医療


2019.12.14-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/life/news/191214/lif1912140038-n1.html
日医が財務省押し切る 診療報酬改定の舞台裏

小数点以下の攻防は日本医師会(横倉義武会長、日医)が財務省をかろうじて押し切る格好となった。医師らの技術料や人件費にあたる「本体部分」を0・55%引き上げることが固まった、令和2年度の診療報酬改定。本体のマイナス改定を求める財務省と、プラス改定を主張する日医、日医をバックアップする厚生労働省との間で激しい攻防が展開された。(坂井広志、桑原雄尚)

 13日夕、横倉氏の携帯電話が鳴った。電話の主は加藤勝信厚労相だった。
 「働き方改革分の0・08%を含め0・55%です。働き方改革は基金でも上積みし、診療報酬と基金のハイブリッドで対応します」
 日医は働き方改革を前面に出し、人件費増を重点要望していた。前回(0・55%)を上回らなかったが、重点要望には診療報酬と基金の両方で対応する-。そんなメッセージに横倉氏は納得した。
 麻生太郎副総理兼財務相が攻勢を仕掛けてきたのは5日の経済財政諮問会議。「診療報酬の引き上げは医療機関にとって収入増だが、国民には負担増となる。国民全体の負担の抑制を主眼に置いて、慎重に対応する必要がある」と語り、日医を牽制(けんせい)した。
 これに日医も黙ってはいなかった。医療系団体で構成する国民医療推進協議会は6日、総決起大会を開き、「適切な財源を確保するよう強く要望する」とした決議を採択した。大会には与野党の幹部らが多数出席。紹介される度に「頑張ります」などと気勢を上げる議員たちに、横倉氏は満面の笑みで拍手を送った。
 横倉氏が一貫して求めたのは、前回を上回る改定率だ。11日には講演で、他産業に比べて医療従事者の賃金の伸びが低いことを指摘し「少なくとも1%の賃上げをする必要がある。国費ベースでは517億円で診療報酬改定でいえば0・5%だ」と語った。
自民党厚労族は12日、非公式幹部会を開催。伊吹文明元衆院議長は厚労省幹部に強気で財務省と交渉するよう叱咤(しった)激励した。
 日医と厚労省は「0・55%」という攻防ラインの土俵際で踏ん張った。財務省は0・3%まで譲ることも念頭にあったが、それもかなわなかった。日医は自民党の有力支持団体。診療報酬の改定率は時の首相の意向を無視して決まることはない。来年夏の東京五輪以降の衆院解散がささやかれる中、日医の意向がむげにされることはなかった。


2019.11.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191115/k10012178601000.html
ハンセン病家族補償法 成立「国会および政府は深くおわび」

ハンセン病の元患者の家族に対する差別被害を救済するため、最大で180万円を補償するなどとした法律が、15日の参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。
  この法律は、ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受け、超党派の「国会議員懇談会」などがまとめたもので、15日の参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。
  法律では、国の責任を明確にするために、前文に、「国会および政府は、深くおわびする」などと記しています。そして、裁判に参加していない人も含めて幅広く補償し、元患者の配偶者や親子には180万円、きょうだいや同居していた親族には130万円を支払うなどとしています。また、15日の本会議では、ハンセン病をめぐる差別の解消に向けた啓発を行うため、名誉回復の対象に「家族」を加える「改正ハンセン病問題基本法」も成立しました。
  補償金の請求期限は、法律の施行日から5年以内となっていて、本人の請求に基づいて支給の手続きが進められ、早ければ来年1月末には支払いが始まる見通しです。

弁護団「最終解決には偏見・差別の一掃を」
ハンセン病の元患者の家族に対する差別被害を救済するための法律が15日、成立したことを受けて、家族訴訟の弁護団が声明を出しました。
  この中で「今回の法律は家族被害の全面解決に向けての大きな前進をもたらすものとして高く評価している」としています。
  一方で、「ハンセン病に関する偏見や差別は、国の長年にわたる啓発活動にもかかわらず深刻な形で根づいている。最終的な解決のためには偏見や差別を一掃することが何よりも切実に求められている。国は総力をあげてこれまでの啓発活動を見直し根絶に向けて最大限の努力を行うべきだ」としています。

