日本海問題


国土交通行政の動向http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h15/hakusho/h16/html/F2102080.html
8)日本海呼称問題への対応

 「日本海(Japan Sea)」の名称は、海上保安庁が刊行する海図や国土地理院が刊行する地図はもとより、各国水路機関が海図を作成するにあたっての
     ガイドラインとなるIHO(国際水路機関)が刊行する「大洋と海の境界」にも掲載され、国際的に確立された唯一の名称として認知されている。
 しかし、1992年(平成4年)に開催された第6回国連地名標準化会議以降、韓国は、「日本海」という名称は我が国が行った植民地政策に基づくものであり
     「日本海」を「東海(East Sea)」に改称すべき、あるいは「日本海」と「東海」と併記すべきとの誤った主張を様々な国際会議等の場で繰り
     返すようになり、2002年(平成14年)8月には「大洋と海の境界」の改訂作業において、その後撤回されたものの日本海部分が一時白紙となった
     経緯があった。我が国としては、今後も海域の名称の統一による航行安全の確保や経済社会活動の意思疎通の混乱の回避等の観点からも、
     「日本海」の単一名称が国際的に確立した唯一の名称たることを引き続き確保すべく万全の対応をとることとしている。

2019年5月2日-産経新(https://www.sankei.com/world/news/190430/wor1904300010-n1.html )
韓国、国連でまた「東海」併記主張 日本海呼称問題

【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨークの国連本部で開かれている国連地名専門家グループ会合で1日、日本海呼称問題をめぐり日韓の代表が
   応酬を繰り広げた。東海の併記を求める韓国側は「東海という表記は、世界の地図や出版物で広く使われている」と強調。日本側は「『日本海』が
   国際的に確立した唯一の呼称だ」との立場を改めて示し、反論した。
 会合では韓国側が関連資料を提出し、「(二国間で)論争がある場合、両名併記は実現可能な解決法だ」と説明。これに対し、日本の
   川村泰久国連次席大使は、韓国が主張する東海の併記について「国際的な現実と矛盾している」と反論し、「近年、(地図に)両方の併記が
   増えているのは、韓国政府によるロビー活動の結果だ」と指摘した。続いて、韓国側は「東海と併記している出版社に多大な敬意を表する」と応じ
   正当性を主張した。
 韓国側は4月29日の同会合でも別の関連資料を提出し、呼称問題を提起した。専門家が集まり、各国の地名の知識を共有するという会合の趣旨
   から外れ、韓国側はたびたび日本海呼称問題を取り上げ、国際社会にアピールしている。


日本海呼称問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


日本海呼称問題とは、国際的に「日本海」ないしその同義語で呼ばれている海域の呼称を大韓民国(韓国)が変更するように求めている呼称問題である。
   1992年に韓国が問題提起して以降[1]国際水路機関 (以下、IHO) の「大洋と海の境界 (S-23)」[2][3]」の改訂に関する会議や、
     国際連合地名標準化会議などで、日本海の名称変更および変更に至るまでの間の併記を要求する運動を行っている[4]
   2019年1月18日、IHOは日本に対し、日本海の呼称問題に関して韓国と早急に協議するように勧告した。読売新聞中央日報の報道によれば、
     呼称問題に関し日本が韓国との協議に消極的な姿勢を続けていたところ、IHOが日本に対し、場合によっては「日本海」の呼称を抜くと通告した
     としている[5]
   これを受け日本政府は、IHOの要請を受諾し韓国との非公式協議を第三国において行うことにしたと2月6日付で読売新聞が報じた[6]
   この問題に関しては、特に韓国が強く主張し続けているが、韓国・北朝鮮両国の主張は足並みは揃っておらず、韓国は「東海 (East Sea)」への変更
     および変更に至るまでの間の併記を要求し[4]、北朝鮮は「朝鮮東海 (East Sea of Kor」または「朝鮮海 (Sea of Korea)」への変更または併記を
     要求している[7]
   この問題について韓国側では東海呼称問題동해 호칭 문제)などと呼ばれている。 日本政府は韓国側が日本海のみを「East Sea」にするよう
     主張し、黄海については韓国国内で同様に用いている「West Sea(西海)」に変更すべきとは主張や活動をしていないことから、これが殊更に
     日本海のみを標的にしたものであると分析している[8]

