アメリカ問題-防衛-1


2020.4.30-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/world/news/200430/wor2004300017-n1.html
米艦の「航行の自由作戦」、南シナ海で異例の連日実施

【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊は29日、米海軍のミサイル巡洋艦バンカーヒルが同日、中国が人工島を造成して軍事拠点化を進める南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島の付近を通航する「航行の自由」作戦を実施したことを明らかにした。また、28日には同作戦の一環として米海軍のミサイル駆逐艦バリーが中国の実効支配下にある南シナ海のパラセル(西沙)諸島の付近を通航したとしている。
   米艦船が南シナ海で連日にわたり「航行の自由」作戦を実施するのは異例。
   第7艦隊報道官は声明で「(中国による)南シナ海における無法かつ見境のない主張は、航行や飛行の自由、全ての船舶の無害通航権といった海洋の自由に対し、今だかつてない脅威を与えている」と批判した。
   声明はまた、「一部の国が海洋法条約に照らして国際法で認められた権利の制限を主張する限り、米国はこれらの権利と自由を擁護する決意を行動で示していく」と表明し、南シナ海での中国の覇権的行動を決して容認しない立場を強く打ち出した。
   中国政府は18日、海南省三沙市の下に、パラセル諸島とスプラトリー(南沙)諸島をそれぞれ管轄する行政区を設置したと発表するなど、ここへきて南シナ海の実効支配のさらなる強化を図っている。
   米海軍による今回の作戦は、中国がとるこうした動きを看過しないとの警告を発する狙いで実施されたとみられる。


2020.4.25-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405191000.html
新型コロナ 米海軍の駆逐艦「キッド」で乗組員18人が感染

アメリカ海軍は24日声明を発表し、洋上に展開している駆逐艦「キッド」の乗組員18人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと明らかにしました。
  「キッド」は、トランプ政権が今月決定した麻薬密輸の取締り強化のためにカリブ海と東太平洋に展開していましたが、国防総省のホフマン報道官によりますと、今後、港に移動させたうえで、乗組員の隔離や船内の消毒作業を行うということです。
  アメリカ海軍では、これまでにも基地に停泊中の複数の艦艇で乗組員への感染が伝えられていますが、洋上に展開している艦艇で感染が確認されたのは840人の乗組員が感染した原子力空母「セオドア・ルーズベルト」に続いて2隻目で、アメリカ軍の即応態勢への影響を懸念する声がさらに高まるものとみられます。


2020.4.14-宮崎日日新聞-https://www.the-miyanichi.co.jp/news/World/2020041401001362.php
米空母、感染避け大西洋上で待機 トルーマン

  【ワシントン共同】米海軍は13日、任務を終えて帰国予定だった原子力空母ハリー・トルーマンを中心とする空母打撃群について、乗組員の新型コロナウイルス感染を避けるため大西洋上で待機させると明らかにした。米軍では空母乗組員の感染が増え、即応態勢に懸念も出始めている。

  トルーマンは昨年11月、母港とする米南部バージニア州ノーフォークの海軍基地から出航し、中東の海域でイラン監視などの任務に当たっていた。第2艦隊のルイス司令官は声明で「通常は岸壁で次の派遣に備えるが、新型コロナに直面した状況では乗組員を守る必要がある」と説明した。


2020.4.8-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200408/k10012374531000.html
米空母乗組員の感染拡大めぐり艦長解任の海軍トップ辞任