加藤厚生労働相「1月下旬の支給を目指したい」
加藤厚生労働大臣は、記者団に対し、「厳しい偏見と差別の中で、家族関係をつくることもできないなどの苦痛とご苦労があったので、その思いをしっかり受け止める。法律には、補償の実施と偏見差別の解消、家族の名誉回復などが盛り込まれているので、私自身が先頭に立って、関係省庁と連携しながら取り組んでいきたい」と述べました。
  また、補償金の支給手続きについて、「来週から受け付けを始めるので、まずは申請をしてもらいたい。スムーズに進めば、来年の1月下旬の支給を目指したい」と述べました。
菅官房長官「今後も解決に全力」
菅官房長官は午後の記者会見で、「ことし7月に安倍総理大臣が控訴しないと表明して以来、原告団や弁護団と真摯(しんし)に話し合いを続けてきたが、超党派の議員懇談会で『一日も早く』と、短期間で法案がまとめられたと承知しており、関係者の努力に敬意と感謝を申し上げたい」と述べました。
  そのうえで、「成立した法律を踏まえ、対象となる家族への補償金が円滑に支給されるよう周知・広報などを進めるとともに、偏見や差別の解消に向けて啓発活動などを図っていく。今後も、ハンセン病問題の解決に全力で取り組み、家族の方々が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指していく」と述べました。

公明 山口代表「救済を図り偏見をなくしたい」
公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で「長い間、患者や家族の皆さんが大変な苦労をされてきた経緯がある。法案の成立をもって、救済を図り、社会の偏見をなくして、共に生きる世の中にしていきたい」と述べました。


日経ビジネス-https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00117/00042/
悲惨な医師の労働環境 放置すれば医療崩壊も
(古川 湧:日経ビジネス 記者)

医師の長時間労働問題が改善されず、過労を苦に自死を選ぶ人も少なくない。高齢化で患者が増えればしわ寄せは医師に集まるが、法規制などは一向に進まないのが現状だ。放置すれば医療の崩壊を招くとも指摘されており、一刻も早い対策が求められている。

 「もう医療現場は限界にきています。この惨状を世の中に伝えて、我々を助けてください」。今年4月、医師のA氏から記者のもとに悲痛なメールが寄せられた。自分が勤める病院では医師の労働環境が悪化しており、過労から医療ミスも発生しているという。病院での業務が終わった後の深夜1時過ぎに時間を確保してもらい、取材に向かった。

経営難が医師にしわ寄せ
 A氏は30代半ばの外科医で、神奈川県のある病院に勤めている。残業が180時間を超える月もあり、「労働環境はどんどん過酷になっている」と話す。
 以前から楽な仕事ではなかったが、一段と労働強化が進んだのは数年前に経営方針が変わってから。それまで大学病院に紹介していた重症の患者も引き受けて治療することになった。病院の経営はかねて赤字続きの状況で、収益を改善するための方針転換だった。 ところが、患者の数が増えたにもかかわらず、診療にあたる医師は人件費を抑えるためほとんど補充されなかったという。
 当然、医師の負担は急増。より良い労働環境を求めて離職者が相次ぎ、残された医師に業務が集中するようになった。「重篤な患者も担当する中で責任を感じ、とても辞められなかった」とA氏は振り返る。同病院では特に外科医が少なく、今は経験の浅い医師も含めて数人で月50件以上の手術をこなしている状況。「業務量は以前の約2倍に膨らんだ」(A氏)という。


2019.7.12-朝日新聞 DIGITAL-https://www.asahi.com/articles/ASM7D2PWYM7DUTFK002.html
ハンセン病控訴見送り、首相が談話 家族と面会し謝罪へ

政府は12日午前、元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決を受け、「政府として深く反省し、心からお詫(わ)び申し上げる」とした安倍晋三首相談話を持ち回り閣議で決め、正式に控訴断念を表明した。訴訟への参加・不参加を問わず、家族を対象とする新たな補償の措置を講じるとも明記した。

菅義偉官房長官が同日午前の閣議後会見で明らかにした。また、判決に対し「国家賠償法、民法の解釈の根幹に関わる法律上の問題点がある」とする政府声明も閣議決定した。安倍首相は9日に控訴見送りを表明していた。 首相談話では、控訴断念は「極めて異例の判断」としたうえで、国の隔離政策の下で、「患者・元患者のみならず、家族に対しても、社会において極めて厳しい偏見、差別が存在した」として、人権侵害を重く受け止めて政府として謝罪した。原告が求める安倍首相との面会についても、「直接お会いして気持ちを伝えたい」と盛り込んだ。
 判決が確定すれば、元患者家族561人のうち、20人をのぞいて総額3億7675万円が賠償される。訴訟に参加しなかった家族も対象となり、今後は立法措置が必要になるとみられる。根本匠厚生労働相は「家族が抱える問題の解決を図るための協議の場を設置する」と記者団に述べ、家族の意向を踏まえながら進める考えを示した。


2019.7.9-岡山 NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190709/4020003141.html
ハンセン病家族訴訟国控訴せず

ハンセン病の患者に対する誤った隔離政策で家族も差別されたとして500人あまりが訴えた集団訴訟で、家族が受けた損害についても国の責任を認めた熊本地方裁判所の判決について、安倍総理大臣は控訴しないことを表明しました。
原告の1人で岡山市に住む原田信子さん(75)は記者会見で「総理大臣に会ってどれだけ苦労したか話したい」と話しました。

