ベラルーシ共和国-1(2024年09月~).
2024.09.06-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20240906-AXW5LLOTWFPDHP7T6D6LIKL4XE/
ベラルーシで拘束の邦人、国営放送番組で「後悔している」 真意が反映されているかは不明
ベラルーシ国営放送は5日、同国で7月に拘束された元日本語教師のAさんに関する特別番組
「東京から来たサムライの失敗」を放映した。番組の中でベラルーシ国家保安委員会の当局者はスパイ活動容疑で捜査しているとし、Aさんについて
「捜査に積協力し、違法行為の詳細を証言している」と語った。
番組は、Aさんが
「私の活動はベラルーシの安全に損害を与えた。後悔している」と容疑を認めている様子を伝えた。治安当局の主導で撮影されたとみられ、Aさんの真意を反映しているかは不明。
番組によると、
Aさんは2018年から6年間に9千枚以上のベラルーシ・ウクライナ国境地帯の写真を撮影。撮影した素材は日本の国家公安委員会と関係している男性に送ったと証言した。
Aさんはベラルーシ南東部ゴメリ州にあるゴメリ国立大付属の教育機関で日本語を教えていたが、番組によると出国前に拘束された。
(共同)
2024.09.05-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240905-JFNLNV6YYVLL7J5QESKCWB7HNE/
ベラルーシ、スパイ容疑で邦人男性を拘束 現地メディア報道「日本人の諜報員」
(小野田雄一)
旧ソ連構成国ベラルーシのメディアは4日、
同国で情報収集をしていた「日本人の諜報員」が拘束されたと報じた。手錠をされた男性が
「自分の活動はベラルーシに危険を与える可能性がある」とロシア語で話す様子などを撮影した動画も公開した。現地メディアは、
ベラルーシでスパイ容疑により日本人が拘束されたのは史上初だとした。
現地報道によると、
男性はベラルーシの国内情勢や中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の実施状況、ベラルーシとウクライナの国境地帯の状況に関して情報を収集していたほか、
軍事施設を撮影したとしている。
公開された動画には、男性がロシア語で姓名を名乗る様子や、
「ベラルーシにミサイル攻撃があるかもしれない」と話す姿も撮影されていた
(小野田雄一)