アメリカ軍の原子力空母の乗組員に新型コロナウイルスの感染が広がる中、空母の艦長を解任したことなどで批判を受けていた海軍トップのモドリー長官代行が辞任したことが明らかになりました。
  アメリカのエスパー国防長官は7日、声明を発表し、海軍トップのモドリー長官代行が辞任を申し出て、これを認めたことを明らかにしました。
  アメリカ海軍では原子力空母「セオドア・ルーズベルト」で、6日までに乗組員173人の感染が確認されていますが、モドリー長官代行は空母の艦長が感染への緊急措置を求めた軍の上層部への書簡を外部に漏えいさせたなどとして、2日この艦長を解任しました。
  その後モドリー長官代行は空母の乗組員を前に「彼は艦長になるにはあまりにも世間知らずか、バカだった」と演説し、この発言がメディアを通じて流出すると、野党・民主党の議員から長官代行の辞任を求める声が上がっていました。
  一方、アメリカの政治専門サイト「ポリティコ」は7日、アメリカ西部ワシントン州の基地で原子力空母「ニミッツ」の乗組員が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝えました。
  これで乗組員の感染が確認された空母は、横須賀基地に配備されている「ロナルド・レーガン」を含め4隻目になるということで、さらに感染が拡大すればアメリカ軍の即応態勢に影響が出ることが懸念されています。


2020.4.8-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200408/mcb2004081016012-n1.htm
米原子力空母4隻で新型コロナ感染者 即応態勢に懸念

【ワシントン=黒瀬悦成】米政治紙ポリティコ(電子版)は7日、西部ワシントン州ブレマートンで出航準備を行っていた米海軍の原子力空母ニミッツの乗組員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝えた。
  国防当局者が同紙に語ったところでは、乗組員は既に下艦し隔離措置が取られている。また、この乗組員と接触した他の乗組員の特定も急いでいるという。
  米原子力空母での新型コロナ感染をめぐっては、3月にフィリピン海で作戦行動をとっていたセオドア・ルーズベルトでこれまでに乗組員150人以上の感染が確認され、3千人近い乗組員が米領グアムで隔離措置を受けている。 
  また、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を事実上の母港とするロナルド・レーガン、ワシントン州ピュージェット湾でメンテナンス作業中のカール・ビンソンでもそれぞれ感染者がいたことが判明した。
  感染者が出た空母は計4隻となり、中国や北朝鮮の脅威をにらんだインド太平洋地域での米軍の即応態勢をめぐる懸念が一層高まるのは避けられない。


2020.4.1-YahooJapanニュース(産経新聞)-https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000519-san-n_ame
米原子力空母の新型コロナ感染者150~200人に拡大か 艦長が緊急支援求める書簡

【ワシントン=黒瀬悦成】米原子力空母セオドア・ルーズベルトの艦内で乗組員の新型コロナウイルスへの感染が見つかった問題で、同艦のクロージア艦長が「感染が急速に拡大している」として米海軍幹部に対して緊急支援を要請する書簡を送った。米紙サンフランシスコ・クロニクルが3月31日伝えた。
   同紙は同艦幹部の話として、乗組員約4千人のうち150~200人が感染したとしている。
   クロージア艦長は4ページにわたる書簡で、同艦は感染発覚を受けて米領グアムに停泊したものの、感染者の一部だけが上陸を許されたと指摘。艦内では感染者を隔離する空間的な余地がないと訴え、感染者らを陸上の施設に隔離収容するべきだと主張した。
   艦長はまた、乗組員全員に対して陸上で2週間の隔離措置をとり、艦内からウイルスの一掃を図る必要があるとし、「果断な行動が必要だ。乗組員を艦内に留めて無用の危険にさらしてはならない」と訴えた。
   これに対し、モドリー海軍長官代行は31日、CNNテレビの番組に出演し、同艦の乗組員の大半を降ろして艦内の除菌作業を行う考えを明らかにした。グアムの基地内には全ての乗組員を収容する施設がないことから、グアム政府と協議の上でホテルや簡易テントなどを活用する方向で調整を進めているとした。
   セオドア・ルーズベルトは3月上旬にベトナム中部ダナンに寄港後、南シナ海方面に移動。乗組員の感染が最初に見つかった同月24日は、南シナ海での中国の覇権的行動を牽制(けんせい)する狙いからフィリピン海で演習を実施していた。同紙によると、現在までに重症者は出ていないという。


2020.3.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/world/news/200328/wor2003280019-n1.html
米空母2隻での感染は対中抑止に重大な影響 「ロナルド・レーガン」でも2人 横須賀基地を閉鎖