ハンセン病の元患者の家族たち500人あまりは、患者に対する誤った隔離政策で家族も差別され被害を受けたとして国を訴え、熊本地方裁判所は先月28日の判決で、患者の子どもが学校から入学を拒否されたり、結婚や就職の機会が失われたりしたことなどを差別被害だと認めました。
そして元患者だけでなく、家族が受けた損害についても国の責任を認める初めての判断を示し、国に3億7000万円あまりの賠償を命じました。
これについて安倍総理大臣は「筆舌に尽くしがたい経験をされたご家族の皆さまのご苦労をこれ以上長引かせるわけにはいきません」などと述べ控訴しないことを表明しました。
国が控訴しない方針を表明したことを受けて、集団訴訟の原告団が都内で集会を開き、安倍総理大臣が原告1人1人と面会し謝罪の思いを伝えてほしいと訴えました。
原告の1人で岡山市に住む原田信子さん(75)は記者会見で「びっくりしてうれしかった。総理大臣に会って私たちがどんな苦労をしたか話したいと思う」などと述べました。


2019.6.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/west/news/190628/wst1906280031-n1.html
ハンセン病家族被害も国に賠償命令 熊本地裁 ハンセン病、責任認める

ハンセン病患者の隔離政策で本人だけでなく家族も深刻な差別を受けたとして、元患者の家族561人が、国に1人当たり550万円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟の判決で、熊本地裁(遠藤浩太郎裁判長)は28日、国の責任を認め、計約3億7千万円の賠償を命じた。元患者の家族が起こした集団訴訟では初めての判決。

 元患者本人の訴訟では、平成13年5月の熊本地裁判決が隔離政策を違憲とし、国に約18億2千万円の賠償を命令。小泉純一郎首相(当時)が控訴を断念し、国は謝罪した。ただ、その後創設された補償の対象は本人の被害だけで、家族の被害は含まれなかった。

 同様の家族訴訟では、母親が患者だった鳥取県の男性が国と鳥取県に賠償を求めた訴訟で、鳥取地裁判決が27年9月に請求を棄却し、昨年7月に広島高裁松江支部も支持した.


