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事件問題-1



2021.12.30-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211230-VSM5O7CTCJJHDLXU2YOF3N2TJU/
ビル放火容疑者死亡 「怒りをぶつける先なくなった」 クリニック患者ら落胆

  大阪市北区曽根崎新地のビル4階のクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、現住建造物等放火と殺人の疑いが持たれていたA容疑者(61)が30日午後、入院先の病院で死亡した。大阪府警が明らかにした。「怒りをぶつける先がなくなった」。現場クリニックの患者からは落胆の声が漏れた。

「ニュースを見て頭が真っ白になった」
  2年前に現場のクリニックに通院していた大阪市内の男性(41)は30日夜、容疑者死亡の一報を知り呆然(ぼうぜん)とした。それまでは容疑者が何とか回復し、罪を償わせることができると信じていた。「法廷で裁かれ、事件の全容を語らせてこそ、被害者や遺族の方々も報われる部分があったはずだ。こんな形になり、怒りをぶつける先がなくなった」と打ちひしがれた。
  クリニックに通院中の大阪市浪速区の無職女性(58)は「こういう形で真相が分からなくなったのは残念で、犠牲になった人や遺族もかわいそう」と憤った。通院中の大阪府枚方市の自営業男性(55)は「この事件に対して何かを語ってもらえれば、同様の事件の未然防止にもつながったはず」と悔やんだ。
  一方で、容疑者の死亡を聞き、複雑な気持ちになったと明かす人も。通院中の大阪市福島区の会社役員の男性(51)は「(クリニックの)西澤弘太郎院長やほかの患者たちを死なせておいて、A容疑者だけ生きていたのはおかしいと思っていた」としつつも、「事件が起きた理由が語られる機会がなくなったことは残念」と心境を吐露。その上で「背景や原因を社会全体で検証し、二度とA容疑者のような人間が現れないようにしてほしい」と語った。


2021.12.29-Yahoo!Japanニュース(テレ朝news)-https://news.yahoo.co.jp/articles/601b6287a3301afadcb70b29ece7784ab420eb2d
別の入所者にも空気注入し殺害か 元職員の女再逮捕

  警察は連続殺人事件と判断しました。茨城県古河市の介護施設で入所者の男性が体内に空気を注入されて殺害された事件で、逮捕された元職員の女が別の入所者にも空気を注入して殺害したとして再逮捕されました。

  A(36)容疑者は去年5月30日、勤務していた古河市の介護施設「けやきの舎」で入所者の鈴木喜作さん(当時84)を殺害した疑いで再逮捕されました。
  A容疑者は同じ施設で去年7月に入所者の吉田節次さんの(当時76)の体内に空気を注入して殺害した疑いで、すでに逮捕されていました。
  警察によりますと、捜査を進めるなかで吉田さんの1カ月ほど前に死亡した鈴木さんについても、亡くなる直前にA容疑者が1人で鈴木さんの部屋に入っていたことが分かりました。
  鈴木さんは当初、病死とされていましたが、捜査の結果、A容疑者が吉田さんの時と同じやり方で殺害したと判断したということです。  鈴木さん知る女性:「亡くなったのは聞きましたよ。普通に亡くなったと思っているから、誰も隣近所も不思議に思わない」  鈴木さんを知る男性:「きょうになってこうなっているとは思わなかったのでびっくり」
   警察は容疑に対するA容疑者の認否や取り調べでの供述を明らかにしていません。テレビ朝日


2021.12.25-スポニチ SuponichiAnnex-https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/12/25/kiji/20211225s00042000080000c.html
茨城の老人保健施設 元介護職員の再逮捕視野 別の死亡にも関与か

  茨城県古河市の介護老人保健施設で2020年7月、無職吉田節次さん=当時(76)=がシリンジ(注射筒)で体内に空気を注入され死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕された当時の介護職員A容疑者(36)が別の入所者の急死にも関わった疑いがあるとして県警が殺人容疑での再逮捕も視野に捜査を進めていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。
  A容疑者がこの入所者が急死した前後に接触していたとの情報があったという。


2021.12.21-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211221-DHG2H5T7TRLTDEVQWM2PB4OG5E/
日大前理事長の保釈許可 保証金6千万円は即日納付

  所得税法違反(過少申告)罪で東京地検特捜部に起訴された日本大学前理事長のC被告(75)について、東京地裁は21日、保釈を認める決定をした。保釈保証金は6千万円で、即日納付された。検察側の抗告がなければ、同日中に保釈される見通し。


2021.12.20-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211220-QBKBL6PIHNLZDMAN4OXHXGMRLA/
日大前理事長を起訴、妻は立件せず 東京地検

  日本大学の取引業者らから受け取ったリベート収入など計約1億1800万円を隠して所得税計約5200万円を脱税したとして、東京地検特捜部は20日、所得税法違反(過少申告)罪で、日大前理事長、C容疑者(75)を起訴した。C被告との共謀を捜査していた妻の立件は見送った

  関係者によると、C被告は特捜部の取り調べに対し、脱税容疑を認めているという。
  起訴状などによると、C被告は平成30年と令和2年、大阪市の医療法人グループ前理事長、B被告(61)=背任罪で起訴=ら日大と取引のあった業者から受領したリベート収入など計約1億1800万円を除外して隠し、所得税計約5200万円を脱税したとしている。
  業者からのリベートの大半は、日大元理事のA被告(64)=同=を通じ、C被告の妻が現金で受領していたことなどから、特捜部は妻の共謀を捜査。妻がC被告の税務申告を担当していたことも判明したが、C被告が「妻に指示していた」などと供述したことなどから、妻は従属的な立場にあったと判断したとみられる。


2021.12.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211219-3FOSESZDDNKHDDEQJSLJTYL7AM/
容疑者10年前に家族とトラブル 大阪・北新地ビル火災

  大阪市北区曽根崎新地のビルから出火し、24人が死亡した放火殺人事件で、現住建造物等放火と殺人の疑いが持たれているA容疑者(61)は、約10年前にも長男を包丁で刺したとして殺人未遂容疑で逮捕されていた。「おとなしくてまじめ」「短気でかっとなることもある」。知人らの証言からはA容疑者のさまざまな横顔が浮かぶ。大阪府警天満署捜査本部は今回の事件に至った経緯を慎重に調べている。

  知人らによると、A容疑者は約20年前、大阪市西淀川区姫島の住宅に妻や息子らとともに引っ越してきた。近くに住む女性(72)は「おとなしいけど、愛想はいいという印象。家族仲はよさそうに見えた」と振り返る。
  しかし、その後にA容疑者は妻と離婚し、家から出ていったという。そして平成23年4月に事件が起きた。当時25歳だった長男の頭を刺したとして府警西淀川署がA容疑者を殺人未遂容疑で逮捕。西淀川区内の長男宅のマンション一室で、飲酒をしていたところで口論となり、かばんに入れていた包丁で刺したという。長男は頭や肩にけがをしたが、命に別条はなかった。
  「かなりショッキングな事件だった」。近所の女性(52)は当時を思い出す。現場検証はドアを開けたまま行われ、玄関には血だまりができていたという。「普通の家族に見えたしトラブルが起きそうだとは思わなかった。離婚していたことも知らなかった」

  一方、A容疑者が一時勤務していた板金工場の男性社長(78)は、A容疑者について「少し短気なところがあり、かっとなって口を利かなくなることもあった」としつつ「職場でトラブルはなかったし、後輩にも慕われていた。事件を起こすような人ではなかった」と話す。
  先月頃から、かつての自宅だった西淀川区姫島の住宅に出入りするA容疑者の姿が近隣住民らに目撃されていたが、今回の事件直前にこの家にも放火した疑いが持たれている。
  この家から現場まで4キロ余りの道のりにある複数の防犯カメラに、前かごに紙袋を載せ、自転車で現場まで向かうA容疑者とみられる男の姿が写っているのを捜査本部が確認したという。現在は重度のやけどを負うなどし、意識不明の重体というA容疑者。かつての自宅に戻ってきた理由を含め、まだ謎は多く残っている。


2021.12.18-tenki.jp(日テレニュ-ス24)-https://tenki.jp/news/ntv/20211218995105.html
大阪のビル火災、短時間で被害拡大なぜ?

  大勢が命を落とした、大阪・北新地のビル火災。出火元やクリニックの構造から、短時間で被害が拡大した原因を考えます。一酸化炭素が含まれる黒煙の危険性や、雑居ビルを利用する上での注意点などを、元消防署長の専門家に聞きました。

■「模型」で確認…クリニックの構造は・・・有働由美子キャスター
  「多くの死者を出した大阪・北新地のビル火災ですが、なぜここまで被害が大きくなったのでしょうか。火が出たとみられるのは、4階に入っている心療内科のクリニックです。模型をもとに、元東京消防庁・麻布消防署長の坂口隆夫さんに解説していただきます」・・・「模型で4階の内部を見てみると、階段とエレベーターがある横に、クリニックの受付があります。中に入ると待合室があり、廊下を挟んで両側に部屋があります。突き当りに診察室があります」
■窓枠が黒焦げに…受付周辺が火元か・・・坂口さん・・・「(映像や写真で)窓の焼けた状態を見るとよく分かりますが、一部の窓枠は熱で変形し、部分的に溶けています。一方で、原形のまま残っているアルミの窓枠もあります。この状況から、溶けた部分のあたりが火元とみてよいと思います。かなり激しく燃えています」
・・・有働由美子キャスター・・・「その部分は、階段や受付がある所です。ここが火元とみてよいでしょうか」
・・・坂口さん・・・「はい。エレベーターを出て、階段の出入り口から、受付に向かった位置ですね」
・・・有働由美子キャスター・・・「アルミが溶けるような火が上がるのは、どんな状況だったのでしょうか?」
・・・坂口さん・・・「火災の場合、室内温度は1000度を超えます。アルミ自体も600度ほどで溶融するので、1000度以上で激しく燃えたことが分かります」
・・・有働由美子キャスター・・・「仮に奥に人がいたとして、非常階段の位置が分かっても、(その方向に)抜けていくことは不可能なのでしょうか?」
・・・坂口さん・・・「難しいですね。激しく炎を上げて燃えています。黒煙が多量に発生して天井に上昇し、部屋中に拡散していきます。人は、燃えている方から遠ざかろうとします。このため、部屋の奥の方に逃げていった状況ではないのかなと思います」
■間仕切りの「隙間」で煙拡散か
・・・有働由美子キャスター・・・「もう1つ、被害拡大の原因として坂口さんが注目されたものがあります。クリニック内部の写真にある天井の隙間ですが、どういうことでしょうか?」
・・坂口さん・・・「間仕切り壁ですが、天井の部分は60センチ近く開いています。火は防げても、煙や熱気を防ぐことができません。煙などは天井部分から拡散していくので、この間仕切りの外側にいても内側にいても、煙を吸うということでは変わりません」
・・・有働由美子キャスター・・・「実際に焼けたのは全体の3分の1にも満たない約25平方メートル。火も30分ほどで消し止められました。ただ一酸化炭素中毒で皆さん倒れていたといいます。どのように、どのくらいの時間でなるものでしょうか?」
・・・坂口さん・・・「まず火災の場合は、黒い煙に注意しなければいけません。一酸化炭素などの有毒ガスが多量に含まれています。それを吸うことで、場合によっては1(回の)呼吸、あるいは2(回の)呼吸で、一酸化炭素や多量のすすで喉が閉まり、閉塞状態になってしまいます」
■命を守るには…「非常口の確認を」
・・・有働由美子キャスター・・・「1回か2回の呼吸でそのような状態に?」
・・・坂口さん・・「そういうことです。場合によっては、意識がなくなって倒れてしまう。また長時間吸ってしまうことで、一酸化炭素が酸素に代わって(体の中に)回ってしまうので、酸欠や一酸化炭素中毒になってしまいます」
・・・有働由美子キャスター・・・「黒い煙を見た時に、身を守る行動はできるのでしょうか?」
・・・坂口さん・・・「よく、ハンカチなどで口と鼻を押さえると言いますが、今回はガソリンに近いような液体を撒かれて火が付いたと言われていますので、一気に黒い煙が多量に発生するため、なかなか防ぐのは難しいです」
・・・有働由美子キャスター・・・「今後雑居ビルを利用する人もいます。今回の場合は非常に難しいケースですが、非常階段を確認するのは大切なことでしょうか」
・・・坂口さん・・「はい。普段利用しているビルや建物の階段がどこにあるのか、1か所なのか2か所なのか。非常口がどこなのか。場合によっては避難器具が付いているかもしれません。その場所を確認して利用することが、命を守ることにつながります」
12月17日『news zero』より


