虐待-惨殺問題-1

「児童虐待」NHK NEWS WEB
「児童惨殺」問題
京都アニメーション放火殺人事件-『ウィキペディア(Wikipedia)』
座間9遺体事件 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


2021.01.21-Yahoo!Japanニュース(埼玉新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/f19b44959bc68d01b40214c2577b31b0432f2cad
<乳児死亡>怒鳴り声、泣き声が昼夜問わず 衰弱した生後3カ月を放置死、両親逮捕「尋常ではなかった」

  衰弱した生後3カ月の四女を放置して死亡させたとして、埼玉県警捜査1課と児玉署は20日、保護責任者遺棄致死の疑いで、いずれも美里町関の無職の父親(29)と母親(28)を逮捕した。死亡した四女喜空(きあ)ちゃんは顎や肋骨(ろっこつ)を骨折しており、ミルクを飲んだりすることが困難な状態だったという。県警は父親らが日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べる。

逮捕容疑は昨年8月ごろ、自宅で、ミルクを飲まず低体重、低栄養状態だった喜空ちゃんに医師の診療を受けさせないで放置し、同年9月11日に死亡させた疑い。
■怒鳴り、泣き声頻繁 近隣住民「尋常ではない」
  現場はJR本庄早稲田駅から南東に約4キロ離れた住宅街にある2階建てアパートの一室。近隣では子どもの泣き声などがたびたび聞かれ、住民らは「何があったんだろう」と現場を見つめていた。

  近くに住む男性は、現場となったアパートの部屋から、男の怒鳴り声や女性や子どもの泣き声を聞くことが頻繁にあったという。「2年ほど前に男性が同居するようになってから、昼夜問わず泣き声などが聞こえ、30分ぐらい続くこともあった。尋常ではなかった」と話す。夫婦2人だけで数時間出掛ける姿もあり、「まともに子育てしているようには見受けられなかった」という。
   近隣の70代女性は「赤ちゃんを抱く姿を見掛けたことはあるが、いつも雨戸が閉まっていて室内の様子は分からないので、双子だとは知らなかった」と驚いた。昨年9月ごろには、アパートに救急車が来て、父親が慌ただしくしている様子を見たという。「なんでこんなことになったんだろう。幼い子どもがかわいそうで痛ましい」と声を落とした。
  次女が通っていた保育園の園長(62)は「(次女は)送迎バスで通っていたので、母親はあまり園に姿を見せなかったが、家庭環境が悪いようには見えなかった。事件を知り、別の家庭の事件なのではないかと思った」と話した。


2021.01.20-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/photos/210120/afr2101200001-p1.html
児童虐待~連鎖の軛 第4部(1)目黒5歳児死亡 見逃された母のDV被害
(1)
  《刑務所での生活は今は少し辛(つら)いですが、ゆっくり時間をかけて慣らしていこうと思っています》
  昨年11月4日、栃木県内の女子刑務所から手紙が弁護士宛てに届いた。丸みのある文字で丁寧に書かれた文面に、10月下旬に東京拘置所から栃木刑務所に移った報告や《社会で生きていける精神力と体力を回復させていきたい》と出所後の決意がつづられていた。
  差出人はかつて、世間から「鬼母」と罵(ののし)られ、猛烈な批判の渦中にいた平成30年、東京都目黒区で長女の船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=を死なせたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた優里(ゆり)受刑者(28)だ。事件では「おねがい ゆるして」と記された結愛ちゃんのノートが見つかり、「母親なのに子供を守らなかった」といった糾弾する声が相次いだ。