2019年3月
透析中止-患者数人死亡事件:2018年8月「公立福生病院」(東京都福生市)で担当医が患者の40代の腎臓病患者の女性に人工透析治療中止の
     選択肢を示し、収支を選んだ女性が約一週間後に死亡していた。この病院ではほかに30代、50代の男性2人が人工透析治療を中止、死亡し
     たとの情報賀あり、都は医療法違反も視野に立ち入り調査を始めた。(2019.3.8)
日本透析医学会は「人工透析中止問題」で「患者に人工透析治療を中止する提案をすることは少ないし、そのような経験はまったくない。この事件では「医学的」
     や「倫理面」での検証が必要で、患者の心の変化が多い中で、きちんと説明し、患者の意思を丁寧に聞くことが必要である」と話した。(2019.3.8)
賃貸大手の「レオパレス」の施行不良問題
      一):遮音性に問題「あり-救急車などのサイレン音のような高音域での遮音性に問題。工場での生産性
        をあげるため、発泡ウレタンを使用。
     二):屋根裏の界壁がなく火災事故減退対策での問題(2018年4月発覚)
     三):外壁(建築物耐火問題)(2019年2月発覚)
   国交省は違反物件は3千棟を超えると視ており、レオパレスに対して「実態解明」と「早期改善命令」を求め監視強化をしている。(2019.3.8)
新型出生前診断」=すなわち妊婦の血液で「ダウン症」などの胎児の染色体異常を調べることである。「日本産科婦人学会」は2日の理事会で、
     検査できる医療機関を増やすため、認可施設の要件を大幅に緩和する改正案をきめた。改正案では、研修を受けた産婦人科医がいれば、
     小規模施設でも開業医でも実施できるようにする。(2019.3.3)
認可外の施設での検査が増えている為、不十分な診断でいたずらに中絶を選択する妊婦を減らすことにあるこのことは、医療技術の急速な進歩が、
     新たな倫理的課題を生み出しているのではないか。ただ、NPO法人「アール・ヅイーヅル」の萩原美由紀理事長は「傷害がわかったから
     「生まない」といった安易な考え方につながるのではないか。「命」を選択するのではなく、生まれてくる子の成長をどう支えていくかを考えて
     ほしい」と語る (2019.3.3)
2019年2月
岐阜県高山市介護保険施設施設それいゆ」で平成29年夏、入所者5人が相次いで死傷した事件で、岐阜県警高山捜査本部は24日うち87歳で
     死亡した「中江幸子」さんにたいする傷害致死容疑で、元職員の小鳥剛容疑者(33)を再逮捕した。残りのの被害者に関しては、慎重捜査が
     必要である。(2019.2.25)
ハンセン病-長年にわたる国の離隔施設で、患者だけでなく家族も深刻な差別、偏見を受け苦しんで来たととして、実名での家族が謝罪と損害賠償
    を求めた訴訟で5月31日に熊本地裁で判決が言い渡される。(2019.2.24)この件では昭和6年~平成8年まで離隔政策が続いた。熊本地裁は
    13年に離隔政策の違憲性を認めて国に賠償判決を言い渡した。(2019.2.24)
はしか感染」は世界で急増している。日本でも「はしか」が急増している。世界保健機構 (WHO)当局者は14日、2018年の「はしか」感染者が倍増
     しそうだと発表。2019年もこの傾向が続く傾向があると注意をうながした。(2019/2/15)
愛知県は14日、同県田原市の養豚場で「豚コレラ」が新たに発生したと発表した。県内では6日と13日に、豊田市と田原市で感染が確認せれており、
     養豚場は13日に判明した別の養豚場に隣接している。(2019.2.14)
豚コレラ」問題は4件で疑わしき豚の殺処分して終了宣言・・・対象は合計で1万5千頭。長野県=2444頭、松本市=38頭、岐阜県で4333頭、
     滋賀県=4333頭,と699頭、愛知県=7231頭,、大阪府=737頭、を9日までに処分。周辺では感染拡大防止に努めている(2019.2.10)
長野など「豚コレラ」の感染経路を調べている農林水産省は、資料会社の運搬車が感染を拡大させたか詳しく調査している。(2019.2.8)
岐阜県内の施設で、昨年9月に発症していた豚コレラで、隣接する愛知では越境を極端に警戒していたが、愛知県豊田市の養豚場から今月5日に
     子豚80頭が搬入された長野県の担当者は怒る。愛知県は当初別の感染症を疑ったといい、対応に危機感を欠く状態であったことは否めない。
     これが、豚コレラは6日、長野、愛知、滋賀、大阪を含めた5府県6養豚場に広がった。(2019.2.7)
愛知県の養豚場で豚コレラ確認、この養豚場は種豚出荷業者で出荷先は、長野、岐阜、愛知、滋賀、大阪などだが、この出荷先の感染(豚コレラ)が
     確認された。三重にも出荷していたがでは確認していない
明美ちやん基金」の医療団」がミヤンマーで始動!国内外で心臓病の子供達を救う医療団!。新病棟の完成で手術室の増設により、
     多くの子供に手術を実施できました。(2019.2.5)・・・このニュースに関しては、TOPに案内があります
岐阜県高山市の介護保険施設施設それいゆ」で平成29年夏、入所者の80~90代の3人が死亡、2人が負傷した事件で、
     岐阜県警高山捜査本部は3日、90代の女性に対する障害の疑いで、元職員の小鳥剛容疑者(33)を逮捕した。残り4人の被害者
     に関しては、慎重捜査が必要である。(2019.2.4)
猛威!インフルエンザ患者222万人に・・・全国で警戒レベル!・・・現在はA型が多いが2月になるとB型が多くなる傾向にある。
     一回かかると再びならないという神話的話は昔の話。一人で複数回罹患するケースもある。ご用心くださいませ。(2019.2.2)
2019年1月
名古屋刑務所で昨年12月以降、インフルエンザが流行し、これまでに同刑務所で受刑者約200人、職員約100人が発症している。
     (2019.1.31)
最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は、性同一障害のある人が、戸籍上の性別を変えるには、「生殖能力をなくす手術が必要である」との現存判断
     を支持した。ただし、この問題は現在は合憲であるが、将来にわたって継続的な検討が必要である。(2019.1.25)と将来に含みを残した。
特別養護老人ホーム「えいめい」で入所者35名がインフルエンザに集団感染し、このうち80~90代の男女5人が死亡。入所者と職員全員が
     昨年11月に予防接種を受けていた。(2019.1.24)
京都、丹南の障害者支援施設「京都太陽の園」は23日、入所者、職員計23人が集団感染し、入所者の男性(66)が死亡した。昨年11月入所者、
     職員全員が予防接種を受けていた。(2019.1.24)
養護老人ホーム「北淡荘」インフルエンザに集団感染し、うち71~99歳の7人が死亡。感染したのは入所者と職員74人に上る。(2019.1.22)
養護老人ホーム「シミズふないの里」インフルエンザに集団感(京都市丹南市)、うち70~90代の入居者14人、20~50代の職員12人が感染。
     1人死亡が確認された(2019.1.22)
東京医大に対して、医学部不正問題で助成金全額交付しない。また、日大岩手医大順天堂医大北里大金沢医科大福岡大が25%の減額
     交付となった。(2019.1.22)
「リンゴ病」患者、9倍に!!-「伝染性紅班」が関東や東北地方を中心に流行しており、今年も流行している全国で警戒している(2019.1.22)
診療放射線技師法違反容疑で歯科病院の歯科医師、助手11人逮捕。「ガーデンクリニック・ザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院」(大阪市北区)
     病院である。(2019.1.9)
忘れた記憶-「めまい薬」で回復?-「アルツハイマー病」などに利く? 東京大京都大北海道大の研究チームの論文による。(2019.1.9)
「新型出生前診断」について日本産婦人科学会が検診用件緩和-西日本豪雨の浸水被害で停電し患者さんが孤立した「まび記念病院」は2月に
     全面復旧しました。
豪雨浸水事故は2018年7月7日 午前7時40分頃(岡山県倉敷市真備町川辺)。事故がありました


