地震・火災・噴火事故・地すべり・洪水・竜巻-1
2025.12.13-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251213-LYONZTWPPVNZRH343CFPXKG46M/
インドネシア・スマトラ島の死者数1千人超に 豪雨被害で65万人避難
11月下旬のサイクロン上陸で甚大な豪雨被害が出たインドネシアの国家災害対策庁は
13日、スマトラ島の死者数が1006人になったと発表した。
行方不明者は217人に上り、65万人超が避難を余儀なくされている。
プラボウォ大統領は13日、北スマトラ州の避難所を訪れ「あなたたちを見捨てない」と力説した。政府は海外からの支援を求めておらず、国内では大規模支援を受けるべきだとの声が上がっている。
国家災害対策庁は、復興には約52兆ルピア(約4900億円)を要すると試算した。
孤立が続いている地域もあり、政府は土砂崩れなどで崩落した橋や道路の復旧作業を急いでいる。
(共同)
2025.12.09-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251209-EPXGSF3O3FMW5EOUXMKSLUORDM/
北海道・三陸沖後発地震注意情報を初発表 M8級以上の巨大地震に注意、備えの再確認を
政府は
9日未明、青森県東方沖で8日深夜に発生した地震を受け、
巨大地震が発生する可能性が平時と比べて相対的に高まったとして
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表した。
注意情報は、北日本の沖合に延びる日本海溝および千島海溝付近で発生が懸念されるM8級以上の巨大地震を想定。昨年
8月に発表された南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」に相当し、
2022年12月に運用が始まった。
今後1週間は、日ごろからの備えの再確認や、迅速な避難に向けた準備などが求められる。
注意情報に関わる巨大地震の想定震源域に含まれる両海溝は、日本列島が乗る陸側プレート(岩盤)の下に太平洋プレートが沈み込んでいる。沈み込みで生じたひずみを解放するためにプレート境界がずれ動いたり、プレート内にある断層がずれ動くなどして、M8級以上の巨大地震が幾度も起きてきた。
両海溝周辺でM7・0以上の地震が発生後、M8級以上の後発地震が起きた頻度は、1904年から2017年までの113年間で、25回のうち1回程度とされている。その一つが11年に起きた東日本大震災で、発生2日前に付近でM7・3の地震が起きていた。
三陸沖付近の日本海溝は、大震災で断層がずれ動かずに残った部分だ。政府は、この辺りで最大クラスの巨大地震が発生した場合、大震災を上回るM9・1に達すると想定している。
一方、千島海溝沿いでは十勝沖地震(1952年、2003年)をはじめ、M8級の巨大地震が繰り返されてきた。さらに近年、北海道の太平洋側の沿岸部で見つかった津波堆積物などから、平均すると約340~380年間隔でM8・8程度以上の巨大地震が発生していたことが分かった。前回起きたのは17世紀で、既に約400年が経過しているため、事態は切迫しているとされる。
気象庁は過去の事例を基に、注意情報を発表するペースは「おおむね2年に1回程度」としていた。なお、
注意情報は、巨大地震の発生を予知するものではない。
2025.12.08-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251208-Z5UIYLGCGVJZ3ITOMBKOGERJWE/
香港、追悼の花束撤去 政府批判メッセージも 高層住宅群の大規模火災巡り
香港で発生した高層住宅群の大規模火災を巡り、
近くの公園で多数張られた市民の追悼メッセージや花束が7日深夜から8日にかけて撤去された。
メッセージには政府批判の言葉も散見された。火災で高まった当局への不満を抑え込む考えとみられる。
メッセージは住宅群近くの公園のベンチや柱などに無数に張られていた。「安らかに」「香港人頑張れ」などの言葉のほかに「腐敗した役人は引っ込め」といった批判も見られた。一部は遺族に渡される。
メッセージを管理していたボランティアの女性は「多くの人が追悼に来てくれたことに感謝したい。
罪のない人が犠牲となった火災の原因究明が皆の願いだ」と語った。
(共同)
2025.12.03.-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251203-MYECV64QYJPBTNI4DK26TFKSLU/
1歳児含む159人死亡 政府は批判回避に弔慰金約500万円支給 香港火災から1週間
【台北=西見由章】香港北部・大埔の高層住宅群で発生した大規模火災から3日で1週間となった。香
港の警察当局は同日、火災現場となった7棟内部での遺体の捜索活動が終了し、死者が159人、重体が4人と発表した。現時点で31人の安否がわかっていない。
火災は11月26日午後2時51分ごろ、大埔の高層住宅群「宏福苑」の1棟で発生。外壁改修工事のため組まれていた足場の低層階付近の防護ネットから出火し、全8棟のうち7棟が燃えた。
警察当局によると、身元が判明した死者は140人で、男性が49人、女性が91人で、年齢は1~97歳。住民のほか消防士1人と、家政婦などとして働く外国出身者10人、現場の工事作業員5人が含まれる。同じ場所から身長や年齢に開きがある数人の遺体が発見されたとし、警察当局は「一家であることを排除しない」と説明した。
火災を巡っては外壁改修工事の一部資材が防火基準を満たしていなかったことが判明。
政府は批判回避に向けて遺族に計25万香港ドル(約500万円)の弔慰金と葬儀金を支給するなど矢継ぎ早に被災者支援策を打ち出している。
2025.12.02-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251202-PO4RRXBT3NNHBCBGADB2L4OR4I/
香港、裁判官主宰の独立委で高層住宅群火災調査へ 政府トップ「管理に問題」
香港政府トップの李家超行政長官は
2日に記者会見し、高層住宅群での大規模火災を巡り、独立委員会を設置して調査すると明らかにした。
住宅は当時補修工事をしており、管理体制に深刻な問題があったとの認識も示した。
独立委は裁判官が主宰し、報告書は全面的に公開するという。
火災を巡っては企業や団体から約30億香港ドル(約600億円)の寄付が集まっている。うち12億香港ドルは中国本土系の企業などが寄せた。1日付の中国系香港紙の文匯報が報じた。火災は11月26日に発生し、151人が死亡、約30人が安否不明となっている。
中国企業ではIT大手アリババや自動車大手、比亜迪(BYD)などが1千万香港ドル以上の寄付を表明。
電子決済サービス「アリペイ」が被災者への寄付を行う専用サイトを設置し、中国の約42万人から計1億8千万香港ドルが寄せられた。
香港では、11月30日までに個人の寄付だけで
計9億香港ドルが集まった。
日本からは、香港でも人気を誇るロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが設立した団体が10万米ドル(約1500万円)を香港赤十字社に寄付した。
(共同)
2025.12.01-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251201-5LUK52O275IGLHYUWM2UKTPSCA/
インドネシア・スマトラ島豪雨で孤立の日本人8人、ヘリで1日にも避難へ
在ジャカルタの日本大使館は
11月30日、インドネシア・スマトラ島のアチェ州で豪雨により日本人8人が孤立状態になっていると明らかにした。
ホテルに避難しており、けがはない。
通信も可能という。日本外務省によると、現地当局が12月1日中にもヘリコプターで避難させる方針。
外務省は8人の氏名や滞在目的などは明らかにしていない。ほかの外国人を含め数十人で避難しているという。
(共同)
2025.11.30-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251130-S4UK5TBRBFJ3DKN62IPEYGCOVQ/
豪雨死者400人超に インドネシア・アチェ州では邦人孤立も
インドネシアの国家災害対策庁は
30日、豪雨によるスマトラ島の死者数が少なくとも442人に上ったと発表した。
約400人が行方不明という。サイクロンが26日に上陸し、広範囲で洪水や土砂崩れが発生した。
日本外務省は30日、インドネシアのアチェ州で豪雨により日本人10人弱が孤立状態になっていると明らかにした。けが人や病気の人はおらず、現地当局が救助方法を検討している。
国家災害対策庁によると、600人以上が負傷し、約30万人が避難している。800戸以上が重度の損壊を受け、橋130本以上が損傷した。悪天候でヘリコプターが引き返すなど、救助や支援は難航している。
