ねる行為をしたためだ」と述べたが、詳細には言及しなかった。
  トランプ氏は、ウクライナ疑惑の内部告発を議会に報告し、同氏の弾劾訴追への道を開いたとされる情報機関担当のアトキンソン監察官を4月に解任。今月には新型コロナウイルス対策に関し、検査キットや防護用具の深刻な不足を指摘した厚生省のグリム監察官を解任している。


2020.3.7-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200307/k10012319091000.html
サウジ 前皇太子らを拘束 “政敵”粛清との見方も

中東のサウジアラビアで、クーデターを企てたとして前の皇太子など有力な王族らが拘束されたと、複数の欧米メディアが伝えました。34歳の若さでほぼ全権を掌握した王位継承者のムハンマド皇太子が、権力基盤をさらに固めるため、政敵になりうる有力な王族の粛清に乗り出したという見方も出ています。
  中東最大の産油国サウジアラビアでは、高齢のサルマン国王の息子のムハンマド皇太子がほぼ全権を掌握したうえで、石油に依存しない社会を目指し改革を推し進めていますが、34歳の若さの王位継承者に権力が集中することに違和感を覚える王族や既得権益層が、一定程度、存在するとされています。
  アメリカの有力紙、「ウォール・ストリート・ジャーナル」など複数の欧米メディアは6日、国王やムハンマド皇太子に対するクーデターを企てたとして、有力な王族らが拘束されたと伝えました。
  拘束されたのは、3年前に皇太子を解任されたムハンマド・ビン・ナエフ前皇太子と国王の弟のアフマド王子などで、この2人の王子は、王位継承の可能性があるもののムハンマド皇太子とは距離があると伝えられてきました。
  サウジアラビアでは3年前にも、ムハンマド皇太子の抵抗勢力とされる有力な王族らが汚職に関わったとして一斉に拘束され、巨額の資産が没収されています。
  今回の拘束をめぐっては、ムハンマド皇太子が権力基盤をさらに固めるため政敵になりうる有力な王族の粛清に乗り出したという見方も出るなど、さまざまな臆測が流れています。








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