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2021.07.20-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/national/20210720-OYT1T50022/
ゴーン被告逃亡支援 実刑…米父子 「刑事司法を侵害」 東京地裁

  日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(67)の国外逃亡事件で、東京地裁は19日、いずれも米国籍で犯人隠避罪に問われた米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」元隊員マイケル・テイラー被告(60)に懲役2年(求刑・懲役2年10月)、息子のピーター被告(28)に同1年8月(同・同2年6月)の判決を言い渡した。 楡井にれい 英夫裁判長は「前代未聞の海外逃亡を職業的な手際で行い、刑事司法の作用を大きく侵害した」と述べた。

  判決によると、両被告は米国籍のジョージ・ザイェク容疑者(61)(犯人隠避容疑などで逮捕状)と共謀。会社法違反などで起訴されたゴーン被告が、保釈条件で逃亡や海外渡航を禁じられているのを知りながら、2019年12月29日、東京から大阪まで護衛しながら案内した上、大型の箱に隠してプライベートジェット(PJ)に乗せ、関西空港から出国させた。

  公判でマイケル、ピーター両被告側は起訴事実を認めた一方、「事件当日はリハーサルのつもりだったのに、ゴーン被告が実行を決めた」などと述べ、ゴーン被告の主導を強調。また、妻のキャロル・ナハス容疑者(54)(偽証容疑で逮捕状)から「ゴーン被告が日本で拷問を受けている」などと吹き込まれて利用されたとも訴え、執行猶予を求めていた。

  しかし判決は、両被告がPJや大型の箱を事前に用意したことを挙げ、「いつ誰が決行の判断をしたかにかかわらず、大がかりで周到な準備をし、高度に計画的な犯行を積極的に実行した」と指摘。ゴーン被告側から、事件前だけでも計86万2500ドル(約9300万円)の送金を受け、一部を自らの会社の経費に充てたことにも触れ、両被告の主な動機は報酬目的だったとした。
  さらに、犯行によって「重大事件の被告であるゴーンの公判を開く見込みが全く立たない状態になった」と批判。両被告が昨年5月以降、今年3月に日本に引き渡されるまで、米国内で約10か月間にわたって拘束された点を踏まえても、実刑は免れないと結論づけた。
  また判決は、逃亡の際、ゴーン被告の三女が都内でゴーン被告の荷物を運搬していたことも認定した。

  両被告は黒のスーツ姿で出廷。証言台の前で主文を聞いた後は、弁護人の前の被告席に座って判決理由を聞いた。マイケル被告は通訳人をじっと見つめ、ピーター被告は時折、小さくうなずいていた。
  両被告の弁護人は閉廷後、報道陣の取材に「(控訴するかどうか)何も決まっていない」と話した。

  外国人被告が日本で実刑判決を受け確定した場合、受刑者移送条約に基づき、本国に移送して服役させることもできる。〈1〉刑期が6か月以上〈2〉本国でも犯罪となる行為――などが条件で、被告が望み、日本の法相の同意などが必要となる。
  法務省によると、日本は米国など計67か国とともに国際条約に加盟するほか、イランなど非加盟4か国と個別に条約を結んでいる。2019年には日本から41人が14か国に移送された。


「主役」引き渡しメドなく
  ゴーン被告の逃亡発覚から約1年7か月。日本政府は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配し、逃亡先のレバノンにも身柄引き渡しを求めているが、実現のメドは立っていない。検察幹部は、テイラー親子に対する19日の東京地裁判決を「日本の刑事司法を 愚弄ぐろう した犯罪で実刑は当然だ」と評価した一方、「『主役』のゴーン被告の公判を開けない状態に変わりはなく、納得はできない」と語った。

  ただ、ゴーン被告に対しては、世界各国で刑事、民事の両面で責任を追及する動きも出ている。
  フランスの司法当局は仏自動車大手ルノーでの資金流用疑惑などを巡って捜査に乗り出し、今年5~6月にはレバノンの首都ベイルートでゴーン被告の事情聴取を実施。オランダでは5月、アムステルダム地裁が被告に対し、日産と三菱自動車の設立した「日産三菱BV」から得た報酬のうち約500万ユーロ(約6億6000万円)の返還を命じた。
  日本国内でも、日産が昨年2月、被告に100億円超の損害賠償を求めて提訴し、横浜地裁で審理が進む。被告は、この訴訟には元検事の日本人弁護士らを代理人に立てて「参戦」しており、請求棄却を求めている。


2021.07.15-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210715/mcb2107151002005-n1.htm
楽器の調律理由に検査逃れ ゴーン被告、逃亡劇を告白

  レバノンに逃亡中の元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(67)会社法違反罪などで起訴=は英BBC放送が14日放送したドキュメンタリー番組で逃亡劇を振り返り、関西空港近くで楽器用の大型の箱に隠れ、空港では「(楽器の)調律を狂わせる」恐れがあることを理由にエックス線検査を免れたと明かした。同被告が逃亡の詳細を告白するのは初めてとみられる。

  番組は「カルロス・ゴーン 最後の飛行」と題し、被告への単独インタビューなどを基に約1時間半で構成。インタビューで同被告は、東京拘置所から保釈後、都内の住居で24時間監視される生活となったものの、妻と一切接触できないことが分かり、逃亡を決意したと述べた。(共同)


2021.07.02-deenuニュース-https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2021070201001189
元米兵に懲役2年10月求刑 ゴーン元会長逃亡支援事件

  日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告(67)レバノン逃亡支援事件の公判が2日、東京地裁であり、検察側は犯人隠避罪に問われた米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員マイケル・テイラー被告(60)に懲役2年10月、息子のピーター・テイラー被告(28)に懲役2年6月を求刑した。元会長の公判の見込みが全く立っていないとして「日本の司法を侮辱し、おとしめることの片棒を担いだ。刑事責任は非常に重大だ」と指摘した。

  弁護側は、身柄拘束期間が長期にわたるとして、執行猶予付きの判決を求めた。2人は最終意見陳述で「日本のみなさんにおわびする」と謝罪し、結審した。判決は19日。









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