地元メディアによると、アチェ州では土石流に巻き込まれたとみられるゾウが、下流の住宅地付近でがれきに挟まれ死んでいるのが見つかった。
一方、同じく
サイクロンの被害を受けたインド洋の島国スリランカでは、洪水や土砂崩れによる死者が212人、行方不明者が218人に上った。
(共同)
2025.11.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251130-CPFETQSFQVPKLMYC2UJBBAPQX4/
香港火災の死者146人に 「扇動意図」で独立調査要求の男性拘束 政府批判封じ込めへ
香港警察の国家安全処は
11月29日、香港の高層住宅火災を巡り、香港政府に独立調査委員会の設置などを求めるオンライン請願書を作成した男性1人を国家安全条例違反容疑で拘束した。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストなどが報じた。
「扇動の意図」があったとしている。
火災を巡っては改修業者らへの監督が不十分だったなどとして、被災住民や市民の間で香港政府に対する不満が高まっており、批判拡大を封じ込める狙いとみられる。
一方、火災現場では30日も遺体調査チームによる捜索が続けられ、警察当局によると同日夕までに18人の遺体を発見した。死者数は146人に増えた。
香港メディアによると、警察当局が問題視した請願書は、改修工事で易燃性の資材が使用され火勢拡大の原因になった背景に、発注元と業者の不適切な取引があったなどとして独立調査委員会の設置を要求。政府職員の責任追及など「4大要求」を突き付けている。
拘束されたのは大学生のマイルズ・クワン氏で、友人らとオンライン請願書を作成し、火災現場近くで請願書のビラを配布していたとされる。
請願書は署名が1万人を超えていたという。
(香港 西見由章)
2025.11.29-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251129-E6YOAYBEKVLFVJESSXXTX7FUFU/
サイクロンによる死者は計426人に スリランカとインドネシアの甚大な豪雨被害で
英BBC放送は29日までに、東南アジアなどで複数のサイクロンが発生、
インドネシアやスリランカで甚大な豪雨被害につながったと報じた。
珍しい現象としている。
両国の死者数は計426人に上った。
インドネシアの国家災害対策庁は29日、豪雨によるスマトラ島の死者数が少なくとも303人に上ったと発表した。280人近くが行方不明という。スリランカの災害対策当局は29日、123人が死亡したと明らかにした。130人が行方不明で、軍などが捜索・救助活動を進めている。
両国では異なるサイクロンが26日に上陸。広範囲で洪水や土砂崩れが発生した。インドネシアの気象当局は「通常の進路ではなく、異常気象だ」と指摘。スリランカでは安全対策のため学校や政府機関が閉鎖されたほか、全土で大学入試が延期となった。
サイクロンの直撃は受けなかったが、タイでも19日ごろから断続的に豪雨が発生し南部ハジャイを中心に被災。政府は29日、死者が162人になったと発表した。
(共同)
2025.11.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251129-K3K6JUZ23JKTBAZZNQOZI25EBM/
「5人が抱き合う遺体発見」香港高層火災、150人安否不明 警察はボランティア警戒
【香港=西見由章】香港北部の高層住宅群で起きた大規模火災は少なくとも128人が犠牲となり、
現場では行方不明者の捜索が29日も続いた。
消防当局関係者によると、被害の大きかった建物内には未搬送の遺体が多数残されている。
香港政府は同日、依然として約150人と連絡が取れていないと発表した。
28日時点では不明者が約200人としていた。
消防当局関係者によると、被害が大きい棟の室内では家族とみられる5人の遺体が抱き合った状態で発見された。高温のために骨や灰の状態になった遺体もあるという。
政府庁舎の広場では29日朝、中国国旗と香港の旗を半旗とし、香港政府トップの李家超行政長官ら高官が黙禱した。各所に記帳所も設けられ、市民が行列をつくった。
一方、
被災住民の支援拠点周辺では、警察当局が市民ボランティアに物資の撤去を求めたり身分証の提示を求めたりした結果、ボランティアの数が急減した
。政府が管理する地域支援チーム「関愛隊」のメンバーが目立ち、自動小銃を持った治安要員の姿もみられた。
中国系香港紙「文匯報」は「民主派がボランティア活動に乗じ、香港の混乱を煽(あお)ることを警察当局は警戒している」と報じた。
香港では2019年に続発した反政府デモで、デモ隊への支援などを行うボランティア活動が活発化した。
2025.11.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251129-5ERDTS3HDBPWDMW3ZS2QANQW5M/
香港高層火災 ネコやヘビ、オウムなどペット60匹救出 ボランティアらSNSで情報共有
【香港=西見由章】多数の死者が出た香港の高層住宅火災では、
ペットとして飼われていた多くの動物たちも室内に取り残された。非営利団体や動物保護ボランティア団体、消防当局が連携し、このうち約60匹が救助されたことが関係者の話でわかった。
動物保護ボランティアとして活動する元俳優の郭秀雲さん(55)によると、今回の火災では犬や猫、鳥類など200匹以上のペットが高層住宅内に取り残された。飼い主が出火当時外出していたり、ペットと同行できないまま慌てて避難したりしたケースが多かったとみられる。
SNSで写真発信
火災はほぼ鎮火するまで約43時間を要した。室内に炎が及ばなくても、取り残されたペットは高温や水分不足などで命の危機にさらされた。
多くの飼い主たちはSNSで部屋番号とペットの写真を発信して救助を呼びかけており、ボランティアたちはこうした情報を整理。オンラインのフォーム作成ツールを利用して消防当局とペットの所在情報を共有し、消防士は危険のない範囲で捜索にあたったという。
香港の非営利団体「愛護動物協会(SPCA)」とボランティア団体の関係者は、火災現場に近いエリアで待機。消防士が生死を問わず発見したペットを引き渡し、治療の必要があればボランティアスタッフが動物病院まで搬送した。
精神的な支えに
救助したペットは順次、住民の元に戻されているが、住民全員が自宅を失っているため、ボランティア団体側が保護しているケースも多い。郭さんは現在、飼育知識のあるオウムやヘビなどを預かっている。
郭さんによると、ボランティア団体の活動拠点で愛犬に関する情報を懸命に求めていた夫婦が28日、ようやく自室に入ったが、その後、涙を流しながら外に出てきた。室内は鉄製のもの以外はすべて灰になっており、愛犬の死体は見つからなかったという。
「家など全てを失った住民たちにとって、家族であるペットが戻れば精神的な助けになる」。郭さんはそう話した。
2025.11.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251128-5HYJ5POT2RM7FANQ2JV3V255GY/
香港火災で住民は住宅管理法人に安全面で不信、監督する政府に憤りも 戦後最悪の可能性
【香港=西見由章】大規模火災が発生した香港北部・大埔の高層住宅群は死者・行方不明者が300人を超え、
香港で第二次大戦後、最悪の火災となる可能性が出てきた。
密集する高層建築に潜む危険性を際立たせる結果となっている。
この住宅の15階で暮らしていた工事会社勤務の70代の何(か)さんは勤務先で火災のニュースを知り駆け付けた。当初は自宅がある棟は燃えていなかったが、やがて延焼し「自分の部屋が燃えるのを目の当たりにした」。自宅には1983年の建築当初から住み続けているといい、「つらい」と苦しい胸の内を語った。
出火当時、炎と煙に包まれた建物から逃げられず、家族や知人に助けを求める悲痛なメッセージを送っていた住民も多い。
何さんの同僚夫婦は29階に住んでおり、出火当時は妻が自宅にいた。「火災が起きてしまった。ドアを開けて逃げようとしたが、煙が充満して逃げられずに閉めた」。この妻は夫に危機的な状況を伝えた後、連絡がとれなくなった。香港政府側から生存の望みは薄いと伝えられたという。
香港政府によると、出火は低層階付近で起きたとみられる。犠牲者は激しく燃焼した2棟の上層階部分に集中し、未捜索の部屋も多く残されているもようだ。
政府は28日午後時点で行方不明者を約200人としており、死者数は今後も増加する恐れがある。
現場近くの街路樹には、火災で行方不明になったとみられる少女を探すチラシが掲げられていた。「5歳、白い上着に灰色のズボンをはいています」。あどけない笑顔のカラー写真がプリントされていた。