【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に停泊中の米原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたとFOXニュースが27日伝えたことで、中国の脅威をにらんでインド太平洋地域に展開中の空母2隻がともに事実上の行動不能となるという異例の事態に陥った。米海軍の即応能力と中国に対する抑止力の低下は避けられない。
   横須賀基地のジャレット司令官は27日、「同基地所属の水兵2人が新型コロナに感染した」と発表した。同基地を母港とする空母レーガンの乗組員を指すとみられる。同基地では26日、米国から戻った水兵1人の感染が確認されている。基地司令部は向こう48時間にわたり基地を閉鎖することを決めた。
   インド太平洋地域で作戦行動を実施していたもう一隻の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」でも先週、複数の感染者が確認された。FOXニュースによると、ルーズベルトは日本時間27日朝、米領グアムの海軍基地に到着した。艦内の感染者は約30人に上り、いずれも軽症とされる。米海軍は乗組員約5000人のうち発熱症状などのある乗組員を中心に感染の有無を検査する。
   アキリノ太平洋艦隊司令官が26日にAP通信に語ったところでは、ルーズベルトがいつグアムを出航できるかは未定。ハイテン統合参謀本部副議長は27日、一部記者団に「乗組員の検査は1週間以内に終わる」との見通しを示した。
   ルーズベルトは乗組員の感染が見つかった当時、南シナ海での中国の覇権的行動を牽制(けんせい)する狙いからフィリピン海で演習を実施していた。

   同艦およびレーガンが一時的に行動不能となったことに関し、専門家などの間では、中国の習近平体制がこれに乗じて南シナ海や台湾周辺で挑発行動を仕掛けてくることを懸念する声が強まっている。また、両空母に限らず、新型コロナ感染拡大の影響で艦船の修理や機材の調達に支障が出る恐れも指摘されている。
   エスパー国防長官は27日、国防総省職員らに通達を出し、米国の敵対勢力が新型コロナへの対応に忙殺されている間に「危機に付け込んでくる可能性がある」と警告した上で「必要とあれば世界各地での安全保障態勢を修正することもためらわない」と強調。中国などの出方次第では逆に軍事的圧力をかけていく立場を示唆した。
   国防総省によると、27日現在の米軍の感染者数は309人。うち29人が同日新たに感染が確認された。



2020.3.13-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012329441000.html
米 イラク国内の武器庫を空爆 兵士死亡の攻撃に報復

アメリカ国防総省は、イランの支援を受ける武装組織がイラクで11日に、アメリカ兵など3人が死亡したロケット弾攻撃に関与していたとして、この組織の拠点を空爆したと発表しました。
  アメリカ国防総省は12日、声明でイランの支援を受けるイスラム教シーア派の武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の、イラク国内の5つの武器庫を空爆したと発表しました。
  イラクでは11日にアメリカ軍の拠点に18発のロケット弾が打ち込まれ、アメリカ兵2人とイギリス兵1人の3人が死亡していて、この攻撃に「カタイブ・ヒズボラ」が関与していたとしています。
  国防総省は「テロ組織はアメリカと同盟国への攻撃をやめなければ、さらなる結果に直面する」として、さらなる攻撃があれば報復を辞さないと強調しました。
  アメリカはことし1月、イランのソレイマニ司令官を殺害した時に、「カタイブ・ヒズボラ」の創設者も殺害していて、「カタイブ・ヒズボラ」は報復を宣言しています。
  今回の攻撃の応酬で今後、さらなる報復の連鎖を生み、アメリカとイランの緊張が再び高まることが懸念されます。



2020.3.12-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012327201000.html
イラクの米軍基地にロケット弾攻撃 3人死亡

