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防衛省・自衛隊
日本の自衛隊(軍事力)-1(2023年5月~)


2023.09.23-産経新聞(夕刊フジ)-https://www.sankei.com/article/20230923-5DEOYGPWD5CB7FWJK23UJ5UR4U/?outputType=theme_weekly-fuji
「自腹」だった自衛隊の高速道路代問題がついに進展 防衛省概算要求
小笠原理恵(国防ジャーナリスト)

  日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、防衛省は2024年度一般会計予算の概算要求で、過去最大7兆7050億円を求めた。数十年にわたる防衛費抑制のため、自衛隊は装備・弾薬の不足、施設・官舎の老朽化などが深刻化していた。国民の生命と安全を守り切るには、防衛力強化と防衛費増額、自衛隊員の待遇向上は絶対に不可欠だ。国防ジャーナリストの小笠原理恵氏は、懸案だった「高速道路代問題」の進展について報告する。

  「米軍や警察の公用車は無料なのに、自衛隊は高速道路代が足らず、隊員たちは仕方なく自腹で高速代を払っている」
  私はニュースサイト「日刊SPA!」で18年、こう問題提起した。
  この高速道路代問題に、やっと光明が見えた。24年度の防衛省概算要求に「必要な運搬費(有料道路使用料を含む)を計上し、隊員の移動にかかる負担を軽減し、勤務環境の改善を推進」と明記されたのだ。
  高速道路代は、米軍や警察の公用車は無料だが、自衛隊は災害派遣時(自治体負担)以外は、演習場や訓練で遠方にいくためでも有料だ。高速道路を使うための「運搬費」は不足しており、上限を超えた場合、自衛隊車両は目的地のはるか手前から下道を走るしかない。
  自衛隊員の移動は、トラックの荷台が多い。道路交通法で、トラックの荷台への人の乗車は禁止されているが、自衛隊や警察は適用除外だ。機動隊も昔は荷台に乗車していたが、バスに改善された。
  クッションのないベンチに座って、下道での長距離移動はつらい。振動も激しく座骨神経痛や痔(じ)を患う自衛隊員も多い。エアコンのない荷台は、熱中症のリスクが高い。重度の熱中症は、臓器に深刻なダメージをもたらしかねない。


  あまりにも過酷なため、以前は仲間内でカンパして高速道路に乗っていたが、規則で禁止された。仕方なく、つらい下道での長時間移動に耐えるしかなかった。
  他の先進国では、熱中症予防と兵士の消耗を防ぐため、戦車や装甲車には冷暖房が完備され、乗用車用シートが搭載されている。自衛隊にも空調付き防護機動車があるが数台しかない。
  浜田靖一前防衛相は23年版防衛白書の刊行に寄せて、「どれだけ高度な装備品を揃えたところで、それを扱う『人』がいなければ防衛力は発揮できません」とつづっていた。昨年の自衛官候補生の採用は4割近くまで落ち込んだ。その職務に報いる待遇や生活環境でなければ、志願制で人を集めることはできない。
  米俳優、シルベスター・スタローンのベトナム帰還兵を描いた映画「ランボー」の最後のセリフ、「俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい」という言葉を、新任の木原稔防衛相に考えてもらいたい。(国防ジャーナリスト)


2023.05.03-Yahoo!Japanニュース(FNNプライムオンライン)-https://news.yahoo.co.jp/articles/c686265270c5e2ff73081ac5bb522fe617632515
陸自ヘリ海底から引き揚げ 損傷激しく フライトレコーダー回収

  宮古島沖に墜落した、陸上自衛隊のヘリコプター引き揚げが行われた。 フライトレコーダーも回収され、墜落原因の究明が進められる。

  水深およそ106メートルの海底から引き揚げられた、陸上自衛隊のヘリコプター。 日の丸のマークがついた、迷彩模様の機体。 筒状の燃料タンクとみられるものが確認できるが、コックピットなどは原型をとどめていなかった。
  4月6日、沖縄県の宮古島沖で突然消息を絶った、陸上自衛隊のヘリコプター。
  事故原因究明の鍵を握るフライトレコーダーが、2日、引き揚げられた機体の中から回収された。
  自衛隊は今後フライトレコーダーを解析し、事故原因の究明を進める方針。
  この事故では、これまでに6人の遺体が引き揚げられたが、残る4人の行方はわかっていない。 2日は隊員の装備品とみられるものも回収されたが、人の姿は確認されておらず、3日以降も捜索活動が続く見通し。


2023.05.02-Yahoo.!Japanニュース(テレ朝 NEWS)-https://news.yahoo.co.jp/articles/da06bf9e2c7988008df2b0fcf47c53e30720fc37
陸上自衛隊ヘリコプター事故 6人目の死亡確認
(「グッド!モーニング」2023年5月2日放送分より)テレビ朝日

  防衛省によると、1日午後5時半ごろ、捜索海域周辺で新たに隊員1人を引き揚げ、午後7時すぎに死亡が確認されたということです。

  2日以降、DNA鑑定などで身元の特定を急ぐ方針です。関係者によると、見つかった隊員は、海底で機体を移動する際に発見しましたが、機体の中に残っていた隊員かどうかは、分からないということです。これまでに見つかった隊員は、10人のうち6人です。
  防衛省はヘリの機体自体を、天候などの条件が整えば、2日午前8時から引き揚げ、事故原因などを調べる方針です。 (「グッド!モーニング」2023年5月2日放送分より)テレビ朝日







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