27日夜、現場近くの避難所にいた40代男性の梁(りょう)さんは「自宅は今もまだ燃えている」と呆然(ぼうぜん)とした様子で話した。26日の出火当時は自身も家族も外出中で無事だったという。
梁さんは改修工事の作業員がたばこを吸っているところをよく見かけたといい、出火原因を「たばこの火の不始末ではないか」と推測を交えて語った。
香港政府は、外壁の改修工事にあたって各戸の窓に取り付けられた発泡スチロールが易燃性だったために火勢が拡大したとみて、施工会社などへの捜査を進めている。
火災があった高層住宅で改修工事が始まった昨年以降、住民の間では、業者への発注など物件管理を担当する法人や施工業者に対し、安全面での不信感が強まっていた。
「住民たちは改修工事で使われる発泡スチロールなど物資の安全上の問題を、ずっと法人に提起してきたが、だれも聞く耳を持たなかった」。住民男性の張さんは憤りを隠さない。「責任は香港政府にある。法律を決めたのも法人を監督するのも政府の仕事だ」
港では英国統治時代の48年に倉庫火災で176人の死者が出ており、今回の高層住宅火災はそれを上回る被害規模となる恐れがある。
2025.11.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251128-G3KN4ZMKJJIA7IEHTA5AINRXSI/
香港高層火災の死者128人に、200人が行方不明 高温で捜索活動難航
【香港=西見由章】香港政府は28日午後に記者会見し、香港北部・大埔の高層住宅群で26日に発生した大規模火災で死者が128人になったと発表した。
79人が負傷し、約200人が行方不明だとした。
香港政府は27日未明、279人と連絡が取れないと発表していた。
火災現場では消火が終わったものの高温の状態が続き、捜索活動が難航しているもようだ。
消防当局関係者によると、特に被害が激しい2棟の上層階部分で捜索が滞っているという。
2025.11.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251128-NGC7WLVY6BJEPN42GJRCGIVVMY/
香港の高層住宅群火災、死者75人に 骨の状態で見つかった遺体は計上されず
【香港=西見由章】香港北部・大埔の高層住宅群で26日に発生した大規模火災で、
消防当局によると、27日までに少なくとも75人の死亡が確認された。
消防当局関係者によると、複数の遺体が発見されたが、燃焼が進み骨の状態で見つかった遺体もあり、死者として計上されていない。
遺体の捜索には2週間ほどかかる見通しだという。
2025.11.27-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251127-VOGGJ2ZXHNKOHKGS73RHZCBWAM/
防火基準満たぬ改修工事の防護ネット、巨大火柱に拍車か 香港大規模火災、被害は最悪規模
(桑村朋)
香港北部・大埔の高層住宅群の大規模火災は、
少なくとも55人が死亡する大惨事となった。ロイター通信によると
、死者は1996年に香港・九竜地区で41人が死亡した商業ビル火災を上回り、過去最悪規模の被害となった。
改修工事用に外壁を覆っていた防護ネットが防火基準に満たない材質で、火が急速に燃え広がったとみられる。
築40年超、高齢者が多数居住
夜空に鳴り響く爆竹のような爆発音、1階から高層階まで駆け上がる巨大な火柱-。香港メディアは夜通し、壮絶な火災現場の様子を伝えた。
「まだ妻が中にいるんだ」。家族の安否が分からず、燃えさかる高層住宅を前に泣き叫ぶ男性の姿もあった。
火災は現地時間26日午後3時ごろ、いずれも30階建て以上で計8棟ある高層住宅群の1棟で発生。強風にあおられ、瞬く間に近接する6棟に燃え広がった。高層階からの避難が間に合わなかった住民もいたもようだ。
築40年超の高層住宅群では約2千戸に4千人以上が暮らし、英BBC放送によると、住民の約4割が65歳以上の高齢者だった。昨年7月からは改修工事が始まり、周囲は緑色の防護ネットに覆われていた。
足場は竹…廃止措置間に合わず
火災が短時間で拡大した背景として、業者が耐火性の低い安価な資材を使う「手抜き工事」をしていた可能性が指摘されている。SNSでは、火災発生直後に炎がネットを伝って低層階から高層階まで燃え広がり、建物全体を一気に包み込む映像も確認できる。
警察は過失致死容疑で工事を担った建設会社幹部ら3人を逮捕。ネットが防火基準を満たしておらず、建物の窓の外側に耐火性の低い発泡シートが使われていたとして、これらが火災の拡大を招いたとの見方を示した。
香港では工事現場の足場に金属ではなく竹を使うのが一般的だ。今回の現場も竹で足場が組まれており、火災拡大の一因となった可能性がある。香港当局は3月、安全性への懸念から竹の足場を段階的に廃止する措置を始めていた。
SNSには火災前に竹の足場で作業員が喫煙する動画もある。
火災発生の約10時間後にようやく会見を開いた香港政府トップ、李家超行政長官に批判の声も上がっている。
(桑村朋)
2025.11.27-ReutersCom-https://jp.reuters.com/world/china/H4PY4GWTQJJOXOFRZK6FSLQGPI-2025-11-26/
香港高層住宅群で大規模火災、55人死亡・279人不明 修繕会社の3人逮捕
[香港 27日 ロイター] -
香港北部・新界地区大埔(タイポ)の高層住宅群で26日に発生した大規模な火災で、少なくとも55人が死亡、300人近くが行方不明となっている。
警察は27日、危険な資材を使った修繕工事での「重大な過失」が原因となった可能性があるとし工事を請け負った会社の社員3人を逮捕した。
火災発生から1日が経過したが、上層階に残された可能性のある住民の救助には至っていない。
警察は、建物の修繕工事で使用されていた竹の足場や発泡材によって火が燃え広がった可能性を指摘。防火基準を満たしていないとみられる防護用のメッシュシートやプラスチックで建物が覆われ、火災を免れた建物の一部の窓は発泡材で密閉されていたことが判明した。
地元メディアの報道によると、警察は27日朝に管理会社を捜索、文書を押収した。香港警察は「会社の責任者らが重大な過失を犯し、今回の事故を引き起こし、制御不能な火災で多数の死傷者を出したと考えるに足る理由がある」とし、1年にわたる修繕工事を請け負っていた建設会社の幹部2人と技術コンサルタント1人を過失致死の容疑で逮捕した。
香港の汚職捜査機関は、修繕工事に関連した汚職の疑いで捜査を開始したと明らかにした。
住宅群は8棟、およそ2000戸が入る32階建て。消防によると、26日の現地時間午後2時51分(日本時間午後3時51分)に火災が発生したとの通報があった。強風にあおられ8棟のうち7棟に火がまわった。
発生から24時間以上経過した27日午後の段階で、4棟で火災を鎮圧、残り3棟で引き続き消火活動が行われている。
建物を覆っていた建設用の緑色の網や竹の足場は伝統的な中国建築で広く使用されているが、安全性の問題から当局は3月、竹の足場利用を段階的に廃止する措置を打ち出し、公共工事の50%に金属製足場の使用を義務付けると発表していた。
死亡した55人の中に消防士1人が含まれており、多数が重体で入院しているという。約279人と連絡が取れておらず、約900人が8カ所の避難所に避難していると述べた。インドネシア外務省によると、出稼ぎで働いていたインドネシア人2人が死亡、2人が負傷した。
香港での火災の死者数としては、1948年の倉庫火災で176人が亡くなって以来最多となった。96年11月には九龍中心部の商業ビル火災で41人が死亡した。
中国国営中央テレビ(CCTV)によると、
習近平国家主席は火災を鎮火し死傷者や損害を最小限に抑えるために「全力を尽くす」よう求めた。
2025.11.27-Reuters Com-https://jp.reuters.com/world/china/H4PY4GWTQJJOXOFRZK6FSLQGPI-2025-11-26/
香港高層住宅群で大規模火災、44人死亡 過失致死容疑で3人逮捕
[香港 27日 ロイター] -
香港北部・新界地区の大埔(タイポ)の高層住宅群で26日、大規模な火災が発生し、
当局によると少なくとも44人が死亡した。
行方不明者も多数に上り、今後死者が増加する恐れがある。
原因は明らかになっていないが、同住宅群では1年ほど前から改修工事が行われており、建物を覆っていた建設用の緑色の網や竹の足場によって火が燃え広がったとみられている。
住宅群は8棟、およそ2000戸が入る32階建て。消防によると、現地時間午後2時51分(日本時間午後3時51分)に火災が発生したとの通報があった。強風にあおられ8棟のうち7棟に火がまわった。
当局は27日、4棟で鎮火したと説明。また、過失致死の疑いで3人を逮捕したと明らかにした。
香港の李家超(ジョン・リー)行政長官は26日、死者には消防士が含まれるとしたほか、約900人が8カ所の避難所に避難していると述べた。