2021.12.17-Yahoo!Japanニュース(ラジトピ-ラジオ関西トピックス)-
大阪・北新地 ビル火災 27人心肺停止・うち24人死亡 4階クリニックから出火、男が放火か

  17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地1丁目の6階建てビルで「4階が燃えている」と119番があった。大阪市消防局によると、27人が心肺停止、うち24人の死亡が搬送先の病院で確認された(17日午後7現在)。ビルは4階部分の約20平方メートルが燃え、午前10時45分ごろにほぼ消し止められた

   大阪市消防局によると、心肺停止となったのは男性17人、女性10人で、いずれも火元とみられる4階から救出された。また女性1人が軽傷。病院に搬送されたのは28人となった。  
  「男が火をつけて逃げた」、「50~60代くらいの男が持っていた紙袋から流れ出た液体付近から出火した」との情報もあった。
  大阪府警はこうした目撃情報などから、直前にクリニックを訪れた男が火を付けたとみて、殺人と現住建造物等放火容疑で天満署に捜査本部を設置した。

   捜査関係者によると、男は119番通報があった午前10時18分の直前にエレベーターに乗ってクリニックを訪れたとみられる。大阪府警は28人の搬送者に含まれているとみているが、死者に含まれているかは不明で確認を急ぐ。
   亡くなった24人は、20~60代とみられ(男性14人・女性10人)、大阪府警が身元の確認を急ぐ。他に搬送された4人は、20~30代くらいの女性3人と50代くらいの男性1人で、いずれも容体は不明。軽傷の女性は20代くらいとみられる。
   現場はJR大阪駅近くの繁華街・北新地で、高級クラブなども立ち並ぶ一角。「新地本通り」にも近い四ツ橋筋沿い。出火元とみられるビル4階のクリニックは、心療内科と精神科の診療を行っており、金曜日は午前10時から診療が開始されるという。
   ビルからは次々とストレッチャーで負傷者が運び出された。近くで勤務する30代の女性会社員は「外を見たらビル4階の窓にオレンジ色の炎が見えた。6階の窓から女性が手をふって助けを求めていた」と話した。
   別の飲食店で勤務する女性は「煙が出ているのが見えた。消防車や救急車がたくさんきて、はしご車で人が救出されるのも見えた。一時は周辺で停電が起きていたようで、うちも電気がつかない状態だった」と話した。
  ・・・・・・・・・・・・・・  路上でぐったりと倒れ込む人たちに、懸命の心臓マッサージが続けられた。「頑張れ」。必死の呼び掛けにも、ストレッチャーに乗せられ、毛布にくるまれた人らの反応はうかがえない。現場には数十台の消防車両が列をなし、救急隊員らが慌ただしく対応に追われた。  


2021.12.14-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/50e2268dfbc543ab078a98e127a1a7bb22385cc3
大量市販薬で中毒死か 誘拐の女子高生 容疑者2人送検

  滋賀県守山市のアパートで、男女2人に連れ込まれた女子高校生(19)=京都市伏見区=が薬物中毒死した事件で、現場で見つかった薬の空き殻には違法薬物がなく、市販品などだったことが14日、捜査関係者への取材でわかった。県警守山署は同日午前、未成年者誘拐の疑いで逮捕した男女2人を送検した。

  2人は守山市勝部の無職、A容疑者(38)と、岐阜県関市池尻の無職、B容疑者(21)女子高校生は12日午前、入江容疑者宅で死亡しているのが確認され、死因は薬物中毒と判明した。捜査関係者によると、A容疑者宅からは、市販や医師の処方があれば入手できる約100錠分の抗不安薬や睡眠導入剤の空き殻が見つかったが、覚醒剤などの違法薬物は見つからなかったという。 逮捕容疑は共謀し、11日午後3時45分ごろ、京都市伏見区の女子高校生が未成年であることを知りながら携帯電話で誘い出し、女子高校生の自宅近くまで車で迎えに行って、A容疑者宅に連れ込んだとしている。 県警によると、容疑についてA容疑者は「誘拐した覚えはない」と否認しているが、B容疑者は認めている。両容疑者はSNS(会員制交流サイト)を通じ、女子高生と知り合ったとみられる。


2021.12.13-関西NEWS WEB(NHK NEWS WEB)-https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211213/2000055059.html
未成年者誘拐の疑い男女逮捕 女子高校生死亡 死因は薬物中毒

  19歳の女子高校生が滋賀県守山市のアパートで死亡しているのが見つかり、男女2人が女子高校生を誘拐したとして逮捕された事件で、女子高校生の死因は薬物中毒だったことがわかりました。

  室内からは睡眠薬などおよそ100錠分の空のパッケージが見つかり、警察は詳しいいきさつを調べています。12日、滋賀県守山市のアパートで京都市の女子高校生、篠原聖奈さん(19)が死亡しているのが見つかり、いずれも無職で、このアパートに住む入江公史郎容疑者(38)と、岐阜県関市の金城え夢容疑者(21)の2人が、未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。
  女子高校生に目立った外傷はありませんでしたが、警察が13日、遺体を詳しく調べた結果、死因は薬物中毒だったことがわかりました。室内からは、睡眠薬などおよそ100錠分を取り出した空のパッケージが見つかっているということです。供述などから、3人はSNSで知り合ったとみられ金城容疑者が「知り合いの男の家にいるけど、来ないか」などと電話で呼び出し、容疑者2人が車で女子高校生の自宅近くに迎えに行ったとみられています。
  調べに対し、誘拐の容疑について、金城容疑者は認めていて、入江容疑者は否認しているということです。警察は詳しいいきさつを調べています。

【アパートの所有者は】
  現場のアパートを所有する男性によりますと、入江容疑者はこのところ家賃を滞納していたということです。男性は、「アパートの管理会社を通じて聞いたところ、『カメラマンの仕事をしていたがコロナで仕事がなくなり支払えなくなった』ということでした。ごみ捨ての姿を見たことはありますが、声はかけたことはなく、事件が起きたと聞き驚いています」と話しています。
【女子高校生の同級生は】
   複数の同級生によりますと、死亡した女子高校生はおとなしい性格で、もともと交友関係は広くなかったということです。京都市伏見区にある中学校を卒業したあと、京都府内の高校に進学しましたが、退学し、通信制の高校に入り直していたということです。以前通っていた高校の同級生は、2年生の途中からインターネットに関心を持ち、見た目や交友関係が変わったと話していて、「いじめられていたわけでもないし、友だちもいましたが、卒業する2か月前に突然退学してしまったので驚きました」と話していました。


2021.12.08-Yahoo!Japanニュース(FNNプライムオンライン)-https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f51e45c77a055f79d0edf2d9dc71698c44cefa
逮捕の17歳「殺すつもりだった」 下校中の女児 刃物で襲う

  群馬・大泉町で、下校途中の小学4年生の女の子が刃物で襲われた事件
  この事件で逮捕された17歳の少年が、「女の子を殺すつもりだった」と話していることがわかった。 自称・高校生の17歳の少年は、7日夕方、大泉町の路上で、手に包丁を持ったまま、下校途中の小学4年生の女の子の後ろから覆いかぶさり、近所の住民に取り押さえられた。

  女の子は、友人と2人で下校していて、友人が近所の家に駆け込んで助けを求めたということで、女の子にけがはなかった。
  近所の住民「女の子を襲っている感じだった。刃物を持って。男は、女の子をずっと離してないので、傘で『離れなさい!』って、たたいたりして」 少年は、女の子と面識がなく、「女の子を殺すつもりだった」と話していて、警察は、容疑を殺人未遂に切り替えて捜査している。
  一方、事件から一夜明け、女の子が通う小学校では、警察官が警戒する中、児童が登校し、保護者から不安の声が聞かれた。 保護者「とっても不安です。まさか、こんな事件が起きると思っていなかったから」


2021.12.05-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211205-QAZYTTK7CNL7DKFAABTPIVITJQ/
<独自>日大前理事長の妻、大半受領か 共謀を捜査

  日本大学前理事長のC容疑者(74)が所得税法違反容疑で逮捕された事件で、同容疑者が隠したとされる所得約1億1800万円のうち、約8千万円をが取引業者などから受領した疑いがあることが4日、関係者への取材で分かった。C容疑者が「税務申告は妻に任せていた」などと説明していることも判明。東京地検特捜部は隠蔽した所得の大半を妻が受領したとみられることから、妻が共謀し、意図的に税務申告から除外した可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。

  C容疑者は取引業者からリベートなどを受け取り、平成30年と令和2年の2年で計約1億1800万円の所得を隠し、計約5300万円の所得税を免れた疑いが持たれている。逮捕容疑の所得の大半について、日大元理事のA被告(64)=背任罪で起訴=は、「業者から現金を受け取り、C容疑者の妻に渡した」と供述しているという。
  関係者によると、A被告を介して妻に渡ったとみられるのは、①平成30年の相撲関連パーティーでの約1千万円②令和2年2月に大阪市の設計会社が提供した約1千万円③同年8月に大阪市の医療法人グループ「錦秀会」前理事長のB被告(61)=同=が提供した約3千万円④同年9月に金沢市の建設業者が提供した約3千万円-の計約8千万円。
  このほか、税務申告の期限がきておらず、逮捕容疑には含まれていないが、B被告が今年6月、C容疑者の妻が経営する東京都杉並区のちゃんこ料理店付近で提供した約2千万円についてもA被告を介して妻に渡ったとみられる。
  妻が、受領した現金をC容疑者の所得と認識した上で、税務申告に関与していた場合、所得税法違反の過少申告容疑の共謀に問われる可能性がある。一方、C容疑者は業者や妻からの現金受領を否認している。
  妻は体調を崩して入院しているとされ、特捜部はこれまで任意聴取していない。特捜部は妻の共謀を捜査するため、体調を見極めながら、聴取の必要性を判断する。


