プ-チン氏の問題-1
2025.10.11-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251011-KXC3DOE2RNK6FLDQIAU6376NDM/
子ども帰還でプーチン大統領と交渉 トランプ米大統領の妻メラニアさん、独自ルート
トランプ米大統領の妻メラニアさんは10日、ロシアに連れ去られたとみられるウクライナの子どもの帰還に向け、プーチン大統領と独自のルートで交渉を続けていると発表した。
過去24時間で8人が家族と再会し、さらなる帰還の実現を見込んでいると説明した。ホワイトハウスで記者団に述べた。
トランプ氏は8月にプーチン氏と会談した際「罪のない子どもたちを守ることで、ロシアだけでなく人道にも寄与する」と訴えるメラニアさんの書簡を手渡した。メラニアさんは、プーチン氏が返信で直接交渉に応じる意向を示したことを受け、双方のチームが協議を重ねてきたと明かした。
メラニアさんは8人の子どもの人定や生活状況に関し、ロシア側から詳細な報告を受けたとし「戦争のせいで混乱の中を生きてきた」と述べた。
メラニアさんは家族と離れてロシアで暮らす子どものほか、ロシア在留中に成人したウクライナ人の現状でも懸念を伝達。ロシア側から家族との再会に向け取り組むとの確約を得たとも語った。
ウクライナは、ロシアの侵攻開始後に多数の子どもが連れ去られたとして帰還を強く要求。
国際刑事裁判所(ICC)は子どもの連れ去りに関与した疑いでプーチン氏に逮捕状を出している。
(共同)
2025.10.06-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251006-KZ7FXXJMUVMFRLGKOSVIDWXPS4/
ロシアのメドベージェフ前大統領が訪朝へ 10日開催の朝鮮労働党創設80年式典に出席
(小野田雄一)
ロシアのプーチン政権の与党「統一ロシア」は6日、党首で前大統領のメドベージェフ国家安全保障会議副議長が近く北朝鮮を訪問し、
10日に現地で開かれる朝鮮労働党の創設80年記念式典に出席すると発表した。
訪朝は朝鮮労働党からの招待によるものだとした。
露朝両国は昨年、事実上の軍事同盟条約である包括的戦略パートナーシップ条約を締結。ウクライナ侵略に絡みロシアに北朝鮮が援軍を送るなど共闘関係を深めている。また、
2023年に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が訪露し、昨年にはプーチン露大統領が訪朝。その後も両国高官の往来が続いている
(小野田雄一)
2025.10.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251003-FOMR4ITF7JMZVA6UJINZXUZED4/
プーチン氏がウクライナに「降伏」要求、トマホーク供与案めぐり米に警告 露会議で発言
(小野田雄一)
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領は
2日、各地の前線で露軍が主導権を握る一方、ウクライナ軍は人員不足が深刻化しているとし、
「ウクライナ指導部は(ロシアとの)合意に至る方法を検討すべきだ。
彼らが交渉のテーブルに座る勇気を持つことを願う」と述べた。
事実上、ウクライナに降伏を要求した形だ。プーチン氏は同日、露南部ソチで開かれた国際会議「バルダイ」の全体会合に出席して演説。演説後の質疑応答で発言した。
プーチン氏はまた、トランプ米政権が検討している米巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナ供与案について、仮に供与されても戦況に大きな影響は与えないとしつつ、供与の実行は「新たなエスカレーションであり、光明が見え始めた米露関係に損失を与える」と米国に警告した。
プーチン氏は前線の戦況に関し、露軍がウクライナ東部ハルキウ州ボフチャンスクの半分を制圧し、同州の要衝クプヤンシクの3分の2を支配下に置いたと主張。東部ドネツク州でも露軍がウクライナ軍の防衛線の一角コスチャンチニウカに進入したと指摘した。
プーチン氏は演説で、欧米諸国がその他の国々を押さえ込んできた既存の世界秩序は崩壊し、「多極的な世界秩序」が実現しつつあるとの持説を改めて展開。ウクライナ戦争が起きた責任もロシアの弱体化を図ってきた欧米にあるとした。また、トランプ政権下の米国と異なり、欧州はなおロシア敵視を改めず、ロシア脅威論を口実に軍備増強を進めていると主張。欧州がロシアの脅威になったと判断した場合、「即座に対抗措置をとる」と警告した。
プーチン氏は質疑応答で世界情勢にも言及。
トランプ政権が提示したパレスチナ自治区ガザを巡る和平案に関し、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」につながるのであれば「ロシアは支持する用意がある」と指摘した。また、
来年2月に失効する米露間の新戦略兵器削減条約(新START)の延長を米国が望まない場合、「ロシアにも延長は必要ない」と述べた。
(小野田雄一)
2025.09.15-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250915-OGQRNFNZC5PJPAZAJNLUOJFO2Q/
ロシア統一地方選でプーチン政権「圧勝」 ウクライナ侵略への支持アピール
(小野田雄一)
ロシアで12~14日、連邦構成体(自治体)の首長や議員らを選出する統一地方選の投票が行われ、
14日の投票終了後に開票された。首長選は約20の構成体で実施され、中央選管などによると、15日までにプーチン政権の与党「統一ロシア」が擁立した候補者全員が勝利を確実にした。
政権側は選挙で「圧勝」を演出し、ウクライナでの軍事作戦が長期化する中でも政治基盤の盤石さを誇示した形だ。
統一ロシアは首長選が行われた構成体のうち、西部チュバシ共和国を除いて候補者を擁立していた。チュバシ共和国では無所属の現職首長が再選した。
ロシアではウクライナ侵略に伴う欧米主導の経済制裁や軍需産業の活況に伴う労働力不足などでインフレが加速。インフレ抑制のため露中銀が設定している高い政策金利も企業活動を圧迫し、景気低迷の兆候が強まっている。さらにウクライナの長距離攻撃による製油施設の損傷が相次ぎ、製油能力が低下。ガソリン価格の高騰が進んでいる。
こうした状況下でも
政権側は選挙で圧勝し、対ウクライナ軍事作戦がなお国民から高い支持率を得ているとアピールした。
(小野田雄一)
2025.09.04-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250904-DHHTBFWF45L3FIFCIUC4AX2WS4/
プーチン氏、トランプ氏の「はかりごと」発言を「ユーモア」と受け流し 関係悪化避ける
(小野田雄一)
ロシアのプーチン大統領は
3日、中国・北京で同日開かれた抗日戦争勝利80年記念行事で自身と中国の習近平国家主席、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が米国に謀りごとをめぐらしているとしたトランプ米大統領のSNSでの発言について、
トランプ氏の「ユーモア」だと受け流した。
「私と彼には良好な関係があり、名前で呼び合っている」とも述べた。
北京で開いた記者会見で発言した。
プーチン氏は、今回の4日間の中国訪問中に多数の外国首脳陣と会談を行ったとした上で「誰もが一度たりとも現在の米政権に対する否定的な発言をしなかった」と指摘。全ての会談相手が8月の米露首脳会談への支持とウクライナでの紛争終結への期待を表明したとも述べ、「彼(トランプ氏)にもこのことを聞いてほしい」「これは冗談や皮肉ではない」と話した。
ウクライナ侵略を続けるロシアは現在、トランプ米政権と協調してウクライナに譲歩を迫り、自身が勝者となる形での戦争終結を狙っている。
プーチン氏はトランプ氏の発言に過度に反応して米露関係を悪化させる事態を避けたもようだ。
(小野田雄一)