中国国営中央テレビ(CCTV)によると、習近平国家主席は火災を鎮火し死傷者や損害を最小限に抑えるために「全力を尽くす」よう求めた。
香港で起きた火災としては、1996年11月に九龍中心部の商業ビルで41人が死亡した火災以来最悪となる。
香港は世界でも珍しく、建築・工事現場の足場に竹がまだ広く使われている。安全性の問題から当局は3月、竹の足場利用を段階的に廃止する措置を打ち出し、公共工事の50%に金属製足場の使用を義務付けると発表していた。
2025.11.27-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251127-5DUSWJXZCNPIZJSKQOCRWQFRLE/
香港大規模火災の死者36人に 行方不明者は279人、被害拡大の恐れ 警察は3人を逮捕
(台北支局 西見由章)
香港政府トップの李家超行政長官は
27日未明、北部・大埔の高層住宅群で26日に起きた大規模火災の死者が36人になったと発表した。
279人と連絡が取れておらず、被害がさらに拡大する恐れがある。
香港メディアは27日、警察当局が火災に関連して3人を逮捕したと報じた。
詳細は不明。
香港メディアによると、現場の高層住宅群は計8棟で、そのうち7棟が燃えた。消防隊員ら約760人と消防車約120台が出動し、27日未明も消火活動が続けられた。死者には消防隊員1人が含まれている。
現場の高層住宅群は外壁の改修工事のため、竹製の足場と、塗料などの飛散を防止するネットで覆われていた。出火原因は明らかではないが、警察当局は、ネットが規格よりも燃えやすい材質でできていた点などを問題視している。火災報知機が作動しなかったと証言する住民もいる。
高層住宅群は築40年以上で、計約2000戸が入居し、4000人以上が生活していたという。いずれも30階以上あり、消火・救出活動が難航した。
中国の習近平国家主席は26日、犠牲者に哀悼の意を表するとともに、消火と救助に全力で当たるよう関係部門に指示した。国営新華社通信が伝えた。
香港では12月7日に立法会(議会)選が行われるが、李氏は27日未明、今回の火災を受け、選挙の広報活動を停止したと発表。選挙が延期される可能性も出てきた。
(台北支局 西見由章)
2025.11.24-Yhoo!!Japan-https://news.yahoo.co.jp/articles/fd23f1d2be9386c0e0b0de966b8d978f0258f549
大分市で170棟以上延焼…「大規模火災」に巻き込まれても“賠償請求”は困難!? 実は明治時代に制定された法律が関係【弁護士解説】
(オトナンサー編集部)
大分市佐賀関(さがのせき)で11月18日夕方、大規模火災が発生しました。新聞やテレビなどの報道によると、
これまでに民家など170棟以上に延焼し、1人が死亡、1人が負傷し、現在も鎮火していないということです。
大分県の佐藤樹一郎知事は同月21日、発火当時に強風が吹いていたことが大規模な延焼につながったという認識を示し、自然災害としての側面があるとして、被災者生活再建支援法に基づく支援を国に求める意向を示しました。支援法が適用されると、被災者は住宅被害の程度に応じて支援金を受け取ることができるということです。
ところで、もし近隣の住宅や建物で発生した火災に巻き込まれ、自宅や所有している建物が焼損した場合、被害に遭った人は火元の住宅の住人や建物の持ち主に賠償を請求できるのでしょうか。芝綜合法律事務所の弁護士・牧野和夫さんが解説します。
「失火責任法」に基づき賠償責任を免れる可能性も
まず、住宅や建物で火事が発生し、周辺の建造物に火が燃え広がって焼損させてしまった場合の法的責任について、説明します。故意または過失によって火事を発生させ、他人をけがさせたり、死なせたりするなどの損害を負わせた場合、本来であれば、火事を発生させた人は、民法709条の不法行為に基づく損害賠償責任を負うことになります。
しかし、元々、日本では木造の建物が多く、木造家屋の類焼と損害の拡大の危険性が高いことから、明治時代に「失火責任法(失火ノ責任ニ関スル法律)」が定められて以降、過失で火事を起こした「失火者」の責任が軽減されています。失火責任法は、木造家屋の火災による延焼に限らず、さまざまな火災に適用されます。
具体的には、失火によって他人の住宅に燃え広がったり、人が死傷したりした場合であっても、失火者に「重大な過失」がない場合、その人は損害賠償責任を負わないとされています。
重大な過失というのは、「少し注意すれば事故が発生しなかったのにあえて見過ごした」という、故意に準じて故意と同視すべき悪質な場合のことです。重大な過失に該当するかどうかは、個々の事案ごとに具体的に判断されますが、例えば、第三者から漏電の可能性の指摘を受けたものの、修理などの適切な措置を講じなかった結果、漏電により出火した場合には、重大な過失と認められる可能性が高いです。
これまでの話をまとめると、大規模火災については、失火責任法に基づき、火元の住宅の住人や建物の持ち主に重大な過失が認められない場合、彼らは損害賠償責任を負いません。この場合、他人の建物から出た火によって自分の住宅や建物が焼損してしまったとしても、被害者が民法709条の不法行為に基づいた損害賠償請求をするのは難しいと考えられます。
余談ですが、住宅や建物などで発生した火事が放火によるものだった場合、故意の放火による火災の場合は、失火責任法で免責されません。
放火をした人は、民法709条の不法行為に基づき、火災により発生した損害を賠償する責任を負うことになります。さらに、
刑法108条から110条で規定されている放火の罪に処せられる可能性があります。
(オトナンサー編集部)
2025.11.21-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251121-NPGLMIDACVOHVKX3TWKKFAZRJ4/
豪雨で地滑り、30人死亡 インドネシア、不明20人超
インドネシア国家災害対策庁は
21日までに、中ジャワ州で豪雨により発生した地滑りで計30人が死亡したと発表した。
20人超が行方不明という。
地滑りは中ジャワ州のチラチャップ県で13日、バンジャルヌガラ県で15日に発生した。バンジャルヌガラ県では約50棟の家屋が流失するなどし、900人超が避難を続けている。
警察や軍も動員し約700人体制で救助活動を続けているが、
二次災害の恐れから捜索が難航。
インドネシアは雨期に入っており、各地で洪水や地滑りなどの被害が出ている。バリ島では9月、豪雨による洪水で18人が死亡した。
(共同)
2025.11.21-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251121-QECXBW4SFVLYHLV2W3GBRN2V7M/
COP30会場で火災発生 13人が手当て、石原宏高環境相らも避難…交渉に影響も
【ベレン=本間英士】ブラジル北部ベレンで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の会場で20日、火災が発生し、
会場にいた多くの参加者が屋外に避難した。ロイター通信によると、出火から約6分後に鎮火したが、13人が煙を吸い込んで手当てを受けた。
会期末の21日を控え、会場では成果文書の草案を巡り各国の代表団による交渉が進められていた。火災を受け、会期中の合意成立はますます見通せない状況となっている。
火災は会場内にある各国のパビリオン周辺で起きたとみられる。会場では当時、多数のパビリオンやブースで会合が行われていたが、「ファイア!(火事だ!)」などの叫び声があがると、参加者は一斉に走って出口に向かった。石原宏高環境相ら日本の代表団も避難した。地元消防当局が火災の原因などを調べている。
2025.11.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251119-UG52YOA5UJIO3FHPM2IDOYG5ZU/
離島に飛び火、大分の大規模火災「鎮火にはもう数日」市長見通し 1人死亡、180人避難
大分市佐賀関で
18日に発生した大規模火災で、
県は19日、住宅など170棟以上が延焼したと明らかにした。市によると、
焼損範囲は約4万8900平方メートルに及ぶ。現場では19日に性別不明の遺体が見つかり、県警は連絡が取れていない住民の男性(76)の可能性が高いとみて確認を急ぐ。
他に女性(52)が軽傷を負い、市の避難所には最大180人が避難した。
視察した大分市の足立信也市長は「火種が消し止められれば20日にも鎮圧に近づくが、鎮火にはもう数日かかるだろう」との見通しを示した。
県は市に災害救助法を適用し、陸上自衛隊に災害派遣を要請。政府も首相官邸危機管理センターに情報連絡室を設置した。
周辺の山林も10カ所程度焼け、自衛隊や地元消防などが消火活動に当たっている。現場から約1・4キロメートル離れた無人島の蔦島も延焼した。飛び火とみられる。