2021.12.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211203-EVKZQYY6ONNY3D3KUZJSI45NY4/
露天風呂で盗撮疑いの男3人逮捕 仲間と各地で犯行か

  静岡県警は3日までに、兵庫県内の露天風呂で共謀して入浴中の女性を盗撮したとして、兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで、鹿児島県職員の男(40)=同県鹿屋市打馬=ら3人を逮捕した。静岡県警は他にも関わった仲間がおり、各地で盗撮を繰り返していたとみて調べている。

  逮捕容疑は9月下旬、兵庫県内の露天風呂で入浴中の女性を望遠レンズ付きのビデオカメラで盗撮したとしている。他に逮捕されたのは茨城県行方市内宿の無職の男(49)、岡山市北区三野の無職の男(32)。
  県警によると、3人のうち1人が10月、静岡県藤枝市内の駐車場で職務質問を受けた際、車内から見つかったのこぎりについて「盗撮に邪魔な木を切るため」と話したことで容疑が浮上した。3人は会員制交流サイト(SNS)で知り合ったとみられる。


2021.11.29-朝日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASPCY4D0XPCYUTIL025.html
日大のC理事長を逮捕 約5300万円脱税した疑い 特捜部

  日本大学板橋病院をめぐる背任事件で起訴された医療法人前理事長らから受け取ったリベートなど計約1億2千万円を税務申告せず約5300万円を脱税したとして、東京地検特捜部は29日、日大理事長のC容疑者(74)を所得税法違反の疑いで逮捕し、発表した。特捜部は認否を明らかにしていないが、関係者によると、C理事長は現金の授受自体を否定し、脱税容疑を否認しているという。

  特捜部は板橋病院をめぐる計約4億2千万円の背任罪で、C理事長側近の日大元理事・A被告(64)と医療法人「錦秀会」(大阪市)の前理事長・B被告(61)を10~11月に起訴している。
  発表などによると、C理事長は2018年と20年の2年間で、E被告とD被告らから複数回にわたって受け取った計約1億2千万円の所得を隠し、約5300万円の所得税を免れた疑いがあるという。
  板橋病院の建て替えをめぐる背任事件では、設計事務所からD被告側に2億2千万円の日大資金が不正送金されたとされる。関係者によると、その2日後の20年8月7日にD被告が都内の焼き肉店でC理事長に渡した3千万円のリベートなどが所得隠しに含まれるという。流出した日大資金が事実上トップに還流したことになる。
  他には、18年12月のC理事長の誕生日や20年9月の理事長再任の祝い金としてD被告が渡した現金などが含まれるという。C理事長の妻が経営するちゃんこ屋も授受の現場になったという。
  C氏は08年に理事長に就任し、現在5期目。特捜部は背任事件でC理事長の自宅を捜索し、1億数千万円の現金を確認。E被告らの共犯としての背任罪の立件は見送ったが、脱税容疑について東京国税局と合同で調べてきた。
日大「誠に遺憾」
  日大は29日、「理事長の逮捕は誠に遺憾。捜査に全面的に協力する」というコメントを発表した。朝日新聞の取材に広報課は、理事長職の取り扱いについて「早急に対応を検討する」と回答。現金受領に関しては「従来の聞き取りでは受け取っていないと聞いていた」とし、引き続き調査する意向を示した。
  C理事長は今回の問題で一度も公の場で説明していない。ある大学幹部は「13年間の恐怖政治、ワンマン体制にようやく終止符が打てる」と話した


2021.11.27-テレ朝 news-https://news.yahoo.co.jp/articles/45fccd9bcbd62b13537363a16b3371f5bdbf1f85
カート落下させ殺人未遂容疑 中2女子「遊び半分」

  26日夕方、大阪市内の商業ビルの屋上から買い物カートを落としたとして、中学2年の女子生徒(14)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

  午後6時半ごろ、大阪市住之江区の「ドン・キホーテパウ住之江公園店」で、店に入ろうとした男性(53)から「屋上から買い物カートが落ちてきた」と110番通報がありました。
  男性にカートは当たらず、けがはありませんでした。被害に遭った男性:「この辺りに上から落ちてきた感じですね。もう衝撃音がすごかった」
  警察は、付近にいた大阪府内に住む中学2年の女子生徒を殺人未遂の疑いで逮捕。
   警察の調べに「遊び半分でやった。人に当たると死んでしまうかもしれないと分かっていた」と容疑を認めているということです。
   警察は、一緒にカートを落としたとされる同級生2人について、児童相談所に通告する方針です。
テレビ朝日


2021.11.24-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211124-DM3N5A3M6BIEJMTLATQO5G67DQ/
殺人容疑などで伯父逮捕へ、放火認める

  兵庫県稲美町で民家が全焼し、焼け跡から住人の小学生兄弟2人の遺体が見つかった放火事件で、兵庫県警加古川署捜査本部は24日、殺人と現住建造物等放火の疑いで、同居の50代伯父の逮捕状を取った。捜査関係者への取材で分かった。
  捜査関係者によると、伯父は任意聴取に対し、放火について認めている。
  伯父は事件発生後に連絡が取れなくなり、県警が行方を捜査。24日に大阪市北区の扇町公園付近で発見し、任意同行して事情を聴いていた。


2021.11.25-Yahoo!Japanニュース(まいどなニュース)-https://news.yahoo.co.jp/articles/3af20961be20b276d59a0baac82feb1b0d33265f
中3男子が校内で同学年生徒を刺殺の衝撃 真相解明へ第三者委員会の設置を!夜回り先生の訴え

  今月24日、愛知県弥富市の市立中学校で、3年の男子生徒が校内で同学年の男子生徒に包丁で刺され、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は出血性ショックだった。愛知県警は、殺人未遂の疑いで、刺したとみられる男子生徒を現行犯逮捕。本人も容疑を認め、県警は容疑を殺人に切り替えた。学校内で発生した14歳の生徒同士による殺人事件。その衝撃を受け、「夜回り先生」こと教育家の水谷修氏は自身の体験を踏まえ、「弥富市へのお願いです」として、事件の真相解明のためにも、第三者委員会の設置を求めた。

  愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が同級生を包丁で刺し、死亡させる事件が起きました。加害者の生徒は、現場で逮捕され、警察で現在取り調べが続いています。
  子どもたちにとって、最も安全でなくてはならない学校でのこのような事件、すでにネット上では、さまざまな情報が飛び交っています。その多くは、興味本位のいい加減なものです。
   私は、かつて専門家の一人として、九州の学校内での殺人事件に関わったことがあります。とはいっても、事件直後の短期間ですが。その時の、教育委員会や学校の対応に大きな問題を感じました。殺人事件となり、警察の担当する刑事事件となった以上、学校現場や教育委員会、市は、この問題の調査を行わず、ただ傍観者として、警察と家庭裁判所による捜査、調査、判断を待ち、それに従うという姿勢でした
   私は、学校や教育委員会も当事者である以上、弁護士等による第三者委員会を立ち上げ、その事件の背景や、それを防ぐことのできなかった市や教育委員会の指導体制、学校の教育の在り方をきちんと検証し、それを公開し、このような事件が繰り返されることのないように、正式な記録として残すべきだと語りました。その結果、排除されました。

   学校管理外、すなわち校外での事件ならば、その理論は理解できます。また、警察などの司法当局も学校や教育委員会が動くことを求めないでしょう。しかし、今回の事件は、まさに学校内で、学校管理下の中で起きています。理由もなく、包丁を用意し、原因もなく人を刺す子どもはいません。この事件の背景には、この学校やこの市の教育体制が抱える大きな問題が潜んでいるというのは言い過ぎでしようか。
   なぜ、このような事件が起きてしまったのか、防ぐことはできなかったのか、またこのような事件の再発予防のためには、これから学校現場は、どのような対応をすべきなのか。これらをきちんと検証する意味でも、ぜひ、弥富市には、専門家による第三者委員会のすみやかな設置を求めます。亡くなった生徒やその家族のためにも、また加害者である生徒の反省や贖罪、これからの償いのためにも、司法と違う形でのきちんとした事件の解明をし、それをきちんと公表していただきたい。
   きちんと、このような体制を市が組んでくれれば、現在ネット上に流されている、無責任で、いい加減な情報は、自然と消えていきます。


2021.11.24-毎日新聞-https://mainichi.jp/articles/20211124/k00/00m/040/066000c
佐世保の女子高校生殺害、23歳元少女の少年院収容継続が確定

  長崎県佐世保市で2014年7月、高校1年の女子生徒(当時15歳)を殺害し、第3種(医療)少年院に送致された元少女(23)について、収容を継続するとした長崎家裁の決定が23日付で確定した。少年院の収容は23歳未満までだが、第3種は精神に著しい障害がある場合は26歳になるまで延長を認める規定がある。

  長崎家裁は元少女の精神状態などから延長が必要と決定し、元少女側は福岡高裁に抗告したが、高裁が11月4日付で棄却。元少女側は最高裁に再抗告しなかった。【平塚雄太】


2021.11.24-Yahoo!Japanニュース(JIJI COM)-https://news.yahoo.co.jp/articles/6408c759e05b358b9b4014da7d8fbe71411ff6a2
中3男子、校内で刺され死亡 包丁で、同学年の男子逮捕 愛知県警

  24日午前8時ごろ、愛知県弥富市の市立中学校で、3年の男子生徒(14)が3年の別の男子生徒(14)に包丁で腹部を複数回刺された。  被害生徒は市内の病院に搬送されたが、約2時間半後に死亡が確認された。

   県警は刺した生徒を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。生徒は「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めているという。今後、容疑を殺人に切り替え、事件に至った経緯などを詳しく調べる。
   県警によると、被害生徒の死因は出血性ショックで、肝臓を貫通する傷などを負っていた。包丁は刃渡り約20センチで、県警が押収した。学校の備品ではなく、加害生徒が持ち込んだとみられる。
   市教育委員会などによると、被害生徒は校舎2階にある自分の教室付近の廊下で刺され、教室に逃げ込んで倒れた。騒ぎで駆け付けた教職員が、加害生徒に包丁を手放すよう促すと、素直に従ったという。学校が「生徒同士のトラブルがあった」と110番した。
   2人は別々のクラスだが、2年の時は同じクラスだった。市教委によると、事前にいじめやトラブルの有無などは把握していなかったという。 


2021.11.20-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/7d224c32c1b649151a850845acf03ff31bb5ca2a
「グリ下」に「トー横」 たむろする少年少女 重大犯罪に巻き込まれる危険性も…
中井芳野

