日本の防衛問題-1      自衛隊や自衛の措置-JFBA  中国の南シナ海進出と国際社会の対応



2023.05.25-旭日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASR5T5T0NR5TUTFK00M.html
自衛隊の護衛艦、旭日旗掲げ韓国に入港へ 日韓関係改善の流れ

  今月末に韓国で行われる多国間の海上訓練をめぐり海上自衛隊の護衛艦が、自衛艦旗(旭日旗〈きょくじつき〉)を掲げて韓国の釜山港に入港することがわかった。旭日旗の掲揚は2018年以降、日韓間の懸案の一つとなっていたが、両国の関係改善の流れを受けて掲揚しての入港が実現する。両国の政府関係者が取材に明らかにした。

  自衛隊法などは、日本国籍を示すものとして旭日旗の航海中の掲揚を義務付けているが、韓国では旭日旗を「日本軍国主義の象徴」とする見方がある。文在寅(ムンジェイン)政権時代の2018年10月、韓国・済州島(チェジュド)で行われる国際観艦式で旭日旗の掲揚を自粛するよう韓国側から要請され、海自は護衛艦の派遣を断念した経緯がある。
  今回の多国間訓練は今月31日、済州島周辺海域で、大量破壊兵器の拡散を防ぐための対応を把握する目的で実施される。米国やオーストラリアなども参加し、日本からは海自の護衛艦1隻が参加する予定だ。
  日韓関係は、韓国側が3月に徴用工問題の「解決策」を決定したことで、首脳が互いの国を訪問する「シャトル外交」が再開するなど改善傾向にある。


2023.05.08-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20230508-UZJPIVRCN5POHLKYUYOKTRYYRQ/
中国艦艇5隻がオホーツク海へ 情報収集艦は津軽海峡抜ける

  防衛省は8日、中国海軍の艦艇計5隻が北海道の宗谷海峡を抜けてオホーツク海へ移動したと発表した。別の情報収集艦1隻は津軽海峡を太平洋へ抜けた

  海上自衛隊は、いずれも礼文島(北海道)の北西約40キロの海域を北東へ進む中国海軍の艦艇で、5日午後8時ごろにはミサイル駆逐艦など3隻、6日午前0時ごろには別のミサイル駆逐艦など2隻をそれぞれ確認した。計5隻は宗谷海峡を東へ抜けた。この5隻は4月30日、東シナ海から対馬海峡を経て日本海へ出ていた。
  また、海自は5日午後4時ごろ、竜飛岬(青森県)の南西約30キロの海域を北東へ進む中国海軍の情報収集艦1隻を確認。その後、津軽海峡を北東へ進み、太平洋へ向けて航行した。同艦は4月29日に対馬海峡を北東へ抜けていた。


2023.04.22-REUTERS-https://jp.reuters.com/article/idJP2023042201000741
北朝鮮衛星に備え破壊準備命令

  浜田靖一防衛相は22日、北朝鮮が計画する「軍事偵察衛星1号機」を発射し、日本領域に落下する事態に備え、自衛隊に「破壊措置準備命令」を出した。自衛隊は、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の沖縄県・石垣島など先島諸島への配備に着手。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦の展開に向けて準備を進める。準備命令が出るのは2012年以来。防衛省が発表した。

   政府は北朝鮮の衛星打ち上げについて、事実上の長距離弾道ミサイル発射とみなしている。準備命令は、自衛隊がミサイル防衛による迎撃態勢に入る前段階で必要な作業を進めるための措置。米国のバイデン大統領と韓国の尹錫悦大統領は26日、米ワシントンで会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応を協議する。
   政府筋によると、衛星は南西諸島上空を通過する可能性がある。PAC3配備を想定するのは、石垣島のほか、宮古島、与那国島。12年、16年にも沖縄へPAC3を展開した。落下物があった場合の被害を最小限化するため、沖縄への連絡員派遣や部隊展開を急ぐ。
【共同通信】


2023.04.11-産経新聞-
潜水艦発射型誘導弾、三菱重工と開発契約 防衛省発表

  防衛省は11日、反撃能力(敵基地攻撃能力)として配備を計画するスタンドオフミサイルに関連する事業の契約状況を発表した。潜水艦から発射可能な長射程の対艦誘導弾の開発事業など4事業について、いずれも三菱重工業と契約した。

  同省によると、対艦誘導弾開発事業の契約額は約584億円で、令和5~9年度に開発に取り組む。
  他の3事業は、敵艦隊を迎撃する「12式地対艦誘導弾」の能力向上型の量産事業(契約額約1734億円)と開発事業(同約269億円)
島嶼(とうしょ)防衛用高速滑空弾の量産事業(同約1194億円)。誘導弾と滑空弾はそれぞれ8年度以降の納入を予定している。数量に関しては、防衛能力を明らかにすることにつながるとして公表していない。








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