  裁判では、懲役8年の判決が下された。ただ、夫だった船戸雄大受刑者(35)=懲役13年が確定=から、看過できない心理的なDV(配偶者間暴力)を受け、逆らいにくい従属的な立場にあったとされた。裁判長は「結愛ちゃんは戻ってこないが、あなたの人生は続く。裁判が終わってもしっかりと考え、人生をやり直してください」と説諭。DVの影響が量刑上でも考慮された形となった。
  その判決から1年余り。優里受刑者から手紙を受け取った代理人の大谷恭子弁護士(70)は優里受刑者が、過去と向き合えるようになった心の変化を感じた。その一方で、事件を食い止められなかった社会へのわだかまりは拭い去れない。「誰かが手を差し伸べられなかったのか。結愛ちゃんは死なずに済んだはずだ」
夫の支配下に
  優里受刑者は24年に結愛ちゃんを出産。元夫と離婚した後、香川県内で同居を始めていた雄大受刑者と28年に再婚した。結愛ちゃんの誕生日には、家族でケーキを作ってお祝いした。どこにでもある普通の家庭。思い描いた理想の家族になれるはずだった。
(2)
  しかし、綻(ほころ)びは生じていた。長男が生まれ、優里受刑者が育児にかかりきりになり、雄大受刑者が結愛ちゃんの面倒を見る機会が増えた。その頃から、長時間の説教や優里受刑者へのDVが始まった。「モデル体形にする」と厳しい食事制限が課され、結愛ちゃんには「しつけ」と称した暴行が繰り返された。当初は暴力をやめるよう懇願した優里受刑者だったが、じわじわと「雄大が作った価値観」(大谷弁護士)に支配されていく。
  優里受刑者が結愛ちゃんを抱っこするだけで、雄大受刑者からとがめられ、恐怖で抱きしめられなくなった。優里受刑者は「(雄大受刑者が)ご機嫌でいれば結愛は安全」と考えるようになった。相手の顔色を常にうかがい、自ら結愛ちゃんの説教に加わることも。その後も虐待は続き、結愛ちゃんは亡くなった。全身170カ所に傷があり、体重はわずか12・2キロだった。
「自分が悪い」
  なぜ、防げなかったのか。DVと虐待が絡み合った環境に、第三者が介入する機会は何度もあった。
  香川県の児童相談所(児相)は28年12月と翌年3月に、結愛ちゃんの傷やあざを見つけ一時保護した。最初の一時保護の際、結愛ちゃんは「ママもたたかれている」と伝え、優里受刑者も「一緒に行きたい」と申し出たが、警察や児相は「あざや傷がなければDVでない」と説明した。
  東京拘置所で優里受刑者に面会を重ねてきたNPO法人「女性ネットSaya-Saya」の松本和子代表理事(72)は「何を聞いても『自分が全て悪い』という自責感情に覆われ、典型的な洗脳状態だった」と振り返る。優里受刑者は当初、DVを受けていた自覚すらなかったという。
  その後も介入の機会は逃された。香川県から東京都に転居した後の30年2月、品川児相が家庭訪問したが、優里受刑者は結愛ちゃんに会わせずに担当者を追い返した。雄大受刑者が逮捕されて恨まれるのが怖かったためだ。東京で頼れる大人は雄大受刑者以外いなかった優里受刑者。松本氏は「心理的DVは第三者から発見されにくいとはいえ、結果的に誰も彼女に寄り添えず、児相や警察、医療機関による二次加害が起きてしまった」と指摘する。
理想の母親像に縛られ
  孤立したのはDVだけが要因ではなかった。
  結愛ちゃんの一時保護が解除された29年、優里受刑者は香川県内の医療機関を受診し、結愛ちゃんを抱っこできなくなったことなど育児不安を伝えていた。抱っこすると雄大受刑者の機嫌が悪くなることを恐れての無意識での行動だった。大谷弁護士らによると、優里受刑者に対し、医師は「ハグできない冷たい母親」と捉え、児童相談所も面会で「子供を暴力から守れるのはお母さんだけ」と、一方的ともいえる指導で終わった。
(3)
  幾度となく突き付けられた理想の母親像。さらに雄大受刑者からのDVが追い打ちをかけ、自己肯定感を失っていた。「努力が足りてない」。自然に自分自身を責めるようになっていった。
  「『良い母親でありたい』という思いから、子育てがつらいと声を上げられない母親は多くいる」。こう話すのは、武蔵野大の中板育美教授(公衆衛生看護学)。日本社会には「育児は楽しく、母親は本能で子供を愛せる」といった母性神話が流れているという。そんな無意識の固定観念が母親を追い込み、虐待を個人の問題に矮小(わいしょう)化する要因となっている。
「完璧じゃなくても」
  厚生労働省によると、心中以外の虐待死における身体的虐待やネグレクト(育児放棄)では例年、主たる加害者は実母が半数近くを占めている。死亡した子供は3歳未満が6割ほどで母親は育児が大変な時期の子供と接する時間が多く、負担が集中しているとみられる。また、19~30年に虐待死した子供568人のうち少なくとも約10%にあたる51人は、実母がDVを受けていた。
  母親が虐待をしてしまうのは、養育能力の欠如や育児不安、DV、望まない妊娠など多様な背景が潜んでいる。中板氏は「親はそもそも不完全で完璧にはなれない。『正しい育児』を振りかざす支援だけでは親を責め、より孤立させてしまう。社会全体で育児を担う意識が必要だ」と話す。
  優里受刑者は現在、刑務所で平穏な日々を過ごし、刑務作業にあたっている。最近では運動場に出て、体を動かす意欲も湧いてきた。昨年2月には、事件に至るまでの経緯などをつづった手記も出版。差し入れの教科書を読み、勉強も始めている。
4)
  結愛ちゃんへの罪悪感が消え去ることはない。ただ、大谷弁護士によると、DVによる心理的な支配や、母親としての理想像の呪縛から解かれつつあるという。
  昨秋、拘置所で大谷氏に面会した優里受刑者は落ち着いた表情で、出所への意欲を伝え、保護されている長男に誓うように語った。「息子と一緒に暮らし、完璧じゃなくても、強い母になりたい」

  児童虐待の背景をみると、孤立や貧困、子育てのストレスなどが複雑に絡み合う。「子供だけでなく親も救いたい」。支援者はそう口にするが、一方で世間も親も「理想の親」像にとらわれる。渦中の親に聴いた。

「児童虐待」に関する皆さんの情報やご意見、ご感想を募集します。
住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661産経新聞大阪社会部「虐待取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはgyakutai@sankei.co.jpまでお送りください。



2021.01.06-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210106/k10012799131000.html
性的暴行し女性殺害か 保育士の男を再逮捕 警視庁

  東京 豊島区の会社員の女性が行方不明になり、遺体が栃木県の別荘地で見つかった事件で、警視庁は遺体を遺棄したとして起訴された保育士の男が性的暴行をしたうえ殺害したなどとして再逮捕しました。
  再逮捕されたのは、保育士の佐藤喜人容疑者(29)です。佐藤容疑者は東京 豊島区の35歳の女性会社員の部屋に侵入し、性的暴行をしたうえ殺害したなどとして強盗殺人などの疑いが持たれています。
  捜査関係者によりますと、佐藤容疑者は女性とは面識がなく、調べに対して「金を取るために留守だと思って部屋に侵入したが、女性がいて騒がれたので殺すしかないと思った」などと供述したということです。

  さらに「殺害する前に性的暴行をした」という趣旨の供述をし、女性の部屋からは佐藤容疑者のDNAが検出されたということです。
  東京 新宿区などでは佐藤容疑者によく似た男が、ほかにも複数の女性のあとをつける様子が防犯カメラに映っていて、警視庁が関連を調べています。
  警視庁によりますと、再逮捕後の調べに対しては黙秘しているということです。








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