  大阪・ミナミの道頓堀川にかかる戎(えびす)橋の下に、少年少女がたむろする遊歩道がある。橋のたもとにあるグリコの看板にちなみ「グリ下(した)(グリコの下)」と呼ばれ、今夏ごろから未成年のたまり場と化している。静かで胸の内を語りやすい雰囲気に誘われてか、見ず知らずの若者たちが会員制交流サイト(SNS)で呼び掛けて集まっているという。ただ、一帯では飲酒や喫煙が横行。未成年が重大犯罪に巻き込まれる危険性もはらんでおり、大阪府警は見回りを強化している。

■大半が初対面
  11月上旬の深夜。戎橋から階段でつながる遊歩道に、20人近くの若い男女がたむろしていた。にぎやかな橋の上とは違って人通りはまばらで、若者たちの笑い声だけが響く。周辺には複数のリュックサックが乱雑に置かれ、ファスナーの開いたリュックからは茶碗(ちゃわん)や服がはみ出している。 「ここにいたら友達ができるから」。輪の中にいた少女(16)はそう話す。
  一緒にいる男女の大半が初対面だが、夜は数日前にグリ下で知り合った男性宅に泊まるという。
  大阪府警南署や道頓堀商店会によると、少年少女が集まるようになったのは今夏ごろ。ツイッターなどを通じて見ず知らずの者同士が落ち合い、学校や家庭での悩みを打ち明けたり、趣味について語り合ったりしている。
■飲酒に喫煙、性被害
  グリ下近くの道頓堀川では今年8月、ベトナム人男性=当時(21)=がドミニカ共和国籍の男から川に突き落とされ、溺死した事件があった。事件直後は男性をしのぶ追悼の場となったが、その静粛な雰囲気を求め、さらに多くの若者たちが訪れるようになったようだ。
  ただ、過度な飲酒や喫煙も横行しており、南署によると、急性アルコール中毒で救急搬送された未成年もいる。また、グリ下で知り合った男女によるけんか騒ぎのほか、声をかけてきた男性に性的暴行の被害を受けたとするSNSの書き込みもみられる。
   実際、冒頭の少女はグリ下で薬物を使用している男性を見たり、無理やり酒を飲まされたりした経験があるといい、「男の人にホテルへ連れていかれそうになったこともある」と打ち明ける。
  南署などは見回りを強化しており、10月下旬にはグリ下の一斉補導を実施。関東から家出中の少女3人を保護、身柄付きで児童相談所に通告した。少女たちは「グリ下で出会った男性からお金をもらって生活していた」などと説明したという。
  南署幹部は「橋の下は死角になっていて周囲が異変に気付きにくく、未成年が重大事件に巻き込まれかねない」と懸念しており、今後も補導活動を続ける考えだ。
■居場所は必要
  関東でも未成年のたまり場となり、犯罪の温床として懸念されている場所がある。日本一の歓楽街、東京・歌舞伎町の「新宿東宝ビル」周辺(通称・トー横)だ。
  今年に入ってからは未成年が絡む事件が相次ぎ、警察や地元関係者などが対応を模索しているが、一方で「未成年の居場所は必要だ」との声も上がる。 トー横では5月、14歳の女子中学生と専門学校に通う18歳の男性がホテルから飛び降り心中した。8月には、ホームレスの男性を暴行してけがをさせたとして、傷害容疑で15歳の少年が書類送検された。
  警視庁は私服警察官を投入し、定期的に見回りをするなど地道な取り組みを続けているが、捜査関係者は「根本的な解決は難しい」と打ち明ける。 10代を対象に無料相談を行うNPO法人「若者メンタルサポート協会」の岡田沙織理事長は「一方的に家に帰すだけなら、居場所を無くし、心を追い詰めることになる」と指摘する。
  同協会が過去に支援した若者の中には、家族の元に帰されたことで再び親から虐待を受けた事例もあるという。 岡田さんは「一時的な対策ではかえって大人への不信感が募り、自暴自棄になりかねない」と強調。その上で「児童買春をしている大人への取り締まりや、悩みに毎日応じられる支援者につなげるといった取り組みが必須だ」と力説する。(中井芳野


2021.11.19-朝日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASPCL4FLCPCLUTIL013.html
背任罪に問われた日大元理事ら保釈 逮捕から44日

  日本大学板橋病院をめぐる事件で、背任罪で起訴された日大元理事・A被告(64)と医療法人「錦秀会(きんしゅうかい)」(大阪市)の前理事長・B被告(61)が19日夜、東京拘置所から保釈された。10月の逮捕から44日目となるこの日、東京地裁が保釈を認める決定を出した。保釈保証金はA被告が4千万円、B被告が8千万円で即日納付された。

  16日に追起訴された両被告について、弁護人が翌17日に保釈請求していた。地裁は証拠隠滅や逃亡を疑う相当な理由はないと判断したとみられる。
  両被告は、板橋病院の建て替え工事の設計業者選定をめぐり、評価点を改ざんして選定した都内の設計事務所からB被告のペーパー会社に2億2千万円の日大資金を不正送金したとして起訴された。さらに、同病院に医療機器などを納入する取引でB被告側の2社を不必要に介在させ、計約2億円を上乗せしたリース契約を日大に結ばせて損害を与えたとして追起訴された。
  関係者によると、A被告は金の流れの事実関係は認めつつ「大学に損害は与えていない」と違法性を否定。B被告は追起訴分については違法性も認めているという。
  事件をめぐっては、日大のC理事長(74)が過去3年間で、B被告から受け取った現金など1億円超を税務申告していない疑いがあり、特捜部は意図的に所得を隠した所得税法違反にあたる可能性もあるとみて捜査を続けている。


2021.11.18-Yahoo!Japanニュース(MBC 南日本放送)-https://news.yahoo.co.jp/articles/c7ec8ca118e5613ce96ee3516490d546cc100dca
鹿児島 生後1か月の娘を殴り死亡させた疑い 父親を逮捕

  鹿児島県鹿屋市で去年2月、生後1か月の娘に頭を殴る暴行を加え死亡させたとして、23歳の父親が逮捕されました。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、鹿児島県肝付町新富の会社員・A容疑者(23)です。

  鹿屋警察署によりますと、A容疑者は去年2月26日の夜、当時住んでいた鹿屋市の住宅で、長女の心絆ちゃん(当時1か月)の頭を殴る暴行を加えて頭蓋骨骨折などの大けがをさせ、脳障害で死亡させた疑いです。
  当時、A容疑者は妻と心絆ちゃんを含む子ども4人の家族6人で暮らしていて、妻の外出中に暴行し、「子どもが息をしていない」と自ら119番通報したということです。 救急隊が駆け付けた時、心絆ちゃんは心肺停止の状態で、搬送先の病院から「額にあざのような変色などが見られ、虐待の疑いがある」と警察に相談があり、発覚しました。
  警察がその後、容疑の裏付けを進め、17日逮捕しました。A容疑者は「家庭内のことでストレスがたまっていた。娘が泣き止まなかったのでこぶしで額を殴った」と供述し、容疑を認めているということです。警察は当時の詳しい状況や動機などを調べています。


2021.11.16-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/a3c10b6860937a24c102da8faf6ddbd513c19388
〈独自〉知人から大麻譲り受け 少年3人書類送検

  知人から大麻を譲り受けたなどとして、大阪府警少年課は16日、大麻取締法違反(譲り受け)容疑で、府内の16~17歳の少年3人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。3人は容疑を認め、「これまで500回ぐらい吸引した」などと供述。少年たちの周辺では同法違反容疑での逮捕者が相次いでおり、府警は少年たちの間で大麻が蔓延していたとみて全容解明を急ぐ。

  少年3人のうち2人の書類送検容疑は8月下旬、知人の高校2年の男子生徒(16)から乾燥大麻0・5グラムを3千円で譲り受けたほか、残る1人は男子生徒とともに会員制交流サイト(SNS)を通じて売人から大麻10グラムを5万円で購入したとしている。

  男子生徒は少年3人と同じ高校に通っていたが、9月に大阪府警が大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕。さらに同月、男子生徒と同じ中学出身の元同級生ら3人が、密売目的で大麻を所持したとして府警に逮捕されていた。
  府警によると、男子生徒と元同級生らの計4人は、うち1人の作業員の少年(16)の自宅で、大麻の加工や使用を繰り返しており、ツイッター上で購入者を募って売買も行っていたという。地元の少年らの間では「大麻部屋」として知られており、今回の事件で書類送検された少年2人が男子生徒から購入した乾燥大麻も、この大麻部屋で加工されて販売されたものだったという。
  府警は少なくともほかに十数人の少年が大麻部屋に出入りしていたのを確認しており、これまでに中学生4人を含む5人の少年を補導。今後さらにくわしく調べる。 ■大麻汚染防止へ
  少年サポート 一連の大麻事件を受け、少年たちの間で広がる大麻汚染を食い止めようと、大阪府警は今月、関係機関と連携して「少年サポートチーム」を結成した。
  各機関と密に情報交換を行うことで、少年たちの啓発と地域住民らの安心安全の両立を図る。府警が少年の大麻乱用防止に特化したチームを結成するのは初めて。 チームは、事件が発生した地域の警察署や教育委員会、保護司会、児童相談所など8機関が参加。地元の中学や高校で薬物乱用防止教室を開催するなど啓発活動を行うほか、地域住民らの不安を取り除くため校内巡視や夜間の見回り、補導活動を強化する。
  大麻取締法違反容疑で摘発される少年は全国的に増加傾向にあり、とりわけ昨年、府警が摘発したのは114人と全国最多。府警がこの114人に対し聞き取りを行ったところ、大麻の使用を始めたきっかけで最も多かったのが、「友人の勧め」(41・2%)だった。入手経路も「会員制交流サイト(SNS)」(43%)に次いで「先輩・友人からの入手」(38・6%)が多かった。
  使用の理由については「周辺者が使用していた」が全体のおよそ4割を占めた。 今回の事件でも、中学や高校の同級生といったつながりを通じ、大麻汚染が広がっていた。府警幹部は「地元の友人らを通じて大麻を使用するケースが横行し、大麻に対する危険意識が薄れている。撲滅に向けて全力を尽くしたい」としている。


2021.11.10-Yahoo!Japanニュース(CHUKYO TV NEWS)-https://news.yahoo.co.jp/articles/fbde323e7e130c43d482159dd21926d7ee543b75
スリランカ人女性死亡問題 ウィシュマさん遺族 殺人容疑で名古屋入管局長らを刑事告訴

  今年3月、名古屋市にある入管施設で収容中のスリランカ人女性が死亡した問題で、女性の遺族が名古屋地検を訪れ、殺人容疑で当時の局長らを刑事告訴しました。 この問題は今年3月、名古屋出入国在留管理局で収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが体調不良を訴え死亡したものです