ハンセン病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ハンセン病は、抗酸菌の一種であるらい菌 の皮膚のマクロファージ内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症である。病名は、1873年にらい菌を発見したノルウェーの医師、アルマウェル・ハンセンに由来する。かつての日本では「癩(らい)」、「癩病」、「らい病」とも呼ばれていたが、それらを差別的に感じる人も多く、歴史的な文脈以外での使用は避けられるのが一般的である。その理由は、「医療や病気への理解が乏しい時代に、その外見や感染への恐怖心などから、患者への過剰な差別が生じた時に使われた呼称である」ためで、それに関連する映画なども作成されている。

感染経路は、らい菌の経鼻・経気道よりのものが主であるが、他系統も存在する(感染経路の項にて後述)。らい菌の感染力は非常に低く、治療法も確立した現状では、重篤な後遺症を残すことや感染源になることは無いものの、適切な治療を受けない・受けられない場合、皮膚に重度の病変が生じ、他者へ感染することもある。2016年のWHOによる統計では、世界におけるハンセン病の新規患者総数は、年間約21万人である。一方、日本の新規患者数は年間で0〜1人に抑制され、現在では極めて稀な疾病となっている

呼称
ハンセン病は古くから世界の各地に存在していた病気で、多くの古文書や宗教にハンセン病を思わせる記述が残されている。ただし、古文書に登場するleprosy、癩病と呼ばれたものはハンセン病以外の病気も含む可能性があることや、歴史的経緯からみると医学用語ではなく宗教的要素も加わった言葉であること、また聖書の翻訳に見られるように混乱を引き起こすように訳された結果を考慮すると、ハンセン病と同義にならない。古文書でのleprosyやレプラの記述の意味を確認することは容易でなく、ハンセン病の起源、歴史の研究を難しくする要因となっている。
日本では「癩(らい)病」、「ハンセン病」の両方の呼称がある。上述したとおり、公的な場での前者の使用は忌避される傾向がある。近代以前の「癩(病)」は一つの独立した「ハンセン病」という疾患以外の病気も含む概念であり、断りを併記して使用されることがある。
英語圏では leprosy, Hansen's disease の両方が使用される。患者は leper(らい者)とも呼ばれるが、1953年に開催された第6回国際らい会議では、患者は leprosy patient と呼ぶことが推奨された。
従来、らい療養所は「レプロサリウム、Leprosarium」と呼ばれたが、「サナトリウム、sanatorium」の方がより一般的である。
以下に、ハンセン病の主な別称を概観する。

らい菌について
らい菌のヒト以外の自然感染例には、3種のサル(チンパンジー、カニクイザル、スーティーマンガベイ)とココノオビアルマジロがある。アルマジロは正常体温が30〜35℃と低体温であり、らい菌に対し極めて高い感受性があるとされている。1971年にらい菌に対する感受性があることが明らかになって以降、ココノオビアルマジロはハンセン病の研究に用いられてきたが、1976年、突然変異により胸腺を欠いて免疫機能不全に陥ったヌードマウスに感染・発症することが明らかになり、現在の研究は主に当該マウスで行われるようになった

感染源
感染源は、菌を大量に排出するハンセン病患者(特に多菌型、LL型)である。ただし、ハンセン病治療薬の1つであるリファンピシンで治療されている患者は感染源にはならない
昆虫、特ににらい菌が感染して、ヒトにベクター感染することもあるため、昆虫も感染源になり得るという報告がある。ゴキブリによる結核菌の移動実験により証明されたという報告もあるが、否定的な意見も多い。
その他、ルイジアナ、アーカンソー、ミシシッピ、テキサスの低地のココノオビアルマジロかららい菌が検出されており、アルマジロから人間に感染するルートの検討や、自然界、特に川などに存在するらい菌が経鼻感染にて感染するルートの検討もある。