2025.11.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251119-BP4WYRZS3ZLKHI3XD77Y2B6I24/
インドネシアで大規模噴火 日本への津波の有無を調査、気象庁
日本時間19日午後6時20分ごろ、インドネシアのスメル火山で大規模な噴火が発生した。
気象庁が日本への津波の有無を調査している。
気象庁によると、大規模な噴火が起きると、気圧波の影響で津波が発生する場合がある。発生した場合、到達予想時刻は早ければ沖縄県で午後9時半ごろ。
2025.11.10-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251110-5MK23HIIFJMWFABAKMONWBHKZU/
ブラジルで竜巻発生、6人死亡し780人超負傷 街の建物の9割が損傷する壊滅的被害も
ブラジル南部パラナ州で
7日、竜巻が発生し、地元メディアは9日、6人が死亡し、780人超が負傷したと報じた。
州内の町では建物の9割が損傷する壊滅的な被害が出た。
被害が大きかったのは人口約1万4000人のリオボニート・ドイグアスで、5人が死亡し、千人近くが避難を強いられた。住民の一人は地元メディアに「竜巻は2分も続かなかったが、その間に家が30メートルほど吹き飛ばされた」と当時の様子を語った。
ジュニオル州知事は8日「前例のない大惨事だ」と述べ、
被災者支援に尽力すると表明した。
州政府は8日、支援策として1世帯当たり最大5万レアル(約140万円)を給付すると発表。
電気や水道などインフラの復旧を急いでいる。
(共同)
2025.11.09-ウエザーニュース-https://weathernews.jp/news/202511/090216/
岩手県に津波注意報発表-引き続き海岸に近づかないで (18時35分現在)
11月9日(日)17時03分頃に三陸沖で発生した地震により、11月9日(日)17時12分、岩手県に津波11月9日(日)17時03分頃に三陸沖で発生した地震により、
11月9日(日)17時12分、岩手県に津波注意報が発表されました。
海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人は海から上がって、ただちに海岸から離れてください。注意報が発表されました。
<津波注意報>
岩手県 1m-岩手県沿岸で津波を観測
[各地の検潮所で観測した津波の観測値]
9日(日)18時33分までの最大波の高さ
大船渡 18時25分 0.2m
久慈港 17時52分 0.2m
宮古 18時14分 0.1m
釜石 17時37分 0.1m
津波による潮位変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることがあります。
場所によっては、観測した津波の高さよりさらに大きな津波が到達しているおそれがあります。
今後、津波の高さは更に高くなることも考えられます。
2025.11.06-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251106-UJZ2MEUZHFPMTPL2NDYSO644WY/
比の台風死者100人超に 大統領が「国家災害」宣言
フィリピン国防省の防災担当部署は
6日、同国を4日前後に通過した台風25号による死者数が114人になったと発表した。
120人以上が行方不明で、死者数はさらに増える恐れがある。
被害拡大を受けマルコス大統領は6日「国家災害事態」を宣言した。
リゾート地のある中部セブ州では70人以上が死亡した。州の中核セブ島では9月30日にマグニチュード(M)6・9の地震があり、AP通信によると少なくとも79人が死亡。復興の最中だった。台風25号を巡っては4日、空軍のヘリコプターが被害確認に向かうため南部ミンダナオ島から離陸し同島内で墜落。6人が死亡した。
フィリピンは台風の「通り道」にあり水害が起きやすい上、地下でプレート(岩盤)が別のプレートの下に沈み込むエリアに位置しており地震も頻発する。
ドイツの国際援助団体による「世界リスク指数」ランキングの2025年度版では、世界で最も災害リスクの高い国と指摘された。
(共同)
2025.11.04-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251104-TX74AR45QBJWVKNJLPZ7DGPW3U/
比中部に台風直撃、26人死亡 38万人超が避難
フィリピン中部を台風25号が直撃し、
4日までに増水や倒木などの影響で少なくとも26人が死亡した。
避難者は38万人超に上る。
フィリピン国防省の担当部署が同日、明らかにした。
日本でも人気のリゾート地があるセブ州の被害が最も大きく、20人以上が死亡したという。
一方、空軍などによると4日、台風の被害状況確認に向かうため南部ミンダナオ島から離陸した空軍所属のヘリコプターが同島内で墜落した。
空軍は搭乗者5人の安否確認を急いでいる。
(共同)
2025.11.03-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251103-TXZB2J62FBJKRMP4ALN636DGCA/
アフガン北部でM6・3 7人死亡、150人が負傷 さらに被害拡大の恐れ
米地質調査所(USGS)によると、
アフガニスタン北部で3日午前1時ごろ(日本時間同午前5時半ごろ)、マグニチュード(M)6・3の地震があった。
ロイター通信によると、地元当局者は少なくとも7人が死亡、150人が負傷したと述べた。被害はさらに拡大する恐れがある。
震源はバルフ州ホルム西南西約22キロで、震源の深さは約28キロ。州都マザリシャリフに近く、ロイターによると、地震の影響でモスク(イスラム教礼拝所)損壊などの被害が出ている。
アフガンでは8月31日、東部でM6・0の地震が発生。
アクセスが厳しい山岳地帯で被害が広がり、2200人以上が死亡した。(共同)
2025.10.09-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20251009-LRRO6VN5MBL4XKPSNKYZO74J5M/
1月のロス山火事、放火疑い男逮捕 12人が犠牲
米ロサンゼルスで1月、住民ら12人が死亡した大規模な山火事で、
連邦捜査当局などは7日、放火の疑いでジョナサン・リンダーネシュト容疑者を逮捕した。
かつて現場近くに住んでいたという。動機は明らかになっていない。
ロサンゼルスの連邦検察などによると、容疑者は1月1日、ロサンゼルスの高級住宅街パシフィックパリセーズの山林付近で、何らかの手段で火を放った。消防がすぐに鎮圧したが、植物の根がくすぶったままだったという。7日に強風が吹き、火が拡大したとしている。
1月7日にはロサンゼルス近郊アルタデナでも別の山火事が発生。パシフィックパリセーズと合わせて計31人が命を落とした。
アルタデナの山火事について、司法省は電力施設から出火したとして、電力会社に損害賠償を求め提訴している。
パシフィックパリセーズの山火事について連邦機関のアルコール・たばこ・銃器取締局(ATF)などが捜査していた。
(共同)
2025.09.27-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250927-NISCU32AOZM5FLKXSYZJCPTAUA/
中国甘粛省でマグニチュード5・6 7人負傷、家屋倒壊も 震源の深さ10キロ
新華社電によると、
中国甘粛省定西市で27日午前5時49分(日本時間同6時49分)ごろ、マグニチュード(M)5・6の地震があり、7人が負傷した。
震源の深さは10キロ。震源地周辺の家屋が倒壊するなど被害が出た。
(共同)
2025.09.02-NHK news web-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250902/k10014909901000.html
アフガニスタン東部の地震 800人以上が死亡 救助活動は難航
アフガニスタン東部で日本時間の9月1日に発生した地震では、これまでに800人以上が死亡しました。被災地では住宅が倒壊して多くの人が閉じ込められているということですが、道路が寸断されるなどして、救助活動は難航しています。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の1日未明、アフガニスタン東部を震源とするマグニチュード6.0の地震がありました。
震源の深さは8キロと推定されています。
アフガニスタンで実権を握るタリバンの暫定政権は、これまでに東部クナール州を中心に合わせて812人が死亡し、2800人以上がけがをしたと明らかにしました。