   9日午後、ウィシュマさんの妹・ポールニマさんらが名古屋地検を訪れ、「生命をつなぐための適切な医療を提供しなかった。『死んでも構わない』という未必の故意があった」などとして管理局の当時の局長や幹部らに対し、殺人容疑の告訴状を提出しました。
    ポールニマさんは「入管施設内のビデオを見て、姉が殺されたことがわかった。関わった人を処罰してほしい」と訴えました。 告訴を受け、名古屋出入国在留管理局は、お答えする立場にないため、コメントを差し控える」としています。


2021.11.10-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20211110-6F6AJKHPZFIN3J4YOZ3DFVISQE/
大津の女児暴行死、兄の母を逮捕 覚醒剤・大麻所持疑い

  大津市で8月、小学1年の妹=当時(6)=を暴行して死亡させたとして、傷害致死容疑で逮捕された無職少年(18)の母親が事件当時、覚醒剤や大麻などの違法薬物を所持していたとして、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で今月4日に滋賀県警に逮捕されていたことが10日、捜査関係者などへの取材でわかった。母親は容疑を否認しているという。

  少年をめぐり、大津家裁はネグレクト(育児放棄)状態だった家庭環境などから初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分を決定。捜査関係者らによると、少年に関する捜査を続ける中で、母親の薬物所持の疑いが強まり、自宅の家宅捜索で注射器などを押収したという。
  家裁の決定によると、少年は今年7月22日~8月1日、自宅で妹を殴るなどし、外傷性ショックで死亡させた。母親は留守がちで、妹が死亡するまでの直前の7日間も家におらず、少年が1人で家事や妹の世話をしていた。


2021.11.08-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211108/k10013338381000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
九州新幹線 車内で放火未遂か 男逮捕「京王線事件をまね」供述

  8日午前、熊本県内を走っていた九州新幹線の車内で、69歳の乗客が床に火をつけたとして、放火未遂の疑いでその場で逮捕されました。けが人はいませんでした。逮捕された乗客は調べに対し「先月、東京の京王線の車内で乗客が火をつけた事件をまねしようと思った」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

  警察によりますと8日午前9時前、JR熊本駅と新八代駅の間を走っていた九州新幹線の下り「さくら401号」の3号車で乗客が床に液体をまいたうえでライターで紙に火をつけ床に置きました。車内で非常ベルが鳴らされ車両は緊急停車しましたが、火は燃え広がらずすぐに消えたということです
  JR九州によりますと、8両編成の車内には当時およそ140人の乗客がいて、このうち3号車にはおよそ30人が乗っていましたがけが人はいませんでした。車両はその後新八代駅まで移動し、火をつけた乗客は駆けつけた警察官に放火未遂の疑いでその場で逮捕されました
  逮捕されたのは、福岡市博多区の無職、三宅潔容疑者(69)で、調べに対し容疑を認め、「先月、東京の京王線の車内で乗客が火をつけた事件をまねしようと思った」などと供述しているということです。また、熊本駅からの乗車券を持っていたということで、警察は動機や詳しいいきさつを調べています。
事件の経緯とJRの対応
  JR九州によりますと、事件があったのは広島駅始発で午前7時58分に博多駅を出た九州新幹線の下り「さくら401号」の鹿児島中央駅行きです。
  熊本駅を午前8時37分に出発し、次の停車駅の新八代駅に向かっていたところ、午前8時42分ごろ、3号車の非常ブザーが鳴らされたため熊本県宇城市の線路上で緊急停車し、車掌が確認に向かいました。
  3号車では容疑者が前から6列目の通路側となるC席に座っていて、乗り合わせた別の乗客が説得するように話しかけていたということです。
  車掌は、容疑者が落ち着いた様子で座席に座っていたことや火が鎮火していたことから走行に支障が無いと判断し、この新幹線はおよそ10分後の午前8時53分に運転を再開しました。
  そして午前9時ごろに新八代駅に到着し容疑者を警察に引き渡したということです。事件の影響で、九州新幹線の上りと下りで合わせて4本が運休するなどしておよそ900人に影響が出たということです。
  JR九州は、九州新幹線の警戒を強化するため9日から車内の巡回に当たる職員をすべての列車に配置するということです。
  JR九州は「鉄道における安全を脅かす事件が続発しています。引き続き、警戒を強化するなど安心して利用して頂けるよう尽力していきます」としています。
その時車内は 乗客撮影の映像には
  同じ新幹線に乗っていた乗客が撮影した映像では、現場となった3号車から複数の乗客が別の車両に移動する様子や、車両の床に紙などが散乱している様子が確認できます。そして、帽子をかぶりマスクをした容疑者が警察官に囲まれ、車両からホームに出て連れて行かれる様子が撮影されています。
  抵抗するようなそぶりは見せず、警察官の指示に従っているように見えます。撮影した乗客によりますと、現場となった3号車から2両離れた5号車に乗っていたところ、突然前方の車両から10人ほどの乗客が移動してきたということです。
  時間は鹿児島方面に向けて、熊本駅を発車してまもない8日午前8時40分ごろでした。これとほぼ同時に「車内で火災が発生しました。後方の車両に避難してください」という趣旨の車内放送が流れ、撮影した乗客も後方の車両に避難しました。
  周りにいる乗客はパニックを起こすようなことはなく、冷静に避難していたということです。まもなく新幹線は熊本県宇城市付近の線路上で緊急停車し、そのおよそ10分後に「火災は鎮火しました。もとの席に戻ってください。3号車には近づかないでください」という放送が流れたということです。
  新幹線が再び動きだし新八代駅に停車すると、警察官や消防隊員が車内に入ってきて、しばらくすると容疑者が警察官などに囲まれて連れていかれたということです。
座席の側面焦げ 床に小物など散乱
  JR九州が撮影した写真では、容疑者が座っていたとみられる座席の右側の側面が黒く焦げているのが分かります。容疑者が座っていたのは、自由席の3号車の前から6列目、進行方向左側の3つ座席が並ぶシートだとみられるということです。
  近くの別の座席ではテーブルが倒れて傾き、床に紙や小物などが散乱している様子も確認できます。また、別の写真では、容疑者が座っていた付近を警察官がライトで照らすなどして調べているのが分かります。
乗客「似たような事件があったので怖かった」
  事件があった九州新幹線の「さくら401号」は、午前10時半ごろに鹿児島中央駅に到着しました。4号車に乗っていたという男性は「『火事だ』と言いながらみんなが後ろの車両に逃げていきました。避難後は、みんなが落ち着いてそれぞれ連絡を取ったりしていました」と話していました。
  また、事件のあとに3号車を通ったという男性は「3号車では1人が座席に座って下を向いていて、もう1人がいさめているように見えました。逃げるときに周りの人が落としたと思われるサンドイッチや飲み物が床に散らばっていました」と話していました。8号車に乗っていたという女性は「こんなことが現実にあるんだなとびっくりしました。最近、似たような事件があったので怖かったです。3号車から移動してきた人は走ってきて動揺していました」と話していました。
車掌ら 非常ボタンの通報で異変に対応
  国土交通省などによりますと、新幹線の車掌や運転士は、非常ボタンの通報によって車内での異変を把握し対応に当たりました
  まず3号車の非常ボタンが押され、車掌が車内の確認にあたったところ、4号車で乗客から「3号車から煙が出ている。火事だ」と伝えられました。これを受け、運転士は橋りょうやトンネル内など停車するのに危険な場所ではないことを確認したうえで、新幹線を緊急停車させたということです。
  車掌が3号車に到着すると火はすでに消えていて、現場にいた男を取り押さえました。そして隣の新八代駅まで運行を再開して、警察に男を引き渡したということです。座席はひじ掛けの下のあたりが焦げていましたが、3号車の乗客を別の車両に移動させ、終点の鹿児島中央駅まで運行したということです。
松野官房長官「報告踏まえ さらなる対応策取りまとめ」
  松野官房長官は記者会見で「先月31日には京王線で乗客を刺傷させる事件があり、鉄道利用者の安全・安心が脅かされる事案が立て続けに発生している。京王線の事件を受け、国土交通省では、鉄道事業者に対し、警察と連携した警戒・監視の徹底や再発防止策の検討を指示しており、今後、事業者からの報告を踏まえ、さらなる対応策を取りまとめる予定だ。こうした取り組みを通じて鉄道を安心して利用できる環境を整えていきたい」と述べました。


2021.11.01-Yahoo!Japanニュース(BBC NEWS JAPAN)-https://news.yahoo.co.jp/articles/df24ff3800ec43321013cb9828befc839d516115
東京・京王線車内、男性が刃物振り火災 17人負傷

  東京都調布市の京王線国領駅近くで31日午後8時ごろ、電車内で男性が刃物を振り回し、火災を発生させるなどして17人にけがを負わせた。

  国内メディアなどが報じた。 AP通信は東京消防庁の話として、この事件で3人が重傷を負ったと伝えた。日経新聞など国内メディアは、72歳の男性が刺され、意識不明の重体だとした。
  報道によると、警察は現場で24歳の男性を逮捕した。「死刑になりたかった。2人以上殺せば死刑になると思った」などと話しているという。
  事件は多くの人がハロウィーンのパーティーに向かう中で起きた。男性はコミックスや映画の「バットマン」シリーズに登場する悪役「ジョーカー」に似た服装を着ていたという。
  目撃者によると、男性は明るい紫色と緑色のスーツを着ていたという。透明な液体を車内で噴霧し、火をつけたとされる。 動画には、緊急停止した電車内で乗客たちが炎から逃げようと車両を移動したり、列車の窓から外へと出たりする様子が撮影されている。
  目撃者の1人は読売新聞に、「ハロウィーンの演出かと思ったら、その後ろから男がゆっくりと長い刃物を振り回しながら歩いてきた」と話した。
  動画を撮影した木村俊介さんはNHKに、「車内で何が起きているのか分からない状態でドアもすぐに開かないし、命からがら窓から逃げた、怖かった」と話した。 日本では凶暴な犯罪はまれだ。だが近年は、刃物を使った事件が相次いでいる。
  2021年8月には、東京の小田急小田原線の車内で、刃物を持った男性が乗客10人に切りつけ負傷させる事件が起きた。
  2019年には、バスを待っていた通学途中の子どもたちを男性が襲い、2人を死亡させ、少なくとも18人にけがを負わせた。

(英語記事 Tokyo subway knife and fire attack leaves 17 hurt)(c) BBC News


ジョンベネ殺害事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  ジョンベネ殺害事件は、1996年12月26日にアメリカ合衆国のコロラド州ボルダーで起きた殺人事件。また、アメリカで最も有名な未解決事件の1つ。