伝染力
たとえ菌を大量に排出するハンセン病患者(特にLL型)と接触しても、高頻度に感染が成立する訳ではない。濃密な感染環境下に置かれる等の特殊な条件が必要であり、感染力は非常に低い。らい菌と接触する人の95%は、自然免疫で感染・発症を防御できるためである。感染時期は小児が多く、大人から大人への感染及び発病は、極めて稀である

患者から医療関係者への伝染に関しては、一般的に「医療関係者に伝染発病した事実はない」と言われている。ただし、流行地で幼児期を過ごした人であれば発病する可能性がゼロではないこと、実際に患者に接触して感染した医師や神父(ダミアン神父など)も存在することを考慮する必要がある。

分類

一次症状
前述したように末梢神経障害と皮膚症状が重要である。神経の症状としては神経障害だけでなく末梢神経の肥厚(触診で触れることができる)も出現するためまとめて記載した。前述したRidley & Joplingの分類法に基づき症状の出方が異なるため、それに準じて解説を加える。なお、末梢神経の炎症の結果生じる感覚障害、痺れ、運動麻痺については内部リンクも参照のこと。

LL型
らい菌に対して免疫をほとんど持たない人が、らい菌と接触し感染が成立した場合に生じる。治療を行なわないと進行して、体や四肢に褐色の結節(癩腫)を生じ、眉毛が抜け、結節が崩れて特異な顔貌を呈する。皮膚の病巣から菌が検出される。病理組織検査では、らい菌が多数検出できるが、リンパ球の浸潤は少ない。メカニズムはTh2型の反応であり、抗原提示や殺菌などの機能が抑制される(細胞性免疫の低下)ことによって症状が出現する
TT型
らい菌に対する免疫は本来存在するが、何らかの理由で免疫が低下したりして、感染が成立するような場合に生じる。皮膚に知覚麻痺を伴う紅色斑を呈する。皮膚から菌は検出されないが、その一方で、免疫反応と考えられる神経の障害が、発病の初期から起こることが多いため、神経障害などの臨床症状から診断がつくのがほとんどである。病理組織検査でも、らい菌は検出されないが、末梢神経の周りにリンパ球の強い浸潤像がみられる。メカニズムはTh1型の反応であり、細胞性免疫は保たれるが、強い組織傷害を起こすサイトカインが出現することによって症状が出現する。
B群
免疫応答がLL型とTT型の中間に位置する。内容・程度も不安定で特異的な症状がない。病理組織像も両者の特徴が共存している。
I群
ハンセン病特有の症状に乏しい発病初期を一つにまとめたもの。

症状
症状は主に末梢神経障害皮膚症状である。らい菌の至適温度は30 - 33℃であるため、温度の高い肝臓や脾臓腎臓等の臓器に病変が生じても症状は見られない。病状が進むと、末梢神経障害に由来する変形や眼症状などの合併症状を生じる。しかし、早期診断・早期治療を行えば、このような重篤な合併症状に至る例はない。

二次症状
眼症状
顔面神経麻痺による兎眼(開眼のままになる)、三叉神経麻痺による角膜の知覚障害が原因で、角膜が障害されやすくなり角膜炎を併発し失明する人もいる。また、鼻粘膜が障害され、涙管閉塞をきたすこともしばしば起こり、逆行性感染による頑固な結膜炎も起こすことがある。そのため、常に点眼剤を必要とする人も多い。
神経因性疼痛
ハンセン病では神経障害・機能不全のため、様々な神経痛が生じ神経因性疼痛とも呼ばれる。多くは突然、電撃痛とも呼ばれる強い痛みに襲われる。神経痛の症状もさまざまで、俗称だる神経痛(だるいからくる)などもある。ネパールでは'Jhum-Jhum'と表現されている。また、触刺激によって誘発される疼痛アロディニア(知覚過敏)という病態もある。ある特定の部位を触ったり冷覚・温覚刺激を与えたりすると出現する疼痛のため奇妙である。非ステロイド性抗炎症薬も使われるが効果が低いため、適宜、抗うつ薬抗けいれん薬麻薬系鎮痛薬もよく使われる
脱毛
LL型では眉毛なども脱毛し治癒後も再生しない。以前日本では頭髪の脱毛もみられ、動脈に沿って毛が残存するのが特徴とされた。
変形
ハンセン病における変形は、治療が行われず進行していく種々の病変の結果と、神経の麻痺、感覚がないことによる外傷の積み重ねなどによる。