国際水路機関における呼称
国際水路機関 (IHO) は、各国の海図における海洋の名称とその境界の基準となる「大洋と海の境界」を定めている。これによれば、この海域の呼称は
     S-23の初版(1928年)から一貫して「Japan Sea」である(「Sea of Japan」ではないことに注意)[2][3]
  これを踏襲して、日本の海上保安庁海洋情報部は「日本海 (Japan Sea)」を用いている[9]が、英語版のHPにおいては「the name Sea of Japan
      (Japan Sea)」と「Sea of Japan」の名称を優先させているとも解釈できる表記を採用している[10]。これに対して、日本の外務省の英文による文書では
     「Sea of Japan」となっている[11]
各国における呼称
  日本の旗 日本日本海(にほんかい)。「日本海」という呼称は、1602年マテオ・リッチ坤輿万国全図」に最初に出現する。のちに19世紀初頭にロシア
     の海軍提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルンがЯпонское мореを使用した。なお、韓国が主張する東海は日本国内
     においては主に東海地方の事を指す。
  大韓民国の旗 韓国東海동해、トンヘ)。「東海」とは日本海が朝鮮半島側に位置していることに由来する。朝鮮半島では伝統的に、周囲の海域を
     朝鮮半島を中心とした方位方角(東西南北)に由来する呼称で呼んでおり[12]、朝鮮半島東側の海(日本海)は「東海」、朝鮮半島西側の海(黄海
     は「西海(ソヘ)」、朝鮮半島南側の海(対馬海峡周辺海域)は「南海(ナムへ)」となる。このほか「朝鮮海」「韓国海」「蒼海 (Blue Sea)」「極東海」
     「緑海」等の案も学者等から出されている[13]。また2006年11月の日韓首脳会談の席上で盧武鉉大統領安倍晋三首相(当時)に対し、
     日本海を「平和の海」に改名すべきと提案したが、日本側は即座に拒否した[14]朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮朝鮮東海조선동해、チョソントンヘ)。
  中華人民共和国の旗 中国日本海ピンインRìběnhǎi、リーベンハイ)。古称は鯨海(ピンイン:Jīng hǎi、ジンハイ)。[15]中国語で「東海(东海)」と言えば
     東シナ海を指す。
  ロシアの旗 ロシアЯпонское мореローマ字転記:Japónskoje mór'e、ヤポーンスコエ モーリェ)。ロシア語で「日本海」の意味である。
  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国:公式に "Sea of Japan" を用いている(後述#アメリカの立場参照)。
  国際連合の旗 国際連合:公式に "Sea of Japan" である[16]
詳しくはwikipediaで見る
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日本海
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中国における古称は鯨海(けいかい)であった[7]。古代の日本では北海と呼んでいた。『日本書紀』の垂仁天皇2年是年条に、朝鮮半島から来た
     都怒我阿羅斯等が穴戸(長門)を出て海路を迷ったあげく、「北海をまわって出雲国を経て」の笥飯浦(現在の敦賀)に至ったという話がある[8]
  「日本海」が初めて見えるのは、イタリア出身の宣教師マテオ・リッチが北京で作った「坤輿万国全図」で、1602年に刊行された[9]。日本では
     1802年(享和2年)に蘭学者山村才助が『訂正増訳采覧異言』で初めて用いた[9]。そしてロシア海軍のクルーゼンシュテルン提督(1770-1846)
     の著書『世界周航記』が続く[9]英語ではSea of JapanまたはJapan Seaラテン語ではMare Iaponicum(マレ・ヤポーニクム)。フランス語では」         mer du Japonドイツ語ではJapanisches Meerロシア語では Японское море であり[10]、いずれも『日本海』を意味する。
  現在、国連および国際的な海図の大半は「日本海」(もしくはその訳語)という表記を使用しており、国際的にこれが一般的である。海図上の名称の基準
     になっている国際水路機関 (IHO) の「大洋と海の境界」(1953年)においても、Japan Sea の名称を用いている[11][12]
  太平洋 (Тихий океан) の一部という認識も強く、ウラジオストクにある艦隊の名称やナホトカにあるシベリア鉄道ナホトカ支線のナホトカ航路
     との接続駅は「太平洋」を名乗っており、「太平洋通り」という名称の通りもある。
  朝鮮語において、韓国では동해(トンヘ、東海)、北朝鮮では조선동해(チョソントンヘ、朝鮮東海)との呼称が一般的である。この他、
     昔は조선해(チョソンヘ、朝鮮海)などとも呼ばれている。韓国は、「日本海」の国際使用は植民地統治の残滓であるとして「東海」、「韓国海」、
     「朝鮮海」等への置き換えもしくは併記を主張している。この問題の詳細は日本海呼称問題を参照。