概要
  当時6歳のジョンベネ・パトリシア・ラムジー(JonBenét Patricia Ramsey、1990年8月6日 - 1996年12月26日)が何者かに誘拐され、1996年12月26日に自宅地下から遺体が発見された事件。2021年現在も容疑者の特定には至っていない。
  被害者美少女コンテストグランプリを何度も獲得し、さらに全米有数のセレブ一家で起こったということもあり、マスコミ関係者から大きく報道された。警察が家族犯行説を取ったことで家族からの協力が得られず、捜査は難航を極めた。
  母親のパトリシアは元ミス・ウェストバージニアで、自身が叶えられなかったミス・アメリカになるという夢を娘のジョンベネに叶えさせるため、美少女コンテストに積極的に参加させていた。父親のジョンはコンピュータ会社を経営しており、兄弟には3歳上の兄・バークがいた。
事件
  1996年12月25日の夜、ジョンベネとその家族は友人らとクリスマスパーティに出席。一家はパーティが終わると自宅へ戻り、ジョンベネはすでに車の中で眠っていたため、父親が抱きかかえてベッドに連れて行った。翌26日の朝、ボルダー警察署にジョンベネの母親から「私の娘のジョンベネが誘拐された」との電話があり、捜査本部が設置された。
  自宅の階段に犯人からのものと思われる脅迫状が置かれており、それを発見した父親が捜査官などに見せたところ、合計3枚の手書きで、自宅のキッチンにあった黄色いメモ用紙に書かれていた。脅迫状には「警察には連絡するな。午前8時から10時ごろに連絡する。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」などと書かれていた。
  しかし、指定された10時を過ぎても犯人からの連絡はなく、捜査官が再度家中を探し直した結果、前に探さなかった地下室でジョンベネの遺体が発見され、ただちに検死解剖が行われた。なお、この事件は警察が現場維持を怠る初歩的なミスを犯したため、ジョンベネの遺体に付着していたと考えられる多くの物的証拠が、両親の涙などで台なしとなってしまい、捜査をいたずらに難航させる結果になってしまった。
事件後の経過
  2006年8月16日タイバンコクで元教師の米国人男性が容疑者として逮捕された。逮捕後、男性はコロラド州に移送され、DNA鑑定が行われたものの、鑑定結果は不一致。この容疑者は嫌疑なしとなり釈放され、事件は振り出しに戻った。
  2008年7月9日、新たに行われたDNA鑑定により、ジョンベネの家族の潔白が改めて証明されることになった。ジョンベネの衣類などから採取されていた犯人のものとされる男のDNAが、家族の誰とも一致しなかったのである。しかし、当初の報道のセンセーショナルさはあまりに強烈であり、現在でもこれを信じ、家族の犯行であると頑なに主張している者も少なくない。
  2013年10月26日、地元裁判所が事件捜査を受けた1999年当時の大陪審の決定書を公表した。その中身は「殺害の実行犯は不明だが、ジョンベネが何者かに誘拐されるような形で放置した虐待罪で両親の起訴を促すものであったが、地区検事は『証拠不足』として起訴を断念した」というものであった。
  2016年6月22日、当事件の犯人と思われる人物が、最低でも20個の児童ポルノをGoogleのメールアドレスにアップロードした件で逮捕された。
  2019年1月11日児童ポルノ所持で収監されている人物が、友人に送った手紙の中でジョンベネ殺害を自供したと報じられた。
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佐世保小6女児同級生殺害事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  佐世保小6女児同級生殺害事件とは、2004年6月1日午後、長崎県佐世保市の市立大久保小学校で、6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで切り付けられて死亡した事件。小学生の女子児童による、小学校が現場となった殺人事件であり、世間に大きな衝撃と波紋を広げた。文部科学省はこの事件を長崎県佐世保市女子児童殺害事件と呼称し、大臣談話を発表している

概要
  事件の現場は、弓張岳の中腹に所在する、佐世保市立大久保小学校である。
  犯行を行った加害女児と被害者は、互いにコミュニティーサイト(カフェスタ)の提供するウェブサイトを運営し、パソコンチャットや、電子掲示板で書き込みをする仲だった。しかし、後述するトラブルを巡って、加害者と被害者の関係は悪化していた。
  当日、加害女児は午前中の授業が終わった後の給食準備中、被害者を3階の学習ルームに呼び出し、そこでカーテンを閉めて椅子に座らせ、手で目を隠し背後から首と左手を切りつけた。被害者の首の傷は深さ約10センチ(普通の大人の首の太さは直径で13 - 15cmぐらい)、長さ約10センチになり、左手の甲には、骨が見えるほど深い傷(防御創)があったという。
  加害女児は殺害方法として、カッターナイフの他に絞殺アイスピックで刺すことなどを検討していたが、加害女児が前夜に見たTBS系列(同県ではNBC長崎放送で放映)テレビドラマ『ホステス探偵危機一髪6』にカッターナイフで人を殺害する場面があり、女児自身「これを参考に殺人を計画した」と後に供述したことから、その後、各テレビ局が殺人シーンのあるドラマの放送を自粛する事態にもなった。
  また、被害者家族、学校関係者、惨状を目の当たりにして心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負った救急隊員に、惨事ストレスやサバイバーズ・ギルトの兆候が見られる状態になった。
  インターネットに端を発していることや、当局の情報よりもインターネット上の情報が先行した点で、IT化した現代社会を象徴する事件とされる。
事件の背景
  加害女児はもともと日常では無口な少女で、事件後に両親と面会した際にも母親が静かに涙を流していたのに対し、少女は何も言わなかったという。しかし犯行前夜には父親に「この本、読みたい?」と聞かれ微笑んで「うん」と言ったというエピソードや父親の話から、草薙厚子の言う父親から少女への虐待の事実はなかったものとみられる。
  少女は小さいころ、帰宅すると父親の膝に乗って話をしたりしていた。テストで100点を取ったときは「すごいやんか。100点やんか」と言われて褒められた。
  加害女児は事件よりかなり以前から、ホラー小説『ボイス』と小説『バトル・ロワイアル』のファンだった。事件を起こす4カ月前には『バトル・ロワイヤル』の小説を同級生に貸し出しており、また大石圭の『呪怨』にも興味を示し、父親に買ってもらいたいという発言をしていた。やがて、それらのホラー小説などの影響は、加害女児の現実における行動にも現れるようになっていった。
  被害女児とは仲が良く、ウェブサイトや他の子を交えた交換日記での付き合いもあった。
  2人は共に地域のミニバスケットボールクラブに所属していたが、小学5年生の終わり頃に加害女児は受験勉強を理由にミニバスケットボールクラブを引退している(学校では加害女児はコンピューター研究部に、被害女児は映画研究クラブにそれぞれ所属していた)。この引退が加害女児にとっての「居場所」を奪い、孤立を深める原因の1つになったとされる。このころから女児はインターネットを唯一安心して自己を表現できる「居場所」にしたとされる。
  加害女児の成績は中の上で、おとなしい普通の女子児童であったが、5年生の終わり頃から精神的に不安定になっていったと周囲の人々は語っている。人と話すときに人の目を見なくなり、目を泳がせて落ち着かない素振りを見せることがしばしばあり、また些細なことで逆上し、罵詈雑言を吐いたり、カッターナイフを振り上げるようなこともあった。ちょっかいを出してきた男子児童には笑顔を見せながらも追いかけ回して捕まえると殴ったり、蹴ったり、押し倒して体を踏みつけるなどの暴力を振るって、同級生が慌てて止めに入ると、「くそっ」と怒りをあらわにしたが、担任は特に深刻に捉えてはいなかった。また同級生に対して、他の児童とともに集団いじめを行ったりすることもあった。6年に入ってから暴力的な言行が増えていったという加害女児だが、担当の教師からの評判は「遅刻も少なく、授業中も率先して手をあげて質問する積極的な生徒」というものであった。この時期の1月にウェブサイトを開き、『バトル・ロワイヤル』の同人小説を発表している。学校で将来志望を小説家か漫画家と書いたことがあるという彼女は続編を予定していて、それは6年生のクラスと同じ人数の38人が殺し合いをするストーリーで、各キャラクターモデルや名が同級生に似ているといい、被害女児と同姓の登場人物も描かれており、物語の中で殺害されているという。
  5月下旬頃、遊びで被害女児が加害女児をおんぶしたとき、加害女児に「重い」と言い、加害女児は腹を立て「失礼しちゃうわ」と言った。実際には加害女児はほっそりしていて、とても太っているとは言えず、加害女児は冗談を深刻に受け止めてしまったとみられる。その後、被害女児は自分のウェブサイトに「言い方がぶりっ子だ」と書いた。それを見た加害女児は、予め交換していたパスワードを使って被害女児のウェブサイトに侵入し、その記述を削除した。しかしその後、再び同様の書き込みをされ、加害女児は被害女児に殺意を抱いた。被害女児は自分の掲示板が不正に書き換えられたことについてそれを受けて加害女児は、被害女児のネット上のアバターを消去した。
  ほかにも、被害女児を含めた同級生達と手書きの合作ノートを作っていたが、ここでも同時期に他の子とトラブルがあり、事件のわずか前に被害女児を通じて退会を求められていたという。
  加害女児は事件後、収容先の自立支援施設で発達障害(広汎性発達障害・アスペルガー症候群)と診断されている。一方で、昭和大学医学部精神医学講座主任教授・岩波明医師は、加害女児に下された発達障害の診断は誤診だと指摘している。加害女児には被害者を含めた同年代の友人がおり、交換日記やウェブチャットなどで仲間とも交流していたことから、岩波医師は「アスペルガー症候群の『対人関係の障害』の診断基準を満たす特徴は見いだせない」としている。
家庭裁判所の審判((外部リンク)佐世保市立大久保小学校 児童殺傷事件調査報告書- 長崎県教育委員会)
  2004年9月15日長崎家庭裁判所は、3か月におよぶ、少年事件では異例の精神鑑定を踏まえて、加害女児に対して最長で2年間までの行動の自由を制限する措置を認めた上で、国立の児童自立支援施設である国立きぬ川学院栃木県さくら市)への送致を決定した。精神鑑定によれば、加害女児は情緒面で同世代に比べて著しい遅れがあるが、障害とみなすべきものではなかったとされる。

加害女児の人格的特性(家裁審判決定要旨)
 ・対人的なことに注意が向きづらい特性
 ・物事を断片的に捉える傾向
 ・抽象的なものを言語化することの不器用さ
 ・聴覚的な情報よりも視覚的な情報の方が処理しやすい
これらの特性は軽度であり、何らかの障害と診断される程度には至らない。
佐世保市立大久保小学校 児童殺傷事件調査報告書- 長崎県教育委員会