顔面神経麻痺による症状が多い。LL型では軟骨が侵され鞍鼻(鼻根部が陥没した状態)・耳の変形を生じることもある。なお鞍鼻は梅毒でもみられることがあるので、誤診の例もあった。
四肢
尺骨神経正中神経麻痺により鷲手・猿手を生じる。廃用や外傷によって四肢の萎縮や欠損も生じる。レントゲン検査を行うと骨の萎縮も観察される。指に関しても末節・中節・基節などで萎縮や欠損がみられる。四肢の切断端には度々、瘢痕癌が生じ、特にタイでの発症例が多いとの報告がある。変形に対してはしばしば手術療法が行われる。四肢の先端が冷たくなる。
うら傷
うら傷は足底を中心に出現する慢性の難治性潰瘍である。正式名称は皮膚穿孔症である。なお、先天性無痛覚症や糖尿病性神経障害においても同様のうら傷を呈するため、ハンセン病においても、感覚消失が主役を演じると思われる。難治性の慢性創傷であるため、その部位から有棘細胞癌という皮膚腫瘍が出現することもある。

その他の皮膚疾患
末梢神経障害は自律神経障害も生じるため皮膚からの発汗作用が障害され乾皮症を誘発する。皮膚の防御力の減退、血管等に見られる神経反射作用が消失により炎症の治癒機転の障害を引き起こす。知覚障害のため外傷熱傷に侵されやすく、症状の訴えがないため治療開始が遅れることもある。傷ができやすい上になかなか治りにくいため、十分なケアが必要である。
筋萎縮・運動障害
四肢の萎縮により様々な運動障害を生じ、患者の生活レベルを低下させる。咽頭部の運動障害は誤飲嚥下障害を誘発するため、誤嚥性肺炎にも注意する。


ハンセン病に関してはさらに研究が必要である


NIID 国立感染症研究所
ハンセン病とは


(2016年4月7日 改訂)
 ハンセン病は皮膚と末梢神経を主な病変とする抗酸菌感染症 で、現在は途上国を中心に患者がいるものの、日本では毎年数名の新規患者の発生で、過去の病気になってきている。しかし、感染症法の前文には「我が国にお いては、過去にハンセン病、後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め、これを教訓とし て今後に生かすことが必要である。」と記載されている。
 ハンセン病は社会との関係を抜きにしてはこの疾患の本質を理解することはできない。 なお、従来本疾患は「らい」、「癩」などと呼称されてきたが、これらの呼称は現在は偏見・差別を助長するものとして使用せず、「ハンセン病」が正式病名である。

疫学
 らい予防法の廃止(1996年)に伴い届け出制度はなくなったが、ハンセン病研究センターなどが新規患者の調査を行っている。日本の新規患者は毎年、日本人は数名、在日外国人は約4名である。日本人では沖縄県出身者が半数を占めているものの、新規患者の減少が著しく、かつ高齢化している。一方、在日外国人患者についてはブラジルなどの患者の多い国からの出身者が目立つ。

病原体
 ハンセン病の原因であるらい菌(Mycobacterium leprae)は結核菌と同様に抗酸菌の仲間で、1873年(明治6年)にノルウェーの医師ハンセンによって発見された。らい菌は31℃前後が増殖の至適温度のため皮膚を好んで侵す。また末梢神経(シュワン細胞)に親和性があり、主に表在の末梢神経に障害を起こす。しかし、心臓や肺、肝臓などの内臓が侵されることは極めて稀であり、ハンセン病が原因で死に至ることはほとんどない。

 らい菌のゲノムサイズは3.3Mbである。蛋白質をコードする遺伝子は1,604である一方、1,116の偽遺伝子が存在し、このことが、らい菌が試験管内において培養不能であることの原因ではないかと推測されている。
 菌に毒力はなく、発病に繋がる感染源は、菌を多くもっている未治療患者からのヒト対ヒトの飛沫感染といわれている。感染成立に重要なのは乳幼児期で、そ の時期の濃厚で頻回な感染を受けた者以外ではほとんど発病につながらない。感染から発病までには、その人の免疫能、栄養状態、衛生状態、経済状態、菌量、 環境要因など種々の要因が関与するため、長期間(数年~数10年)を要し、万一感染しても、発病せずに一生を終えることがほとんどであり、遺伝病ではな い。

臨床症状
 痒みや痛みなどの自覚症状のない治りにくい皮疹で、白斑、紅斑、環状紅斑、結節など多彩である。皮疹にほぼ一致して知覚の鈍麻や麻痺を認める。これは末梢神経がらい菌によって障害されたためである。さらに、毛根や汗腺も障害されて、脱毛や発汗低下も起こる。