国連加盟以前の状況
朝鮮半島では日本海を伝統的に「東海」と呼んでいた。開国後の朝鮮王朝末期・大韓帝国時代には正式名称として「日本海」を用いるようになったが、
   その後も「東海」は歴史的呼称として、日本統治時代を含め使われ続けた。朝鮮総督府鉄道が日本海沿岸に建設した鉄道も東海線と称していた。
   大韓民国国歌愛国歌(作詞者不詳。20世紀になって作詞されたとされ、1948年から国歌扱い)』にも、歌詞冒頭に
   「東海(日本海を指す)が乾き果て……」と記載されている。しかし「東海」の呼称は専ら韓国国内でのみ使用されており、国際的に使用されている
   「日本海」の呼称に対して1992年まで異議を唱えたことはなかった。韓国は1957年から国際水路機関 (IHO) に加盟していたが、1986年の時点までは
   「日本海」単独表記に同意していた。また、韓国政府発行の海図でも「日本海」と表記されていた。

国連加盟以降
  1991年9月に朝鮮半島に位置するの韓国及びの北朝鮮が国際連合へ同時加盟、その翌年の1992年に開催された第6回国際連合地名標準化会議
     において、韓国と北朝鮮が国際的に認知されている日本海(Japan Sea 又は Sea of Japan)の名称を批判し、呼称問題を国際社会に対して初めて
     提起した[1]。これ以降、韓国政府は日本海の呼称について「国際的な海に特定の国の名前を付けるのは相応しくない」などと主張し、「日本海」と
     「東海」の併記とすべきと主張し続けている[4]。そのうえで、「現在、『東海』と『日本海』の併記を推進しているが、これは一次的な目標であり、
     究極的な目標は『東海』の単独表記を定着させることである」と表明し、最終的には「日本海」の呼称を廃止して「東海」に一本化することを国内で
     目指している[17]
  また、韓国は官民を上げて「日本海」呼称を「東海」に変更する運動を国際的に行っており、韓国政府はディスカウントジャパン運動でも知られる
     VANK等の民間団体のプロパガンダ工作活動を強力に後援するなどした[18]。その結果、1999年時点で3%しかなかった世界の
     主要機関・地図制作会社・出版社の「日本海/東海」を併記した世界地図が、13年後の2012年時点では30%にまで増加した[18]
  日本海の呼称を巡って韓国側がこうした立場をとる背景には、「『日本海』の呼称が一般化したのは、20世紀前半の日本による植民地支配が原因」
     だとする歴史認識が現在の韓国国内では一般的であることが挙げられる。このため韓国政府は、「東海の表記問題は、日本の植民地支配の名残
     を清算する作業の一環」であると強調し、この問題を竹島の領有権問題などと並ぶ歴史問題として捉えている。

北朝鮮の立場
北朝鮮では当該海域を「朝鮮東海」と呼称しており、韓国と同様に「日本海」表記の変更を要求している。主張は概ね以下のようなものである[19]

  我々の先祖達は、古代から朝鮮東海を開拓してきた。「東海」という呼称は三国時代以前から使われてきたものであり、長い歴史と合理的な根拠を
   持つ民族固有の海の名前である。13世紀以来、西洋の地理学者や探検家も、世界地図上の朝鮮と日本の間の海を「東洋海」、すなわち「東海」と表記し、
   それを「朝鮮海」と呼んできたにもかかわらず、国際的に公認された海の名前が日本帝国主義の軍事力によって歪曲された。「日本海」という呼称が
   使われ始めたのは19世紀以降のことであり、過去の日帝による朝鮮強占政策や帝国主義的な策動の犯罪的産物である。「日本海」という名称には
   国家主権を強奪された朝鮮民族の辛い過去の歴史が込められている。
  朝鮮東海を「日本海」と表記することは、日本の独島(竹島)領有権を認める第一歩であり、それは第二の朝鮮侵略になる。日本は歴史的地名の
   歪曲を直ちに中止すべきだ[20][21][22]。北朝鮮はさらに「日本は莫大な資金をつぎ込んで『日本海』表記を国際社会に公認させようと執拗に
   策動している」などと日本を非難し、「日本海」単独表記を支持しているアメリカ政府の対応に関しても「日本の海外侵略策動を庇護し、朝鮮民族の
   民族的自尊心を甚だ愚弄する行為」「破廉恥な行為」などと非難している。なお、北朝鮮では黄海についても「朝鮮西海 (West Sea of Korea)」と呼称
   している。

日本政府の対応
  日本政府は、韓国・北朝鮮両国のこうした主張を「根拠の無い主張」であるとしており、「日本海」の呼称は地理学的・歴史的に広く定着し、国際的に
   確立された唯一の名称であるとの立場を採っている。『政府としては、日本海の名称をめぐる問題に関し、韓国側の主張に対して断固反駁するとともに、
   日本海の名称が当該海域の国際的に確立した唯一の名称であることについて、国際社会において正しい理解を得るべく、引き続き努力していく
   考えである。』[23]

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