事件の経過
5月ごろ
  加害者と被害者の他数人で回していた交換日記を巡ってトラブルが起きた。加害者が使っていた表現を他の参加者が真似したところ、加害者がその表現の使用を禁止すると主張した、というようなものである。この主張に対し、被害者が反論したことで、加害者と被害者の決裂は決定的なものになった。
  このころから被害者が加害者の容姿や性格についての悪口を書き込んでいたとみられ、加害者は後の供述で「掲示板に嫌なことを書かれ、やめてほしいと言ったが、やめてもらえず、いやになった」と話した。
  後の供述で、「事件数日前に『この世からいなくなってしまえ』と思った」と話しており、このころから殺意を覚えていたものとみられる。5月末、加害者は被害者のウェブサイトに侵入、中身を改ざんして、アバターをカボチャに変えた。・・・被害者がブログでウェブサイトが改ざんされたことを報告した。・・・加害者が再び被害者のウェブサイトに侵入、初期化した。・・・被害者がブログでウェブサイトが初期化されたことを報告した。・・・加害者は事件の4,5日前に父親に勧められてAmazon.comでノンフィクションの本を購入した。
事件当日
2時間目の休み時間-被害者が交換日記を抜けたい旨のメモを友人に渡した。午前中にこのメモが加害者に届けられた。加害者は友人に、「なんなら全部やめちゃえば」と伝えた。
12時15分-授業が終了し、給食の準備が始まる。
12時15分 - 35分-加害者が被害者を6年生の教室から北に約50メートル離れた学習ルームに「ちょっとおいで」と言って呼び出した。そこでカーテンを閉めて椅子に座らせ、手で目を隠し背後から首と左手を切りつけた。被害者は椅子から立ち上がり、両手を振って抵抗したが、加害者は何度も切りつけたという。手の甲の傷もこの際、付いたとみられる。被害者が倒れた後、すぐには現場を離れず、教室に戻るまでの約15分間、手に付いた返り血をハンカチでふいたほか、被害者の顔をのぞき込んだり、体に触ったりして、動かないことを確認したという。
12時35分-「いただきます」の唱和時に、担任が加害者と被害者が教室にいないことに気づく。その直後、廊下から走る音が聞こえ、加害者が返り血を浴びた服のまま入口にたたずんでいた。黙りこくる加害者の手にはカッターナイフと血で濡れたハンカチが握られていて、ズボンの裾は水に漬かったように濃さを増していた。担任はすぐに加害者からカッターナイフを取り上げた。当初、担任は加害者が怪我を負っているのだと思い、手を広げさせたが怪我はなかった。担任が強い調子で加害者に事情を尋ねると、「私の血じゃない。私じゃない」と呟いた(「私じゃない...私じゃない!私じゃない!」と叫んだという証言もある)。加害者は学習ルームの方向を指さした。担任が現場に駆け付けると、被害者が倒れているのを視認した。担任は「救急車!救急車!救急車!」と叫んで、被害者を抱きかかえながら止血を試みる。叫び声を聞いた3年教室の教師が職員室へ駆け込み、教頭に報告した。教頭は状況を理解できず、自ら現場に赴いた(教頭は現場へ向かう途中で加害者とすれ違っている)。担任到着時には被害者はまだ息をしていた。学習ルームには血が飛び散り、壁にも血が点々と付着していた。入口付近には折れたカッターナイフの刃が落ちていた。また、被害者の眼鏡が机の上に置かれていた。
12時43分-現場の惨状を目の当たりにした教頭は119番通報した。教頭は動転のあまり市消防局指令課に状況をうまく説明できなかったが、学校から約4km離れた派出所から救急車が出動した。ほぼ同時に、被害者の父親にも連絡を入れた。被害者の父親はタクシーで学校に向かった。
12時50分-救急車が到着しないことに焦りを覚えた教頭が再び119番通報した。教師らは各教室の扉とカーテンを閉め、凄惨な光景を遮断した。
12時51分-救急車が到着し、救急隊員が関係者から事情を聴いて回る。救急隊員は病院への搬送を断念し、佐世保警察署に連絡した。
12時59分-被害者の父親が学校に到着した。
時間不明
  加害者は教師らが学習ルームに集まっている間、廊下にたたずんでいた。興奮状態のまま2階に下りようとしていた加害者を見つけた教師が彼女を落ち着かせようと階段に座らせたが、彼女が加害者だとは気づかなかった。うつむいた加害者は泣きそうな顔つきで声を震わせて、独り言のように「救急車を呼んで。○○さん(被害者)が死んじゃう」と教師に告げた。さらに「私、どうなっちゃうの...」と呟き、教師は彼女をなだめた。教師は加害者を1階の保健室に連れていき、手を洗わせ、洋服を着替えさせた。足に付いた血は正面玄関わきの洗い場で洗い落とした。「だれか詳しいことを知っている人はいませんか」と救急隊員が尋ねたところ、一人の教師が加害者を連れてきた。隊員が被害者がなぜ怪我をしているのか尋ねると、「私がカッターで切りました」とあっさりと答えた。警察は40分かけて校長室で事情聴取した。加害者は「土曜日に殺そうと準備して、(代休の)月曜日に殺そうとしたけれど、バレると思って今日にした」、「死ぬまで待って、バレないように教室に戻った」、「千枚通しで刺すか、首を絞めるか、迷ったけれど、もっと確実なカッターナイフにした」、「左手で、目隠しをして切った」と話した。
16時ごろ-6年生を除く全児童が集団下校した。6年生は14時から、5か所に分かれて事情聴取を受けていた。一人あたり15分程度だった。18時ごろに調書が出来上がり、保護者の入場と6年生児童の下校が認められた。出張先から戻った校長が保護者に事態を説明した。
事件発生数時間後-加害者が佐世保警察署に車で移動した。19時ごろまで任意の事情聴取を受け、給食を食べていなかった彼女は軽食を食べた。
20時30分-警察が殺人事件だと発表。
21時ごろ-被害者の父親が記者会見を開いた。
22時30分-加害者は警察署内の女性職員休憩室で就寝。
6月2日
8時ごろ-加害者が起床、弁当を食べてから任意の事情聴取が再開された。
午後-佐世保児童相談所の中村正則所長と長崎県教育委員会の立石曉教育長が記者会見を開いた。「面談の印象でいうと、ごく普通の女の子。我々と会話もでき、ごく普通の家庭に育っている。このギャップに驚いています」と中村所長が切り出し、「事件当日は緊張と不安が残っていました。両手で顔を覆ったり、泣きながら話したり」と話した。さらに「本人は問題なく育っている。成績もよく、頑張り屋だった」と両親からの聴取も踏まえて話した。しかし、少女の印象について「思ったことを、うまく表現できていない子。困ってもはっきり『ノー』ともいえないような感じです」とも付け加えた。インターネット上の掲示板で嫌なことを書き込まれて、書き込みをやめてほしいというやり取りが二人の間にあったことも明かされた。佐世保児童相談所は加害者を家庭裁判所に送致した。これを受けて、長崎家庭裁判所佐世保支部は即日、観護措置処分を決定、その日のうちに佐世保警察署から長崎少年鑑別所に移送された。また、長崎県弁護士会は付添人に迫光夫・川添志・山元昭則の三人の弁護士を選定した。事件当日に佐世保警察署で山元弁護士が、6月3日に長崎少年鑑別所で川添・迫両弁護士がそれぞれ接見した。
6月3日
  長崎少年鑑別所で加害者と弁護士が接見した。加害者は水色のブラウスに、えんじ色のジャージ姿だった。加害者は少年鑑別所で一人部屋を与えられ、22時ごろ就寝する生活を送っていた。夕食にはご飯と煮物を、朝食にはご飯、みそ汁と少しのおかずが提供され、彼女はほとんど残すことなく食べた。自由時間には法務技官が差し入れた「赤毛のアン」を読んだりした。接見では、「家族や友だちで、だれか相談できる人はいなかったの」という弁護士の問いに対し、「ひとりで悩んで、ひとりで考えていた」と答えた。「あなたは自分のことをどう思うの」という問いには、「自分は中間」と、はにかみながら答えた。どのように中間なのか掘り下げると、「いろいろな意味で」と答えた。加害者は事件について弁護士に、「なんでやったのかな。よく考えて行動すればこんなことにならなかった」と答えた。その一方で、警察による事情聴取では「数日前から殺害方法を考えていた」とも話していた。「○○さん(被害者)にはどんな気持ちなの」という問いには、「会って謝りたい」と答えた。「あなた自身はこれからどういう人生を送りたいの」という問いには、「...普通に暮らせればいいんだけれど」と答えた。迫弁護士は加害者の印象について、「非常に幼いな、と。小学6年生なのに、見たところ小学4年生ぐらいの印象を受けた。この子があんなことを、と非常に意外な感じをもった」とコメント。川添弁護士も「幼いという印象は、確かに私にもあった。背もそれほど高くないし、表情も幼い。ただ、付添人の選任届にサインしてもらった字は、しっかりした字を書いていたので、その意味では表情ほど幼くないのかもしれない」とコメントした。加害者は自分の両親について、「お父さんとお母さんに迷惑をかけた。謝りたい」と話した。弁護士は精神鑑定は不要で、全く正常に見えたとコメントした。
6月4日-16時ごろ-加害者は鑑別所で両親と面会した。「元気にしているか」と父親が尋ねると、加害者は小さくうなずいた。彼女は終始うつむいていた。母親は涙を流していた。父親が「毎晩手を合わせて拝むんだよ」と言い聞かせ、面会は終了した。
6月7日-19時ごろ-佐世保市役所で被害者の父親の代理人が記者会見を開いた。遺族の手記を発表した。
6月8日-長崎家庭裁判所佐世保支部が少年審判を開くことを決定。
6月9日-付添人が記者会見を開き、加害者への精神鑑定を行う意向を示した。また、加害者が運営していたウェブサイトやミニバスケットボール部退部の経緯について説明した。
6月14日-長崎少年鑑別所で出張審判が開かれた。審判は15時ごろに開廷した。加害者は、すみれ色のブラウスにえんじ色のジャージ姿だった。この日は精神鑑定の実施を決めて閉廷した。家庭裁判所が決めた鑑定留置期間は8月14日までの61日間であった。
6月23日-付添人が精神鑑定中の加害者の様子などについて発表した。加害者の両親が遺族へあてた手紙を読み聞かせた際、加害者は大粒の涙を流し「どのように謝っていいのか」と話していたことを明らかにした。
7月20日-学校でお別れ会が開かれた。
8月24日-少年審判の意見陳述が行われた。また、鑑定留置期間が1か月延長され、9月14日までとなった。
9月15日-10時30分-長崎家庭裁判所佐世保支部201号法廷で最後の少年審判が開かれた。出廷したのは、長崎家庭裁判所佐世保支部の小松平内裁判長、上田・進藤両判事補、家庭裁判所調査官5人、少年鑑別所職員2人、付添人3人、加害者の両親。加害者は白地にチェック柄のシャツにジーンズをはいていた。加害者を児童自立支援施設送致とし、2004年9月15日から向こう2年間の強制的措置を取れる保護処分を決定した。
9月16日-9時50分-両親と付添人3人が長崎少年鑑別所を訪れて加害者と面会した。・・・午後-加害者と4人の職員を乗せた車が午後に同鑑別所を出発した。長崎空港からANA668便に搭乗、18時に羽田空港に到着した。移送時、一般搭乗開始前に機体最後尾から搭乗した。羽田空港からは陸路で国立きぬ川学院へ移動し、21時18分に到着した。
2005年3月-加害者が小学校を卒業。
2008年-加害者が児童自立支援施設内の中学校を卒業し、退所、社会復帰した。
政治家による発言