 ハンセン病は他の疾患と異なり、らい菌に対する宿主(ヒト)の反応によって多様な病変(皮疹、神経症状など)を示す。多様性はハンセン病の大きな特徴で、その両極では、全く異なる疾患と見紛う程である。
 体内のらい菌の数、皮疹の数や性状、神経障害の程度(知覚障害、神経肥厚、運動麻痺など)、病理組織所見などからハンセン病は4つの病型に分類される。この分類は基本的には患者のらい菌特異的な免疫応答の幅である。すなわち、発症初期のI群、その後らい菌に対し免疫能が高いTT型、全く反応しないLL 型、それらの中間のB群(BT型、BB型、BL型)に分類される(Ridley-Jopling分類)。またTT型、I群、BT型の一部は検査でらい菌を 検出しにくいので少菌型(paucibacillary:PB)、LL型、BL型、BB型、一部のBT型は検査でらい菌を検出できるので多菌型 (multibacillary:MB)とも分類される(WHO分類)。このPBとMBの分類は治療法の選択にも使用される。
 治療中、あるいは治療前後、らい菌の菌体成分に対する免疫反応が生じ、急速な末梢神経の障害(疼痛、運動障害など)や皮疹の再燃、新生、発熱等が起こる ことがある(らい反応)。らい反応の症状で初診することもある。らい反応では重い神経症状をおこし、後遺症を残すことがあるので早期の対処が必要である。
 日本では知覚症状を伴う皮疹、神経障害(知覚、運動、肥厚)、らい菌(スメア検査、PCR検査、病理組織検査)、病理組織の4項目を総合して診断する。

病原診断
 1-らい菌検出の検査:らい菌は現在まで培養に成功していないため、皮膚スメア検査と、病理組織検査、PCR検査の3つの検査で検出に努める。
     可能ならば3検査を全て行う。
 2-知覚検査:触覚、痛覚、温冷覚を検査する。閉眼させ、正常部と比較させる。さらに皮疹のない部分も検査する必要がある。神経内科では神経伝導速度
     の検査も行う。
 3-他の神経学的検査:神経の肥厚(大耳介神経、尺骨神経、橈骨神経、総腓骨神経等)、運動障害(手足の屈曲、物を掴む・挟む運動など)、などを検査する。
 4-病理組織検査:皮疹部の皮膚、肥厚した神経などをメス等で採取する。通常のHE染色の他、抗酸菌染色(らい菌を観察)、S100染色(神経を観察)などを行う。
 5-血清抗PGL-I抗体検査:抗PGL-I抗体は感染指標の補助的検査として用いられる。

治療
 治療の基本は、不可逆的な後遺症となる神経症状(神経炎、らい反応、後遺症などでおこる)を起こさず、らい菌を生体から排除することである。
 治療は世界保健機関(WHO)の推奨する複数の抗菌薬[リファンピシン(RFP)、サルファ剤(DDS)、クロファジミン(CLF)]をPBでは半年、
     MBでは数年間内服する(多剤併用療法, MDT)ことで治癒する。ハンセン病による神経炎の治療は抗菌薬療法を継続しながら、炎症を抑制するために、
     ステロイド内服薬を適宜投与する。さらに日常生活での患者教育も重要 である。特に、温痛覚麻痺のある部位に対する外傷や火傷の予防とこれらの
     傷害の早期発見に努める。手足の隅々まで外傷がないかどうかを、毎日点検する習慣 をつける指導を行う。


中国で「無人クリニック」 - ハイテク企業数分で診断、自販機で薬を購入
詳細は(https://www.huffingtonpost.jp)HPへ

中国のテクノロジーイベントで11月7日、無人診察所の試作品がお目見えした。証明写真ボックスほどの大きさの室内でAIを使った医療診断を受けたあと、
     併設された自動販売機でおすすめの薬を購入することができる。
 無人クリニックを開設したのは、ソフトバンクが約4億ドル(約456億円)を出資する中国のオンラインヘルスケアサービス大手「平安健康医療科技」だ。
 発表によると、今回オープンした「ワンミニッツ・クリニック(1分間診療所)」は、まず、人工知能の医者(AIドクター)が、患者の声や画像などを通じて、
     初期診断をする。その初期診断を、実在する人間の医師が確認し、正式な診断を下すという仕組みになっている。追加の医療情報を提供したり、
     薬の摂取方法をアドバイスしたりすることも可能で、処方箋も出す。この流れを、数分で完了する。
 併設する自動販売機では、約100種類のよく使われる薬を販売。この自動販売機で薬を購入できなくても、同社の展開するスマホアプリ「平安好医生」
     (Ping An Good Doctor)でオンライン注文すれば、1時間以内に提携した薬局で薬を受け取ることができる。
 平安健康医療科技は今後、この1分間診療所を、薬局や観光地、ショッピングモール、高速道路サービスステーションなどに展開したいとしており、
     年末までに中国全体に約1000台の設置を目指すという。

アプリ「平安好医生」の利用者は約2億人
平安好医生は、提携する医師とのオンライン健康相談や病院の予約が可能なアプリで、既に約2億人のユーザーがいる。1日あたりの診察数は、37万件に達し
     これまで3億件以上のオンライン診察のデータを蓄積した。
 平安健康医療科技はこのデータをAIの研究開発に利用。平安好医生でもAIによる診断を活用することで、実在の医師の診察時間を短縮することに成功している。







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