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自由民主党と公明党-1



2023.05.31-日刊スポーツ-https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202305310000130.html
【政界地獄耳】自公「地に落ちた信頼関係」その原因は-(K)※敬称略

  ★25日公明党幹事長・石井啓一は「10増10減」に伴う自民党との東京選挙区の候補者調整について、自民党幹事長・茂木敏充に対して自民候補に推薦を出さないことを伝え、「これまでの自民党との協議において、東京における自公の信頼関係は地に落ちた。従って東京での自公間の協力関係を解消する」とし、都議選や都内首長選などで自公の選挙協力は行わない。都議会での協力関係も解消するとした。

  打開策を模索するため、30日、官邸で首相・岸田文雄(自民党総裁)公明党代表・山口那津男が会談。岸田は選挙協力解消の話はせず、「自公連立政権をしっかりと保ち、政治を揺るがすことがないよう継続していく」との方針を確認したという。また「幹事長たちに丁寧に対応するよう指示している」と公明の不退転の決意については幹事長に調整させるとの考えを示した。党首討論のやりとりを見る限り連立解消の考えはないようだが、打開策はあるのだろうか。自民党議員は「既に幾つかの県連では公明党ともめている。問題は公明党の協力がないと勝てない選挙区があると同時に、自民党が公明党を助けている場合もある。選挙だけの関係に特化すべきではないかという声もある」「公明党が連立離脱になれば野党になるのか。公明党は最後まで自民党についてくるしかない」といった強硬派から「東京の問題が両党の関係に広がることのないように」という声もある。
  ただ、石井の言う「自公の信頼関係は地に落ちた」という発言や党首会談の様子だと、都連会長(党政調会長)・萩生田光一と幹事長・茂木敏充の問題調整能力が原因との見方も自民党内には多くあり、20年以上の信頼関係を維持できない2人への風当たりが強いことがむしろ問題という指摘もある。これでは選挙どころではないだろう。(K)※敬称略





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