イラクでアメリカ軍が駐留する基地がロケット弾による攻撃を受け3人が死亡し、アメリカの複数のメディアは、このうち2人はアメリカ人だと伝えました。イラクでは、去年12月にアメリカ人がロケット弾攻撃で死亡したことをきっかけに、アメリカによるイランの司令官殺害などにつながっただけに、再び両国の緊張が高まることが懸念されます。
  アメリカが主導する有志連合の報道官は声明を発表し、首都バグダッドの北のタージにあるアメリカ軍が駐留する基地に11日夜、18発のロケット弾が打ち込まれたことを明らかにしました。
  声明によりますと、この攻撃で有志連合の関係者3人が死亡したほか、12人がけがをしたということで、アメリカの複数のメディアは、軍の当局者の話として、死亡したのは、アメリカ人2人とイギリス人1人だと伝えています。
  イラクでは去年12月、アメリカ軍が駐留する北部の基地にロケット弾が打ち込まれ、アメリカ国籍の民間人1人が死亡しています。
  これをきっかけに、アメリカ軍はイランが支援する武装組織への攻撃を開始し、アメリカによるソレイマニ司令官の殺害やこれに対するイランによる報復攻撃につながった経緯があるだけに、今回の攻撃で再びアメリカとイランの間で緊張が高まることが懸念されます。


2020.1.10-産経新聞 THE SANKEI NEWS WEB-https://www.sankei.com/world/news/200110/wor2001100027-n1.html
イラクで軽くなった米国の存在 イランとの覇権争いに影

【イスタンブール=大内清】米・イラン対立の最前線となっているイラク。米国とイランは、2003年のイラク戦争以降、不安定化した同国を勢力圏におさめようと争ってきた。
 米国は1980年代、中東有数の産油国イラクを、イランに対する防壁とみなしてきた。反米を掲げるイスラム教シーア派の政教一致体制が79年のイラン革命で誕生。米国は、80~88年のイラン・イラク戦争でイラクを支援した。
 この構図を崩したのが2003年のイラク戦争だ。フセイン政権が打倒され、同政権下では低い地位に甘んじていたシーア派が、戦後政治の主導権を握った。宗教的につながりの深いイランは、労せずしてイラクに浸透する好機を得た。以降、イラクをめぐる覇権争いはイランのペースで進んでいるといっていい。
 トランプ米政権は、影響力を保持したまま兵士を帰還させる「名誉ある撤収」を目指しているが、イラン革命防衛隊の司令官殺害はその足かせとなる可能性がある。司令官殺害を受け、イラク国会は米国を含む外国軍の駐留終了を求める決議を採択した。法的拘束力がないとはいえ、イラクで米国の存在が軽くなっていることは否定できない。米軍撤収後の課題である「イランによるイラク浸透の抑止」はいっそう困難になった。


2020.1.9-NHK NEWS WEB-https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-522828/
米大統領"軍事力行使望まず"対イラン政策
(JIJI PRESS 時事通信社)

【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、イランによる駐留米軍基地に対する弾道ミサイル攻撃を受けてホワイトハウスで国民向けに演説し、「軍事力を行使したくはない」とイランへの報復攻撃に否定的な考えを示した。一方で「即座に新たな経済制裁を科す」と表明した。
  革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で一気に緊張が高まった米イラン関係は、イランによるミサイル攻撃に発展した。だが、イランは米側に人的被害が出ないように配慮したとみられ、ザリフ外相も「緊張激化や戦争は望んでいない」と明言。米国としても全面衝突を回避するため、制裁で幕引きを図った形だ。
  トランプ氏は「米国人に犠牲者はおらず、基地の損傷も最小限だった」と強調した。さらに「イランは攻撃を終えたようだ。全ての関係者や世界にとって良いことだ」と述べ、弾道ミサイルを使った今回の攻撃について直接的な非難を避けた。
  また「ソレイマニを排除することでテロリストに強力なメッセージを送った」と米軍の作戦を正当化。イラン指導部と国民に対しては「自国の繁栄と他国との協調に基づく素晴らしい未来をつくってほしい」と呼び掛け、対話の意思を示した。 【時事通信社】







このTopに戻る


































monomousu   もの申す
最近のニュース
TOPにもどる