  2004年6月4日、当時の内閣府特命担当大臣(防災)井上喜一が、本事件について「元気な女性が多くなってきたということですかな」などの発言を行った。この発言を受けて、当時の財務大臣谷垣禎一が、6月5日岡山市で行った講演で、「弁護するわけではないが、私の若い頃は、放火は女性の犯罪。もちろん男もあるが、どちらかというと女の犯罪。カッターナイフで切るのは原則的に大人の男の犯罪」と述べ、共に不適切な発言として批判された。6月10日、井上は発言を撤回した。
その後
  国立きぬ川学院送致後の女児は、問題を起こすことも反抗的態度を見せることもなかったという。国立きぬ川学院では、少年審判結審前から加害者が入所することが明らかだったので、他の入所者の暮らす建物とは別に専用棟の建設を始め、2004年末に完成した。完成前は自立寮と呼ばれる建物で暮らしていた。
  2005年(平成17年)3月に、女児は施設内の分校である、さくら市立氏家中学校うの花分教室で卒業式を迎えた。分教室の紺色のブレザーに、プリーツスカートという服装だった。なお、学籍は大久保小学校のままだったため、大久保小学校卒業の扱いとなった。加害者の親や職員らが十数人参列した。当初は大久保小学校の校長が国立きぬ川学院へ赴いて卒業証書を渡す予定だったが、結局佐世保児童相談所の職員が手渡すことになった。
  入所初期の頃は女児に集団生活をさせず、専用棟で矯正教育や精神科医臨床心理士による各種心理検査が行われるのみで、徐々に集団生活に移行していった。2005年4月22日には、女児にとって初の団体行事となる「羽黒山登山遠足」に参加した。紺色のジャージズボンに白のトレーナーを着て、赤いリュックサックを背負っていた。彼女の髪の毛は以前より少し伸びていた。登山中に「大丈夫か」と問われ、「はい、大丈夫です。頑張ります」と答えた。5月13日には施設の恒例行事である園遊会に参加した。
  施設を訪れた両親との面会では、女児は冷静な態度を見せたという。世間話などはするものの、両親が帰った後は何事もなかったかのように過ごし、ホームシックにはならなかったという。一方で、面会中に姉から優しい言葉をかけられたとき、女児は笑顔を見せたという。女児は2008年春、施設内の中学校を卒業して、児童自立支援施設を退所した。
  大久保小学校では、事件のあった6月1日を「命を見つめる日」と定め、毎年、事件を教訓に道徳教育をしている。
  事件当時、被害女児の父親は毎日新聞佐世保支局長だった。事件直後の記者としての職業意識と愛娘を亡くした父親との立場で揺れ、連日の事件報道について「(娘である被害者の)名前や写真が出ると、事件を突き付けられるよう」 「勝手なことなのですが、『もう名前や写真を出さなくてもニュースや記事として成り立つのでは』 と思ってしまいます」とコメントした。
  また被害女児の父親の直属の部下だった毎日新聞記者の川名壮志は、被害女児の兄の言葉を引用して『謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件』(新潮文庫・集英社)というタイトルの書籍を著している。
事件の関係者
加害者
  加害者は大久保小学校でも数人しかいないバス通学生であった。「弓有」、「うど越」などのバス停を通り、「大久保小学校上」バス停で下車、登下校していた。弓張岳の中腹にある集落で祖母・両親・姉の5人家族で、父親は婿養子であった。父親はかつてギフトセンターで働いていたが、加害者が2歳になったころに脳梗塞を起こし、リハビリをしながら保険代理店やおしぼりの配達をしていた。父親に代わって母方の祖母が加害者が幼かったころの加害者の面倒を見ていた。草薙厚子は著書「追跡!『佐世保小六女児同級生殺害事件』」で加害者は父親に虐待されていたと記しているが、父親本人は否定しており、毎日新聞記者による取材を通しても虐待情報は全くなかった。事件当時、姉は高校生であったが事件を契機に中退し、母親と祖母と一緒に故郷を離れ、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に向けて勉強していた。また、加害者は県立の中学校への進学を目指していたという。
  加害者はまじめで、遅刻はなく、授業にも積極的であった。友人を家に呼んだり、また友人宅を訪問して『ポケモン』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などのゲームで遊ぶこともあった。家には2台のパソコンがあり、そのうち1台が加害者専用のものだった。彼女は両親の寝室の隣に6畳の畳敷きの自分の部屋を持っていて、木目調の洋服ダンスと机が置かれていて、机にはカバンがかけられていた。ベッドにはハローキティの人形が置かれていた。『ボイス』、『バトル・ロワイアル』、『着信アリ』などのホラー小説を好んで読んでいた一方、『耳をすませば』、『名探偵コナン』などのアニメも好きであった。学校のクラブ活動では得意を活かしてコンピューター研究部に所属し、それに加えて地域のミニバスケットボールクラブにも入っていた。しかし、小学5年の3学期にミニバスケットボールクラブは辞めさせられた。
  彼女は跳び箱ができなかったが、何度も何度も練習するなど、最後まで頑張る姿がみられた。彼女は間違っていると思うと許せないタイプであった。例えば、友だちから悪ふざけをされたりすると、追いかけたり、倒したり、蹴ったりすることもあった。友達とよく遊ぶ反面、一人で物思いにふけることも多かった。教師の側に寄ってきて「何か、することない 」という感じで、手伝いを申し入れることもあった。父親は彼女のことを「病気で倒れた時、勇気づけられた。この子がいたから立ち直ったと思っている。とてもかわいい子だ 」と評している。彼女の家族は彼女を、「一人で過ごすことを好む」と評している。
  小学4年生のころの文集には次のような作文を載せている。
  10年ごの自分は20才になっている。成人式があるんだなぁ。着物をきてみたいけど...。成人式の話って、ニュースでみていても、長そうなので着物でたえられるのかなあと、しんぱいです。とにかくりっぱな成人として、一人の女せいとして、はずかしくないようにしたいなあと思います。
  彼女の評判は良かったが、小学5年生の終わりごろから精神的に不安定になってきた。友人を殴ったり、頭を壁に打ち付けるなどの行動がみられるようになり、一人で席にいることが多くなり、事件の2か月前に友人宅を訪れたときは暗い様子だったという。
  2021年11月24日現在、彼女は29歳である
発達障害
  長崎家庭裁判所の審判決定要旨「加害女児の人格的特性」では加害者の「対人的なことに注意が向きづらい特性」などが挙げられたが、広汎性発達障害などの診断を下すことは慎重に回避された。初回の鑑定では福岡県の精神科病院の院長が加害者を鑑定した[73]。その後、彼女は国立きぬ川学院入所後にアスペルガー症候群と診断された。2004年暮れの面接では、精神科医らに「この花分かる」と言われて菜の花を見せられたが、「家の近くで見たかもしれませんが、思い出せません」と回答した。次にヒマワリを見せられたが、こちらも「見たことがあるけど分かりません」と答えた。他にモンシロチョウやカブトムシも見せられたが答えることはできなかった。彼女を鑑定した精神科医らは「絵や字を見て知的に問題なく、むしろある部分で非常に発達した能力があると思ったが、問診の結果、年齢相応の基礎知識が欠落していると分かった」と話している。一方で、昭和大学医学部精神医学講座主任教授・岩波明医師は、加害女児に下された発達障害の診断は誤診だと指摘している。加害女児には被害者を含めた同年代の友人がおり、交換日記やウェブチャットなどで仲間とも交流していたことから、岩波医師は「アスペルガー症候群の『対人関係の障害』の診断基準を満たす特徴は見いだせない」としている。(「アスペルガー症候群#アスペルガー症候群と犯罪などとの関係」も参照)
  発達障害の特性が非行に直結するとは断言できないが、昭和大学教授の加藤進昌はアスペルガー障害が犯罪に直結するというような理解は誤りだと前置きした上で、いくつかの動機が理解しがたい「突き抜けた」犯罪で、その障害特性との関連が注目されるとしている。神戸連続児童殺傷事件豊川市主婦殺人事件長崎男児誘拐殺人事件、そして佐世保女子高生殺害事件の犯人もアスペルガー症候群ないしは自閉症スペクトラム障害を持っていたとされる。
被害者
  被害者は毎日新聞佐世保支局長の娘で、市中心部に近い支局の3階の支局長住宅で父親と次男の3人で暮らしていた。長男は徳島県の大学へ進学していて、母親は事件の3年前に亡くなっている。被害者は小学4年生のころ長崎から佐世保へ引っ越してきた。被害者は学校では映画研究クラブに所属しており、それに加えて加害者と同じ大久保小学校のミニバスケットボールクラブにも入っていた。父親は加害者と数回接している。1度目は小学4年生の時に総合学習で地元佐世保を調べるということで、父親が娘と加害者を含めた数人を車に乗せて弓張岳と烏帽子岳を回ったときで、はきはきした猫が好きな女の子という印象であったという。2度目は2003年の秋、娘がミニバスケットボールクラブを辞めようとしていたときで、退部を申し出るために小学校に娘と行ったところ部活中の加害者がいて、「○○ちゃん(被害者)、よくきたねぇ」と声をかけられたという。加害者は笑顔で、娘もうれしそうであったという。3度目は2004年ごろ、自宅に加害者がやってきて娘とパソコンをしていたという。その時、加害者は椅子に座らず膝立ちで娘の横にいたという。ほかにもよく食卓で加害者の明るい話題が上がっていたという。加害者と被害者はパソコンという共通の趣味を持っていて、被害者はパソコンが得意であった加害者を師匠のように見ていた。
  事件当時中学3年生であった兄は、5時間目の授業が急に自習になり、担任から突然呼び出されて事件を伝えるYahoo!ニュースの記事のコピーを手渡されたという。しかし、コピーを渡されたときに確信はないものの、加害者のことが思い浮かんだという。事件前、妹からトラブルを聞いていたからだ。
  兄は1、2回加害者と会ったことがあるという。自宅に妹の友人がよく遊びに来ていて、その中に加害者もいたという。話も合うし、からみやすい少女でゲームの話をしたり、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』を一緒に遊んだという。事件の2日前の運動会でも、ビデオカメラを回していた兄に加害者がちょっかいをかけたという。ニコニコしながらやってきて、ポーンと頭をはたいて逃げていったというが、被害者の他のクラスメートもよく同じようにちょっかいをかけてきたという
  また、兄は「もし彼女が謝罪に来るのなら、会うのが怖いという感情は僕にはない。きちんと会うべきだと思う。僕も相手も、対等な関係で。自分のしたことを全く理解できていない当時に謝られても、どう思えばいいか分からないけれど、自分がやったことが分かっているはずの今、きちんと謝ってほしい。その方が、スッキリする。逆に、施設から出た後に、会わせられる状態にないというのなら、それは国が再教育に失敗したんだってぐらいに僕は思っています」とコメントしている。
担任
  当時2人の担任を務めていた男性教諭は、2014年に雲仙市の小学校で、道徳の授業参観が始まる前の休み時間中、担任する6年生の男子児童に「ゲームで負けたら窓から飛び降りて」と発言し、市教委から文書訓告の処分を受けている。








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