チェコスロバキア共和国-1(世界の国々)
2024.06.11-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240611-Z2WGXZMF65GDFHKRF6XLJK3BTI/
東欧で相次ぐ放火は「ロシアの破壊工作」とチェコ首相 外国人雇い指示か
チェコのフィアラ首相は
10日、首都プラハで6日に起きた放火事件をめぐり「ロシアが組織、資金調達した可能性が強い」と述べた。その上で、
東欧各地で最近放火が相次いでいることに触れ、「ロシア情報当局が関与した破壊工作」という見方を示した。
チェコ紙によると、
プラハでは、バス会社の車庫が放火された。職員がすぐに消火し、大きな被害はなかったが、警察は8日、この事件を巡って南米人の男をテロ関与容疑で逮捕した。事件の数日前にチェコに入国したとみられている。
相次ぐ放火には、ポーランドも警戒を強めている。同国のトゥスク首相は5月20日に地元テレビで、ロシアの指示で破壊工作に加担した疑いで9人を当局が逮捕したと明かし、
「暴行や放火、放火未遂」を行ったと非難した。ポーランド西部のペンキ工場が放火されたほか、バルト3国のうちリトアニア、ラトビアも標的になったとしている。
容疑者9人の国籍はウクライナ、ベラルーシ、ポーランドの3カ国だった。
リトアニアでは5月初め、首都ビリニュスの大型家具店の倉庫が放火された。その数日後、ポーランド・ワルシャワのショッピングセンターが炎上する事件が起き、トゥスク氏はこの件でもロシアが関与した可能性があるとしている。
2024.04.07-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240406-N2U5QNA2FJKBRCHV3IOMOQ7XFU/
中国大使館関係者、台湾次期副総統をチェコで尾行か
台湾の蕭美琴次期副総統が
3月に東欧チェコを訪問中、現地の中国大使館関係者が車で蕭氏の車列を尾行していたとの報道があり、
台湾の外交部(外務省に相当)は6日、チェコ側が調査していると明らかにした。台湾メディアが伝えた。
チェコや台湾のメディアによると、プラハで蕭氏の車列が不審な車両に追尾されていたため、チェコ警備当局が車両の行く手を阻んだところ、運転していたのは中国大使館関係者であることが分かったという。
台湾の外交部は報道を受け、在チェコの出先機関に対し、チェコ当局に事実関係を確認するよう要請。チェコ側は調査中と回答したという。
(共同)