被害が大きいのはパキスタンとの国境に近い山岳地帯で、日干しレンガを積み上げた住宅が多く、倒壊した住宅に閉じ込められた人たちの救助活動が続いています。
一方で、被災地に通じる道路が寸断されるなどして、救助隊が到着できていない地域もあるということです。
アフガニスタンでは、おととし10月にも西部を震源とするマグニチュード6.3の地震で1400人以上が死亡しています。
日本からも緊急支援などの動き始まる
アフガニスタン東部で起きた地震を受けて、日本でも国際NGOが緊急の支援物資を届けるための準備を進めるなど支援の動きが始まっています。
このうち、世界各地で災害の被災者や難民への支援などを行っている国際NGO「AAR Japan」は、アフガニスタンの首都カブールの現地事務所を通じ、食料や衛生用品などを被災地に届ける緊急支援の準備を始めていて、ウェブサイトで寄付を呼びかけています。
また、
人道支援などに取り組む国際NGO「ピースウィンズ・ジャパン」も、食料や水などの物資の支援のほか、被災地の復旧や復興支援に取り組むことにしており、クラウドファンディングサイトを通じて寄付を呼びかけています。
さらに、日本赤十字社も、被災地での救援に向けて現地と連絡を取り合い、必要な支援を行う準備を進めているいうことです。
2025.07.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250730-DBIW5N6ZZRPBTBTD2OC7SN7PHE/
クジラ4頭、千葉・館山の平砂浦海岸に打ち上げ 30日の地震との関連は不明
千葉県館山市の平砂浦海岸で29日夕、クジラ4頭が打ち上げられているのが見つかった。
県安房土木事務所は、原因や30日の津波との関連は不明だとしている。一方、過去の大地震前にも同様の事例があったとして、クジラが何らかの影響を受けた可能性を指摘する専門家もいる。
県警館山署によると、29日午後6時半ごろ、浅瀬に体長7~8メートルのクジラ4頭が打ち上げられていると通行人から署へ通報があった。署員が確認のため訪れ、波打ち際で4頭を発見した。
30日午前に県安房土木事務所職員が現地に向かったが、津波警報が発令されて引き返したため、クジラの種類や体長は確認できていない
国立科学博物館の田島木綿子研究主幹は、2011年のニュージーランド地震や東日本大震災でも地震前にクジラが海岸に打ち上がったことがあるとし
「深海で異変が起き、千葉県沖にいたクジラが何らかの影響を受けたという可能性は否定できない」と説明する。
2025.07.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250730-IGOXNFOYIBOX5BHMI4T2AP6OIA/
「由比ガ浜から逃げてきた」訪日客に人気の鎌倉市、市役所を緊急開放 カムチャツカ地震
ロシア・カムチャツカ半島付近で30日に発生した地震で、
津波警報が出た相模湾に面した神奈川県鎌倉市では、市役所を避難所として開放した。
指定避難所ではないが、インバウンド(訪日客)らが続々と流入したため、緊急的に対応した。
市広報課などによると、午前9時40分に津波警報が発令された直後から、大勢の避難者が庁舎を訪れ始めた。本庁舎1階のロビーを開放し、人が増えてきた同10時過ぎには、市議会の本会議場や副議長室なども使用可能にしたという。熱中症対策としてペットボトルの水などを配布した。
関係者によると、避難している外国人は、スマートフォンのアプリなどで津波警報を認識。「最初はテストかと思ったが、本当だと分かり、とにかく海から離れようとした」と説明した人もいたという。
市役所は相模湾から2キロほど内陸側にあり、人気ビーチの由比ガ浜から徒歩で約20分かけて避難してきたという外国人も。午後2時時点で約1000人おり、3割ほどが訪日客とみられる。
対応に当たった児玉文彦市議は、「鎌倉駅からも近く、目に入りやすい建物であったため、地理に疎い外国人観光客の方々にとっては利用しやすかったのではないか」と指摘。
「中学校など本来の避難所もあるが、緊急時には柔軟な対応も必要になる。その意味では、よい訓練になったと思う」と話した。
2025.07.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250730-E4YKZLHPYRM5TKRNJWNQERW3TE/
津波警報で車を移動中、国道から崖下に転落し58歳女性が死亡 三重・熊野
30日午前10時過ぎ、三重県熊野市甫母町の国道311号で軽乗用車が道路脇の崖下に転落し、
運転していた同市の女性(58)が頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
女性は家族にLINE(ライン)で「津波警報を受け、車を移動させる」という趣旨の連絡をしていたという。
熊野署が事故の詳しい原因を調べている。現場付近にはガードレールがなかったという。
2025.07.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250730-JO4RMICADBOBRMPEU6WLTDZ3BQ/
太平洋側に津波注意報 カムチャツカ半島付近でマグニチュード8・0の地震
気象庁によると、
30日午前8時25分ごろ、カムチャツカ半島付近でマグニチュード(M)8・0の地震があった。同庁は、北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、静岡、三重県、和歌山、宮崎の各県と東京・小笠原諸島に津波注意報を出した。津波の到達時刻は午前10時~11時ごろ、
最大予想は1メートルとしている。
2025.07.17-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250717-AVB4J35EJRMRLHS22BDIL3IKYY/
アラスカでM7・2の地震 日本への津波の影響なし
気象庁によると、
17日午前5時38分ごろ、米アラスカ州アリューシャン列島を震源とする規模の大きな地震があった。マグニチュード(M)は7・2と推定される。震源の深さは不明。震源地近くで津波が発生する可能性があるが、
日本への影響はない。
2025.07.06-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250706-FMNMHVV5OZKKNJXGPTSTCGVPFE/
鹿児島・悪石島で続けて震度5強 津波の心配なし
気象庁によると、
5日午後2時1分ごろと同7分ごろ、鹿児島県十島村の悪石島で震度5強の地震があった。
いずれも
震源地はトカラ列島近海で震源の深さは20キロ、地震の規模はマグニチュード(M)4・8と5・4と推定される。
津波の心配はない。
2025.07.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250703-7H3HKVO7OZAMLI4TPJ6K32LOYY/
鹿児島・十島村で震度6弱 マグニチュード5・5、津波の心配はなし
3日午後4時13分ごろ、鹿児島県十島村で震度6弱の地震があった。
気象庁によると、震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・5と推定される。
津波の心配はない。
2025.07.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250703-NXRNZQAFL5NNFBXHZHCXNHMVV4/
新燃岳の噴煙が7年ぶりに5000メートルに 噴火警戒レベル3「入山規制」継続
鹿児島地方気象台は
3日、宮崎、鹿児島県境に位置し、噴火が続いている霧島連山・新燃岳で、噴煙の高さが火口から約5千メートルに達したと明らかにした。
5千メートルまで上がったのは平成30年4月5日以来7年ぶり。
噴火警戒レベルは3の「入山規制」が継続しており、引き続き注意を呼びかけている。
新燃岳は6月22日、平成30年6月以来となる噴火が起きた。宮崎県高原町では大量の降灰があった。
2025.04.18-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250418-EA7MAQBB7NIHVPG6WHXCNBHA5Q/
長野県で震度5弱 津波の心配はなし 震源は県北部、マグニチュード5・0
18日午後8時19分ごろ、長野県で最大震度5弱を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は長野県北部で、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は5・0と推定。
この地震による津波の心配はないという。
2025.04.02-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250402-PQZX3ACKSJPAXADZD6H5OFYUDE/
ミャンマー軍政が停戦発表 大地震受け22日まで、国営テレビが伝える
ミャンマー軍事政権は
2日、3月28日に発生した大地震を受け、民主派や少数民族武装勢力との戦闘を2日から22日まで停止すると発表した。国営テレビが伝えた。ミャンマーは2021年2月のクーデター以降、内戦状態に陥っている。
国軍に抵抗する三つの少数民族勢力が今月1日付の声明で、被災者支援を優先するとして停戦を発表していた。
(共同)
2025.04.02-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250402-AZK6MFFYZRMCPHVGC3XHML7KLA/
ミャンマー、軍政に募る不満と怒り 大地震で進まぬ救助、死者2700人 野宿の避難民
ミャンマーの大地震で最大の被災地となった中部マンダレーには、
被災者の怒りが充満している。崩壊した建物の捜索と被害者救助は進まない。
被災者向けの避難所もなく、多数の市民が野宿を強いられている。
先の見えない避難生活で疲労と不満をため込んだ市民は、軍事政権への怒りを公言し始めた。
獄中の民主派指導者、アウンサンスーチー氏への郷愁も募る。
3月28日の地震の死者は2700人を超えた。
「地震発生からもう丸4日だ。なぜ遺体も出てこない」。マンダレー中心部。富裕層向けの11階建てマンションが崩壊した跡地で1日夕、息子の医師ナイリンさん(36)の救出を待つ父親がまくしたてた。「息子の部屋は4階。場所も分かっているのに」
がれきの下には数百人の遺体が埋まっている恐れがある。弟イートゥッタイさん(44)の救出を待つ姉タータースーさん(50)は「救助隊は寄せ集めで連携が取れていない。だから捜索も進まない」と非難した。(共同)
20204.01-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250401-W7XMI5COZRNEHCOQJ6BHXEWGCQ/
60時間超下敷き5歳児と妊婦救出 ミャンマー大地震 中部マンダレー近郊 死者2千人
ミャンマー中部マンダレー近郊を震源とする大地震で、同国の民主派系メディア「イラワジ」は
3月31日、60時間以上も崩落した建物の下敷きになっていた子ども(5)と妊婦が中国の救助隊に救出されたと報じた。
軍事政権によると、死者は2056人、負傷者は3900人以上。救助隊が生存者の捜索を続けるが、余震もあり難航している。
内戦状態の影響で体制が不十分だった医療機関に地震の負傷者が殺到し、混乱が発生。猛暑の中で住まいを失った人の生活も悪化の一途をたどる。国連によると、ミャンマーの貧困率は50%を超えており、被災でさらに悪化することが懸念される。民主派は、国軍が地震後も少数民族の支配地域などへの空爆を続けているとも訴えている。
孤立主義的な軍政が国際社会に異例の支援を呼びかけ、中国やインド、タイなどの近隣国が救助隊を派遣した。だが
電力や通信の環境は劣悪で、重機不足も指摘され、救助活動や被害の全容把握は困難を極めている。
(共同)
隣国タイの首都バンコクでもビルの倒壊現場で下敷きになった作業員らの捜索が続いた。救急当局によるとタイの死者は18人。行方不明者は約80人でミャンマーからの出稼ぎ労働者も含まれる。倒壊したビルでは法定基準を満たさない低品質の鉄筋が使われた疑いがあるとして、政府の調査チームが調べている。
2025.03.30-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250330-FMO4HHWCYFNF5FDIP4M44C33PM/
「重機なく、救える命が救えない」被害深刻のマンダレー、救助隊に焦り ミャンマー地震
ミャンマーの大地震で深刻な被害を受けた中部マンダレーでは
、国内外から派遣された救助隊が倒壊建物の下敷きになった人々の救出を急いでいる。
クレーン車やブルドーザーなどの機材が不可欠だが、不眠不休で捜索を続ける隊員らは「重機が足りない。救える命が救えない」と焦りを募らせる。
ミャンマー最大の都市ヤンゴン近郊から、地震があった28日の夜にマンダレーに入ったパインウーさん(30)は、ボランティア17人の救助隊を率いる。7階建ての学校が倒壊し19人が下敷きになった現場に到着すると、がれきの下から女性教師ヤミンさん(30)の「助けて」という声がした。
全員でコンクリート片を取り除き、ヤミンさんに近づこうとしたが、巨大な梁が障害となり先に進めなかった。ようやく小型のショベルカーが現場に到着し、約8時間かけて救助を試みたが、17人の人力と小型ショベルカー1台では、巨大ながれきを動かすことはできなかった。
救助隊はヤミンさんを救えなかった。遺体を収容するのが精いっぱいだった。19人全員の死亡が確認された。
(共同)
2025.03.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250330-V6YOWMJ5PFPPTLV4AD7SI7ZW6E/
男性「木の焼却で火が移った」 岡山・山林火災の原因か、ガスバーナーで処分中に飛び火
岡山市南区で発生した山林火災を巡り、現場近くに住む高齢男性が「伐採した木を焼却処分していた火が移った」と岡山県警に話したことが関係者への取材で分かった。
県警は火災の原因の可能性もあるとみて、詳しい経緯を確認している。同市と愛媛県今治市の山林火災は30日で発生から1週間となった。
関係者によると、男性は23日に知人の依頼で伐採した木をガスバーナーで焼いていたところ、風にあおられて山に飛び火したと県警に説明。水道にホースをつないで消火の準備をしたが、燃え広がる火に追いつかなかったと話したという。
両県の火災はいずれも23日に発生を確認。岡山市南区と岡山県玉野市で計約560ヘクタール、今治市と愛媛県西条市で計440ヘクタール超が焼損した。
今治市では住宅と空き家、倉庫など21棟が焼損し、岡山市では6棟が焼けた。
2025.03.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250330-JMBK7GSW3NJYZMQ6O6JDUZQV5U/
ミャンマー地震の死者1600人超す 軍事政権が異例の国際支援要請、中国が素早く救助隊
【ヤンゴン=岩田智雄】ミャンマー中部マンダレー付近を震源とする大地震で、軍事政権は29日、死者が1644人になったと発表した。
軍政トップのミンアウンフライン総司令官は異例となる国際支援を求め、中国の救助隊がミャンマーに到着した。
クーデターを行った国軍は国際社会で孤立しているが、関係を強める中国は素早く反応した。
負傷者は3408人で、在ミャンマー日本大使館によると、マンダレーで邦人2人が負傷。命に別条はないという。
ミンアウンフライン氏は28日の国民向け演説で国際支援を要請した。国際的非難を浴びる軍政がこうした協力を呼び掛けるのは異例だ。
中国メディアによると、雲南省の緊急医療救助隊が29日朝、最大都市ヤンゴンに到着した。ミャンマーへの最初の国際救助チームだという。
ミンアウンフライン氏は被災地での迅速な救助活動を指示しているものの、国軍は各地で少数民族武装勢力や民主派武装組織との戦闘に兵力を割かれている。
国軍系政党の責任者は地震直前の産経新聞の取材に、西部ラカイン州の武装勢力を「外国テロリストだ」と述べていた。経済制裁を科す米国を敵視している国軍は通常、米国のミャンマー情勢への関与を非難する際にこうした表現を使う。
だが、
国軍トップのミンアウンフライン氏は地震後に、異例といえる国際支援を要請した。地震被害への対応で、国軍が米国を含め広く国際社会に頼らざるを得ないほど困難な状態にあるためとみられる。
一方、強い揺れが観測された隣国タイの首都バンコクでも29日、建設中に倒壊した高層ビル跡での捜索が続いた。救急当局によると、
建設作業員ら9人が死亡、21人が負傷し、約80人が行方不明となった。別の建設現場でも1人が死亡し、バンコクの死者は計10人。
2025.03.29-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250329-TC27Z4NF6VOJFD52ROUOCZXEGU/
ミャンマー大地震の死者千人超える 国営メディア 日本人も2人負傷、さらに被害拡大も
ミャンマー中部を震源とするマグニチュード(M)7・7の大地震について、国営メディアは29日、
死者数が1002人、負傷者数は2376人に増えたと伝えた。被害の全容は依然として見えず、
さらに拡大する恐れがある。
在ミャンマー日本大使館は29日、共同通信の取材に対し、
震源に近い中部マンダレーで日本人2人が負傷し、病院で治療を受けたと明らかにした。入院はしておらず、命に別条はないという。
米地質調査所(USGS)は首都ネピドーよりもマンダレー周辺と北部ザガイン地域の被害が深刻だと分析している。ミンアウンフライン総司令官は早ければ29日にも、東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドからの支援物資が到着すると述べた。
この地震では隣国タイでも長い揺れを観測し、首都バンコクでは建設中のビル倒壊などで8人が死亡、80人以上が行方不明になっている。29日にはビル倒壊現場で、がれきの下に埋まったとみられる作業員らの捜索活動が続いた。
2025.03.29-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20250329-BJCYDTYN6BIQZLTM5EXVWIMOTU/
ミャンマー大地震、死者694人 軍政、異例の支援要請 タイ、ビル倒壊で犠牲者
ミャンマー中部を震源とするマグニチュード(M)7・7の大地震について、国営メディアは29日、
死者数が694人、負傷者数は1670人に増えたと伝えた。
軍事政権は被害がさらに広がるとの見通しを示し、国際支援を歓迎すると表明した。
隣国タイでも強い揺れを観測し、首都バンコクでは建設中のビル倒壊などで8人が死亡、80人以上が行方不明になった。
現地からの情報によると、人口密集地の中部マンダレーなどでは建物の倒壊が深刻。2021年2月のクーデターで国際的孤立を深めた軍政は独力での危機打開が困難と判断し、異例の支援要請に踏み切ったとみられる。ミンアウンフライン総司令官は早ければ29日にも、東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドからの支援物資が到着すると述べた。
米地質調査所(USGS)は首都ネピドーよりもマンダレー周辺と北部ザガイン地域の被害が深刻だと分析し、死者が千人規模に達する恐れもあるとの推定値を示している。バンコクでは29日、ビル倒壊現場で、がれきの下に埋まったとみられる作業員らの捜索活動が続いた。
(共同)
2025.03.28-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250328-HZF3VVKQBBI5LPGPG3CSBFAD5U/
ミャンマー地震、タイでも大きな揺れ 首都バンコクの電車は運休、避難者で一時パニックも
(荒船清太)
ミャンマー中部を震源地とする地震が28日午後あり、
隣国タイの首都バンコクでも大きな揺れがあった。
市内では電車が運休。余震を恐れた人々が高層ビルから相次いで外に避難するなど、一時パニック状態となった。
28日午後、バンコクに住む企業経営の40代男性は、高層ビルの一室で強い震動を感じた。
地震の影響で、天井から下がる照明の接合部分にひびが入ってコンクリートの破片が落ちてきたといい、
「危ないところでした」と胸をなでおろした。家族にけがはない。
男性は当日予定していた社員の面接をキャンセル。小学生の長女と一緒に被害が少なかった近くのオフィスに避難したという。
(荒船清太)
2025.03.28-産経新聞-https://https://www.sankei.com/article/20250328-K5CC4JEUX5KVFEH5A5HUKG6WWI/
ミャンマー中部でM7・7の地震、首都ネピドーで負傷者、コンクリート製の建物に亀裂
【ネピドー=岩田智雄】ミャンマー中部を震源地とする地震が28日午後0時50分(日本時間同午後3時20分)ごろあった。
米地質調査所(USGS)によると震源は中部マンダレー付近で強さはマグニチュード(M)7・7、深さは約10キロ。
首都ネピドーでも大きな揺れがあり、中心部の国軍系政党、連邦団結発展党(USDP)のコンクリート製2階建ての本部建物に亀裂が入った。
頭からを血を流す女性もおり、負傷者が出ている。その後、余震も起きた。
USDPの幹部は
「この20年間、ネピドー付近でこんな地震はなかった」と話し、被害情報の収集に追われていた。
2025.03.26-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250326-MLPDZYKLXJOHDCJIEVJFCBFRYM/
韓国で山火事拡大、22人死亡 7世紀創建の寺が全焼 世界遺産にも迫る
【ソウル=桜井紀雄】韓国南東部、慶尚北道(キョンサンブクト)・義城(ウィソン)で発生した山火事が
周辺地域に拡大し、26日午前現在、住民ら18人の死亡が確認された。韓国メディアが伝えた。
南部の慶尚南道(ナムド)・山清(サンチョン)でも22日、消火作業に当たっていた4人が死亡しており、一連の山火事での死者は計22人に達した。
弾劾訴追中の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の権限を代行する韓悳洙(ハンドクス)首相は、鎮火や住民の避難支援に全力を尽くすよう各部署に緊急指示した。
義城の山火事は22日に発生し、強風にあおられて急速に拡大。消火活動が難航している。25日には、
新羅時代の7世紀創建で地域を代表する「孤雲(コウン)寺」が全焼した。火は近接する安東(アンドン)市にも燃え広がり、同市の世界文化遺産「河回(ハフェ)村」まで10キロ内の距離に迫った。朝鮮王朝時代の貴族階層「両班(ヤンバン)」などの家屋が現存し、居住者もいる。
死亡したのは逃げ遅れた高齢者が多く、高齢者施設から車で避難中に火事に巻き込まれた人もいた。慶尚北道の刑務所2カ所では、受刑者を別の刑務所に移送する措置も取られた。
2025.03.23-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250323-FBLXUQHJYJIT5KIYJODNVH76QQ/
岡山市と愛媛・今治市で山火事の通報相次ぐ 消防が消火活動、住民に避難呼びかけも
岡山市南区と愛媛県今治市で
23日午後、山林火災の通報がそれぞれあった。
地元消防などが消火活動に当たっており、けが人の情報はいずれも入っていない。
岡山市では山裾の集落に近づきつつあり、一部住民は自主的に避難。今治市では愛媛県警が付近の住民に避難を呼びかけた。
岡山市の火災では午後3時ごろ、南区飽浦で「山が燃え炎が見える」と119番があった。消防車15台ほどと岡山県の防災ヘリが消火活動に当たっている。今治市では午後3時55分ごろ、同市長沢で「山に燃え移りそうだ」と119番があった。両市はそれぞれ警戒態勢を強め、情報集約に当たっている。
今治市の現場は今治小松自動車道の今治湯ノ浦インターチェンジ南側の山中。上下線の一部区間が火災の影響で通行止めとなった。
2025.03.11-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250311-KTTZICSHPVLANMUJCVXHCSN4KY/
東日本大震災14年 発生時刻の午後2時46分、被災地で犠牲者に祈り 教訓継承へ誓い
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は11日、発生から14年となった。
岩手、宮城、福島3県の被災地などでは、地震発生時刻の午後2時46分に遺族らが一斉に手を合わせ、犠牲者のために祈った。
原発事故や津波による避難者は今なお約2万8000人。被災地では人口減少や産業再生の遅れといった課題に直面する中、
震災の教訓の継承に誓いを新たにした。
福島市で開かれた福島県主催の
追悼式には石破茂首相が出席。児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小では、
発生時刻に合わせて法要を開催した。
2月26日に大規模山林火災が起き、一部住民が避難生活を強いられている岩手県大船渡市でも、黙とうがささげられた。
2025.03.02-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20250302-QNLAGZVVSJJ2NMNB3STLJ7NYLM/
岩手山林火災5日目、焼失面積1800ヘクタールに拡大 鎮火見通せず 避難長期化を懸念
岩手県大船渡市の大規模山林火災は
2日、焼失面積が400ヘクタール拡大し、約1800ヘクタールとなった。
市街地のある大船渡湾方面の火の勢いは抑えているが、別の集落方面などに延焼範囲が広がり続けている。
発生から5日目も鎮火は見通せず、
避難の長期化が懸念される。消防や自衛隊が懸命な消火活動を続けている。
市は1896世帯4596人を対象に出している避難指示を継続。市によると2日午後6時時点、避難所に1196人、知人や親戚の家などに2464人が身を寄せる。うち56人は車で寝泊まりしている。過去の災害では、車中泊し体を動かさないことで血栓が生じる「エコノミークラス症候群」による関連死が問題になった。定員を超えた避難所があり、市は増設した。医師や保健師を派遣し、被災者の心身のケアに当たる。
総務省消防庁は、
北海道と横浜市に緊急消防援助隊の出動を新たに要請。要請先は計14都道県となり、活動規模は453隊の1697人になった。